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県民文化会館南側県有地活用事業に係る事業協力者募集に関する記者発表の要旨について

ページID:0051289 更新日:2024年2月21日 印刷ページ表示
日時:令和6年2月15日(木曜日)11時45分〜11時54分
場所:知事会議室

(愛媛朝日テレビ(幹事社))
最後に県民文化会館南側県有地活用事業に係る事業協力者募集について、発表をよろしくお願いします。

(知事)
このたび、お知らせしていたとおり、県民文化会館南側県有地活用事業について、事業者からの提案書の締め切りの時期が来ましたので、発表させていただきます。
昨年11月に発表した活用の方向性に基づき企画提案を募集していたところ、提出期限の2月13日までに、最終的には一つの事業者から提案をいただきました。12月の参加表明の時点では、四つの事業者から参加表明がありまして、複数の事業者から検討はいただいたのですが、皆さんですね、構成企業や金融機関等との合意形成までの時間の不足、あまりにも短すぎますよというふうなことの意見が出てまいりまして、時間があればということで、この時間だとなかなか提案書、例えば役員会の決裁とかもいろいろありますよね、そういうのも含めると、時間がないということで提案を断念したという事業者もおられました。ただ、短期間で前向きにご検討いただいた全ての事業者に対しまして、心から、感謝申し上げたいと思います。
昨日、私もちょっと出張していたので、夜に担当課から詳しい説明を受けまして、提出があった提案は、事業者の特徴を生かした内容が含まれてはいるものの、短期間でご検討いただいたほか、個別対話を実施していない事業者であったこともありまして、資金計画や実施体制の検討等において、提案の熟度が少し不十分ということで、現時点では事業の実現可能性はちょっと低いのではないかなという印象でありました。
建設費の資金調達の目途もそうですし、県からの建設費の補助等も必要と聞いておりまして、こういったものを考えますと、参加資格にしております「事業協力が可能な資力及び信用力を有する者」を確実に満たしていると判断できないことから、2月26日に開催予定としておりました審査委員会に報告し、了承が得られれば、先ほどの複数の事業者の声もしっかりとそしゃくした上で、3月中旬頃から、改めて再募集を開始する方向で調整を進めたいと考えております。この再募集の場合は、本当に時間が必要、これはもう本当に私どもは急いで最短でということで、募集期間設定していたのですが、確かに、企業側からすれば、大きなプロジェクトになりますから、社内決裁や、コンソーシアムの形成の準備であるとか、金融機関との折衝であるとか、いろんなことが必要になってまいりますので、ちょっと短かったかなということは、本当に私ども、ちょっと反省しなければいけないなと思っています。そこで、再募集の場合には、4か月から5か月程度の募集期間を設け、非常に皆さん関心がありますので、少しでもよりよい施設整備の内容や資金計画、実施体制、出していただけるのではないかということで期待しておりまして、今回、ご提出いただいた事業者には提案のブラッシュアップを図っていただくとともに、時間不足で提案を断念された事業者においても、改めてご検討いただけたら幸いでございます。
県としては、当該県有地を活用した瀬戸内エリアでの中核拠点性の維持・向上につながる集客交流施設の整備に向けまして、引き続き、今申し上げたような事業者側の事情も踏まえたスピード感を持ちながら、かつ丁寧に取り組んでいきたいと考えておりまして、今後、多くの素晴らしい提案をいただけることを、心から期待をしています。
以上です。

(愛媛朝日テレビ(幹事社))
ただいまの発表事項に関しまして、質問のある社はお願いします。

(テレビ愛媛)
すみません。テレビ愛媛ですが、今回提案を断念された企業さんもあったということですが、それは提案期間の短さだけだったのでしょうか。

(知事)
そうですね。これは確かに、こっちも急いだ方がいいだろうという判断をしていましたので、確かに考えてみますと、今申し上げたように社内決裁、コンソーシアムの打ち合わせ、金融機関との折衝、いろんなことを考えると、期間は短かったのかなというふうにちょっと考えざるを得ないなと思っています。やっぱり、関心があるっていうことは、はっきりしましたし、そういった準備期間を置くことによって、熟度の高い提案が出てくる可能性は十分に感じていますので、ぜひぜひ、皆さんに挑戦していただきたいというふうに思っています。

(テレビ愛媛)
新たな募集期間というのが4、5か月ぐらい。

(知事)
そうですね。それぐらいはしっかり取ってやった方がいいかなと今回の反省も含めまして。

(テレビ愛媛)
具体的にはまだ、夏頃までというような。

(知事)
そうですね。3月からですから、7月か8月ということになろうかと思います。

(テレビ愛媛)
まだはっきりとは決まっては。

(知事)
まだ、決めてないです。そのあたりもいろんな民間の方々から意見を聞きながらですね、4か月が適正なのか、やっぱり5か月はいるんじゃないかっていうのを、しっかり、今回はそういった意見を踏まえた期間設定をしたいと思っています。

(愛媛新聞)
すみません。愛媛新聞です。先ほど、知事、ちょっと急ぎすぎたのかというような話をされたと思うのですけれども、その根底には急がないといけないっていう理由があったとは思うのですが、なぜスピード感を持って、整備が必要だと考えてらっしゃるのか改めて教えていただいて、よろしいでしょうか

(知事)
そうですね、やっぱり県都の松山市が、しっかりとした態勢を作らないと、地域間競争で、長い目で見ると、絶対に勝てないというふうに思っています。ある意味では、県内の経済的な側面から見ても、砦になるわけであります。その中でまちづくりビジョンというのが、松山市、まだ、できていないということと、それから一番町の状況、L字の状況、それからJRの状況、ここら辺もまだ不透明であるということなので、これはもう県としても、やれることはどんどんやるっていうことで、一つの導火線になればなという気持ちもあります。そういう中で、最短でというふうに考えています。

(愛媛新聞)
すみません。続けてなんですけれど、今、まちづくりのお話が出たと思うのですけれど、今回、提案をですね、改めて再公募をするというようなかたちになるとは思うのですが、それによって例えば松山市さんがビジョンを出してきたりだとか、他の再開発の動きが出た場合、その時、県の方向性との整合性っていうのはどうするのでしょうか。

(知事)
既にですね、県がやるということは松山市も受け止めて、必要性というのを担当部局の部長さんが申し述べていましたので、それらビジョンを作るときに、当然、県の動きも加味した上での策定になると思いますので、どっちが早かったかっていうだけの話ではないかなというふうに思っています。

(愛媛新聞)
いいですか、何度もすみません。予算にもですね、関係経費が入っていると思うのですけれども、これはどういう扱いになるのでしょうか。

(知事)
本来ですね、例えばこの県有地の活用に当たっては、埋蔵文化財調査、売却する時は、民間会社が埋蔵文化財調査の費用も出さなきゃいけないんですけれども、今回は借地契約になりますので、県の方が所有権を維持します。ということで、埋蔵文化財調査は県が行うことになります。そういった費用を県自ら実施するということで、予算が計上されていますので、計画の提案期間が少しずれてもですね、今言ったような埋蔵文化財調査でしばらく何もできませんから、その期間は提案がここで決まろうが、募集期間があと送りにされようが、当面は埋蔵文化財調査しかできませんから、総トータルの期間にはそう大きな影響はないというふうに判断しています。こうした埋蔵文化財の面も予算化することによって、提案事業者に、その件に関しては県がやるんだっていうことが明確に伝わると思いますので、計画を作るにおいても、かなり良い要素で受け止めていただけるのではないかなというふうに思っています。

(愛媛新聞)
ごめんなさい、続けてすみません。もう一点だけなのですけれど、県としてですね、どういうプランが出てくるのかっていうのは今の段階では分からないとは思うのですけれども、会議場であれば、共有スペースとして一定程度の予算の負担も検討されるというふうに要項には書いていまして、ここは増えたり減ったり、上限がいくらぐらいあるのかっていう議論が審査会でも多少出ていたのですけれども、それについては、知事、どういうふうにお考えでしょうか。

(知事)
提案を見てからの話になると思います。県(民)文(化会館)の会議場も活用するという方向性の中でも考えていただいて構わないと思うので、そのあたりも含めたプランになれば、いろんな案が考えられますので、事業規模感っていうのは、今の段階では、わからないですね。特に、その県の補助対象になるような施設がどういうものなのかっていうのは、あくまでも民間からの提案になってきますので、それは出てからの話になると思います。


※議事録については、読みやすさや分かりやすさを考慮し、発言の趣旨等を損なわない程度に整理しております。

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