第5回市町村合併推進要綱策定検討委員会



日 時 : 平成12年12月20日(水)
10:00〜
場 所 : 愛媛県県議会議事堂  総務企画委員会室

第5回 市町村合併推進要綱策定検討委員会 出席委員


会 長 藤 目 節 夫 (愛媛大学法文学部教授)
副会長 吉 久   宏  (愛媛経済同友会幹事、伊予銀行専務取締役)
佐々木  ひろみ (松山東雲短期大学教授)
岡 田 定 稔 (愛媛新聞社取締役論説委員長)
山 口 英 昭  (愛媛県森林組合連合会常務理事)
井 上 幸 一 (松山青年会議所顧問、アイモク代表取締役)
吉 崎 賢 介 (愛媛県総務部長)

【事務局】
 おはようございます。ただいまから、第5回市町村合併推進要綱策定検討委員会を開催します。初めに、事務局で日程調整を行いましたが、本日、小西、繁信、丸山委員が都合のため欠席しておりますので、御報告をいたします。それでは、本日も藤目会長の方からよろしくお願いします。

【藤目会長】
 年度末でお忙しい中をみなさんお集まりいただきまして、ありがとうございました。今日は、第5回の委員会でございます。今日は先般、前回の委員会で経済界、経済団体等の御意見をお聴きして、それを参考にしながら今後の検討を進めていくということでございまして、今日はその結果が出てきております。短期間に事務局は大変御苦労をしていただきまして、どうもありがとうございました。報告をまずしていただきたいと思います。

【事務局】
 それでは、結果を報告いたしますが、座って失礼いたします。まずは、資料1ページを御覧いただきたいと思います。
 まず、聴取対象でございますけども、藤目会長とも御相談いたしました結果、市町村単位以上で設置されている経済団体等といたしまして、具体的には、商工会議所・商工会、総合農協等といたしました。漁協につきましては、個別には聴取しませんが、県境を越えた合併の議論もあるため、県漁連に対しまして意見聴取を行いました。JC及び森林組合につきましては、井上委員及び山口委員による意見集約がございますため、対象とはしておりません。この結果、商工会議所・商工会、総合農協等79団体と県漁連の計80団体の代表者から意見を聴取いたしました。聴取方法といたしましては、各地方局におきまして、公聴会方式又は個別訪問によって意見聴取を行うこととし、県漁連に対しましては、市町村課が訪問いたしました。
 意見聴取の結果でございますけど、1枚めくっていただいたところから、試案の組合せに沿ってまとめてございます。なお、聴取期間が限られた期間でございますので、団体としての意見集約を行えず、個人的に関係者と意見交換をされた結果を述べられたケースもございますので、その点は御承知いただきたいと存じます。
 まず、試案Aの組合せである宇摩圏域の川之江商工会議所及び伊予三島商工会議所でございますが、「基本的に、宇摩地域2市1町2村の合併に賛成」との意見でございますが、土居町商工会は、「合併を前提とする場合、土居町が周辺部となる宇摩合併より、土居町が市部の中心となることができる東予市から川之江市に至る西条地方局管内全体の合併が望ましい。」としておられます。農協関係では、川之江市農協、うま農協とも、「試案の組合せに賛成」という御意見でございました。
 次に、B及びCに当たる新居浜・西条圏域でございますけども、新居浜商工会議所が、「新居浜市だけ孤立する試案に対しては反対であり、新居浜市と西条市、東予市、小松町、丹原町、別子山村との3市2町1村の合併が必要で、実現に向けて積極的に活動を展開したい。」としているほか、新居浜市農協は、具体的な組合せに言及しておりませんが、「最小行政区域は人口20〜30万人とするのが望ましい。」との御意見でございました。西条商工会議所につきましては、試案に対して、「総論的に賛成」とのことでございますが、2ページに移りますけども、東予市商工会議所は、「小松町商工会、丹原町商工会と交流会をしており、まず、東予市、小松町、丹原町が合併し、将来的には西条市とも合併をするのがよい。」との意見でございました。小松町商工会も、「試案は理想的にはよいと思うが、とりあえず東予市、小松町、丹原町の1市2町で合併し、その後西条市と合併するのがよい。」との意見でございました。丹原町商工会も、「試案の2市2町の合併は合理化、効率化になると考えられるが、実態を考えた場合、まず旧周桑郡で合併するのが地理的、住民意識からもよい。その後、西条市と対等合併をする。」との意見でございました。農協関係も、西条市農協は、「試案の組合せは適当」との意見でございましたが、周桑農協、東予市多賀農協は、「まず、旧周桑郡での合併を望む。」という御意見でございました。
 次に、Dの組合せでございます今治市・越智郡でございますが、今治商工会議所からは、「個人的には1市15町村の合併がよいと思う。さらに、周桑郡と東予市は、歴史的局面で言っても、高校進学の場合を考えても、西条市よりも今治市に関係が深く、今治市との合併の方がいいのではないかと思う。」との意見がございました。3ページに移っていただきます。波方町、大西町、菊間町の各商工会からは、具体的な組合せについての意見はございませんでしたが、波方町商工会からは、「合併は原則やむを得ないと思うが、具体的なメリット、デメリットが示されないと判断はできない。」との意見でございました。さらに、「上島地域が広島県と合併した場合、漁業権の問題にもなり、そういうことも考えてもらわねばならない。」との意見がございました。吉海町商工会は、「経済的なつながりを考えると、個人的には吉海町は今治市と合併するのが本来のあり方ではないか。」との考えが示されました。宮窪町商工会からは、「今治市に近い人は今治市との合併を望んでいる。」との発言がありましたし、伯方町、上浦町、大三島町の商工会は、共に、「しまなみ海道沿線3島5町の合併が最適」との意見でございました。弓削町、生名村、岩城村の商工会は、3ページの下から4ページにかけての記載のとおり、「経済圏は広島県であるが、合併は上島4町村で。」との意見でまとまっています。農協関係では、越智今治農業協同組合から、「今治市・越智郡を一つにまとめるのは難しい。」との意見がございました。
 松山圏域に入りまして、まず、Eの組合せでございます松山市・北条市・温泉郡では、松山商工会議所から、「生活圏からいうと、伊予市・松前町は松山市と一緒。伊予市と松前町が松山市と一緒になれば水問題も解決するが、大きくなり過ぎるのではないか。」との考えが示されました。北条市商工会は、組合せについての具体的な言及はございませんでしたが、「合併はやむを得ないとの認識はあり、反対はないのではないか。」との意見でございました。重信町商工会、川内町商工会からは、「市となる人口要件が3万人となったこともあり、パターンが複数案となれば話が進む。」として、2町での組合せを示唆する意見がございました。中島町商工会は、「合併しても過疎、しなくても過疎であれば、合併しない方がよい。」として、「越智郡島嶼部と同様に、特別な区域の扱いができないか。」との意見がございました。
 5ページに入りまして、Fの伊予市・伊予郡では、伊予市商工会議所からは、具体的な組合せについての意見はございませんでしたが、松前町商工会からは、「伊予市、伊予郡、松山市、温泉郡で一気にやる方がいろいろな問題が解決するしベストである。」との意見がございました。砥部町商工会は、「努力しても向こう20〜30年大事がないのであれば、合併して欲しくない。」との意見があり、広田村商工会、中山町商工会からは、具体的な組合せについての意見はございませんでした。双海町商工会では、「伊予市と松前町がいいと言えば試案の組合せになるが、町民にアンケートをすれば、松山市と合併したいというのが大半の意見ではないか。」との話がございました。
 Gの組合せである上浮穴郡は、久万町、面河村、美川村の各商工会が、「4町村は問題ないが、小田町は大洲藩との考えがあり、意外である。」との意見がありました。一方、柳谷村、小田町の商工会は、「広域行政の実績もあり、試案の組合せが適当」としているが、小田町では6ページにございますように、「多数の町民に『大洲藩』の意識がある。複数の案があった方が住民が納得しやすい。」との話もございました。
 この地域の3農協からは、比較的大括りの考え方が示され、松山市農協からは、「松山市を中心に北条、松前、砥部を含めた範囲」、松山市堀江農協とえひめ中央農協からは、「上浮穴郡を含めた松山圏域全体」といった考え方が示されました。
 Hの組合せでございます大洲・喜多地域では、大洲商工会議所は、「県の試案は妥当な案であると考えるが、関係町村はこの案に対して様々な意見があるのではないか。」ということであります。7ページに入りまして、長浜町商工会は、「県の試案は常識的な案であると思う。」としつつも、「この案以外に、双海町、保内町、長浜町の3町による合併パターンも考えられる。」としておられます。内子町商工会は、「現状が一番望ましいが、合併するにしても、商業圏としては現在でも小田郷(内子町、小田町、広田村、中山町)のつながりが強いため、小田郷の範囲もよい。」としておられます。五十崎町商工会は、「経済界は、広い範囲で交流が活発になることを望んでいるようであり、最終的には地方局管内(西予)が一つになると思うので、一気に局管内を一つにすればよい。」との考えを示したほか、「試案の組合せに小田川流域の小田、中山の2町を加えるといった案も考えられる。」としておられます。川上商工会は、「最終的には県の試案のようになるとは思いますが、たちまちは喜多郡内陸部のみで合併するような動きも出てくるのではないか。」として、「複数のパターンを示して欲しい。」との意見でございました。この地域をエリアとする愛媛たいき農協は、「生活圏や経済圏を考えると、県の試案は妥当なエリアだと思われる。JAとしては、行政区域と合致することになり、相当の効率化が期待できる。」としておられます。
 Iの八西地域では、八幡浜商工会議所が、「八西地区はまとまるべきであり、県の試案には賛成である。」としておられますが、保内町商工会は、「常識的なパターンだとは思うが、具体的な話になると意見が分かれるのではないか。個人的には半島4町の合併が望ましい。」として、「複数パターンが欲しい。」との意見でございました。伊方町商工会も、「複数パターンの提示が欲しい。」との意見でございます。8ページに入りますが、瀬戸町商工会は、「具体化の可能性が高いのは、半島部の4町ぐらいではないか。」としつつ、「将来的には試案で示されている八西地域で1つになるのではないか。」とのことでございました。三崎町商工会も、「個人的な意見ではあるが、半島部4町の合併であれば対等な協議ができるのではないか。その他の選択肢を示してもらい、最良の合併を模索したい。」とのことでございました。三瓶町商工会は、「基本的には現状のままが望ましいが、避けられないのであれば、東宇和郡との合併の方が抵抗がない。また、八西地区と東宇和郡が合併するような案でもよいのではないか。」との意見でございました。このエリアと合致する西宇和農協は、「試案程度の大きさがよいのではないか。地方局管内を一つにする案も考えられるが、問題もあるので、エリアとしては試案以外には考えにくい。」としておられます。
 Jの組合せに当たる東宇和郡内は、明浜町商工会が、「県の試案は、常識的なパターンであるが、三瓶町と吉田町を含めたパターンも考えられるのではないか。」との意見であり、宇和町商工会も、「郡内4町の合併は妥当な線だと思うが、三瓶町、吉田町を加えての合併も十分考えられる。」として、議論するためにはいくつかの合併パターンを示す必要があるとの意見でございました。野村町商工会は、「ごく一部の意見ではございますが、肱川流域の野村、城川、肱川、河辺でという話もあり、1案だけでなく少なくとも2案以上出して欲しい。」とのことでございました。城川町商工会は、「東宇和が合併するというのは自然だろう。」としておられます。9ページでございますけども、東宇和農協は、「県の試案は、一般的に考えられるエリアであり適当な案だと思う。」としながらも、「地方局管内の16市町村を一つのエリアにする案も考えられる。」との意見でございました。
 宇和島圏域に入りますが、KとLに当たる宇和島市・北宇和郡では、宇和島商工会議所は、「宇和島の場合、三間町とも、広見町とも交流が深い。距離的にも吉田町、津島町とも変わらず、過去の結びつきも変わらない。また、鬼北地区が入ることによって、農業、漁業、商工業とバランスのとれた地域になり、個人的な意見だが、北宇和郡全部が宇和島市と関係を持つのがいいのではないかと思う。」としておられます。吉田町商工会は、「宇和島市との組合せが1番ベターではないかなという考えは持っているが、宇和町との案、宇和島市との案、北宇和郡全体の案と、吉田町単独という案の4つのパターンが考えられる。」との意見でございました。津島町商工会は、「試案の形よりも宇和島市・北宇和郡全体で一緒になった方がいいのじゃないかといった話が一部に出ている。」との意見でございました。なお、「由良半島は、南宇和郡に行った方がいい。」といった話もございます。三間町商工会は、「三間町では商業圏域としてもほとんど宇和島に目線が向いているとして、宇和島市との合併を優先して考えていきたい。試案に示された鬼北4町村の組合せは、どうしてもその方向で仕方がない場合に選択したい。」としておられます。10ページに入りまして、広見町商工会は、「試案に示された鬼北が一つでの合併がやむを得ないのではとの意見が大半であるが、中には、この際は宇和島市と合併してはどうかという意見や、吉田町と一緒になって市になってはどうかという考え方もある。」としておられます。松野町商工会は、「基本的には試案の組合せを基本にという考えでやっていきたいと考えている。この場合、三間町の考えが重要であり、三間町が宇和島へということになると、鬼北3町村では合併のメリットがないのではないか。」との意見でございます。日吉村商工会でも、「三間町の動きによって組合せが変わってくるだろうと思っており、一部の声ではございますが、三間町が宇和島市との合併となれば、日吉村もそういう方向性に傾くのではないかとの声がある。」との意見でございました。
 Mの組合せである南宇和郡では、内海村商工会が、「合併後の具体的な姿が出ていないので、住民の間では合併の関心は浸透していない。」と、具体的な組合せには言及してございません。御荘町商工会は、「南宇和郡の5町村は、地理的に合併したらよかろうという意見がほとんどだろうと思う。」ということでございました。城辺町商工会は、「商工会が今後どうなるんだろうかという危機感は持っている。その点がはっきりしていないので、諸手を上げて賛成というわけにはいかないが、合併については勉強中である。」ということでございます。一本松町商工会からは、「町のままであれば合併することもない、それであれば南郡を2つぐらいの町にしてもいいのでは。」という話もございました。西海町商工会は、「南郡の5町村は、現在のパターンでよいのではないかという意見が多い。」との話でございました。農協関係では、えひめ南農協が、「鬼北は、他の地域と異なった農業形態でまとまっているが、生活圏や道路網を考えると三間町が宇和島市との組合せがいいというのも理解できる。しかし、一足飛びに全体が合併することになると、現実的に合併特例法の期限までにできるのかなという懸念もある。」としておられます。次のページでございますが、宇和青果農協からは、「農協と行政が一体的な方向で取り組んでいかないと農業、地域の発展には繋がらないので、そうした今後の方向を見極めながら合併に取り組んで欲しい。」との意見がございました。
 最後に、県漁連の聴取結果でございますが、「県境を越えた合併について、漁業権の問題があり、漁業者は望んでいない。」とのことでございました。
 続いて、合併パターンにつきまして、県議会の方から御意見が寄せられましたので、御紹介をいたしたいと思います。資料2を御覧いただきたいと思います。
 まず、川之江市・伊予三島市・宇摩郡関係では、「複数パターンを出すのは、合併推進を阻害するおそれもあるので、単一のパターンを示すべき。」とのことでございました。「別子山村については、村内に、宇摩地域、新居浜市という2つの意見がある。土居町についても、生活圏が新居浜市に近い地域があり、新居浜市との合併を志向する向きもある。」との意見が出されております。
 新居浜市関係では、「歴史的な経緯や住民感情から、別子山村との合併が望まれる。将来的には、宇摩〜東予市までが一緒になって、人口30万人を目指すべきだが、段階的な考え方で、当面は隣接する市町村との合併を検討していくべき。」ということでございました。「東予市から新居浜市までの海岸部は、一体的な工業地帯を形成しており、立地企業には合併を望む声がある。」とのことでございます。「まずは西条市・東予市・周桑郡で10万都市を形成し、その後新居浜市との合併との意見もある。」とのことでございました。
 西条市・東予市・周桑郡関係では、「試案の組合せは、JCなど若年層には賛意を示す向きが多い。丹原町では、東予市・周桑郡の組合せで第1段階の合併を志向する向きが強い。経済界は、新居浜市までを加えた組合せを望む声が多い。人口10万人以下の市を作っても意味がないので、もっと広い範囲の組合せがよい。」との意見がございました。
 今治市・越智郡関係では、「今治圏域の場合には、これ以上の組合せはなく、適正。上島地域の場合、住民の一部には以前から広島県との感覚もある。魚島村のような離島・僻地の場合は、地元が望めば現在のままで残るという選択肢もあり得る。」ということでございます。「今治市・越智郡が大同合併することは簡単にはいかないと思うので、段階的な考え方も必要」との意見でございました。
 松山市関係では、「将来のために松山広域の都市圏構想を描いていくべきであるので、試案よりも広い合併を志向すべきであり、住民のライフスタイルが変化していることを念頭に、中山間地域をも取り込んでの構想を描いていくのが望ましい。」という御意見でございました。「生活圏の実態に合わせて、松山市・北条市・温泉郡と伊豫市・伊予郡を一つにまとめるべき。」という御意見です。一方、「そこまで大きな組合せとするのが果たしてよいのかという疑問もある。」との意見もございました。また、「複数パターンを示して選択肢を残すべき。」との指摘もございました。
 次のページでございますが、伊豫市・北条市・温泉郡・上浮穴郡・伊予郡の松山周辺地域では、「重信町・川内町は、両町での合併という意向が強く、その意向を尊重すべき。」という意見でございます。「北条市・中島町は、松山市との合併を志向する声が強い。」とございます。「上浮穴郡は、第一段階としては、この組合せでやむなしとの声が強いが、合併によって更に少子高齢化が進行し、地域が寂れてしまうのではないかという不安の声があり、松山市との合併も将来的には視野に入れる考えも潜在的にはある。」ということでございました。「小田町は、地勢的な観点から内子町との組合せとの意見もある。また、砥部町、広田村、中山町との組合せを志向する考えもある。」ということでございます。「伊豫市・伊予郡の場合、多くの選択肢があり、第一段階では、国道沿線同士の組合せでという考え方もある。また、伊豫市・中山町・双海町の組合せも考えられる。」など多様な意見があるとのことでございました。
 大洲市・喜多郡関係では、「この組合せの市町村は、それぞれが個性的であり、合併についても様々な意見がある。肱川町は、合併する場合ならば大洲市志向の方が強いと思われるが、河辺村の場合には、内子・五十崎志向が強く、野村町を視野に入れてという意見もある。」ということでございます。「この組合せで一度に合併することは難しく、合意できるところから合併を推進すべき。」との意見でございました。
 八幡浜市・西宇和郡関係では、「半島部4町は、合併するのであれば4町でという考えが圧倒的に強い。三瓶町には、宇和町との合併を志向する向きが強いが、八幡浜市と半島部全体での合併が進むのであれば、そちらへ加わるのではないか。」との御意見です。八幡浜市・保内町の経済界は、「八西地域全体での組合せに異論はない。」ということでございます。「八西地域に宇和町を含めるべきという考え方がある一方、今のところは小さい組合せでという考え方もある。」との考えが示されております。また、「選択肢を持たせるために複数パターンを示すべきである。」との意見もございました。
 東宇和郡では、「ゴミ処理の関係もあり、東宇和郡を東西に分割する考え方もある。」ということでございます。「三瓶町や吉田町には、宇和町との組合せを志向する向きもある。」とのことでございました。
 宇和島市・北宇和郡・南宇和郡関係では、「生活圏の関係から、若年層には、宇和島市・北宇和郡は一つという意見が多い。面積の問題はあるが、時間がかかっても、広域で合併して、10万人を超える市を目指すべき。」との意見でございました。「第一段階としての鬼北4町村の合併は考えられるが、三間町が宇和島市を志向した場合、鬼北の残り3町村での合併は難しくなるのではないか。」との御意見でございます。また、パターンにつきましては、「単一パターンで示す方が合併が実現しやすいのではないか。」とのことでございました。由良半島につきましては、「行政上も問題があるので、この問題は解消されるべきであり、南宇和郡と津島町の組合せも一つの考え方である。」とされておりました。
 以上が主な意見聴取結果でございまして、その他、試案を公表いたしまして、様々な意見をいただいておりますが、資料にはございませんけども、重信町及び川内町からは、それぞれ町長及び町議会議長の連名で、藤目会長あてに、両町の組合せを要綱に盛り込むよう要請があったことを御紹介しておきます。なお、試案の公表以来、一般県民の方々から、合併についての御意見をいただいておりますが、そのほとんどは、合併そのものに関する是非でございまして、具体的な市町村の組合せに言及しているものとしては、土居町在住の方から新居浜市との合併を望むとの意見があったのみであることをお伝えしておきます。
 以上で、報告を終わります。


【藤目会長】
 ありがとうございました。最後に今おっしゃっていただいた、重信町、川内町のところ、町長、議長名で要望がございました。要望の主な趣旨を申し上げますと、両町での合併というのが中心となっております。以上大変御苦労していただきまして、経済界等からのヒアリングの結果を御報告いただきましたが、前回の委員会でJCの方もですね、色々お考えがあるということだったんですけど、これについてちょっと情報が混乱してるんですけど、最初の決定案みたいな、もうそれはされてるんでしょうか。井上委員さんお願いします。

【井上委員】
 はい。青年会議所ではですね、去年、99年に745の全国の支部から集めた意見を、日本青年会議所の理事会で決定されたものを、当時の小渕総理に「日本再編絵巻」としてお渡ししています。それを先日ですね、11月中旬に事務局の方へお渡しをさせていただいております。基本的な考え方というのは、四国州を考えたエリアという考え方でやっておりまして、例えば新居浜、西条、東予というのは工業エリア。松山、温泉郡、北条市、伊予市…

【藤目会長】
 いや、その中味につきましては、後でご説明いただきますので、その点をこの場で御報告いただけるかどうかということなんですけどね。
【井上委員】
と言いましたら…。

【藤目会長】
 こちらに、前、お渡しになったものという、これはこの場でみなさんに、もしあれでしたら情報提出していただきたいと、私としては思っているんですけど、それでよろしいですか。

【井上委員】
 はい、もしよろしかったらやります。

【藤目会長】
 はい。そうしたら少し事務局からちょっと用意をしていただいておりますから、お配りいただいて、JC案も。

【井上委員】
 先ほどとちょっと重なりますけれども、昨年ですね、全国でまとめた分の愛媛県版というものがみなさんのお手元の方に入っているかと思います。全国でまとめたものですから、四国州として考えていまして、例えば新居浜、西条、東予地域をですね、工業エリアとする。松山、温泉郡地域、北条、伊予市、中島は海だし、久万地域が山だし、国際環境都市にしよう。南予、宇和島、南域を、自然を大切にする、そういう地域にしようということで、そういう案を出させていただいております。それを基にですね、この委員会から先日、2月初旬ぐらいまで、1月下旬から2月初旬ぐらいまでに、何とかもう一度まとめた形の案を出して欲しいと承りましたので、先日12月7日にですね、そのJC案と県の試案というのを、両方をお渡しして、市民の方で50名ぐらいだったんですけれども、来ていただいて、その案の説明というのをさせていただきました。そして、その中の意見というのが、例えば、「中島町と松山とが本当に一緒に、規模的に、なれるのか。」とか、多くの意見をいただいたんですけれども、アンケート調査をそこでした中では、JC案とはまた違うですね、「松山市、北条、温泉郡、伊予市、伊予郡、3地区8町というのにするんだったらどうか。」というのが一番意見としては多かったです。そういう意見を基にですね、もう一回1月下旬にですね、勉強会をして、JC案というのをたたき台にして、2月中旬には県全体をまとめた意見というのを出したいというふうに思っております。これは松山青年会議所だけではなく、11の愛媛県の青年会議所として取り組んでいこうということで、JC案をたたき台に出していくつもりであります。以上が経過報告でございます。

【藤目会長】
 そうすると、ちょっと分かりにくいのは、今お出しいただいたこの案と、来年2月でしたか、に出る案とでは違いが出る可能性もあるわけですよね。そうすると、今、この、お出しになった案の位置付けはどんなところになるのでしょうか。

【井上委員】
 青年会議所としてですね、昨年決議した案なんですね。

【藤目会長】
 青年会議所というのは、愛媛の青年会議所なんですか、全国のという意味ですか。

【井上委員】
 全国の青年会議所です。

【藤目会長】
 全国の案。はい。

【井上委員】
 もちろん愛媛の意見も集約しております。それを今度はもう一回、市民に投げ掛けるという場所がJC案としてはなかったですから、それをもう一回市民に投げ掛けて、それを早急に、3回ぐらいの会議の中でですね、市民から意見をいただいて、もちろん、現実に沿った形での変更をするところに意見集約は出るかも分からないということに議決をしています。

【藤目会長】
 分かりました。そういう事情だそうです。現時点でJC案を出した場合は、御覧いただきますと、最も広いですね、合併案を含んだ案ということになっております。組合せもなんですけども、見てて魅力的なのは、新しく市の名前が既に付けられているというの、こちらはもう、しまなみ市というのがあるとか、法皇市とかがあったり、道前市とかがあったりしますけども、以上がJCの案でございました。以上、経済界の意見、それから議員の意見、それから2つの町長、町議会議長の要望、それからJCの意見というのをお話していただきましたが、委員会としてはこういうものを参考にして、これからこの委員会の合併パターンを提案させていただきたいということでございますが、まず最初に、今まで説明をいただきました、この御説明について、何か御質問ございませんでしょうか。分からない点とか、もう少しここを説明して欲しいというのがございましたら、どうぞ、お願いいたします。
 県の出された合併パターンについて、「これで賛成」という意見もかなりありまして、また逆に「ここを直して欲しい。」という意見もございますが、直して欲しいという意見を見ると、バラバラという印象よりも、意外とまとまってるんですね。全体を見ますと、前回の委員会でも、決定はいたしませんが、委員会の雰囲気として、複数案が望ましいのではないかという、それが大勢であったと思いますが、今回のヒアリングにおきましても、やはり複数案を出して欲しいという点がかなりあったのではないかというふうに思われます。それから、こことの組合せがいいという、その組合せを、少し、ちょっと距離を置いて見てみますと、どうも自分のところの町が、市の中心になるような組合せが望ましいという、まあ分からないでもないんですが、そういう次元で合併されては困ると思うんですが、それはまあ人情としてよく分かりますので、そういうふうな意見がですね、案外多かったように思います。いかがでしょうか。岡田委員さん、何かございませんか。

【岡田委員】
 トップミーティングで事前に受けていたおおよその意見と、今度の経済界から出た意見は、ほとんど重なり合っていて、相反するというところはほとんどありません。それはこれから要綱を作る上でも、行政だけ聴いたんじゃないかという負い目を前回まで持ってたわけなんですけど、これで補強されたというふうに理解しております。調べていただいて、大変お骨折りいただいたと思うんですけども、御苦労でございました。私達が考えていく上で、大いに参考になりました。

【藤目会長】
 本当にいうか、私も先ほども申し上げましたが、短期間に本当に御苦労様でございました。他に。はい、どうぞ。

【佐々木委員】
 経済界の意見聴取、ここまで把握していただいたことに感謝を申し上げます。で、前回の会議の時は、私、欠席しておりましたので、議事録だけで把握していますので、十分理解できていないところがあるかも知れませんけれども、住民の意向が把握できていなかったのではないかというところを、会長さんはじめ、色々御心配の向きがあったんだというふうに判断いたしました。そういう住民の意見を聴くところが抜けているのではないかという議論が、出てたように思うんですけれども、私自身は全くそういうことはないと思っております。と言いますのは、県民意識調査と言いますか、住民意識調査がまず最初にスタートラインにあったわけですのでね、そしてそこから集約された結果が、一応事務局の方でお考えいただいた新聞発表の試案だったわけですので、住民意向が軽視されていたということではないということを思っておりますので、そして、さらに今回もその、経済界、そしてさらにもう一段階前のトップミーティングの結果、これらを見ましても、結果的により一層、実態も踏まえた試案だったということが裏付けられたと思いますので、先にトップ、あるいは議員、あるいは経済界、そういうものの意向だけが反映された試案ではないというように、私は考えておりますので。

【藤目会長】
 はい、分かりました。他にただ今報告いただいた案についての御意見はございませんでしょうか。それではございませんようでしたら、以上の資料をもちまして、これまでの資料をもちまして、我々の合併パターンをこれからどう作っていくかという本題にいよいよ入らなくてはいけないわけでございますが、理想を言えば、「よそはよそ、うちはうち」ということなんでしょうけど、やはり人情として他の県がどういうふうになっているかというのは、やはり多少気になるところでございますので、資料としても付けていただいておりますので、まず事務局の方から他の県はどのようになっているかというところをですね、少し御説明をいただきたいと思います。

【事務局】
 資料3のところになりますけれども、平成12年12月1日現在の要綱作成結果につきまして内容を示させていただいております。15の道県が作成しておりまして、中の形ですけども、大きく分けて合併パターンの考え方でございますが、基本パターン数でございますけども、そこを複数にしているか、青森県のように1パターンにしていて、1パターンのところは参考として色々意見をお聴きしているかという、大きく2つに大きな考えが分かれるんじゃないかと思っております。そしてまた、要綱の構成でございますけども、市町村を取り巻く状況、広域行政の現状と課題、合併の効果、懸念事項と対応、地域の一体性の調査結果、県民意識調査の結果、合併の類型、合併パターン、市町村等に求められる取組、県の支援策、国の施策というところについて触れられてございます。合併の類型でございますけれども、裏の方に書いてございますが、それぞれの構成によりまして、目指すところのものを、指針の類型で分類いたしまして、中核都市移行型とか、市制移行型とか、また連携強化型とか、さまざまに類型を示しているというようなところもあるようでございます。ということで、愛媛県につきまして、大きな考えとして、要綱の構成の内容とともに、まずは合併のパターンを複数にするか、1パターンにするかというのも大きな考えだと思います。

【藤目会長】
 少し、今の御説明だけでお分かりにならないところもあると思うんですが、まず御質問いただきたいと思います。まず私が先に質問させていただきますが、結局このパターンの数を見てみますと、基本のパターン数といって、複数、1パターン、複数、4と2とかありますが、純然たる1パターンしか出さないというのは、この、見ますと、参考パターンの有無というのがありますので、そうしますと青森県だけということになるんでしょうか。

【事務局】
 結局は、そうなりますね。今出ているところでは。

【藤目会長】
 そうしますと、少し情報を頂戴したいんですけども、例えばその下に宮城県とか秋田県のところにありますように、暫定型を提示、多数の参考型とかいう、これ、もう少し分かりやすく御説明を頂戴できませんですか。

【事務局】
 宮城県の場合は、県全体で1パターンだけ出しておりまして、そのうちのいくつかの組合せに、いくつかにですね、組合せについては、それをさらにいくつかに分けるような形でですね…。

【藤目会長】
 分けるというのは、県全体をブロックに分けるということですか。

【事務局】
 県全体で一つのパターンを出しておりまして、そのうちの1つを、いわゆる市町村の組合せですね、それをさらに2分割なり3分割なりして…。

【吉崎委員】
 分かりやすく言いますとですね、今回のうちで試案を出したしまなみ型といいますかね、あそこだけは大きな地区と、それとちょっと3つ、まあ、全体1パターンだけどもあそこは3つになりましたけども、その形が宮城の場合は、バーンと一つのところと、しまなみ型みたいにバーンと一つだけを、さらにそこを2つか3つに分化、それが宮城県。だから、かなり1パターンに近いですけども。

【藤目会長】
 それに対して、じゃあ、多数の参考型というのは、秋田は違うわけですね。

【事務局】
 秋田の場合はですね、大きな組合せを分割するのではなくてですね、その組合せをまたがったような組合せを別途、参考型として示されておりました。

【藤目会長】
 この2つのパターン、これを一緒にしたような部分、部分をとったような形の場合ですね。

【事務局】
 そうです。部分をとったような形です。

【吉崎委員】
 例えばですね、うちのパターンで言えば、宇摩を書いておきながら別子と新居浜もあるよと、いうような意味。ただ、全く1つの、1つにしているところもある。だけど、またがっているのは、若干分かりにくくなる。こうなると。

【藤目会長】
 そうすると、1パターンという定義もちょっとあれなんですね、そうなりますとね。

【吉崎委員】
 パーフェクト1パターンは青森だけなんですね。

【藤目会長】
 そうですね。もう一つお聞かせ願いたいのは、その、パターン提示の単位のところで県全体というのとブロックというのがありますが、あれも広域市町村圏ごとと思ってたらいいんでしょうか。これの違いを少し…。

【事務局】
 これに県全体と書いてありますのは、今回の試案のようにですね、県全体のパターンを地図にして、それをお示しになるという形です。広域市町村圏ごとと、ブロックごとというようにしてますのは、県全体の地図は示さずに、それぞれの広域市町村圏なり、意見を基に分けたブロックなり、それごとにですね、地図を示しているという意見でございます。

【藤目会長】
 そうすると、ブロックごとで基本のパターンが複数となると、これは組み合わせ方がかなりあるということになりますね。

【事務局】
 ちょうど、ブロックごととか、広域市町村圏ごとというのはですね、そっからはみ出したというのは示されてないですからね。

【藤目会長】
 示されてないわけですね。だから、ブロックを越えてのパターンというのは示されてないわけですね。広域市町村圏を越えてのパターンは示されていない。私の勉強を兼ねて教えていただきましたが。
 今日はですね、先ほど副会長とお話をいたしまして、今後どのように運営していくかとか、ちょっと御相談をいたしまして、こういう方向で皆様方に御了解いただけたらということでですね、少し先ほどお話したんですが、今日はこれを示していただきまして、皆様方にこれについても少し議論をさせていただきましてですね、次回にですね、会長、副会長、それに事務局でですね、一応のたたき台をですね、出させていただく。その場合に、そのためには今日是非を決めていただきたいのは、複数案にするかどうかですね。その、複数案も今のような形があるもんですから、これももし御希望があるならば、この御希望をお聴かせ願いたいとは思いますけど、基本的には複数案にするか、単一のパターンにするか、そこをお決めいただいて、あとは会長、副会長、事務局で次回にですね、たたき台というようにですね、出させていただいて、それで文字どおりみなさんに叩いていただいてですね、それをまた、皆様方の御意見で修正して、その次の時にですね、できればまとまった形を出したいというふうに思っています。ただし、今の件に関しましては、左側の要綱の構成にもありますように、合併パターンについてだけのお話でございますので、要綱の構成をどうするかという問題もまだ議論されておりません。で、ここも残るところございますので、ここも今日は少し、要綱の構成をどうするかというのをですね、後ほど後半部で少しお話を頂戴したいと思っておりますが、まず合併パターンにつきまして、改めてお聴き申し上げますが、単一案、複数案につきましてのお考えを、今回新たな情報が、経済界その他、JC、それから議員さんの意見が出てきたわけでございますけども、そういうものを含めましていかがでございましょうか。委員会として単一案を出すか、複数案を出すかということについてお考えを頂戴したいと思いますが、いかがでしょうか。はい、岡田委員さん。

【岡田委員】
 これはあくまでも住民、それから自治体が決めることでありますので、ただ1つの案というのはすっきりはしてますけれども、実際にみなさんが考えていただく時に、非常に押し付けという形が強く出過ぎると思います。従って、住民の方々が選びやすい、こういう考え方があるよという、そういう考え、選択肢をですね。選択肢を増やすためにも、やはり複数案、これが望ましいと思います。この数はやっぱり限度のものだと思いますし、例えばの話、10も15も出せば、これはどうなってるんだということになりますので、数はやっぱり絞るべきではありますけども、1つではないと。

【藤目会長】
 具体的な数値については何かおありでしょうか。

【岡田委員】
 これが一番いいでしょうか。これは、今後考えていくことですけども、やはり2つから5つぐらいの間のところで、5ついうのは多過ぎるのかも分かりませんが、やはり2つから5つぐらいの間でどうだろうかと。これは今後の話が煮詰まってない中ですから、強くは言えませんけれど、希望とすれば複数案で、それも比較的絞り込んだ複数案にするのが望ましいかなと思います。
【藤目会長】
 重要なことなので、全員にお聴きしましょう。よろしいですかね。順番で。では井上委員さん。

【井上委員】
 今の岡田委員の意見と全く一緒です。是非、いくつかのパターンにやっぱり…、5つはちょっと多いという気がしますけども、2つから4つぐらいまでで。それで論議が起こるような要綱を出せばいいんじゃないかなというふうに考えております。

【藤目会長】
 吉久委員さん。

【吉久副会長】
 あのですね、問題はこのパターンの数ですね、基本パターン、これが1つに絞るかどうか、これが2つになるのか、あるいは3本でいくのか。それで、しかもその、地域ごとに様々な意見がありますから、そういうものを各ブロック別にまた2つ3つというふうなことに現実にはなってくるんじゃないかと。そうするとですね、仮に地図に示すとなると、あちこちのブロックのパターンをそれぞれ積算でいきますとですね、10も20もというようなことに結果としてはなると思うんですよ。前回の委員会でも繁信委員さんもおっしゃっておられましたが、いわゆる、地図に示すパターンというのは1つにできるか2つにできるか、まあ、3本というのは多過ぎるかなという気もするんですけれども、しかし、ある地域ごとにですね、それぞれに全然変わったパターンがないという地域もあるでしょうし、いや、3本欲しいという地域もあるでしょうし、参考パターンとしてそういうものを、やっぱりそれぞれに示していく必要はあるんだろうと。問題はその、パターンを1つにするか2つにするか3つにするか、そこが難しいのかなと。で、あんまり数多くなってもいけませんし、岡田委員さんもおっしゃったようにですね、できるだけ絞りたいんですけれども、まあ、そこのところが難しい作業じゃないかなと。

【藤目会長】
 そこら辺のところを後ほど議論いただきまして、今、吉久副会長のお考えでは1ないし2の基本パターンで、プラス参考型というのを…

【吉久副会長】
 それがやっぱり出てくるのかないう感じです。

【藤目会長】
 ありがとうございます。佐々木委員さん、いかがでしょうか。
【佐々木委員】
 複数パターン必要であるというのは、トップミーティングの結論からも、それから今回のこの経済界のヒアリングからも、やはり出ておりますし、それに、一本化できるというような御意見も出ているわけですけれども、ここの委員会の考え方として、やはり住民に色々議論の材料を提供するというのも大事なことで、その材料は机上の空論ではないわけで、様々なこの現状を踏まえた上で、こういういくつかの案がありますということを提示するのが、この委員会の仕事でもあると思いますので、その複数パターンというのに賛成です。その場合のパターンの示し方でありますけれども、愛媛県の場合、東予、中予、南予という、この大きなブロックを越えてですね、そのブロックを越えて、合併ということはないように見えたんですね。そういう意味ではその東予、中予、南予の中で、先ほどの新居浜と別子が一つになるという案とか、あるいはこの、既に試案で示されているような案であるとか、あるいは西条、新居浜、土居がこう、まとまるとかですね、東予地区だけ、東予ブロックだけ考えた場合でもこれ、いくつかのパターンがあるわけですね。それから中予の場合でもですね、松山、伊予、それから重信、川内までひっくるめて一つというようなお話も、先ほどの経済界の中にもありましたし、住民の意見など、支部長さんらの考えをすると、色々なパターンがあったと思いますので、基本的なパターンについては今もこの既に、新聞発表もされていたこれを基本パターンに考えてもよろしいかと思うんですが、東予、中予、南予の中で、いくつかのパターンがブロックごとに考えられるということですね。それを1枚のこの地図上に落としてしまおうと思うとですね、例えば、A、B、C案あれば3×3×3で、27通りになってしまうわけで、そういうやり方は間違いと。基本パターンは基本パターン。だけれども、ブロックごとに見ていくと、東予ではこういうパターンがある、中予ではこういうパターンがある、南予ではこのパターンがありますよと。だから、強弱つけてというパターンです。

【藤目会長】
 ちょっと理解しにくかったんですが、こう考えているんでしょうか。そうしますと、基本のパターンは1パターンにして…。そうじゃなくてパターン提示の単位をまずブロックごとにするんでしょうか。東・中・南予のブロックごとで…。

【佐々木委員】
 それはこの基本パターンといいますか、既にこれ、公表された試案となっているもの以外に考える時ですね。

【藤目会長】
 じゃ、この資料3のところですね。これでいきますと、パターン提示の単位というのは、県全体ですか、ブロックごとになるんでしょうか。

【佐々木委員】
 基本パターンのところは…

【藤目会長】
 いえいえ、パターン提示の単位ですよ、今。パターン提示の単位は県全体なんでしょうか、ブロックごとなんでしょうか。

【佐々木委員】
これは県全体ですね。試案の形はそういうことでしょう。この試案の形。

【藤目会長】
 あの、試案はまあ、試案でいいので、これから我々はこのパターンを考えていくわけですから、それを今議論しているわけですから。ですから、その出し方についてお聴かせを願いたいんですけど。

【佐々木委員】
 これ、県全体で。

【藤目会長】
 どういう形であれ、県全体で一本の基本パターンを出すんですね。

【佐々木委員】
 基本パターンを出すんです。だけれども、それはここで議論して、一番本委員会では…

【藤目会長】
 もちろん、それは当然なんです。分かりました。

【佐々木委員】
 そういうパターンですと。だけれども、様々なこういう…

【藤目会長】
 組合せがありますから、その組合せの示し方は、東・中・南予で示していくということでよろしいですか?

【佐々木委員】
 そうすれば、この地図上に落とすのか、例えばですよ、その参考パターンがいろいろ考えられた場合にですよ、一部分が3パターンがある。そしてこちらにも3パターンある。それで南予の方に3パターンあるかというと、これ3の3乗で27パターンになるんですよ。地図上に落とす時の組合せが。そういったことをやると、これ、何を言いたいのか分からなくなるので、27通りを地図に落とす必要はないと。

【藤目会長】
 はい、分かりました。

【佐々木委員】
 そういう意味です。だから、それは東・中・南予でいくと、東予にはこれと、B案、C案とかというような考え方もありますというパターンです。

【藤目会長】
 ですから私、はっきりさせていただきたいのは、基本パターンとしては全県一つで出されてですね、そしてそれの修正案みたいな形では、参考型ですか、では、各ブロックで、東・中・南予ブロックで2、3通りのものを出すということですね?

【佐々木委員】
 はい。

【藤目会長】
 はい。分かりました。山口委員さん。

【山口委員】
 私は、基本的なパターンとしては1つがよいと思っています。というのは、既に県の方からも試案が出されました。これがもう現在、一人歩きですか、そういうものが前提として討論されておるとかいうことですので、これは複数のパターンを示しましてもやはり、最終的には住民の声も参考にするということになりますと、先ほどから議論にあります、いくらの組合せも出てくるということですね。しかし、みなさん方のご意見は複数パターンということですから、やはり基本的なパターンについて、あとここにもありますような、参考型ぐらいのものでいいんじゃないかというふうな考えであります。

【藤目会長】
 そういたしますと、基本のパターンは1で、それにプラスの参考型がつくという型ですね。はい、分かりました。吉崎委員さん、よろしくお願いします。

【吉崎委員】
 ちょっと、私どもの出した資料を見ていて、若干誤解を招くかもしれません資料なので、ちょっと御説明を補足させていただきます。今のあの、各県の概要ですね、1パターン、複数、あるいは県全体という形、これ、極めて単純に書いている資料でして、実はまあ、それぞれ見ていただくとですね、はっきり1パターンと言えるのか、むしろ1.5パターン、あるいは2パターンに見えるか、あるいは1.8パターンとかもありますし、さっき言ったように、例えば宮城県みたいに特定の、ある地域をブスッと割っているところがあるし。北海道なんか正直言って、支庁管内ごとに入り組んでまして、はっきり言って僕も読んで分からない。基本的には青森みたいな単純なところから、北海道みたいなものもありますけど、基本から言うと1パターンないしは複数的であったら、複数といってもやはり基本の位置は何となく見えてると。あるいは1パターンであっても若干の参考型がある。この辺りが今全部、47のうち出しているところまだ10いくつですから、ある意味多数かどうか分かりませんが、それが一つのあれということであると思うんですね。まあ、各市町村長とか、あるいは住民の方で、今経済団体等も出ましたけども、経済団体なんかは、特に商工会なんかは市町村単位ですから、あるいはブロックなんかはむしろ郡単位に近いところもあります。そこら辺は若干整理していかないかんと思いますが、相当広域の案と小さな案と2通りありましたので、なかなか収斂は難しいなという気はしています。ですから、そういう意味では、完全に青森みたいなものは難しいのかなという気はします。それともう一つは、そういう意味で1パターンであっても、県の意思はある程度出したいなという気持ちはありますので、ある程度の基本は欲しいな。ただ、完全1パターンはちょっと難しいかなという気はします。それと、今後これが、こう言ったらちょっと非常に語弊がありますけども、ある意味で、各市町村で議論をしていただこうという前提でありますから、いろんなパターン、逆に言うと数多い色んなパターンは市町村で議論、さらに極端な場合付け加えて議論していただいても、それは構わないのかなと思います。あんまりたくさん出すと、市町村の参考資料を作っただけになってしまいますので、その辺はちょっと収斂をしていただきたいなと思います。

【藤目会長】
 そうしますと、基本的には1パターンで、プラス参考型という形ですね。

【吉崎委員】
 そうですね。地域によって、ほとんど意見が一致している地域と、若干色々なのがあるところがありますから、全部が全部、2でないといかん、3でないといかんというその、バシッと決めていくのではなくて、個々の地域で1で、2通りであれば1ずつで。だから基本は1なんです。

【藤目会長】
 以上お聞かせていただきましたが、最後に私の考え方を述べさせていただきまして、私は基本パターンが2で、プラス参考型ということを提案をさせていただきたいと思います。なぜ基本パターンが2かと言うと、私は合併というのは、ただ市町村がどう組み合わされるかだけの話ではなくて、これを契機にして、愛媛県の地域をどうするか、住民や自治体がきちんと議論する、その極めて重要なチャンスだと思います。もう少し大きなことを言いますと、21世紀は地方の時代で、地方の時代を勝ち取るためには、やはり地方が、それぞれ自分の地域のことをきちんと考えて、処理できる能力というのをこれから持っていく必要があるというふうに思っているわけであります。そうしますと、そういうことをきちんと考えていただくための合併の参考のパターンにしたいというふうに思っております。そうしますと、その2つのパターンというのも既に頭の中にございまして、1つは都市圏というものを重視した形のパターン。例えば松山都市圏が一つになるという形の合併パターン。それから、そうではなくてむしろ今回のように重信、川内で典型的に表されておりますように、自分たちの地域で一応3万ぐらいになるんであるならば、自分達が主として、きちんと自分たちの地域を作っていきたい。私達の地域を作っていきたいんだと。3万人ぐらいあれば何とかという、この間の委員会のあれでは、最低1万人は欲しいということでございましたので、3万人の市の要件を備えるならば十分だと思いますが、そういう形の2つのパターンを出していただいて、大きくどことひっつくかという以前に、どういう地域をあなた達は作りたいのかということを問いたいんです。そのために今のようなパターンを提案したいというふうなのが私の意見でございます。それにプラスして、2パターンプラス参考型を付けるということです。 
 これで以上、委員さんの御意見を頂戴いたしましたが、まず確認は、青森県のような基本パターンが1で、参考パターンはなし、というのにはしないということでございますから、結局、1パターンプラス参考型か、2以上の複数パターンプラス参考型かと、いうことになります。数としては若干、2以上の複数パターンプラス参考型というのが多いようでございますが、こういうなのは多数決でよろしいんでしょうか。ちょっと計りかねておりますので、みなさん方ちょっと、もう少し議論を頂戴したいというふうに思っております。

【事務局】
 事務局、構わないですか。

【藤目会長】
 はい。

【事務局】
 私もいろいろ合併話をしていた時に、意見聴取しましてもですね、本当に多種多様の意見があってですね、やはりそれは難しいと思うんです。複数パターンを出せば出すほどですね、あっこもあの意見、この意見。ある会議をしている時に、僕らを入れて3人の方で話をしていましたけれど、いろんな意見が、3人の方がそれぞれ違った意見があるんですよね。まとめるのが難しいということで、本当に難しいなということで、やはりある意味では1つのパターンを示してあげて、きちんとその、すっと集中していって、そして問題点やあれこれを、きちんと浮彫りにするというのがですね、むしろ本当の意味の議論が起こって来るんじゃないかなと考えるんですけども。

【藤目会長】
 それはよく分かります。よく分かるのですが、少し、岡田委員さんが御懸念の点が少しそのようになるとですね、可能性はありますね。やはりその、押し付けという意識をされたりとか、あまり強く出過ぎるんじゃないかというようなお話。ですから、その場合に、今おっしゃってるのは、1パターンで参考型というのはないわけですか。

【事務局】
 いや、参考型というのは当然色々、意見を作り上げていますから。

【藤目会長】
 参考型はあるわけですよね。今お話を聞いたら1パターンだけかと思ったんですよ。違うんですね。1パターンプラス参考型があるわけですね。

【事務局】
 結局私なんかは思うんですけど、試案を示した時に、地図を示したことによって押し付けじゃないかという意見があったんですけど、実際その地図を示すことによって議論が起きたんですけどね。
 また、そういうようにですね、集約せずに散らしますとですね、どうしてもその、合併とかについての自分の考え方が散漫になってきますので、その意味においては。

【吉崎委員】 
 それは、ちょっとこの表は1枚にまとめ過ぎてる。正直言って、そんなにめちゃくちゃぶ厚くありませんから、物を、本物を見ていただいて、各県のね。始めにに2がありき、はじめに1がありきじゃないですね。それぞれやっぱり、いろんなバラエティーありますからね。その中で常に2にせないかん、常に1にせないかんということじゃないと思って、ちょっとこれを見てみたら…。

【藤目会長】
 どういたしましょう。

【吉崎委員】
 配布…、今すぐコピーするのはちょっと大変ですから、帰り際に出していただきたい。それ見ていただいた方がいいかと思うんですよ。

【藤目会長】
 じゃ、先ほどの私のスケジュールで行くと、次回、多分それは年が明けてから。

【吉崎委員】
 これは送りますから。すぐ送れますので、はい。で、ある意味でそんなに難しい話じゃありませんので。

【藤目会長】
 それを見せていただくのはいいんですけどね、次回に一応会長、副会長、事務局でたたき台をお示しするということをしたいと思っておりますので、そうするとその時にたたき台ということで、基本パターンが1か2か、3かも分かりませんが、その辺をお決めいただかないとちょっと出にくいんですけど、そこら辺のテクニックは何かありますか。何なら、1案の分を出して。
 そういたしましょうか。じゃ、みなさん方にその他県を見ていただいて。

【事務局】
 1パターンを示して、色んな意見を集約していったら、参考型として示せば、何も。

【藤目会長】
 ただね、1パターン、パターンの数が1か2かというのと、参考型があるというのではですね、やはり、当然パターンを分けている以上ですね、ここに1を出すか2を出すかというのは、やはりその重みが違うと思うんですよ。だからこそ1案がいいとおっしゃってるのはですね、2案と重みが違うから1案の方がとおっしゃってるんだから、だからそれと同じ、逆のことが言えますのでね、それは少し議論した方がいいというのが私の考えなんですけどね。
 吉崎委員さん、何かありますか。

【吉崎委員】
 ですので、その1パターンというのはその…、1パターン、2パターンというのが要綱のフォーマットとしてあるわけじゃなくて、要綱はあくまでも最後の絵ですので、私、はじめに1パターン、2パターンありきということで要綱を帰納的にやっていくよりも、結果としてみたら、これは1に近いな、あるいは2に近いな、あるいは1プラス参考に近いな、2プラス参考に近いなということだろうと僕は思ってるんですけどもね。

【藤目会長】
 ただその、理想論を言えばそうなんですけど、現実にここにたたき台を出す時に、作る時にですね、そこら辺のところを全然議論していなくて、全くフリーハンドでさしていってよろしいもんでしょうか。

【井上委員】
 確かに1パターンだけで参考型があるというのは、それで選択肢があるのかもわからないんですけど、実際住民が見るというのはマスコミであるとか、そういう限られた手段、それからテレビであるとか、限られたメディアでしか見ないんで、そうなった場合はやはり1パターンと参考型だといっても、やはり1パターンにしか見えてこないというのが現実だろうと思うんですね。それを考えると例えば複数パターン、2パターン、3パターンということで出しておいて、そこから議論を起こしていくという方が、市民の立場になると分かりやすいだろうと思います。

【吉久副会長】
 会長のおっしゃる2パターンというのは、私の理解が違うのかも知れませんが、分かりやすく言うと、長い将来を展望した、理想形に近いパターンと、やはり現実にこれ、できれば5年以内に合併するのが望ましいということになってますから、そういうものを配慮した、現実的に多少、多少というかウエートを置いたパターンと2つにする、そういうふうに理解するのは間違ってますでしょうか。

【藤目会長】
 いえ、全然違う意味です。例えば具体的に言いますと、重信、川内がありますと、これは重信、川内で単独に合併をするという可能性はあるでしょうし、重信、川内を松山都市圏に入れて一緒に合併する、これも可能性がありますでしょう。どちらの理想論でもないと思うんですよね。その時の考え方というのが全然違う。松山都市圏という大きな中に入って、もう少し大きな広域なところで、今後の地域を考えていきましょうという考え方と、いやそれよりももう少し小さい単位で合併して、それぞれの個性を出しながら松山市なら松山市と連携を図っていきましょうというやり方があると思うんです。そこを、そこが2つ違うなというふうな感じがあるんです。

【吉久副会長】
 そうそう。だから、まあ、1つのパターンをということになると、これまでに県の方で示されたものというのが、どうしてもある程度周知もされておりますし、これは非常に変えにくいなという考え方も一つということなんですけどね。それと同時に色んな意見を加味すると、もう1本欲しいなということに結果としてなりうるのではないかというのが私の考え方なんで、ですから基本のパターンを2つ持ってくる。それぞれにブロックというか、そのブロックも東・中・南予でいいのか、もう少し細分化されたブロックなのかというのはまたこれ、議論しないといけないと思うんですけれども、それぞれにやっぱり、2つ、3つの間、ある場合は0であったり、というのもやっぱり付け加える。そうすると現実的に、合併のたやすさという問題は、あんまり大きい問題を取り上げるとこれは考えるのは大変でしょうし、メリット、デメリットもそれぞれ色んなところから出て来るでしょうから、大変なものになるんでしょうから、ある程度細分化されたパターンが創成期の基本パターンだと思うんですね。もう一つは、最も典型的なのがJCさんが今日お示しになったようなですね、そこまで一挙に行けるかどうかは別問題としても、それに近いようなパターンの2つかなと。

【藤目会長】
 ですから、副会長と同じかなと。

【吉久副会長】
 そういうパターンというのは、私の理解が違っているかも知れませんけれども、地図上に示すというのを、これを2種類というふうに理解して私はいるんですけど、それでは具合が悪いわけですか。

【藤目会長】
 ここでお書きになった1パターンとか4パターン…。

【吉崎委員】
 だからこれがですね、非常にちょっと、誤解を招きやすいです。例えば熊本は2パターンになっているんですが、1パターンがどんとありましてね。これは郡をまたがないパターン。それで、郡をまたぐところが4つか5つあるんです。それを含めたのを2つ目。ある意味では他の県はこういうのは参考型にしているんですね。だけど、一応AとBという感じにしてあるから2パターンと書いてあるだけで、要は要綱の書き方にすぎないものと、かなり完全な複数型と色々ある。

【事務局】
 よろしいですか。私どもの資料の作り方にちょっと不十分な点があったので、補足説明させていただきますと、ここで書いてございますように、基本パターンといいますのは、基本的には県全体の地図に組合せを落としたものがいくつあるかということです。ですから、参考型というのは地図ということではなくて、この組合せもあるよというのを県全体の地図ではなくて記したものですので、示すものがあるという御理解をいただいたらと思いますけれども。

【藤目会長】
 そしたら、結局はあれですね。各県の表現の仕方によって…

【吉崎委員】
 そうです。表現の仕方が。例えばですね、郡単位を一応まとめておくと、県全体はターッと書けるわけです。そこを更に割ればいい。ところが、郡をまたがるようにやると、一帯にバーンと書くとですね、何を書いとるのか分からないので、郡部ごとにとか、それぞれごとに書いたりですね、やるんですね。

【藤目会長】
 そうしますと、我々はこの資料の見方を少し間違っていたわけなんですが、そうすると数をお聞きするよりも、合併パターンの理念みたいなのをお聞きした方が、理念がいくつありますかというのをお聞きしたらあれですかね。
 私の先ほど出した案で御参考までに言いますと、私2つのパターンと言いましたが、その2つのパターンを折衷したようなものが、この県が作ってるこの試案に近い形になるんだと思うんですね。
県が作った試案ですが、例えば宇和島でですね、我々が、私、色んなとこ行って調査しますけども、宇和島圏域なんか行くと、三間なんてのは、三間、広見、広見なんてのは宇和島圏域だという考えの人がずいぶん多いわけですよね。ところがそれが別になっておりますね。それから新居浜についてもですね、やはり地元の動きで、最近は宇摩郡と南宇和郡が合併の動きがございますが、もっと古い時にはJCのですね、道前がずいぶん動いてたわけです。道前というのは、新居浜、西条、東予とですね、小松、丹原を一緒にしてですね、20万都市をつくろうというように動いているわけですね。これは今でもかなりそういう考え方がやっぱり強いと思うんですね、早期に。ですから、そういうふうに考えると、必ずしもこの県が示されたパターンがこれまでの経緯、歴史的な経緯、地域とのつながりに最も忠実なパターンというのも、これも若干違うところもあるという気がするんですね。

【吉崎委員】
 どうしても県の場合は、今までずいぶん市町村みたいな行政や組合でやっておる部分を、やっぱりどうしても引きずるものですからね、だから、小さすぎるとの議論も経済界から出ますし、あるいは逆に今の重信、川内なんかは消防なんかは2つだけでやってるんだからそれでいいじゃないのという議論も出る。

【藤目会長】
さあ、難しくなりました。どうすればいいのか。

【岡田委員】
 パターンで言いますと、理念の問題が生じますよね。県が示された試案ですね、これは確かに1つです。だけど、あれよりももっと、大きいのがいいという意見もあれば、小さい方がいいっていう意見もありますよね、当然。だから、その県の試案を度外視して考えれば、大きい合併を目指す案を1つのパターン、小さい合併を目指すので1つのパターン、大か小かで各パターンは2つに大きく分かれると思うんですけどね。ただ1つに分けて、参考型を付けていくという方向を目指すか、大きいのと小さいのとに分けて、それぞれ参考型を付けていくかというだけで、そういうふうに絞って考えるとですね、1つがいいか、2つがいいかという形になるかも知れません。その参考型をパターンと見るか見ないかですよね。考え方としては。

【藤目会長】
 確かに、今回の試案でもよく分かりました。井上さんがおっしゃったように、やっぱりこれがマスコミにこう、マスコミの方もいらっしゃいますが、流れるとやはりどうしてもかなりのこう、これが一人歩きをしていくわけですね。そういたしますと井上さんが御心配になっているように、参考案があっても、それが出て来ない可能性が出てくると思うんですよね。ですから、今、岡田委員さんがおっしゃった意見で、例えばその、折衷案みたいなのに、この過程で少し事務局と話をした時にですね、最終的にはOKが出て来なかったんですが、基本形というのと発展形というふうな形のがあったわけですよね。これにしますと、基本形のところでは少し小さいブロックで合併して、松山の都市圏もそうだと思いますけれども、で、発展形というのはちょっと大きいところでやるわけですね。だからまあ、これを1パターンとしてそれを表現はできるわけです。表現はできますよね。しかしながら、その、同じ中味ならば、参考の意見をよく見たら、これ2つのパターンで、絵が描けるならば、例えば中味が変わらないようなものならば、僕はできれば2つの絵を描いていただきたいなというのが個人的な意見なんです。これについていかがでしょうかね。

【山口委員】
 私はですね、基本的なパターンというのは、もう既に色んなところから意見を聴取されてますように、県の試案がある程度最大公約数でみなさんそれでいいと、大方それでいいという意見が多いんじゃないかと思うんですよね。議員の先生、首長さん、色んな方の意見がありますけども、今日もありました、経済団体も半数以上はそのパターンでいいと、基本的にいいんじゃないかという考え方が強いわけですから、それは基本的には一つのものにして、後は、例えば、宇摩郡で、5市町村と新居浜、別子山というふうに議論していらっしゃったし、松山圏は、重信、川内が独自でやりたいと言っている。これは、いわゆる参考の中に入れればいいだけの話なんで、それをまた別個にパターンをこしらえていたら、いくらでもパターンが出来てくるんじゃないかと思うんですよ。そうすると、あまりにも無責任と言いますか、選択幅が広がるんで、結局ごちゃまぜになるんですね。ですから、1つのパターンを示して、そして参考の意見でそこで討論してもらって、最終的にその地域で決めていただくというのが、その要綱のあるべき姿じゃないかと思うんですけどね。あまりその、3つも4つも出すと、選択肢が広すぎてまとまらない。やっぱり基本的には1つに示して、後は参考型にするというのがかえって分かりやすいんじゃないかと思うんですけれどもね。

【藤目会長】
 さあ、どういたしましょう。今3つも4つもと言いましたが、3つも4つも言ってないんで、2つか1つかというのは大体は絞られてきたんですけども、はい。

【井上委員】
 前の試案が出た時に、結構な論議が起こったと思うんですよ。そしてそれが、論議が起こったのは、先ほど会長もおっしゃいましたけど、道前なんかから非常に批判がありまして、委員としてこれでということで、まるで決まったようにやっぱし、一人歩きしていくんですね。で、それはやはり議論をある意味ではうまく起こす方法ではないんじゃないかなというふうに思います。そして、やはり懸念するのは、1パターンで確かに参考意見が出れば、それはそれで議論にはなるじゃないかということになるんですが、ほとんどの市民が見られるのはその要綱を見られるんじゃなくって、やはり新聞とかテレビを見られるという現実からすると、「こういう複数パターンで考えてますよ。」というところは必要ではないかなというふうに、私は思います。前回の試案が出て、今度ここでみなさんから意見を聴いて、こういうふうな考え方を持ってますといって出すのであれば、会長が言われる2パターンでまたそこからまた論議しますけども、一番、議論を起こしやすいと思います。

【藤目会長】
 こういう可能性はないんでしょうか。1パターンなのか2パターンなのか、議論をしているわけですけども、例えばその2つの、もし仮に複数のパターンだとすると、先ほどからの御意見を聴きますと、やはり一方に、そのJC案みたいなのがあって、ここにもう少し細分化したのがある。この細分化したものを集めていけば、そのJC案かどうかは分かりませんが、より大きなものになるというのであるならばですね、もしそれが違うんだったら、境界が違うんだったら問題になるわけですけども、その、1カ所か2カ所はともかくとして、全体としてその境界が違うならばともかく、どうも、私のない頭で考えまして、どうも細かくあるのを合わせれば、大きいパターンになる可能性が結構あるところがあるんじゃないかと思うんですよね。そういうところは極めて多いんではないか。そうするとそれを我々がこの委員たちで1パターンにして出すか2パターンにして出すかという、そこの精神のところの問題はあるんですけども、そこは今後議論していただくことにいたしましてですね、とにかくこの1パターンていうのか2パターンていうのかはともかくとして、そこを出していくと、次回までにそのたたき台を出させていただくということでいかがでございましょうか。それを1パターンと呼ぶか2パターンと呼ぶかは、また議論をさせていただきたいと思うんですけども。

【吉久副会長】
 みなさんの意思を募る中で、だんだん数が自然に決まった感じで。        

【藤目会長】
 じゃ、そういう形で、少し検討に時間がかかると思いますけど、次回までに出させていただいて、出し方が難しいんですが、1とか2とか言わないように、そういう出し方をしますが、とにかく違うものをですね、少し出していただいて、それを合わせれば1になるか、いや、別の2とみるかという、そういうところで少し会長、副会長、事務局にこの件に関しては御一任をさせていただきたいと思いますが、よろしゅうございましょうか。

【複数委員】
 はい。

【藤目会長】
 ありがとうございました。残った時間で要綱の構成のところなんですけども、要綱はパターンだけではございませんので、ここでですね、項目だけだとこれもちょっと分かりにくくて誤解を招くかもしれませんが、こういうことを各県では要綱の中に盛られているわけでございますけれども、これを、これについて何か御意見ございますか。

【吉久副会長】
 これ、かなりの部分は、県の方というか事務局の方で御面倒かけなければいけないんでしょうか。項目を見る限り。

【藤目会長】
 もちろんそうです。

【吉崎委員】
 既に委員会で大体資料が出てますので、整理するだけですね。

【藤目会長】
 ここでですね、これ以外の項目で何かあるのか、書くことがあるのか、あるいは個々の項目でですね、ここのところは特に愛媛県の場合はどういう点を強調していただきたい、そういう御要望、そういうことを今お聴きしているわけですが。はい、どうぞ。

【佐々木委員】
 今年3月の中間報告書案が配られましたですね。この中で答申と言いますか、要綱がどういうふうな形で書き進められるのか、大体把握出来ると思うんですけれども、さらにこの中間報告案に書き加えていただきたいとか、あるいはここで決まっていかないといけない点ということですね。
 これまでも議論になっていたと思いますが、この案を示す、パターンを示すといってもあくまでも住民の議論のための材料という、そういう位置付けがやっぱり必要だと思います。住民の議論を喚起するための材料という位置付けが必要だと思います。パターンの位置付けですけれどもね。それから、これまでも何度かは出たと思いますけども、その、最終的に合併か否かというその、最終の集約をすると言いますか、そのGOサインを出すか出さないか、こういう段階ではやはり住民投票というような、そういう手段とかをどう位置付けるのかですよね。それはやっぱりここで議論しておかないと、それはまあ、すっ飛ばしていっていいことなのかどうか、そういう議論を最終的にはここで進めていただきたいと思うんですね。その辺りが今までの中で気になったことです。

【藤目会長】
 分かりました。他にございませんでしょうか。今の御意見また、実際にこれ、要綱を作る時に参考にさせていただきたいと思いますけど、他にございますか。あの、じゃ、私としてちょっと要望を述べさせていただきますと、合併要綱、推進要綱なんですけれども、難しいことはよく分かりませんが、合併したら全て解決しますよという、この書き方は是非やめていただきたいというふうに僕は思っているんですよね。合併したからといって全てが解決すると思わないで欲しいということを、やはり我々の言い分としてきちんと出せないかというのを僕、思ってるんです。やはり、自分たちの地域を自分たちで作るんだという意識をきちんとこの際に持って、そのための戦略もきちんと持つ。そういうことでなければ合併しても意味がないというふうに思っているわけでして、そこら辺のところをきちんと一つ、できれば欲張ると章でも起こしていただいて書いていただけないかなというのが僕の一つの希望でございます。それからもう一つは、合併をした時に、今回はヒアリングでもずいぶん不安が出ておりましたのは、「合併をすると私のところは端になる。」とかですね、こういうふうな意見がずいぶんあったわけでございますが、これに関しましても私は、この委員会で申し上げたかどうかはちょっと記憶定かでないんですが、ポートランド、オレゴン州のポートランドの話がございまして、オレゴン州のポートランドはポートランドを含めて、30ぐらいでしょうか。公益自治体を、全米で唯一の組織を作っておりまして、公益自治体のためのですね、首長さん、議長さん、議会も作っております。そして職員が800名ぐらいおります。それ以外に個々の30ぐらいの自治体がまたあるわけですね。それで、何をやってるかというと、全体で考えるべきこと、多分土地利用とか交通圏とか、そういう全体で考えるところはここが決定権を持つ。しかしながら、例えば教育であるとかですね、例えば自分のところの児童公園をどうするか、そういうものはですね、個々の自治体がですね、権限を持つ。そういうふうな仕組みがあるわけです。今回合併しますので、その、自治体にはなりませんけども、そういうふうな仕組みを本当に考えていかないとですね、合併してもですね、やはり地域のアイデンティティというのは、そこの住民は持たないのではないかというふうに思っているわけでして、そこら辺のところを何かこう、きちんと書いていただけたらなあと。情報は提供いたしますので、そういう要望を個人的には持っているわけであります。これに要綱、構成につきましては、今後どういう形でこの委員会に示されるんですか。ちょっとその手順を教えていただきたいんですけれども。

【事務局】
 一応ですね、ただ今の論議をいただきましたので、目指す方向は固まったと思いますので、とりあえずうちの方でですね、今までいただいた会長さんとか、佐々木先生のですね、御意見を踏まえてですね、要綱の案をですね、作りまして、やっぱり作らないとどうしても、非常に空疎となってきますので、きちんと資料を作った上で御議論いただいたらというふうに考えております。

【藤目会長】
 そういう形で要綱の構成についてはよろしいでございましょうか。はい。それでは他に議論することはございましたですか。以上でよろしいんでしょうか、今日の検討は。それでは、長時間熱心に御議論いただきまして、ありがとうございました。今日の委員会は終わらせていただきます。ありがとうございました。

【事務局】
 どうもお疲れさまでございました。今日の議論を踏まえまして、たたき台を作りまして、次回開催させていただきますが、次回の日程につきましては、これまでと同様に事務局の方で調整いたします。それでは以上をもちまして、委員会を終了させていただきます。お疲れさまでございました。

【吉崎委員】
 最後に資料として、こんなものがあります。先日人口の発表をさせていただきましたので、各市町村の直近のですね、これを付けております。これはただし、速報でありますので、最終的にはちょっと数字が変わる可能性はあります。ただそんなには変わりません。





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