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今月の天候と農作業
松山地方気象台
(気象と気象用語)
「4月の天候の特徴」
1:4月の気象
入学、進学の月で、元気いっぱい新しい希望に満ちた新学期が始まる。天気は日差しが明るく暖かくなり、色々な花も咲いて、まさに春たけなわとなる。「花ぐもり」、「かすみ空」が多くなるのもこの頃である。高気圧と低気圧が交互に日本付近を通過し、移動性高気圧に覆われた朝、放射冷却によって気温が低下し、「遅霜」が降りて農作物が被害を受けるのも、この月が多い。3月と同様に、天気と気温が目まぐるしく変わるのも4月の天気の特徴である。
(1) 黄砂現象
黄砂は春先に見られる季節現象で、大陸の黄土地帯やゴビ砂漠周辺の細かい砂が上空に舞い上がり、上空の偏西風に乗って日本付近へ飛来し、砂の粒子が天空一面を覆う現象をいう。「春かすみ」のようにぼんやりとした状態もあれば、大量に飛来した時には天空が黄褐色となり、洗濯物や車の汚れなど生活面に影響を与える。
気象庁では平成16年から、ホームページで黄砂の観測実況と予測の情報を公表している(アドレス「http://www.jma.go.jp/」の気象庁ホームページのトップページの「黄砂情報」)。
近年、黄砂の飛来日数が増加傾向にあり、福岡では1990年代には年間10日前後であったが、2000年以降は20日を超える日数となっている。松山地方気象台でも1990年代は概ね10日前後、2000年は10日、01年は23日、02年は17日、03年は7日、04年は15日、05年は7日観測している。
(2) 山火事の季節
瀬戸内側では4月に入ると気温が高くなる反面、雨量が少なく、湿度も低くなるため、空気が乾燥し山火事の発生し易い気象状況となる。水の便の悪い所もあり、野山で火災が発生すると焼失面積・焼失時間が拡大し、大きな被害となる。過去に愛媛県東予地方でも大きな山火事が発生しており、野山に入る場合は、火の取り扱いには十分注意が必要である。
2:気象用語
(1)天気予報における1日の時間細分を表わす用語
時刻
00
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03
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06
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09
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12
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15
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18
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21
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24
用語
午前3時頃
まで
明け方
朝のうち
昼前
昼過ぎ
夕方
宵いのうち
夜遅く
(2)天気予報における時間経過などを表わす用語
一時
現象が連続的に起こり、その現象の発現期間が予報期間の1/4未満のとき。
時々
現象が断続的に起こり、その現象の発現期間の合計時間が予報期間の1/2未満のとき。
のち
予報期間内の前と後で現象が異なるとき、その変化を示すときに用いる。
次第に
ある現象が(順を追って)だんだんと変わるときに用いる(例:風が次第に強くなる)。
はじめ
予報期間の初めの1/4ないし1/3くらい。週間天気予報では予報期間の初めの1/3くらい。
(3)低気圧
・寒冷低気圧
秋から春にかけて、非常に冷たい空気を持った上空の低気圧(「寒冷低気圧」という。)が、シベリア大陸から日本海を通り日本の東海上に抜けることが度々ある。この寒冷低気圧が日本海を通過するとき、日本海の海面上の暖かく湿った空気と上空の冷たい空気とで、大気の状態が不安定となって積乱雲が発生する。日本海側では雷を伴い雪や雨が激しく降る場合が多い。
春先にかけて寒冷低気圧が通過すると、各地で雷を伴い雹が降ることがある。
・南岸低気圧
西日本の南岸から南海上を通過する低気圧をいう。
冬季の低気圧は北日本を通過することが多く、また、春先には日本海を通過することが多い。しかし、春本番となる3月下旬頃からは、西日本の南岸・南海上を通過する低気圧の数が多くなる。3月の終わり頃から4月半ば頃にかけて、高気圧が北に偏って南岸沿いに前線が停滞するようになると、西日本ではぐずついた天気となり、菜種梅雨と呼んでいる。
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