

四国中央市で焼き鳥といえば、串焼きではない。ご覧のような鶏の足のことだ。
下味の付いた若鳥の骨付きモモ肉を油で素揚げしただけのシンプルなものだが、好みで塩やガーリックをかける。ヘルシーで、表面パリパリ、中はジューシーな食感がすこぶる好評だ。
手羽のブツ切りにパン粉を付けて揚げた「ざんき」、手羽丸ごとの巨大な唐揚げ「手羽」も人気。
ほとんどの店で持ち帰りができるので、事前に電話予約をしておけば、用意しておいてくれる。

焼き鳥屋の多い今治。平成10年に人口あたりの焼き鳥店舗数が日本一だったことから、「焼き鳥日本一宣言」をした。毎年8月10日は「焼き鳥の日」に定められている。
今治焼き鳥の特徴は、熱々の鉄板の上から大きな鉄のコテで肉を押さえ、ジュージューと豪快に焼くスタイルだ。斜めに作られた鉄板で焼くことによって余分な脂を落とし、表面はカリッと、中身はふんわりと仕上がる。せっかちな今治人のために早く焼き上げる方法として開発されたという。
個性的メニューといえるのが「かわ」で、皮のカリカリ感がクセになる。皮にはじまり、せんざんき(唐揚げ)に終わるのが王道。

詳しくは外部サイト:今治の焼き鳥(別ウィンドウで開きます)
(C)今治焼豚玉子飯世界普及委員会 今治焼豚玉子飯は、どんぶりにアツアツのご飯をよそい、スライスした焼豚を載せ、その上に半熟の目玉焼き2個をトッピングし、甘辛いタレをかけたもの。食べる時はレンゲを使い、玉子の黄身をつぶして、ご飯や焼豚と混ぜ合わせてかき込むのが通だといわれる。
もともとは、市内の中華料理店のまかない食から生まれた料理。焼豚の厚さや部位、玉子、タレに、店ごとの特徴がある。
今治人は料理を早く提供されないと我慢ができないことから、「旨い」「安い」「ボリュームがある」そして「早い」ことが求められる。今治焼豚玉子飯はその条件を満たした人気メニューである。
詳しくは外部サイト:今治焼豚玉子飯世界普及委員会(別ウィンドウで開きます)

三津浜にはお好み焼きの店が多い。その歴史は、戦前の「一銭洋食」にまでさかのぼる。一銭洋食とは、生地を薄く丸く焼き、ネギや魚粉ののせてソースをかけた物で、広島風お好み焼きの原型といわれている。
三津浜焼きの作り方は、台付きと呼ばれるそばやうどんを、ソースや塩コショウで味をつけてクレープ状に伸ばした生地の上にのせ、その上に、キャベツや肉、ちくわや天かすなどを重ねて、両面をしっかり焼く。最後は二つ折りにして出す店が多い。
具材にちくわやかまぼこを入れたり、トッピングに脂(ラード)を入れたりするのも特徴だ。
この町では、今も酒の肴にしたり、飲み会の二次会で食べるというから、お好み焼きを好む素地と風習は、現在も健在だ。
詳しくは外部サイト:浜ぶら(別ウィンドウで開きます)

長崎ちゃんぽんの特徴が、豚骨スープに太めの麺、山盛りの具材であるのに対して、八幡浜ちゃんぽんは、鶏ガラ、カツオ、昆布などでダシをとった黄金色のあっさりスープで、麺は太目の中華麺を使用する店が多く、たっぷりの野菜に豚バラ肉、地元の特産品であるカマボコやじゃこ天など練り製品を具材に使っているのが特徴だ。
八幡浜ちゃんぽんの誕生は、本場中国の食文化が海を渡って伝わり、地元の食文化と融合した中で生まれたと言われている。現在の提供店で最も古い店は昭和23年創業。八幡浜のソールフードとして愛され続けている。
詳しくは外部サイト:八幡浜ちゃんぽん(別ウィンドウで開きます)
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