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えひめ交通安全のひろば
平成17年6月1日発行
No.278
暴走族がタオルで覆面をして暴走している様子
「暴走族」の言葉がなくなる日

愛媛県警察本部交通部交通指導課
暴走族対策室長
森 平 将 文
 暴走族という言葉を辞書で引いてみると、

オートバイや自動車を乗り回し、危険な走行や騒音で人々に迷惑をかける者の集団

と出ていました。このように「暴走族」という言葉は長年にわたり道路における厄介者という意味で使われ、日常生活の中でも使われています。しかし、最近の暴走族の実態をみると、辞書の意味とは少し変わってきています。
◎ 一つは、改造車や改造バイクを連ねて走る集団暴走が減少し、深夜単独又は数台で、覆面などをして爆音を上げて走る「ゲリラ的な暴走」が増加していること
◎ 二つには、ひったくりや恐喝、かっぱらいなどの街頭犯罪の実行犯に暴走族が関与するケースが増加しているということ
です。これらのことを一言で言い換えれば、暴走族が道路交通の場の厄介者から犯罪者集団へと悪質・凶悪化し、これまで以上に県民の身近かで生活を脅かす存在になっているということです。

 しかし、ただ一つ、変わっていないことがあります。それは、爆音を上げて暴走行為を繰り返す連中を捕まえてみると皆口を揃えて、「誰に迷惑をかけとるんぞ、誰にも迷惑なんかかけとらせんが」ということです。本当にそうでしょうか。

 ある暴走族の話。結婚を来月に控え、独身最後の記念にと夜中に集団で暴走。共同危険行為等禁止違反で1ヵ月後の結婚式翌日に逮捕。逮捕後奥さんは毎日面会、差し入れに警察署へ来られ、10日後には釈放。その後奥さんは実家へ。

 また、ある暴走族の話。介護士をしていた彼が友人から誘われ、年末暴走に参加。自分の車にスプレーを塗りたくり暴走中、現行犯逮捕。釈放の時、彼を引き取りに来た母親が息子の姿と変わり果てた車を見て、「やさしい子が、おとなしかった子がどうして」とその場に泣き崩れる姿。
このような情景が県内でも実際に起こっています。

 暴走族諸君、本当に人に迷惑をかけていないと言えますか。
◎ 深夜、爆音暴走をして、住民の安らかな眠りを妨げていること。
◎ 道路を暴走して、車の通行を妨害し、ドライバーを危険にさらすこと。
 このような行為を行うことにより失う代償、そして身内を含む多くの県民の安全と平穏な生活を脅かしているということに早く気がついて欲しいのです。

 現在、愛媛県暴走族の追放の促進に関する条例が制定されるとともに、道路交通法や愛媛県道路交通規則の改正等による法整備が行われ、暴走行為に対する罰則が強化されています。

 県警では、県民の皆様の安全と平穏を確保するため、暴走行為に対しては厳しい態度で日夜取締りに当たっています。「暴走族」という言葉が辞書から一日も早くなくなる日がくることを願い、これから夏場に向けて取締りを強化して参りますので、県民の皆様のご協力をお願いします。

よくみてね! いっぱいのばした もみじのて

暴走族追放キャンペーンの推進
愛媛県暴走族追放キャンペーンポスターデザイン
 愛媛県では、暴走族追放キャンペーンを
        6月20日(月)〜7月10日(日)
の21日間、推進します。

 期間中は、
暴走族対策会議の開催
暴走族追放啓発ポスターの掲載
暴走族追放広報「市町リレー」
(県下23市町で広報用マグネットシールをバトン形式でつなぐ)
が行われます。

  『暴走をしない させない 見に行かない』

をスローガンに暴走族追放気運を高めましょう。

不正改造車排除強化月間
するな。走るな。不正改造。

不正改造行為そのものを禁止
(改造行為をした人、ショップが罰せられる)
不正改造をすると6カ月以下の懲役または30万円以下の罰金。

不正改造車の走行を禁止
(車の使用者が罰せられる)
整備命令に従わない場合、車検証・ナンバープレートが没収され使用停止になる。

不 正 改 造 事 例
灯火類の投光の色を変更 消音器(マフラー)の切断取り外し
灯火類の色を違法に変更している写真 マフラー切断の写真
運転席・助手席の窓ガラスへの
着色フィルム貼付け
タイヤ及びホイールの
車体(フェンダー)外へのはみ出し
運転席に着色フィルム貼り付けの写真 タイヤが車体からはみ出している不正改造車の写真

確かめよう 歩行者 スピード 車間距離

平成17年4月末の交通事故発生状況
4月末 対前年比
発生件数 3,488件 −251件
死者数 44人 +9人
負傷者数 4,265人 −303人
全死亡事故の態様
全死亡事故の態様

◎死者増加率は25.7%で、全国ワースト第3位。
◎全死者数のうち、歩行中、自転車乗用中は27人(前年比+12人)で61.4%を占めた。
◎高齢者の交通事故死者は25人(前年比+4人)で、全体の56.8%を占めた。
◎夜間事故死者は23人で、全体の52.3%を占めた。(うち7割が歩行中又は自転車乗用中)


5月15日には県内の交通事故死者が50人を突破!
 昨年より、45日早く(過去10年間の平均より9日早い)交通事故死者が50人を超えてしまいました。
 昨年と比べ、高齢者・交差点・夜間歩行中の死者がそれぞれ増加しています。
 夜間、歩行中に亡くなった方のうち、反射材着用者は0人で、歩行者の側にも「横断歩道外横断」や「車の直前直後横断」などの危険な行為が認められるものが多くなっています。
 また、四輪車乗用中死者のシートベルト着用対象者は12人で、そのうち9人が非着用でした。
 (非着用者9人中5人は、着用していれば助かっていたと考えられます。)
 悲惨な交通死亡事故をなくすため、反射材の活用やシートベルトの着用など基本的な交通事故防止策の重要性をもう一度考え直してみませんか。

(平成17年6月の交通安全の日)
6月20日(月)は、第387回「交通安全の日」です。
(推進重点)
 ◎ 雨天時の交通事故防止
◎ 暴走族の追放と暴走を許さない環境づくりの推進

平成17年度交通安全母の会総会・推進大会の開催について
 愛媛県交通安全母の会連合会では、6月15日(水)県武道館において、総会・推進大会を開催します。
 総会では、本年度の運動重点や活動計画が決定されます。
 推進大会では、
   愛媛大学医学部河野保子教授の「家庭での交通安全の方向付けについて」の講演
   日本自動車連盟(JAF)愛媛支部樋笠真一事務所長の「社会的課題としての交通事故」の講演
などが予定されています。

やりません とび出し 手ばなし 二人乗り

第1回
えひめ無事故・無違反123コンテスト
開催
123日間無事故・無違反で
上海・ソウルへ行こう!!

〜参加者募集中〜
募集期間
平成17年7月1日(金)〜平成17年9月2日(金)

 交通安全県民総ぐるみ運動愛媛県本部(本部長:知事)では、本年度の新たな交通事故防止総ぐるみ運動として、無事故・無違反コンテストに取り組むこととしています。
 コンテストは、ドライバー5人が1チームを編成し、9月3日から123日間、5人全員が無事故・無違反であることにチャレンジします。
 達成チームには、表彰状が交付されるほか、さらに抽選により上海・ソウル海外旅行券など数多くの賞品が授与されます。
 募集要領の概要は次のとおりです。皆さんも、ぜひ参加してみませんか。
チーム編成
ドライバー5人で1チーム編成し、次のどちらかの部に応募。
(1)「熟年ドライバーの部」
  5人全員が60歳以上のチーム
(2)「一般ドライバーの部」
  年齢構成を問わない。
チャレンジ期間
平成17年9月3日(土)から平成18年1月3日(火)まで
《123日間》
参加資格
(1)自動車運転免許の取得者
  (原付免許のみを含みます。)
(2)県内に居住、または県内の事業所・学校に通勤・通学している方
  (注)ペーパードライバーや長期入院者など運動期間中、実質運転の機会がない方を除きます。
参加費
 1チーム 4,000円(1人当たり800円)
 (運転経歴証明書申請手数料1人700円×5人分を含みます。)
 
 参加申込用紙や詳しい募集要領パンフレットは、下記の無事故・無違反コンテスト実行委員会事務局または市・町の交通安全担当係、最寄りの警察署交通課、交通安全協会まで。
   【問い合せ先】
   〒790-8570
     松山市一番町四丁目4−2 愛媛県消防防災安全課内
     「えひめ無事故・無違反コンテスト実行委員会事務局」
                 電話(089)912−2322

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FAX番号(089)941-0119