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平成27年度ワークショップ開催結果
目的
「ふるさとづくりワークショップ」は、地域住民自らが地域の農業基盤、生活環境など身の回りの集落を点検し、その機能や役割を再認識することで、住民主体の農村づくりを促進するとともに、地域コミュニティを醸成することを目的として、平成10年度から開催しており、平成27年度は県下3地区で実施しましたので結果をお知らせします。
実施内容(開催日、場所、参加人数)
地区名/キャッチフレーズ |
地方局 |
場所 |
開催日 |
参加者 |
---|---|---|---|---|
上池田地区(かみいけだ) |
東予 |
新居浜市船木 |
H27年11月29日 |
65人 |
泊地区(とまり) |
中予 |
松山市泊町 |
H27年9月6日 |
69人 |
名取地区(なとり) |
八幡浜 |
伊方町名取 |
H27年11月15日 |
39人 |
計 |
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173人 |
実施状況
各地区とも地元で組織するワークショップ推進委員会が主体となり、各地方局(支局)の農村整備課・産業振興課・森林林業課・各市町及び水土里ネット愛媛の協力により開催しました。
先ず参加者は、班長から地域の言い伝えや特色等を聞き、気づいた点をメモ用紙に記入しながら(1)集落点検を行いました。
次に、各人の意見を点検地図に整理し、(2)集落点検マップを作成した後、各班毎に発表を行いました。代表者から、地区のきれいな場所や自慢したい場所、改善したい箇所・危険な箇所などの(3)点検結果の発表があり、その後問題点などを全員で話し合いました。
ワークショップ後のアンケートでは「地域を見直す良い機会となった」「世代を超えて良い交流の場となった」「防災に対する意識が高くなった」などの意見が寄せられ、集落点検を通じて、自分達が住んでいる地域の素晴らしさや問題点・課題が発見できた等の成果がありました。
今回の「ワークショップ」が、提案された様々な課題について、地域と行政が一体となり、「ふるさとに誇りと愛着を持ち、いつまでも住んでいたくなるような魅力ある地域づくり」への第一歩となることを期待しています。
(1)集落点検
(2)点検マップ作成
(3)点検結果発表