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第16回「若年者ものづくり競技大会」(令和3年度)の愛媛県開催の決定に関する記者発表の要旨について

ページID:0012432 更新日:2019年11月6日 印刷ページ表示

【記者発表資料】

日時:

令和元年11月5日(火曜日)

11時14分~11時22分

場所:知事会議室

 

(知事)

 わが国のものづくり産業は、若者のものづくり離れや熟練技能者の高齢化の進展によりまして、若年技能者の人材育成・確保は喫緊の課題だと認識をしてます。

 このため、県では、これまで産業技術専門校におけるものづくり人材の育成に加えまして、「愛媛マイスター」の認定、また学校等での実技指導、「ものづくりフェア」の開催など、若年者の技能振興に力を入れて取り組んでまいりました。

 こうした中、愛媛県、そして関係する団体、愛媛労働局、高齢・障害・求職者雇用支援機構愛媛支部および県職業能力開発協会これらが一体となりまして「若年者ものづくり競技大会」の招致に取り組んできたところです。そんな中、このたび、令和3年8月に本県において開催されることが決定したので、公表をさせていただきたいと思います。四国では初開催ということになります。

 本大会は、厚生労働省と中央職業能力開発協会の主催で毎年行われてます。全国レベルの技能競技大会で、先ほど申し上げましたように、四国では初開催ということになります。

 企業等に就業しておらず、県の産業技術専門校などの職業能力開発施設や、工業高等学校等において技能を習得中の原則20歳以下の若年者を対象に、技能競技を通じて技能に対する意識向上と就業促進を図るとともに、若年技能者の裾野拡大を図ることを目的としています。

 大会日程は、令和3年8月4日から5日の2日間になります。会場は松山市内4か所で、アイテムえひめをメイン会場とし、その他、愛媛県武道館、愛媛職業能力開発促進センター、そして日産愛媛自動車大学校で開催する予定でございます。

 競技職種は15職種に上ります。旋盤、フライス盤、建築大工といったものづくり職種、また、ITネットワークシステム管理やウェブデザイン等のIT関連職種、さらには、自動車整備、ロボットソフト組込み、造園など非常に幅広い職種で競技が実施されまして、大会開催時には、全国から優れた技能を持った約450名の若者が来県することになろうと思います。

 県としては、今後、地元開催を見据え、一人でも多くの県内の若年技能者が入賞できるよう、能力向上を一層応援したいと思います。また、小中学生をはじめとした幅広い層の県民の方々に大会をじかにご覧いただきまして、ものづくり分野の技能の魅力や重要性への理解と、若年技能者の裾野の拡大につながるよう、大会の成功に向けて取り組んでまいりたいと思います。以上です。

 

(南海放送)

 県内には「スゴ技」を持たれた企業をはじめ、ものづくり企業がたくさんあるが、若年者の方の技術者の確保というのが非常に苦労されている。この大会を通じた狙いは。

 

(知事)

 まず冒頭に申し上げたように、こうしたものづくりを支える技能者は、高齢化が進んで若手の人材確保が非常に重要な課題になってきてますので、ここの裾野拡大を最大の目的としたいと思います。そしてもう一つ大きな目で見ると、昨今、IT企業等が非常に拡大してますけれども、実際の経済を考えた場合に、実際にITでものが作られてはいないわけですから、実際の経済を支えるというのはものづくりを抜きには語れないだろうというふうに思いますので、世界でも競争力のある技術力を持った日本がもう一度このものづくりの重要性に多くの皆さんが目を向けるきっかけになればいいんじゃないかなというふうに思っています。この全国大会は毎年行われていますけども、四国では一度も開催されてませんから、その魅力であるとか、規模であるとか、重要性であるとか、そういったものはほとんど知られていません。先ほど15職種で競われると言いましたが、それぞれ金賞1名、銀賞3名以内、銅賞3名以内、若干名に敢闘賞が贈られることになってます。実は、これまでも愛媛県の若者たちも頑張ってくれていまして、例えば本年7月の大会では電子回路組立部門で銀賞、旋盤、グラフィックデザイン職種で敢闘賞を取っています。それから、その前の大会では同じく電子回路組立、こちらは金賞を取っています。旋盤、建築大工、グラフィックデザイン職種で銅賞、電気工事職種で敢闘賞とかなり活躍してるんですね。地元でこうした技能を身近に発揮できると、より一層愛媛県内の若者たちのものづくりに対する関心度というのは上がっていくんじゃないかと、そこにも期待したいと思っています。

 ちなみにわれわれの愛媛県で開催する大会が第16回になります。来年は広島で開催予定です。

 

(NHK)

 先ほど県内の若年者が入賞できるよう応援したいということだったが、具体的にはどういった形の応援となるのか。

 

(知事)

 スポーツでもアスリート支援を行っていましたけども、例えば、技術支援で効果のあるようなものが学校などを通じた現場からアイデアとして上がってくれば、それを予算化して応援するとか、現場で技能アップにつながるようなアイデアが出てきたら、積極的に対応していきたいなというふうに思っています。

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