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警戒レベルの「特別警戒期間」への引き上げおよび新型コロナウイルスの感染の確認(7月28日公表分)に関する記者発表の要旨について

ページID:0017393 更新日:2021年7月30日 印刷ページ表示

日時:令和3年7月28日(水曜日)15時00分~15時34分

場所:知事会議室

 

 

 

(テレビ愛媛(幹事社))

 それでは記者発表しますが、会見終了後レクがありますので、個別事例等詳細の確認はそちらでお願いします。では知事お願いします。

 

(知事)

 昨日は15名の陽性者が確認されています。陽性者の内訳は既存の3事例で11名。それぞれの事例ごとにスピード感をもって現場が調査と検査を進めておりますので、ここしばらくはデルタ株の感染力もありますので、既存事例の中からも囲い込みに向けての(検査で)陽性確認は続くものと思います。そして、新規はやはり同程度続いておりまして、4事例で4名でございます。陽性が確認された方に心からお見舞いを申し上げます。

 本日説明するのは主に2点ありまして、1点目は警戒レベル、特別警戒期間へ引き上げることといたします。特に今回のこの時点での最大の呼び掛けは感染拡大地域との往来の自粛でございます。特に帰省、こうした地域等からの帰省および出張等、この自粛を本当に気を付けるべき状況に来ていますので、お考え直しいただきたいというふうなことで呼び掛けさせていただきます。そして、二つ目が昨日の検査結果でございます。

 昨日ニュースでも報道されまして驚いた方も多いと思います。東京都の陽性者数は、前日は1,429名から一気に倍増しまして、過去最多の2,848名が確認されたということでございます。検査件数がそう大幅に上がったわけではない中でこうした数字が出てくるということは相当デルタ株の置き換わりも6割近くになっているという状況もありますので、感染力の強さというものが拡大に結び付いているということであろうかと思いますし、そういう意味ではこの感染拡大、歯止めはかからず、ピークはまだ全然見えていないと思わざるを得ません。さらに、東京都と全国では当然人口の多い東京からの往来というものが全国に波及して、各地域の陽性者の推移、その増減は密接にリンクをしているというのはこれまでの経験則から間違いないと思います。ということはその影響は全国に及んできておりまして、昨日、全国の陽性確認は7,629名。これは過去3番目に多い人数になっております。東京が増加すると少し遅れて全国、他の地域にも波及していく。東京都での感染急増は本県でも他の地域においても他人ごとでは決してないという段階に入ってもおります。

 現に一昨日、東京都の周辺、千葉県でも過去最多の陽性者数が確認されまして、首都圏全体の陽性者数も右肩上がりに増加しております。加えて大阪府、少し落ち着いていたんですが、昨日は700名を超える、これは5月以来の陽性確認(者数)となっておりまして、首都圏以外の大都市圏においても感染拡大が顕著になってまいりました。

今の説明のグラフでございますけども、こちらが全国の状況。そして、東京の7月以降の状況、東京が上がれば全国も全体的に上がっていくと。途中からは、東京を上回るスピードで上がっていくと。そして、これは東京を除く首都圏プラス大阪の状況ですが、全て急上昇し始めているということがグラフでもお分かりいただけると思います。

 そして、こちらが本県の7月に入ってからの7日ごとの状況でございますが、ご案内のとおり7月7日、前半は落ち着いておりました。14日ぐらいまで前半期は比較的落ち着いていましたけれども、15日以降、陽性者確認が顕著に増加しているのはこれでもお分かりのとおりでございます。このあたりは県外に行ってきた、帰ってきた、県外から来られた方との会食があった等々が各事例で報告されていまして、そこから広がりが始まったというふうに見て間違いないと思います。そこから職場や友人など周囲に感染が広がって、既存事例の今やっている追い掛けの中で(陽性)確認が続いているっていうのはこのオレンジの部分に表れてきております。新規はまだなんとか右肩上がりのカーブには入っておりませんので、今が非常に重要な時期。特に夏休み、お盆の期間に入ってまいりますから、ここで、年末でもそうでした、ゴールデン連休でもそうでした、どういう行動を取るかによってこの後のグラフが変わってまいる段階に入ってまいります。

 そこで、この首都圏での差し迫った状況を受けまして、早めに県内にも呼び掛けを始めさせていただくということで、明日から県内の警戒レベルを引き上げさせていただきます。特別警戒期間に切り替えることといたしました。この対応につきましては、県議会議長、そして各会派の代表、そして医師会、また医療関係、福祉関係、経済関係、いろんな方々との意見交換をする中で、皆さんがその方向を出すべきだというようなところで意見が一致しておりますので、速やかに特別警戒期間への切り替えを皆さんに呼び掛けさせていただきます。

 7月以降、本日までに県内では48事例122名の陽性者が確認されておりまして、その3割を超える15事例16名。これ初発ですから、初発と見て間違いない事例だと思いますけども、可能性が高い事例、こちらで感染経路が県外と確認をされております。推定されています。この15事例16名の往来先の分析ですが、首都圏が8名。そして、次が関西圏が6名。いわばこの二つの圏域で14名、大半を占めているということでございます。重複も一部あるかな。重複もありますので、ちょっと合計とこれが違っていますけども、両方行って帰って来られた方もいらっしゃいますのでこういうデータになっております。そして、年代で見ますと20代・30代が圧倒的に多くなっております。活動的なこの二つの世代で9名を占めております。そして、居住地は圧倒的に松山市が多く、1名の県外も入っていますから、それを除く15名は県内在住者でありますことから、これらの事例、大半の事例は県外から感染を持ち帰ったケースと言えます。さらにこの15事例以外にもですね、行動履歴に感染経路と断定はできないまでも、行動歴の中で県外との往来やその地域の方々との接点が確認されている方がかなりございます。そういう意味では、往来というものがきっかけになるということは可能性として大きく高まっていると考えていただいたらいいんではないかと思います。

 7月に入り県内の感染状況は一進一退を繰り返しながら、県全体としては徐々に第5波の入り口に近づいている状況であり、特に松山市はもう既に入り口に立っている状況であるということをお伝えしてまいりました。こうした中で東京都の感染急増は本県の感染を一気に拡大させかねない、こうしたような可能性を持っています。東京都は感染がデルタ株に置き換わりつつある状況を踏まえますと、まさに危機が目前に迫っていると思っていただきたいと思います。明日からの特別警戒期間において、さらに詳しいことは段階を追って、対策も状況を見ながら進めてまいりますが、今日、県民の皆さんや事業者の皆さんに強くお願いしたいことは大きく三つございます。これはもう今日から実践を願います。まず第一点は言うまでもなく、緊急事態宣言地域等他、感染拡大地域を追加します。感染拡大地域との不要不急の出張・往来自粛、この中には特に帰省等々が含まれます。これがまず第一点であります。これまでは緊急事態宣言地域とまん延防止等重点措置地域の1都5府県を往来自粛の対象としておりましたが、現在、全国ではどんどん広がっておりますので、それ以外の地域でも感染が拡大している状況を踏まえ、対象地域に感染拡大地域を加えさせていただきます。感染拡大地域の目安はこちらのグラフで見ていただくと分かりやすいと思います。人口10万人当たりの1週間の新規陽性者数、これ国が示すステージ3(の指標)は15名(以上)となります。この黄色から上でございます。25名以上はステージ4に入ります。これだけの対象地域がございます。すなわち本日時点では、緊急事態宣言地域とまん延防止等重点措置地域以外に7道府県が追加になります。北海道、石川県、そして茨城県、栃木県、京都府、兵庫県、福岡県が対象となります。緊急事態宣言地域等の他、感染拡大地域等との不要不急の出張や往来、くれぐれも控えていただきたいと思います。そして大変心苦しいんですが、デルタ株の感染力を考えて、これらの地域からの帰省、そして、これらの地域の方々を交えた飲食を伴う同窓会等の開催は延期または中止を速やかに検討いただきますようにお願いいたします。そして、家族や親族、友人等にも呼び掛けていただけたらというふうに思います。なお、今の愛媛県の状況はこのグラフで見ますと今39番目ぐらいになっておりますが、一時は47番目という時もありましたけれども、本日時点で39ですが今日15名公表しましたので、少し上がってくるものと思います。まだ全国の中では落ち着いていますけども、急激に拡大する可能性がありますので、今のこの状況だから大丈夫というわけではないというふうな前提でお考えいただきたいと思います。また、県外との往来自粛要請の強化と併せまして、空港での検温や交通結節点、JRの特急の停車駅、港、こういったところでの注意喚起など水際対策のさらなる徹底を図ることといたしております。

 次に県内でも、二番目ですね、今のが一番目、今日一番申し上げたいことはここです。そして次、二番目、県内でも不特定多数の方で混雑するような場所への出入りは控えていただきたいと思います。先の4連休において、県外からの来県や帰省、県外との往来等の人の動きがあったことを考えますと、既に県内に一定程度は感染の持ち帰りや持ち込みがあったことも想定しなければなりません。こうした感染が水面下で広がることを防ぐため、不特定多数の方で混雑するような場所への出入りは極力控えていただきたいと思います。特に連日陽性確認が続いており、第5波の入り口に立っている認識で対処しなければならないとお伝えしてきた松山市はとりわけ注意が必要でございます。松山市では外出や人との接触、会合の機会も極力減らしていただきたいと思います。

 次に三つ目。これまで以上に基本的な感染対策を徹底していただきますようお願いいたします。6月以降、感染が落ち着いていた状況もあって、専門家からマスクの着用や手指消毒など基本的な感染対策が若干おろそかになってきているような状況が見えるという指摘が専門家の方からありました。保健所の調査でも陽性が確認された事例の中で、普段はマスクをしているんだけれども気が緩んでマスクを外して会話をしていたというような事例もございます。さらには、最近の感染事例の中には感染拡大のきっかけになった場面が見えにくいものも散見されています。感染力の強いデルタ株、従来より感染することが少なかった接触でも、ひょっとしたら感染する可能性を持っているかもしれないということで向き合っていく必要があると思います。このため、これまで以上に正しいマスクの着用や、例えば、お店に入る前後や職場などでのこまめな手指消毒、そして、これまでも事例でありました、共用物等の消毒、これが重要になってまいります。こうした基本的な感染対策の徹底こそがご自身はもとより、ご家族や友人、同僚の健康や命、そして生活を守ることにつながってまいりますので、ぜひ皆さんもう一度、特別警戒期間に入るということで、今一度振り返って考えていただきたいと思います。

 さらに、会食等の人数制限等の注意事項につきましては、今のところ飲食店でのクラスター(による)陽性確認はない状況でありますが、今日から松山市繁華街のモニタリング検査がどんどん実施されてまいります。これが、首都圏などでの感染拡大が繁華街に持ち込まれているか、いないのか、また水面下で感染が拡大しているのか、いないのか、それを早期に探知するための検査でございますので、積極的に受けていただきますようお願いいたします。その状況を見て、いろいろな手立てを速やかに打っていきたいというふうに思います。また現在、学校活動の制限や県主催イベント、県管理施設の取り扱い等も検討に入っておりまして、決定次第あらためてお知らせいたします。このようにですね、東京都が事例を示したように、あっという間に広がる可能性もありますので、これまで以上に警戒レベルを上げていただけますよう、県民の皆さんによろしくお願いいたします。

 続いて昨日の検査結果ですが、年代は20代が多くなっております。先ほどの傾向が顕著に現れております。10代、20代で半数を占めています。男性7名、女性8名。そして、居住地では松山市が7名、うち新規は3名でございます。松山市では連日陽性が確認されておりまして、既に第5波の入り口に立っているエリアになってきております。四国中央市の4名は新規ではございません。既存の4事例、追い掛けの中での複数確認でございます。職業では会社員で9名。その他、会社役員、児童・生徒がそれぞれ2名。このうち児童・生徒2名は同じ学校の県立学校の生徒でありまして、昨日公表した児童・生徒2名のうちの1人を加えた3名が同じ学校の同じ部活動に所属しています。現在保健所において調査中ですが、部活動等での広がりの可能性も危惧し、広範な調査を現在実施しております。今日にも結果が出ると思います。学校は夏休みに入っておりまして、部活動以外の生徒等との交流は限定的なものになるとは考えておりますが、いずれにしましても、保健所の調査の進展に合わせて迅速に対応してまいりますので、学校や地域の関係者は落ち着いて対処していただきますようお願いいたします。そして、私からも皆さん不安でしょうからあらためて多くの県民のみなさんに呼び掛けいたします。「どこだ」、「誰だ」、そういう人たちは残念ながら少なくともゼロではありません。SNSやインターネットでそういうことを意図的に投稿する人たちもいるんでしょう。それらがどれだけ多くの皆さんに不安をかき立ててしまっているのか、その結果、保健所の調査に支障を来すということにつながっているのか、多くの県民の皆さんはそれを分かっていただいていると思いますので、絶対に振り回されないようにお気を付けいただきたいと思います。なお、この学校は昨日から学校活動を休止しております。そして感染経路ですけども、家庭内が5名で最も多くなっております。家族の職場や学校などを通じて感染を拡大させないためにも、少しでも体調に異変を感じた時には躊躇(ちゅうちょ)なく会社や学校は休んでください。これだけはもう本当に徹底してください。よろしくお願いいたします。

 次に入退院状況でございますが、医療機関に入院されている方は2名増えて66名でございます。重症者は医療機関の懸命な治療が続きまして、1名、実は回復をされました。しかしながら、残念ながら、新たに1名の方が重症化しまして、結果として3名で変わらずということでございます。宿泊療養施設は順次医師の判断で、そちらで大丈夫だという判断された方が移っていただいています。昨日より5名増えて11名になっております。各施設は準備が整っておりますので、これからは医師の判断で、病院の病床と宿泊療養、自宅療養、いろんなバランスを取りながら、今後の急増に備えたハンドリングをしてまいります。自宅療養の方も2名増えて8名ということになっております。そして退院の方は6名昨日いらっしゃいまして、これまで2,714名の方が回復されています。なお、これまで感染力の強いデルタ株への警戒から、7月以降の陽性者は軽症の方も含め、先ほど申し上げましたおり、原則、医療機関に入院していただいておりましたが、この東京の状況を受けますと今後の急拡大に備える必要があります。そのためには、病床も可能な限り温存しておくことも必要であり、今後は医療機関を経由せずに、医師の判断で大丈夫だという場合は、宿泊療養施設への入所や、自宅療養も選択肢として運用が始まっていくということをお知らせさせていただきます。ただ、その後方の備えとして、医療機関に非常に全面的な協力をいただくことになりました。自宅療養者のコロナの専用外来診療、これを行う医療機関は当初は県内で2箇所のみでありましたが、第4波の時に準備が整って、今現在、全ての医療圏ごとに合計で14の医療機関へと増加したことはお知らせしました。さらに、県内全ての医療圏で複数の医療機関で外来ができるように、拡充に向けて今調整が行われております。多くの病院が協力すべく準備に入ってくれておりますので、近日中には14医療機関からさらに多くの医療機関へ、自宅療養の方のための外来診療の準備が整うということになろうかと思います。

 そして調査結果でありますが、昨日は衛生環境研究所では116件の検査が実施されまして8件の陽性が報告されました。そして、民間の医療機関では、先週は1日平均220件ぐらい。もっと増えていると思いますが、昨日はそこから7件の報告、すなわち、アバウトでありますが、昨日は330、340件の検査が行われて15件の陽性確認ということでございます。衛生環境研究所のゲノム解析結果、こちらはゲノム解析できるようになったということで行っておりました。変異株13件の解析が完了しまして、こちらについてはL452R変異株、全てデルタ株であることが確定をいたしました。13件でございます。これで、県内でデルタ株と確定した事例は先に報告した4件と合わせて17名となります。その他に、8検体、これは別に、もうちょっと前の検体になりますが、6月末ぐらいの検体になると思います。それは実はアルファ株、一つ前の第4波の主流であったアルファ株であることが分かっております。ただ、徐々に最近のは、もうほとんどデルタ株になってきていますから、本県でもデルタ株への置き換わりが急速に進んでいるということはお分かりいただけると思います。

 次に事例ごとの状況でございますが、封じ込め事例は変更なしで、囲い込み事例でも検査はありましたけど、陰性ですから変更はありません。調査中事例では既存3事例で11名、そして、新規が4名でございます。

 既存のクラスターの状況でございますけれども、このうち先日26日に公表しました「音楽イベントクラスター・松山市」の状況でございます。昨日は63名の検査が行われまして、ライブ参加者が2名、その他家族等6名、計8名の陽性が確認されております。これにより(累計の)陽性者の内訳はライブ参加者が11名、その他家族等が7名、計18名のクラスターとなります。現時点で保健所に連絡のあった参加者のうち11名が陽性となり、ライブイベントの場での多数の感染、広がりが確認されました。さらに家族や友人、同僚等、濃厚接触者の検査で7名の陽性が確認されている状況を踏まえますと、既に一定程度、家族や地域にも感染が広がっているということも危惧されます。ライブ参加者およそ100名のうち、県外からの参加者も実は1割程度おられます。県内の参加者が9割程度でございます。県内の参加者にはほぼ大半から連絡をいただいておりまして、順次検査を行っておりますが、県外の参加者にも連絡を行って、管轄する保健所への相談が行われていると聞いております。若干まだ残っておりますので、これも昨日も今日も、もう全てメッセージは残っていますので、主催者から個別に繰り返し繰り返し連絡を取っていただいておりまして、必要に応じて保健所からも連絡を行い、早期に全容解明につなげていくということになっております。以上です。

 

(テレビ愛媛(幹事社))

 ただ今の発表事項に質問のある社はお願いします。

 

(愛媛新聞)

 すいません、愛媛新聞です。県民・事業者へのお願いの中で、県内も不特定多数の方で混雑するような場所への出入りは控えるとありますけども、これは具体的にどういった場所をイメージしたらいいでしょうか。

 

(知事)

 そうですね、例えば、大型商業施設で大規模なセールスがあって、そこにもう密が発生するような空間ができているとかですね、そういうところが一つ考えられるんじゃないかなと思いますけど。

 

(愛媛朝日テレビ)

 すみません、愛媛朝日テレビです。先ほどの不特定多数の方の質問に付随してなんですけれども、例えば、松山市内では音楽イベントでクラスターも発生しましたが、音楽イベントというのは、例えばこれに該当したりするんでしょうか。

 

(知事)

 まず国が指針として出しているイベント等の目安というのがあります。それは業界ごとにルール化されています。まずそれを守ってないイベントは、これはもうダメ。今回の場合はですね、そういったところはきっちり守っていたんですが、場合によっては先ほどのちょっとした気の緩み、「愛媛県は出てないから大丈夫なんじゃないかな」ということで、お店の側では守っていて、お客さんも大半はルールに従っているんだけども、共用空間で「ちょっとマスクを外して話してしまった」、あるいはその方が感染していた方で、場合によってはですよ、取っ手の扉等にウイルスが付着したとか、いろんなケースが、これ分からないんですけど想定されます。それから注意を徹底的にするということが大前提であると思います。もう一点は、今回速やかに連絡が取れるという状況になっていましたから、連絡が取れないようなイベントは、これもまたマニュアルの中でもそういうふうになっていると思いますから、これも行かないでくださいということになろうかと思います。(感染を)ゼロにはできませんから、大事なことは感染が確認された時に、全員に速やかに連絡が取れて、速やかに対処できるかどうか、もうそこが全て重要な点として集約されるんではなかろうかと思います。

 

(愛媛朝日テレビ)

 付随してなんですけれども、そういった音楽イベントの中にはですね、例えば首都圏から来るアーティストの方もいらっしゃると思うんですが、そのあたりはどのように考えられていますでしょうか。

 

(知事)

 そうですね、特に首都圏から来るときはおそらくこれ、例えば一つの例なんですけども、プロ野球のフレッシュオールスターゲームがありました。この時にグラウンドに入る選手たちは既に直前にPCR検査を受ける。われわれ県内の人間も、グラウンドに入る場合は直前にPCRを受ける。そういう徹底した体制組んでおりますので、首都圏から呼ばれる場合は、やはり直前のPCR検査は主催者の責任でやるというのは必要ではなかろうかと思いますね。

 

(あいテレビ)

 あいテレビです、お願いします。2点ご質問させていただきます。1点目が県の管理施設など、今対応を検討されているということですが、これはいつぐらいまでに判断されるのかということ。2点目に関しまして、会食人数の制限について、今日からモニタリング検査などの結果を基に判断するということなんですが、ここで感染拡大の恐れがあるということでしたら、その場合、どの程度まで人数を制限されていかれるのかについて教えてください。

 

(知事)

 施設に関してはイベント、企画展とかいろんな事やっているさなかで急にということができないという事情はあるんですけども、やっぱりできるだけ早くやる場合は指示を出す必要があると思いますので、ここはやっぱり2、3日の感染状況、先ほど申し上げましたように、今まだ新規の感染が急上昇している段階ではないので、そして既存の追い掛けの中で、囲い込みに向けての作業は各保健所頑張ってくれていますから、そこがこの2、3日の間に、こう(陽性確認の状況が増加傾向に)なっていくのか、こう(減少傾向に)なっていくのか、踏みとどまるのかというのを見極めて決めていきたいと思っています。

 それから飲食については、これ本当難しいハンドリングだと思います。何もかも止める、そう考える方が、簡単に考える方もいらっしゃるかもしれませんが、それでは社会は成り立ちません。人々の生活ができなくなってしまいます。ですから、当初から申し上げているとおり、感染対策と経済活動をどうバランスを考えながらやっていくかというのは、常にコロナが落ち着くまでは悩みの種になろうかと思います。今のこの段階では、毎日報告しているとおり、会食クラスターはまだ発生しているわけではありません。その事前の段階として、これから松山市の繁華街の検査が始まっていきます、モニタリング検査が始まりますけども、この段階で、2、3日中には見えてくると思うんですね。それを見てから判断していきます。それをどうするかというのはその状況によって、例えば10人以下なのか5人未満なのかというのも議論をしながら判断していくことになろうかと思います。ただ、いずれにしましても、そういう場合は経済への与える影響も極めて大きいですから、やる時というのは、皆さんが協力してくれる根拠、こういう状況だから、100パーセントの根拠なんかは示せっこないですけども「こういう状況だからここまでは我慢してほしい」というふうなことを示していかないと中々浸透しないと思いますので、そこは検査結果を見ながら判断していきたいと思っています。

 

(テレビ愛媛(幹事社))

 各社さん、他に質問よろしいでしょうか。ではこれで終わります。ありがとうございました。

 

(知事)

 はい、どうもありがとうございました。

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