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新型コロナウイルスの感染の確認(3月23日公表分)に関する記者発表の要旨について

ページID:0017308 更新日:2021年3月24日 印刷ページ表示

日時:令和3年3月23日(火曜日)14時00分~14時31分

場所:知事会議室

 

 

(知事)

 連日の会見ですけどもよろしくお願いいたします。首都圏への緊急事態宣言が解除されまして、リバウンドへの懸念が指摘されておりますが、本県の感染状況についても非常に強い警戒感を有しております。昨日の会見で第4波につながる可能性があるということを申し上げましたが、昨日、お店関係者の全面的な協力でどんどん今検査を実施しております。その関係で陽性者が多数確認されておりますが、第4波の入り口に立っていると言ってもいいと思います。これをさらに高い山とせずに抑え込めるかどうか、ここ数日の関係者とのチームワークで全力を尽くして抑え込みに頑張って取り組んでいきたいと思います。

 昨日の検査では、松山市繁華街で新たなクラスターが確認されました。このクラスターでは、本日の検査で変異株の感染も判明しております。変異株が松山市繁華街の特定のお店で広がっておりまして、感染の連鎖を食い止めなければ、年末年始以上の感染拡大に至る可能性も懸念されます。この危機感を県民の皆さん、特に松山市の市民の皆さんにはぜひ共有していただきたいと思います。

 昨日は23名の陽性者が確認されています。内訳は既存の事例で19名、新規4事例で4名であります。すなわち、複数の店舗全てが全面的に協力をしていただいておりますので、従業員さん、あるいはお客さん、検査どんどん進めていますので、その既存事例で感染が多人数確認されているということでございます。また、新たに確認された変異株陽性は12名でありまして、全員、今申し上げた新たなクラスターの陽性者でございます。陽性が確認された方に対しまして、心からお見舞いを申し上げさせていただきます。

 昨日の会見で3月後半に入ってから感染経路不明率、そして若い世代の割合の増加、こうした危険な兆候が見られるというふうなことを申し上げましたが、その翌日に幅広な検査の結果、23名もの陽性確認となりました。20名を超える陽性者が確認されたのは1月23日以来59日ぶりでございます。ただし、今回、多数の陽性確認となったことは関係する店舗の全面的な協力により従業員、そしてまた利用客、速やかに徹底的な呼び掛けをしていただいておりまして、早期に保健所の検査にも応じていただいております。また、自主的に医療機関を受診してもいただいておりますので、その結果でございます。そういう意味では発生の早い段階で迅速な把握ができたことは、今後の対処にはプラスであると考えておきたいと思います。

 昨日の検査で陽性が確認された既存事例の19名は、全て松山市繁華街の複数の飲食店の従業員や利用客の方々でございます。また、保健所の調査を進めていく中で、これまで335事例目、336事例目として発表していたこの2事例も、この事例、クラスターとつながりがあることが確認できました。いずれも特定の接待を伴うような飲食店の接点がございます。そういう意味では特定の店舗を中心に感染が広がったというよりも、これらの複数の店舗での従業員さんやお客さんが行き来をしていると、複数の店舗。そういったのも見えてまいっておりまして、複数の店舗での従業員や利用客の行き来により、一気に一体として感染が拡大していったものと考えられます。このため、335事例目、336事例目も一体的に捉えまして、337事例目として統合した上で、これら全体を新たなクラスターと認定し、「繁華街クラスター・松山市」といたします。新たなクラスターは、陽性者が、今の335、336事例目も加えますので、陽性者が26名と規模が大きくなっておりますが、現時点では松山市繁華街のキャバクラあるいはバー、遅くまで営業しているお店とその利用者に陽性者が集中しております。松山市でも繁華街以外での新規事例は散発的な発生にとどまっている状況でございます。また、松山市以外の地域への広がりは、現段階では見られている状況ではないということも併せて冷静に受け止めていただきたいと思います。

 こうした人数大きいクラスター発生しますと、大事なことは冷静に慌てないで対応する、やるべきことは個人個人の感染回避行動、これは何ら変わることはありません。そして、こうしたようなことがニュースとして流れますと、不安をあおるような投稿が出てくるのは避けられないと思います。注意喚起を繰り返していますが、どうしてもそういった方々は抑えることができません。ですから、多くの県民の皆さんは振り回されないように十分お気を付けいただきたいと思います。

 感染が以前から広がり急激に顕在化したものなのか、この1週間程度で感染が急激に広がったものなのかは断定はできませんけれども、今後の対応で拡大の波は抑えることはできると思います。これらの感染を家庭や職場を通じて、むしろ地域に広げないことの方が大事でございまして、特に医療機関や高齢者施設に波及させないことが重要でございます。地域への感染の連鎖を食い止めるためには、関係する飲食店を利用した方々に早急に検査を受けていただく必要がありますことから、お店の方もですね、全面的に協力をいただき、お客さんもどんどん連絡していただいているんですが、若干は分からないとこもあるということでございましたので、お店の協力をいただきました。

 関係する8店舗、全て店名を公表することに同意をいただきましたので、お知らせいたします。これらの飲食店8店舗でございます。まず松山市二番町のバー「Start(スタート)」、それから同じく二番町のバー「QP(キューピー)」、同じく二番町の「Bar JOKER(バー ジョーカー)」、続いて三番町「クラブ神楽」、同じく三番町「クラブ神楽 LUSSO(ルッソ)」、同じく三番町のバー「9STATES(ナインステイツ)」、同じく三番町の「Bar About(バー アバウト)」、同じく三番町の「BAR DANGER(バーデンジャー)」、この八つの店舗でございます。3月9日以降、これらのお店を利用した方々は濃厚接触者になる可能性が高いため、症状の有無にかかわらず、直ちに自宅待機に入っていただき、速やかに住所地を所管する保健所の方に連絡をいただきたいと思います。住所それぞれだと思いますので、こちらの方にその住所地の各保健所の連絡先を書かせていただいていますので、こちらの方に連絡をいただきまして、県・市保健所への連絡を呼び掛けている繁華街クラスターの関係者である旨お伝えいただけたならば、指示を出せるようにしてありますので、それに従って検査を受けていただきたいと思います。併せて家庭内感染にもお気を付けいただきたいと思います。特に、そのご家庭に医療福祉関係者が同居されている場合は、保健所に相談をしてください。そこで必要な感染防止対策を取っていただくよう指示、そしてお願いをさせていただくということにしております。また、3月8日までにこれらのお店を利用した方も、念のため健康管理に留意を願いたいと思います。さらに、この八つの店舗を利用した方以外でも、繁華街を利用し、近い距離で会話や接客を受けたり、長時間滞在した方で体調に異変を感じた場合、外出を避け、これまで同様、医療機関にすぐに連絡をして、受診をいただくようよろしくお願い申し上げたいと思います。県としては、松山市保健所と連携しまして幅広く検査を行って、感染状況の早期の把握と囲い込みに向けて全力を挙げてまいります。なお、これらのお店が自ら従業員全員に連絡をして、速やかに検査を促したこと。また、自ら利用客に連絡をし、検査を勧めていただいたこと。そして、今申し上げたように全ての利用客、大半は把握できているんですが、全ての利用客への連絡が困難ということが確認されましたので、地域への感染を食い止めるために、店名の公表に同意をいただいたこと。これはぜひ、県民の皆さんご理解をいただきたいと思いますし、感染拡大を抑えるために取っていただいたこうした行動に対しまして、知事としても感謝を申し上げたいと思います。断定はできませんが、3月に入り県内の感染状況が落ち着いていたこと。また、変異株が確認されていることを踏まえると、県外から人の移動によって変異株が入ってきて広がった可能性が考えられます。お店の方々もそういう意味ではコロナの被害者でございます。意図的に感染を拡大したものでは決してございません。地域への感染拡大を防ぐために、店名公表すると、またいろいろと言われるということも覚悟しての店名公表の同意でございますので、その点はぜひ県民の皆さん受け止めてあげていただきたいと思います。そして、こうしたところを冷静に見守っていただかないと、怖いという気持ちが広がって、次のケースのときに保健所への協力が得られなくなってしまいます。もう一度申し上げます。無責任な情報発信、不安をあおるような情報発信、おやめください。保健所への調査、そして検査への協力のハードルが高くなるということに結び付いているということをあらためて強く申し上げさせていただきたいと思います。

 それでは、入退院の状況について説明をさせていただきます。こうしたような状況の中ですので、医療機関に入院されている方は11名増えて27名でございます。重症者は変わらず1名、宿泊療養施設(に入られている方)はゼロなんですけども、変異株関係(の陽性者の方)はいったん入院していただいていますが、症状軽症の方も多いので、宿泊療養施設の方へということも今後考えてまいります。取りあえず今ゼロになっていますけども、こちらの方も活用してまいります。そして、自宅療養等は10名増えて14名。退院となった方は2名増えて合計で1045名の方がご回復をされております。

 次に、昨日はですね、濃厚接触者の行政検査は41件実施されておりますが、この他に、かかりつけ医の先生方、おそらく昨日も150件程度は行っていただいておりますので、約200件ぐらいの検査、その150件は1週間に1回の集計ですのでアバウトですけども、だいたい200件ぐらいの検査が行われておりまして、そのうち23名の陽性が確認されております。この23名のうち13名が協力医療機関での検査で確認されたものでありまして、その点、ちょっとここ分かりにくいんですが、かかりつけ医の先生方の150件程度の検査も踏まえた上で、23件(の陽性)が確認されているということでございます。

 まず、23名の概要ですけども、昨日もお知らせしたとおり、やはり20代、30代、特に今回繁華街のクラスターに集中していますので、ここが圧倒的に多くなっております。男性が15名、女性が8名。松山市22名、松前町が1名ということでございます。そして、会食が19名。そして会社員の方には、これらの店舗の従業員さんもこの中に含まれておりますので、16名ということで多くなっているところでございます。

 次に、対処事例等の中で封じ込め、そして囲い込み、こちらは特に変更はございません。調査中事例でございます。まず333事例目、こちらは海外から仕事のために来日して、出国前のPCR検査で陽性が確認された事例でございますが、昨日濃厚接触者6名全員陰性が確認されて、広がりは見えておりません。次の334事例目も今治保健所のケースでございますが、こちらも2名の検査を実施し全て陰性でございまして、広がりは確認されておりません。いまだこの2件とも調査・検査が継続中でございます。

 そして、今回の新規337事例目、松山市のクラスターでございます。ただ、誤解されていただきたくないのは、335事例で統合したものですね、最初に公表したところが感染の発端というふうなことで特定されているわけではございません。その点だけは取り扱いご注意をいただきたいというふうに思います。このクラスターの関係では昨日29人の検査を実施しまして、そのうち19名の陽性が確認されています。これまでの陽性者と合計しますと、松山市繁華街八つの店舗の従業員等、利用者等、併せて26名の陽性が確認されております。陽性者の内訳は、従業員、利用者等が25名、店以外の者1名でございます。他の店舗との関係では、飲食店の従業員がこの八つの店舗の行き来がありまして、こちらでは従業員なんだけど、こちらでは同じ人がお客さんになっていると、こういう入り乱れたケースでございまして、相互の関係がございます。そのため、従業員と利用者を合計しており、お示しをさせていただいております。なお、繰り返しになりますが、昨日19名もの陽性が確認されましたが、このことはくどいようですけど、店側の従業員の検査の働き掛け、そして利用客への呼び掛け、保健所による調査・検査が着実に進展しているという証しであるということを受け止めていただけたら、その点冷静に受け止めていただいたらというふうに思います。

 こうした店側の呼び掛け等により、かかりつけ医の先生方が行っている診療・検査医療機関における抗原検査で陽性が確認されている方も含まれておりまして、速やかな受診が事態の早期把握につながっております。そういう意味で本当に感謝を申し上げたいと思います。まずは呼び掛けを踏まえまして、これらの飲食店の利用者の検査や、そして濃厚接触者等の検査を迅速に進めてまいります。また、松山市繁華街、今は接待を伴う飲食店およびバーにだけでしか確認されていませんが、さらなる広がりが出てくる場合はですね、次の段階として、松山市繁華街従業員向けの幅広な検査の実施について、これは関係機関の人手の問題もありますので、関係機関とも相談しつつ、そういう場合は検討したいというふうに思います。

 新規事例では、この他の新規事例が4件ございます。これは4件1人ずつですので、(事例パネルの事例数)4、(陽性)4になっています。この中にもですね、現時点での保健所の調査では、他の事例とのつながりは確認はされていないんですけれども、ただ、今後は保健所の聞き取り調査進めていくとですね、場合によっては関連性が出てくる可能性もあります。その場合は、先ほどの統合した事例と同じようにですね、関連があったという場合は、こちらの方に入る可能性は今後出てまいりますので申し添えさせていただきたいと思います。なお、昨日説明したとおりですね、店によっては従業員さんがマスクをしていないケースも確認されました。基本的な感染防止対策がおろそかになっているお店も中にはあると聞いております。

 本日の店名公表による呼び掛けに先立ちまして、昨日、既に飲食関係の各団体に対して、傘下の飲食店への感染拡大防止に係る注意事項の周知・徹底を文書で依頼させていただきました。具体的な内容は次のとおりでございます。従業員の方に風邪症状など体調不良があるときは、勤務をさせず控えて、速やかにかかりつけ医等の医療機関を受診、または受診相談センターや保健所に相談をしていただくよう徹底してほしいということ。次に、入念な手洗いや咳エチケットとしてマスク着用、こういった徹底や3密の回避など、これまでずっとお願いしてきた基本的な感染防止策、もう一度徹底いただくよう要請させていただいております。そして、店内のこまめな換気、適度な保温、そして保湿、これに気を配っていただくようお願いしております。そして、配席の工夫による密集密接の回避、これも依頼させていただきました。そして、大声での会話の回避、会話時のマスク着用、体調の悪い方は利用しない、させないなど利用客に対する注意事項の掲示、これも徹底するように、いま一度文書で依頼をさせていただいているところでございます。

 さらに、念のため、本日公表した八つの飲食店に限らず、飲食店の従業員の方で体調不良がある方は、もう本当に休んでいただいて、すぐにかかりつけ医や医療機関を受診、また受診相談センターや保健所にご相談いただくよう、もうこの初期段階が大事ですから、特にお願いをしたいと思います。そして、県民や事業者の皆さんにおかれましては、今のところ、その他の業態の飲食には広がりは確認されておりませんが、飲食店を利用される際には、店側がこうした対策をしっかり取っている店なのかどうか、これをしっかり見極めた上でご利用いただきたいというふうに思います。

 第4波の入り口に立っているということを申し上げました。まさに踏みとどまれるか正念場でございますので、徐々に再開への歩みを進めている社会経済活動の影響を最小限に食い止めるため、何としてもここで抑え込みを実現したいと思います。県民や事業者の皆さんには、緊張感、危機感を共有いただきまして、あらためて感染回避行動の徹底をくれぐれもよろしくお願い申し上げます。以上です。

 

(愛媛新聞)

 今回のクラスターに関しては、もう変異株が広がっていると見て対策は取っているかと思うが、全員が入院するという措置はもう今後はちょっと変更になってくるのか。

 

(知事)

 いや、今のところそのままやっております。はい。医療の現場の状況も、皆さんのご協力もあってですね、逼迫(ひっぱく)する状況から脱していた状況にありますので、今の段階では、念のため全員入院していただくという措置を取っておりますが、これは専門家の先生方ともお話ししているんですけども、専門医の先生方の判断で症状的な問題がなければ、途中から宿泊療養施設の方に移っていただくということの差配もしていただくように今準備をしております。

 

(愛媛新聞)

 基本的には、今日も自宅療養など10人増えているかと思うが、この方々も宿泊療養施設とか入院医療機関にはいずれ入院するような措置を取られる。

 

(知事)

 いや、この方々は変異株ではない、(この中には)入院調整中(の方)も入っています。それで、変異株でないケースもありますので。

 

(愛媛新聞)

 あと、今回八つの飲食店の関係でつながりが見えているということだが、どのようにこう感染が、先ほどマスクをしていない状態の店舗も見受けられると。

 

(知事)

 全部じゃないですよ、一部。一部にそういう店もあったように聞いておりますので、注意喚起が必要だと思っております。

 

(愛媛新聞)

 どういう接触でこう広がったと見ているのか。近い距離での会話とかか。

 

(知事)

 飲食といっても、ちょっと業態が限られていますので、やっぱり接客を伴うお店であるとか、あるいは、例えばマスクなしに対面でどんどん会話が弾むとか、そういうところかなという感じはしますね。

 

(テレビ愛媛)

 それに関連して、その8店舗は、要は利用者の方が複数利用した上で広がっていったという、そういう最初の行動とかそのあたりの範囲というのは。

 

(知事)

 これはですね、非常にその8店舗の中で行き来というのはお客さんであり従業員さんであり、従業員さんがお客さんになってとか、そういう関係の行き来が確認されたということですね。それでお客さんが複数の店舗を、1人のお客さんが来店されたりしているケースもあります。

 

(テレビ愛媛)

 今回20人(超)というかなり大きな人数になりましたけれども、例えばこれがまた、今囲い込み検査ももろもろ含めて抑えるところにあると思うが、この複数、2桁の数が続いたら、またちょっと対策とかいろいろと考えないといけないと思うのだが、そのあたりの。

 

(知事)

 そうですね、先ほど申し上げましたように、今は限定的な業種の、繁華街においても限定的なところにとどまっていますので、これがまた広がるようであるならば、例えばエリアを限定して検査の体制を別途整えるとかですね、そういったことは検討していきたいと思っています。先ほど申し上げたとおりです。

 

(テレビ愛媛)

 繁華街内のそのスクリーニング検査とかそのあたりの。

 

(知事)

 それに近いですよね。はい、エリア限定ですね。

 

(テレビ愛媛)

 あと、変異株はどこ型の変異株かとかそういうのは分かったりするのか。

 

(知事)

 これはまだ、うち(本県)ではできないので、これから国立感染症研究所ということになると聞いています。

 

(NHK)

 時短要請が終わって、結構皆さん、気が緩んでいた時期でもあったと思うが、飲食店を利用するという意味で、呼び掛けたい注意があれば。

 

(知事)

 今くどいようなんですが、飲食店という一緒くたにという状況ではないと。その中で業種が非常に限られているということがありますので、大事なことは利用するお客さん側の感染回避への注意事項、それからお迎えするお店側のしっかりとした取り組み、両方があれば感染リスクはドンと低くなりますので、そこらあたりをもう一度お店側、そしてまた利用客の方々に周知をしていくというふうなことではないかと思っています。

 

(NHK)

 あと、先ほどエリアを限定して検査をするかもしれないみたいな話があったが、それに加えて、例えばその警戒レベルを上げるとか、そういった県側の対策は。

 

(知事)

 まだその段階ではないですね。だから今の段階というのはむしろ初期段階で、本当にお店の全面協力で従業員さんやお客さん、接触のあった方々への呼び掛けが早い段階でできたということ。それが検査へ結び付いたということ。そしてその検査の結果、そこの接触があった方々の陽性が多数確認されたということですから、本当にお店側の協力がなかったらこの把握はできなかったと思います。

 

(南海放送)

 知事の話でもあったように、業態が限られていて、深夜まで開いているお店という話があったが、いわゆるこういったお店を対象に営業時間の短縮要請だとかということについては。

 

(知事)

 それも可能性としてはあると思いますね。これ以上の広がりがあった場合はですね、やはり飲食関係の時短要請というのは、特にアディショナルな対応を松山市さんがするかどうかというまた別問題もあると思うんですけれども、やはり飲食店だけにとどまることなく、納入先・取引業者への影響が非常に大きいので、そこらあたりのリスクというのを十分見極めながら行っていく必要があると思っています。

 

(愛媛新聞)

 今の関連で、時短営業要請は今後広がりが見えたら可能性があるということだと思うが、それは飲食店に限ったのか、それとも飲食店の中でもまた業種を限ってする可能性とかそのあたりは。

 

(知事)

 (それ)も、あります。両方あります。

 

(朝日新聞)

 今回複数の店舗が一つの事例の中に入っているということで、今後も人数が増える可能性があるかと思うが、変異株の陽性者として入院させて、また退院時にも2回のPCR(検査で陰性確認)が必要になるということで、またその医療体制の懸念とかというのはあるか。

 

(知事)

 そうですね、変異株ということをあまり特殊に見ると、何かこういろんな受け止め方に違いが出てしまうんですが、基本的には既存のものよりも感染力が若干強い傾向があるという専門家の分析が出ています。例えば重症化率等々、こういったことについてはそう大きな違いはありませんので、基本的には感染回避行動の徹底というやるべきことは変わらないということであろうと思います。ただその感染力が強いんでより警戒が必要だということと、それから入院した場合の退院基準、2回のPCR検査等々も含めてそこはきっちりとやっていくということにしております。

 

(朝日新聞)

 その退院時に2回検査が必要ということで、通常の場合よりも入院する期間が長くなると思うが、そのあたりの影響というのは。

 

(知事)

 症状軽い方、軽症・無症状の方がほとんどですから、そこで、先ほど申し上げた宿泊療養施設とのタイアップ、その活用というのが重要になってくると思っています。

 

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