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新型コロナウイルスの感染の確認(2月18日公表分)に関する記者発表の要旨について

ページID:0017297 更新日:2021年2月19日 印刷ページ表示

日時:令和3年2月18日(木曜日)11時00分~11時09分

場所:知事会議室

 

 

(知事)

 今日は定例の会見ということですけども、最初に、今お話があったように新型コロナに関する会見をさせていただきます。昨日、県内で新たに3名の陽性者が確認されました。内訳は新規1事例で1名、既存1事例で2名でございます。まず、陽性が確認された方に心からお見舞いを申し上げさせていただきます。

 昨日まで陽性確認が5日連続ゼロが続いていましたが、6日ぶりの陽性確認となりました。新規事例は9日ぶりということでございます。県内の情勢は落ち着いてはいるものの、ちょっとした油断、その隙にコロナはやってきますので、本当にこれからも感染回避行動の徹底をよろしくお願い申し上げます。なお、陽性確認が3名のみでございますので、年代性別等の属性については、明日以降の陽性者数を累計して一定数に達した段階で後日あらためて統計的な整理を行い、公表させていただきます。本日は既存事例で2名。これ四国中央市の「高齢者(施設)クラスター5」のケースでございます。新規については、詳細は後日ということでございますが、今治市でございます。

 271事例目「高齢者施設クラスター5・四国中央市」。昨日は症状が現れた入所者、ここ数日ずっと落ち着いていたんですが、症状が現れた方がおいでましたので、この方が1名。そして、職場復帰のための職員の確認検査なども含めて45名の検査を実施いたしました。その中で入所者1名、職員1名の陽性が確認されました。この結果、「高齢者施設クラスター5」の陽性者は職員14名、入所者30名、施設以外の者4名。合計で48名のクラスターでございます。なお、陽性者と同じフロアの他の入所者および職員については昨日、今申し上げましたように、全員の検査を行いました。その結果、この2名以外の方は全て陰性が確認されております。現時点では施設内の感染の広がりは確認されておりませんが、さらに、念のため引き続き、幅広に検査を実施していきたいと思います。規模の大きい高齢者施設のクラスターの場合は、封じ込めまでに本当にお年寄りも多いケースですので時間が経ってから症状が現れるような事例がこれまでも経験則でございます。ということで時間を要しますけれども、施設側の全面的な協力の下に収束に向けて全力で対応しておりますので、ぜひ落ち着いて受け止めていただきたいと思います。新たな1名の陽性が確認された事例は、現在保健所において詳細、速やかな調査を進めている段階でございます。

 次に入退院の状況でございますが、大きな変化はございません。ただ久方ぶりの確認がありましたので、医療機関に2名入院の方が増えております。そして、宿泊療養施設の方は逆に4名退所されましたので、今もう1名だけという状況でございます。自宅療養の方も1名減って、8名ということでございます。その結果、退院された方は6名いらっしゃいまして、981名の方がご回復されております。医療機関、今まだ今日2名増えて20名いらっしゃいますが、高齢者の方が大半を占めておりますので、長期になっている方も多い状況でございます。そういうことで医療機関の負荷を上げないということが大事でございますので、その意味でもお一人お一人の感染回避の行動をよろしくお願い申し上げます。

 次にワクチン関係の進捗についてでございますが、県では医療従事者等の優先接種の調整を進めているところでございますが、先般も会見でお話しさせていただきましたけれども、医師会等の関係団体等の協力を得まして、接種希望者の人数がこの時点で把握できました。現時点で把握した接種希望者、希望されている方ですね、医療関係者で、5万2900名でございまして、いったんこの人数を国に報告したところでございます。昨日報告をいたしました。ただし、厚生労働省は2月16日付けの通知で、医療従事者等の範囲に新たに助産所の従事者や医学部生等の実習者等を加えることとするという方針を通知されましたので、県ではこの点について追加調査を行う必要がございます。そのために今5万2900人と申し上げましたが、増えていく可能性がございますので、その点は受け止めていただきたいと思います。ただ、全体的に対象者の大まかな人数が把握できましたので、今後、現時点で国からワクチンがいつどれくらいという情報はありませんけども、その情報が得られ次第、接種施設とのマッチングを行うなど、次の作業にその時点から入っていきたいと思います。以上です。

 

(あいテレビ)

 先ほどワクチンの医療従事者の希望の人数5万2900人。パーセンテージ的には何パーセント。

 

(八矢副知事)

 医療従事者だけではなくて、受付の方、作業員、清掃の方、かなり広範に含まれますので、全体が何人でという数字は把握しておりません。医療機関を通じて希望の方のみ集計をしたと。ただ、かなり多くの方が手を挙げていただいたというふうに考えてよいかと思います。

 

(愛媛朝日テレビ)

 確認だが、今回含まれているのは医療従事者だけではないということは優先接種の対象になっている医療従事者、元々5万人というふうに言われていたと思うが、それ以外の方もかなり多く含まれているということなのか。

 

(八矢副知事)

 そうです。元々、国の優先接種の対象としている医療従事者等の範囲には、例えば消防の救急の職員だとか、保健所の職員だとか、薬局の職員だとか、そういった範囲も元々含まれておりますので、厳密な医療職の方以外にも対象は含まれております。

 

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