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新型コロナウイルスの感染の確認(1月27日公表分)に関する記者発表の要旨について

ページID:0017289 更新日:2021年1月28日 印刷ページ表示

日時:令和3年1月27日(水曜日)15時00分~15時14分

場所:知事会議室

 

(知事)

 昨日は、県内で新たに15名の陽性者が確認されました。内訳は、新規は2事例でその中で4名、そして既存は4事例、その中で11名となります。陽性が確認された方々に心からお見舞いを申し上げさせていただきます。

 昨日まで3日連続で陽性確認が1桁、9名、6名、8名にとどまっておりましたが、本日は15名となっています。ただ、この要因としては、クラスターが発生している四国中央市の高齢者施設において6名の陽性が確認されたことが一つございます。ただし、その6名のうち5名の方々は、いったん陰性が確認されて少し時間が経って症状が現れて再検査で陽性となっておりますので、この方々はもう既に囲い込みの中ですから、濃厚接触者は発生しておりません。そしてもう一つの要因は、家庭内感染が5名いらっしゃいます。これも一つの場所、家庭内で複数の陽性が確認されたということでございます。これが高い水準であるということ、この2点がありますので、15名のうち11名がこの二つの要因による陽性確認でございます。市中全体に感染がまん延しているという状態ではないということでございますが、広く浸透している状況である可能性がございます。そういった中で家庭内に持ち込まれた感染が広がるというケースが多くなっています。

 1月8日から特別警戒期間に入りまして、県民の皆さんの注意深い行動と、それから時短要請した松山市の飲食店のご協力等もありまして、年末年始の感染拡大の要因である飲食店を契機、会食を契機とした感染は、着実に減少はしています。一方で家庭内感染の発生は続いておりますので、そこから広がってクラスターにという可能性は否定できませんので、注意深い行動が引き続き必要であります。重要なことは家庭内に感染を持ち込まないこと、そして家庭内から医療機関や高齢者施設に感染を拡大することを防ぐこと、これに尽きるという状況でございます。そのためには、一人一人の感染回避行動の徹底でございます。もうずっと言い続けておりますが、特に会食については、普段からご一緒にいるご家族や普段顔合わせをしてる方々と少人数で長時間にわたらない会食は、お店側も十分注意してますから、その範囲のルールの中でお楽しみいただけることは感染リスクほとんどございませんので、こうしたようなことは問題ないと思います。ただ、長時間であるとか大人数であるとか、あるいはちょっとでも体調が悪い方が参加してるとか、こういったケースが感染につながっておりますので、この点だけは十分注意してください。そして異変を感じた方は迷うことなく休む、そして人と接する機会をなくす、そしてかかりつけ医の先生に連絡をして受診をしていただくということを徹底してください。

 それでは、昨日の検査で確認された陽性者の概要でございますが15名、年代はご覧のとおり幅広い年代に広がっておりますが、先ほど申し上げました高齢者施設での陽性確認がございますので、こちらの方がちょっと医療現場への負荷を考えると懸念しているところでございます。多くなっております。そして、男女は特に大きな特色は見当たりません。居住地は松山市が中心でありますが、先ほど申し上げました高齢者施設6名、四国中央市、その他は昨日は確認されておりません。そして感染経路は説明しましたが、家庭内が相変わらず多いと。その中に医療関係、福祉関係の方、勤務されてる方がいて、そこからというふうな可能性も含めてここが多くなっております。特にこの7名っていうのは本当に懸念事項でございまして、この関係での陽性が確認されますと、幅広い検査を当然のことながら優先して行わなければなりませんので、保健所の調査も負荷がかかるということでございます。感染経路の中で県外が1名ございますが、この方は感染拡大地域、県外を訪問されて、その後に陽性が確認された方と会食を行っていたケースでございます。これも注意事項でございますので、現在は、本当に感染拡大地域は場所によっては保健所の後追い調査はもうできないという状況になってきているところもございます。いつでもどこでも誰もが感染する拡大リスクが飛躍的に高い状況にありますので、ちょっとした自分は大丈夫だっていうことがこうしたケースにもつながりますので、ぜひ往来の自粛も求めておりますので気を付けていただきたいと思います。

 入退院の状況でございますが、医療機関に入院されている方、ここがまた心配でございます。3名増えて69名。重症者は変更がございません。4名でございます。宿泊療養施設の方は4名退所されまして27名。自宅(療養等)の方も5名減りまして70名となっております。昨日退院された方、回復された方は21名でございまして、合計で786名が退院ということでございます。

 次に各事例でございますが、封じ込めの事例も増えてまいりました。松山市保健所では七つの事例で、八幡浜保健所では一つの事例で合計八つが、国の定める濃厚接触者の健康観察期間無事終了しましたので、これらの事例から感染が広がることはないということで封じ込め完了といたします。

 次に囲い込み事例でございますが、こちらはまず上のこの八つは既に囲い込んでいる事例でございますが、検査は行ってますが、全部陰性が確認されてますので問題がございません。そして、今日から松山市保健所の六つの事例が保健所の調査も必要なPCR検査も終了し、残すのは濃厚接触者の自宅待機と健康観察のみになりましたので、今日から囲い込み事例で注意深くケアをしてまいります。

 次に調査中事例でございますが、クラスター等を中心に説明させていただきます。まず271事例でございます。昨日は既に281人の検査を行っております。昨日は28名の検査を実施し、症状が現れた方職員1名と入所者4名、そして新たに検査したショートステイ利用者1名の計6名の陽性が確認されております。この結果、内訳は職員が8名、入所者等が21名、施設以外の者3名、合計32名のクラスターとなっています。ただ、6名のうち5名は既に囲い込んでる中での確認ですけども、1名の方はショートステイ利用者と申し上げました。既に昨日ショートステイ利用者全員の検査は行っております。19名のうち1名だけ陽性が確認され、残りの18名の方は全員陰性でございました。また、この1名の方も感染が確認されている3階の利用は、経歴の中で確認されておりますので、そことのつながりがあったということでございます。いわば今のところ入所者の感染は同一フロアの関係のみにとどまっておりまして、他のフロアの入所者には広がっていないということが確認されている状況でございます。現在、施設側の全面的な協力を得て、関係機関が総力を挙げて囲い込み、今申し上げたように注力しておりますので、四国中央市の皆さんにおかれましては冷静に受け止めていただきたいというふうに思います

 また、今治警察署も昨日は1名(検査)で1人(陰性)なんですが、残りあとわずか数名まだ検査をしなければなりません。もしそこで陰性が確認されたら、囲い込みが見えてまいります。こういう状況でございます。また、昨日医師の陽性を公表した県立中央病院。こちらについても医師と接触のあった職員および患者の検査を潜伏期間も考慮して順次行っているさなかでございます。本日検査を行った職員11名いますが、全員の陰性が確認されております。また、他の事例もですね、今申し上げた以外はご覧のようにポツポツと(陽性確認が)出ておりますが、広がるという懸念が今のところ見られない状況でございますので、詳しいもしご質問があったら、後ほどの事務方のレクで問い合わせいただけたらというふうに思います。

 そして新規事例が2事例で4名になっていますが、事例としては二つでございます。今後、保健所において聞き取り調査を進めて、検査対象者や感染経路を速やかに特定し、実施に移してまいります。4日ぶりに2桁の陽性確認、これはもう油断ができない状況であるということは、県民の皆さんもお分かりいただけると思います。ただ飲食店に起因する感染事例が減少、ここ数日見られないということ、そしてまた新規事例も今日は4名ですが、2事例であるということ、こうした効果が見えている点もございます。ここが緩まずに7日まで頑張ればですね、この今回のヤマというのは必ず越えられると思いますので、ぜひよろしくお願い申し上げます。以上です。

 

(愛媛朝日テレビ)

 冒頭にもひょっとしたらかかってくる話かと思うが、月曜日の時点で明日とあさっての感染状況がトレンドをつかむためには必要だというふうに言われていたと思うが、今日までの発表を受けて、トレンドというのは。

 

(知事)

 確実にですね。皆さんのご努力の効果というものが表れてきていると思います。先週までは感染の拡大をなんとか抑え込んでいるという状況でありましたが、昨日は五つの新規事例ありましたけれども、ここ数日の新規事例の推移を見てもですね。抗原検査も幅広く、毎年毎日これ以外に200件程度行われておりますから、かかりつけ医の先生方のご協力によって、広範に行われております。そういう中での新規事例の発生件数を見るとですね。拡大が抑えられているというところから、少し減少に向かった、なんというんですかね、可能性というのが見えつつあるかなという段階。ただ一方で少しでも気を緩めると一気にまた拡大する状況には変わりないと。こんな段階だと思ってます。その一方で高齢者施設のクラスター等が発生しておりますので、医療機関の負荷は非常に厳しい状況が全く変わりなく続いているということは指摘させていただきたいというふうに思います。であるがゆえに気を抜いて、抜いた場合がこわいんですね。特に高齢者の方に広がった場合は医療機関。さらにここから負荷が高まっていくということになる。ある一定の限界を超えたら救急医療、一般医療。今のところ大丈夫です。そちらに支障を来すような恐れが出てくるということは申し上げておきたいというふうに思います。以上です。

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