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新型コロナウイルスの感染の確認(1月1日公表分)に関する記者発表の要旨について

ページID:0017266 更新日:2021年1月5日 印刷ページ表示

日時:令和3年1月1日(金曜日)15時00分~15時31分

場所:知事会議室

 

 

(知事)

 新年あけましておめでとうございます。(本日は今年の)初日、1日ですけれども、ちょっと心配なこともございますので、この3日間の過ごし方等がその後の感染状況にもかかわってまいりますので、マスコミの皆さん恐縮ですが、今日はどうもありがとうございます。そしてまた、手話(通訳)の皆さんも1月1日からありがとうございます。

 まず、昨日は県内で新たに6名の陽性者が確認されました。2桁が続いておりましたが、昨日大みそかの8名、そして今日は6名と。昨日もですね、保健所の皆さんが感染拡大を最小限にくいとどめるために走り回って、追い掛けを続けてくれてます。そしてまた、医療機関、検査機関も頑張ってくれています。ありがとうございます。内訳ですけども、新規事例が2事例で2名、既存3事例で4名となっています。陽性が確認された方に心からお見舞いを申し上げさせていただきたいと思います。

 年始ですから、ちょっと振り返って基本的なお願いをさせていただきます。まずは、これは最初の段階から申し上げています。「敵はウイルス」でございます。人ではございません。感染された方も本当に交通事故にあったようなことでありますから、ウイルスそのものが敵であるという共通認識を基本的に持ち続けていただきたいというふうに思います。しかし、なかなかそれが届かない方も一部はいらっしゃると思います。そこでまず、感染者、そして医療関係者への誹謗(ひぼう)中傷、特にSNSやネット、そういうところでは自由に情報発信できますので、そういったところが見られる、一部の方だとは思いますが、これはもう本当にやめていただきたいと思います。それから、二つ目が感染者を特定しようとする行為。できる限りの公表はしているつもりですが、もっともっとという声も感染者に届いてしまった場合は、それが大きなプレッシャーになります。こうしたことは、調査を困難にしてまいりますので、これも絶対にやめていただきたいと思います。それから根拠のない情報拡散。これは社会に不安を与えるだけでございます。そうしたことも無責任にやらないでいただきたい。こうしたことをですね、良識ある皆さんは見たらですね、もうやめましょうよという声を上げる、そんな社会になっていただきたいと思いますので、県民の皆さんどうぞよろしくお願いいたします。そしてそれとは逆にエールを送っていただきたいところ、これはまず医療機関関係者でございます。受診、診察そして検体の採取、場合によっては検査をしていただいている先生方もたくさんいらっしゃいます。そしてまた、入院治療に当たっているお医者さんや看護師さんたちもいらっしゃいます。こうしたところの方々へ、さらには今申し上げたように調査ができなければこうした事例ごとの追い掛けをして、囲い込んでいくという、これが感染拡大を抑止する一番大きな力でございますので、それが困難になるということで日夜頑張ってくれています保健所の関係の皆さん。そしてこれも1日4回転ぐらい、毎日毎日正確な検査をやるんだという心意気で頑張っている検査機関の皆さん方、この方々はまさに感染リスクを持ちながら、使命感で頑張ってくれていますので、ぜひエールを送ってあげてください。そしてもう一つ見逃せないのが、やはり高齢者施設や社会福祉施設の関係者の皆さん。そちらでもし感染が拡大すれば医療機関への大きな負担になるということを念頭に置きながら細心の注意を払って、ただでさえ大変なお仕事ですけども、感染させないぞいうようなことでがんばってくれている方も大勢いらっしゃいますので、この関係の皆さんは特にですね、皆さんからエールを送ってあげてください。お願いいたします。そしてさらに、一人一人ができることは、もう感染回避行動に尽きるわけなんですが、もう一つですね、いつ、どこで、誰がかかるかわからない敵でありますから、ちょっとでも異変を感じたら、体調がおかしいなと思ったら、もうその時点で家にじっとしていただいて、かかりつけ医の先生、お休みの場合は相談コールセンターが24時間開いていますので、そこに電話してください。089-909-3483で、こちらで開いている最寄りの医療機関を紹介するかたちになっています。そのときはすぐに行くのではなくて、そのお医者さんに連絡を取ってから行っていただくように、これも一つのルールとして守っていただけたら幸いでございます。よろしくお願いいたします。

 陽性者の方を毎日公表させていただきますと、誰が、どこで、どういう人がというところに個人個人が関心を向けがちですが、大事なことはどういう場面を避けるべきなのかということが最も大事であります。そういったところにぜひ注目をしていただきたいと思うのですが、その意味で、昨日、東京で1,300人を超える陽性者が確認されたこと、ここに懸念のポイントが一つございます。東京は大都会ですから、有料で検査を行う民間機関が数多くあるそうでございます。地方はなかなかそういう民間機関はございません。それぞれの地域に東京から帰省するために、こうしたところを活用して検査をし、「陰性が出たから帰ろう、大丈夫だ」と言って帰られる方も大勢いらっしゃると思います。また、帰省前に検査を受けておこうと、確認しておこうということで、こうしたところを利用される方もたくさんいらっしゃると思います。そういった方が集中して1,300人という数字が出てきた可能性が高いと指摘をされています。ただ問題はですね、もしそうであるならば、「大丈夫だな」といって帰ったとしても、この検査というのはその時点での陰性が確認されるのみであります。特に東京は、今感染経路不明の比率が7割近くまで上がっています。もう追い掛けはできていません。そういう意味で、その時点で仮に陰性が確認されたとしても、その後帰るまでの行動でどうなってるのか、また、もう皆さんもこの1年間の動きでお分かりのとおり、陰性が出ても接触があった方は、後に少し日が経ってから陽性が出る、症状が出るというケースもたくさんございます。そういう意味で、特に東京で陰性、そういうことを念のため(検査を)やられた方はたくさんいらっしゃると思うんですけども、だから大丈夫だとは決して思わないでいただきたい。もし帰られている方がいらっしゃったら、それでも注意深く行動をしていただきますようにお願い申し上げたいと思います。それは年始から、これからの行動にかかっています。こちら(のパネル)に掲げておりますが、年末年始は人混みで感染が拡散する恐れ、家庭内で感染が拡散する恐れ、年末年始は基本的に家庭内で静かに過ごすようにしていただきたいと思いますが、特に先ほど申し上げましたように体調に異変を感じた場合はもうすぐに家から出ないで、相談センターやお医者さんに連絡をしてください。

 そして12月以降、忘年会等の会食を重ねた方、振り返ってみて十分な行動注意をお願いします。そして外出など、人との接触を可能な限り避けて、家庭内の会食も、先ほど申し上げましたように、例えば帰省された方で、東京で2日前に陰性だったから大丈夫だとは思わないでいただきたい、高齢者や基礎疾患を有するご家族は、特に注意をしていただきたいというふうに思います。そして年明け以降は、仕事が始まります。職場などでの感染が拡散される可能性が出てまいります。新年会で感染が拡散される可能性が出てまいります。同様に、体調不良の時は通勤・通学はやめていただきたいというふうに思います。特に、昨年のクラスターでも経験しました大人数、それから症状の悪い、ちょっと異変を感じてる方の参加、そしてまた普段会わない方、あるいは感染拡大地域から来られた方との会食、こういったことがクラスターにつながったというのは12月にお知らせしたとおりでございますので、十分気を付けてください。そういう意味では久しぶりの方々との会食ではなく、普段会っている方々での会食を考えていただけたらというふうに思います。こうしたような状況でございますので、ぜひ皆さん、年末年始の行動がその後の感染状況に直結するというふうなことだけは念頭において過ごしていただきたいと思います。

 それでは入退院の状況について説明させていただきます。まず医療機関に入院されている方は変更ございません。41名でございます。うち重症者の方も変更ございません。3名でございます。宿泊療養施設には2名増えまして28名。そして自宅療養、お医者さんの判断もあり、希望された方がこちらでございますけども、2名増えて22名。そして回復、退院をされた方が2名増えまして367名となっています。

 それでは次に、事例ごとの状況でございますが、112事例目は、最後の念のための再検査を行っています。濃厚接触者の健康観察も、国の基準に従って終わりましたので、封じ込め事例に入ってまいります。その前に全体ですね。昨日はですね、初めて聞かれる方もおられるかもしれませんので念のため申し上げます。こちらの件数は、衛生環境研究所等、行政検査の件数で昨日148件。その他に、1週間に1回集計し加算する、かかりつけ医の先生方が行っていただいている抗原検査等がございます。今日は金曜日でございますから、1週間分加算をいたします。先週1週間で918件やっていただきました。だいたい1日に直しますと130件ぐらいということになります。これらを合わせて総計で13,700件ということになります。その148件の中で、142件の陰性、そして6件の陽性が確認されました。こちらの陽性欄は、毎日抗原検査の分も連絡がありますので入っています。このうちの1件が抗原検査によって陽性が確認された事例でございます。協力機関、年末にもかかわらず先生方頑張っていただいておりますことも、あらためて感謝申し上げたいと思います。それでは各事例でございますが、先ほど、この112事例目は封じ込めと申させていただきました。

 次に囲い込みの事例でございます。118事例目、こちらはですね、既に囲い込まれていたケース。先ほど申し上げたように、濃厚接触者で、陰性の確認が取れていて自宅待機を行っていた中で、症状が現れたので検査いたしました。しかし陰性が確認されましたので問題ございません。

 そしてこの124事例目。年末のクラスター。「会食1」、「会食2」でございます。全ての調査、そして、大勢171名の検査が行われましたが完了いたしました。残すのは濃厚接触者の健康観察のみとなりましたので、124事例目の二つのクラスターについては囲い込みができましたので、ここに入れさせていただきます。

 次に、調査中事例でございます。この125例目は、こちらはまだ、もうあとわずかなんですけども、会食クラスターと医療機関のクラスターの二つが入っている事例でございます。こちらは、「クラスター3」の会食の方は、全ての調査、検査は終了しました。ということで、こちらには入れてませんが、「会食クラスター3」については、この事例の囲い込みはできました。しかし、医療機関の方は、昨日、医療機関以外、関係するその他の関係者87名を一気に検査をしまして、その中で1名だけ陽性が確認されました。この方は、1度検査で陰性が確認されましたが、症状が現れたため再検査、いわば囲い込まれて自宅待機をしていただいている中での陽性確認でありますから、そもそも濃厚接触者はいらっしゃいません。感染拡大の影響がない陽性の確認のケースでございます。またこの方は、医療機関の関係者ではございません。この結果、松山市の医療機関クラスターは、職員3名、患者の方5名、医療機関以外の方が1名増えて5名、合計で1名増えて13名となります。マスコミの皆さんに一つお願いがあるんですが、昨日までの配布資料において、クラスター事例の陽性者の内訳を「職員」「患者」「関係者」と記載しておりました。ただちょっと誤解があったように見受けられましたので、整理をもう1回させていただきます。この「関係者」のところなんですけども、この関係者はですね、陽性が確認された方のご家族や生活上の接触者、こういう意味になります。ということは、医療機関の関係者ではないということでございます。事務方レク等で行った説明でも誤解もあったと思いますので、本日から記載をこの「関係者」から変えます。「医療機関以外の者」と変更させていただきましたので、ぜひ受け止めて報道していただきますように、お願い申し上げたいと思います。

 次に、143事例目でございます。陽性のあったところですね。こちらは今治のケースでございます。昨日、保健機関が走り回ってくれました。検査も頑張ってくれました。21名の検査を実施いたしまして、1名だけ残念ながら陽性が確認されました。なお、このことによりまして、この事例、陽性者が6名になっておりますが、前のケースと同様でございます。1カ所で、その集いで5名以上が出たわけではございませんので、この6名は散らばっています。ですから6名ですがクラスターには認定してません。その点、誤解のないようにお願いしたいと思います。この陽性者の方の概要ですが、住所地は今治市、職業は会社員の方でございます。現段階では濃厚接触者1名が確認されています。なお、今治市で陽性確認が増加したことを受けまして、先日、会見で報告した県と市町との協定に基づきまして、早速、今治市から県の方に保健師さん2名を派遣いただきました。昨日から今治保健所で任務に当たっていただいております。年末の急きょの依頼でしたけれども、快くご了解いただいた今治市ならびに応援保健師さんの皆さんに感謝を申し上げたいと思います。地元に精通されている方なので大変助かっているというふうに聞いております。

 次に、147事例目でございます。こちらは、昨日、濃厚接触者8名を検査し、2名の陽性が確認されました。陽性者の概要ではございますが、お二人とも10代の女性。住所地は松山市、職業は学生さんでございます。昨日公表した陽性者(として)最初に確認された方と生活上の接触のあった方でございます。なお昨日までに、この3名の方、同じ学校に通われてますが、学校の方で自らホームページで公表をされておりますので、こちらの件で、何回も何回も名前は出さないでいただきたいというのがご希望でもございますので、そちらを確認していただきたいというふうに思います。現段階では、この2人の方の濃厚接触者、それぞれ4名と2名、合計6名を確認しておりますので、順次検査を進めてまいります。

 ここからが新規事例で2件でございます。まず148事例目。こちらはですね、30代の男性、住所地は今治市。既に所属機関、これは公ですから申し上げます、海上保安官の方でございます。所属機関の自主検査で陽性となった旨、ご本人から保健所に連絡がございまして、PCR検査で陽性が確認されました。この方は県外滞在中に感染したと考えられます。ただもう既に、こちらに帰ってくるときに分かって、そういった連絡もすぐにありましたので、濃厚接触者は県内にはいらっしゃいません。気を付けてちゃんと生活をされております。現段階で濃厚接触者は5名いらっしゃいますが、いずれも県外の方でございます。それらの方々が所在する関係自治体の方は、愛媛県の方から既に連絡をしておりますので、そちらで調査や検査が進められてまいります。

 次に、149事例目でございます。この方は職業は非公表といたしますが、県外在住の方でございます。そして、松山市保健所に届け出のあった方でございます。この方は、現在、濃厚接触者6名を確認しておりまして、そのうちの2名は、先ほどのケースと同様に県外在住の方で、それぞれ所管の保健所に連絡済みでございます。残りの4名の県内の方々については順次検査が進められてまいります。これまではできるだけ気を付けながら、全体像を県民の皆さんにお知らせすることが、落ち着いた対応に結び付くと。それを大方の大勢の皆さんは、受け止めていただいていると思います。ただご案内のとおり、昨年、誹謗中傷に関わる刑事事件が県内で発生したことから、保健所の調査が大変難しくなっていきました。怖いから話せないというふうなことになると、こうした追い掛けができなくなると。これは困ったという状況が生まれましたので、可能な限りご本人の意向を尊重して、さらに気を付けながら公表してきたつもりでございます。その結果、なかなか公表できないところもあったんですけども、ただその一方で、安心してお話をいただけるという状況が続いていました。しかしここ最近、また、さらなる公表をというようなことを求める声や誹謗中傷の投稿、こういったことをやはり患者さんの方々は見られている可能性がございます。年末に向けてですね、感染者が増えたときに、やっぱり怖いというようなことから、公表をこういうかたちやってはいるんですが、また難しくなってきています。そういう声があればあるほど、公表できなくなっていくということも起こってまいりますので、本当に最初に申し上げた、先ほどの情報については気を付けていただきたいというふうに思います。その結果、さらに保健所の調査に支障を起こさないためには、どうあるべきなのかっていうのは、これはさらに公表ができなくなるということになると思います。話を聞き取るためにですね、どうすればいいのかというは、現場の声を聞きながら考慮していきたいというふうに思います。それがまとまったら、またお知らせをさせていただきたいというふうに思います。今日は(発表する陽性者が)6名ということで、一見落ち着いてきているのかなと思うかもしれませんが、そうではございません。人の動きがある以上は、潜在的にはまだまだリスクは高い。そしてこの1月3日以降どうなるか、皆目まだ見当がつきません。そういう意味ではぜひ油断をされないように、一人一人気を付けてお過ごしいただきたいということを重ねてお願い申し上げます。以上です

 

(愛媛朝日テレビ)

 年末年始で開いている医療機関が少ない中、医療機関に患者が殺到したりとか、コールセンターに問い合わせが殺到しているという状況はないか。

 

(知事)

 幸いなことに非常に、医療機関に確認はしたんですけども、混乱ないと聞いております。インフルエンザが少ないというのもあるのかもしれませんね。そういったことなんで、支障がない状況で、先ほどのこちらも機能しながらですね、今診察したいという方はスムーズに受けていただける状況が続いているそうです。

 

(朝日新聞)

 新年会での感染の拡散の懸念を示してもらったが、年明け、飲食店とかに対する休業の要請だったり、そういったことは愛媛県として考えているか。

 

(知事)

 いや、今はもうご覧のとおりの状況ですから、感染経路不明も20パーセント台ですから、そういう段階ではないというふうに思ってます。むしろ、今お願いしたいのは、お店側の3密対策を徹底していただくこと。それから利用されるお客様の方については、今日申し上げましたけども、気を付けるべき点、ここに注目をしていただいて、その範囲で会食される分には、お店側の対策とお客様方の注意が重なればですね、これは十分回避しながらお楽しみいただけることだろうというふうに思っています。

 

(朝日新聞)

 市中感染が広がった場合には、もちろん休業とか。

 

(知事)

 もちろん。ただ市中感染というのがこれもまたよく簡単に使われてしまうんですけども、市中感染というのは、当然今こういうウイルスですから、どこでも市中感染はあると思うんですよ。ただそれがまん延しているかどうかという問題。今はこういった抗原検査もずっとかかりつけ医の先生がこれだけ毎日やっていただく中でのこの感染件数、陽性確認ですから、まん延という状況には至っていないと。こういうことだと思っています。

 

(朝日新聞)

 まん延してから休業要請ということだと遅い気もするが、どういったタイミングでその判断していくことに。

 

(知事)

 これだけ細かく丁寧に(関係機関が)毎日を追い掛けてくれていますので、変化というのは日々日々分かります。それはこれはちょっと危ないなという段階で、関係機関、専門家の意見も聞きながら考えていきたいと思っています。

 

(愛媛新聞)

 誹謗中傷に関して、これまでもさまざまなキャンペーンであったり、知事自ら発信されてきたかと思うが、その中で結構、他の自治体や県だと誹謗中傷された被害者の方の救済であったり、誹謗中傷そのものを防止するような条例、もしくはSNS上でのチェック、そういったことをされている自治体もあると思うが、より具体的な策など何か考えているか。

 

(知事)

 そうですね。呼び掛けで応じていただけるということをまず前提に考える必要があると思いますが、それでも変わらないというふうな段階では条例制定等もやらなければいけないということになっていってしまうので、可能な限りそれはやりたくない。良識に訴えたいというふうに思っています。

 

(愛媛朝日テレビ)

 今日から2021年がスタートしたが、新型コロナウイルスの対応に関して、新年の抱負はどうか。

 

(知事)

 非常に専門家でも解明できていない難敵でございます。ワクチンの接種、そしてその効果が出るまでは、この状況に向き合いながら進んでいく状況に変化はないということだろうと思っています。その意味で、関係者一同がチームワークでしっかりと連携しながら、緊張感をもって対峙(たいじ)し続けると。これをそのときが来るまで続けていくということを念頭において、みんなで頑張っていきたいというふうに思っています。そしてもう一つはですね、例えば東京等のようにもう追い掛けができなくなってしまうと、先ほどお話のあったいろんな規制をせざるを得なくなってくる。それが経済活動に与えるダメージも非常に大きい。極端な話で言えば、感染拡大防止、回避だけを考えればやりようはあると思います。ロックダウンとかですね。しかしそれをやったら人々の生活がもう破壊されてしまうと、経済を破壊されてしまうと。そのバランスをどう取るかというのは本当に難しいハンドリングだと思いますけども、感染拡大の回避ができれば、ある程度の経済を動かしながらって進んで行くことは可能だと思いますので、何とかそのかたちで乗り越えられないか、常に模索しながら頑張っていきたいと思っています。

 

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