ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 組織でさがす > 保健福祉部 健康衛生局 > 健康増進課 > 新型コロナウイルスの感染の確認(12月28日公表分)に関する記者発表の要旨について

本文

新型コロナウイルスの感染の確認(12月28日公表分)に関する記者発表の要旨について

ページID:0017263 更新日:2021年1月4日 印刷ページ表示

日時:令和2年12月28日(月曜日)15時00分~15時38分

場所:知事会議室

 

 

(知事)

 まず、マスコミの皆さんにお願いがあるんですが、ちょっと感染者多いんですけども、そこを最初に取り上げられてしまうとですね、いたずらに不安感が広がってしまいます。中身でお考えをいただけたら幸いです。そういうことを踏まえて、ちょっと発表の仕方をこういうふうなかたちにします。

 まずですね、昨日の検査で新規の事例は4事例で(陽性確認は)4名でございます。ということはここ数日の散発的な新規とそうは変わらないと。ここがまず大前提として捉えていただきたいと思います。そして、昨日クラスターが発生しましたので、かなり追い掛けを関係者がしてくれています。クラスターですから感染力の強いケースでございます。その関係で既存事例2事例で、この2事例だけの追い掛けで12名の陽性が確認されました。ということで、新規事例が4事例で4名、それから既存事例2事例で12名、合計16名。こういうかたちでございますので、お分かりいただけるんではなかろうかと思います。こうした既存2事例の中で12名なんで、新たにクラスター二つを認定いたします。いわばこの事例から広がっているというふうなことも一つありますし、昨日までちょっと多めに出ていたところが、また一つクラスターということでございます。陽性が確認された方に対しまして、お見舞いを申し上げさせていただきたいと思います。

 また、昨夜27日に入院中の方がお一人お亡くなりになりました。心からご冥福をお祈りさせていただきます。またご遺族の皆さんにお悔やみを申し上げます。性別、年齢、住所等の詳細についてはご遺族の意向が強く、その心情にも配慮し、公表は差し控えさせていただきますが、これまでお亡くなりになった方と同様にかなりのご高齢の方でございます。また同様に集中治療や人工呼吸が必要となったコロナの重症例ではございません。その点でご理解をいただきたいというふうに思います。

 本日説明させていただくのは4点ございます。まず市町ごとの陽性確認の状況、それから年代別や感染経路別の状況、そしてまた、今日が仕事納めのところも多いと思いますので、これらを踏まえた年末年始の具体的な注意を呼び掛けさせていただきます。まさに今感染拡大の入り口に立っているから一歩を踏み出すか踏み出さないか、そんな状況でございますので、ぜひこの年末年始、とりわけ県民の皆さん、今まで以上に注意深く行動をお願いしたいと思います。その結果が年明け以降の状況に全て影響をしてまいりますので、そのことを念頭に置いていただきたいと思います。そして四つ目が昨日の検査状況と新たな陽性確認の状況でございます。

 県内では1桁の陽性確認で何とか抑えられてきた陽性者数、先ほど申し上げましたように既存の事例からのクラスターの広がり、これが多いんですが、16名の陽性確認となりました。また21日からのこの1週間で56名の陽性確認となります。先日から県内では感染拡大の入り口に立っているという危機感を呼び掛けてまいりましたが、既に感染拡大が懸念される段階というふうに申し上げさせていただきます。昨日また公表した会食の場でのクラスターに続きまして、この同じ事例の中で、新たに別の会食の場でのクラスターが確認されました。さらに別の既存事例の中で県内の陽性者に加えて、県外にも(濃厚接触者)が数名いらっしゃるという発表昨日させていただきましたが、こちらの中の1人で陽性確認がなされましたので、同様に会食の場でのクラスターとなったものがございます。全国の状況と同様、県内の事例においても、感染のスピード、感染力の強さというものを痛感します。

 それではまず、陽性確認された方々の住所地別の状況をお示しいたします。全体の傾向は前回発表した11月30日時点と比べて、そう変化はございません。これが全体ですね。これは今までの431人の全てを網羅した分布図でございます。(もう一つのパネルの)これがですね、12月に入ってからの状況でございます。こうなってくるとちょっとこの色合いが変わってまいります。12月以降も陽性確認は松山市が圧倒的に多く中心になっています。色が全然違います。それからクラスター、今日お話ししますが、今日の事例から別の会場でというクラスター、今治でございます。今治市でのクラスターが出てまいりましたので、色がちょっと変わりました。そして、ご覧のように松山市の近辺がやはり傾向として陽性者が確認されています。これ今までは東予地域、中予地域と申し上げてきましたが、それも含めて市町ごとに色分けをしております。12月以降、南予地域、ここ一つだけ色が付いていますが、八幡浜市でございますけども、ただこれは進行中の事例ではございません。既にこの事例は囲い込みを超えて封じ込めが完了しておりますので、その点は受け止めていただきたいというふうに思います。20市町のうち前回は13市町でしたが、15の市町で陽性が確認されています。陽性確認がゼロの市町は五つでございますが、そこでも全部、濃厚接触者や発熱者等の検査は行われておりますので、注意喚起、そして感染回避行動については他の市町と同じように取っていただきたいと思います。今後陽性者が確認される可能性は十分あるというふうに申し上げておきたいと思います。また、何度もお伝えしていますが、この公表によってですね、根拠のない差別や偏見、意味の無い誹謗(ひぼう)や中傷、無責任な情報拡散、本当に感染されてない方は感じないかもしれませんが、感染された方の心情、そして医療現場や保健所や検査機関やあらゆる所で踏ん張っている方々に与える影響、ぜひこれを考えて行動をお願いしたいと思います。

 次に、年代別の状況でございます。これまでの累計になります。こちらですね、左側。こちらを見るとですね、幅広い年代でお分かりのとおり、陽性が確認されていることが分かります。ただし12月以降右側のグラフ、こちらになると様相が少し変わってまいります。20代から50代、こちらで74パーセントの陽性が確認されています。これはどういうことかと言いますと、仕事などで活発に行動する年代、いわば働き盛りの世代で圧倒的に陽性が多くなってきていると。家庭内での感染もありますけれども、仕事や友人関係での会食が感染の主な要因で、そこからまた家族へというケースも増えてきております。ぜひ働き手世代の中で多くなっているということは共通認識としてお持ちいただきますようお願いいたします。

 そして、さらにこれを細かく分析しますと、最近の傾向、1週間でございます。ご覧のとおり、このピンクのところは20代になりますが、圧倒的に20代、そしてここですね、こちら40代、こちらが多くなっているのはお分かりいただけると思います。特に若い世代は無症状の方も多いことから、感染していないという感覚が多いんですけども、自分が感染してるかもしれないという意識を持って、感染回避行動の二つ目、「うつさないよう周りに配慮」。20代の方々には特にこれを意識していただきたいというふうに思います。ご自身だけではありません。その仲間に、あるいはその周辺の家族にこうやって広がっていくのがコロナウイルスの特性であります。特にホストクラブやガールズバー、キャバクラなどの夜の街に出入りした若い世代の方は年末年始の過ごし方とご家族との接触、くれぐれも気を付けてください。本当にお願いします。

 感染経路別の状況ですけども、ご覧のとおり推定できるものは家庭内感染が30パーセントぐらい。会食での感染が29パーセント、30パーセントぐらい。職場はかなりそれぞれの仕事場、いろいろな工夫をしてくれているのか、若干落ち着いてきています。この会食での感染からこちら(家庭内)に広がるという可能性が多いということでありますので、やっぱりここらあたりは十分注意が必要だということでございます。

 そこでまず、今後の感染拡大のリスクでございます。陽性の方と接触して次の方が発症するまで、これまでより、短くなっている傾向が現れています。2日から3日ぐらいで発症するというケースが多く発生しています。会食などでの感染が年末年始に家庭内や人混みに持ち込まれて、年が明けて職場や新年会でさらに拡散する。これを一番避ける必要がございます。具体的に申し上げますと、12月に入り忘年会等、職場や友人間での会食などにより、若い世代や働き手世代で感染が拡大するケース、大みそかや初詣などの人混みで感染が拡大するケース、帰省などによりお年寄りも含めた家庭内で感染が拡大するケース、年が明けて職場で感染が拡大するケース、また新年会で感染が拡大するケース、こういった会食、人混み、家庭内、職場、新年会、年末年始に向けて、この可能性があるということを十分にお分かりいただいて過ごしていただきたいと思います。そこでこれらのリスクを避けるため注意喚起をさせていただきます。まず会食でございます。もう言わずもがな、体調不良を感じたら外出や人との接触を避けてください。もうそれがもう基本でございます。特に会食には絶対に体調悪い方は参加をしない。これを徹底していただきたいと思います。二つ目には久しぶりの方々との会食は避けていただきたい。また会食メンバーは次の2点、両方に当てはまる場合に限定するように努力をしていただきたいと思います。毎日のように会っているご家族や職場の方、頻繁に顔を合わせている地元の方、もう一つは過去2週間の行動歴をお互いが確認し合って、感染拡大地域に行っているか行っていないかとかですね、そうした所から帰って来た方と会っているか会っていないか、そういうふうな感染の機会がないと確認して考えられる方、もうここを会食する場合は必ずチェックをするように心掛けていただきたいと思います。

 次に、年末年始のリスクとなる「人混み」「家庭内」での感染を避けるための注意喚起でございます。年末年始は可能な限り家庭内で静かにお過ごしをいただきますようお願い申し上げます。同様に、体調不良の場合は外には出ないでいただきたい。それから、ここはちょっと振り返っていただきたいところなんです。12月以降に忘年会等の会食を重ねた方、振り返ってみていただきたい。この方々については、今は症状がなくても、突如発症する恐れがあるということも前提にして行動していただきたいというふうに思います。そして、外出など人との接触を避けて、家庭内の会食にも特に高齢者・基礎疾患をお持ちの方がご家族にいらっしゃる場合は、特に注意が必要でございますので、これは場合によっては感染して命にまで関わる可能性があるということをお考えいただきたいというふうに思います。そして今度は年明けでございます。年末に、場合によっては家庭内で感染して年明けに職場や学校で広がることも、想定するリスクとして考えておかなければなりません。そのため、年明け後、体調不良を感じた場合は、通勤・通学は控えていただきたい。接触を避ける。特に会食には同じように絶対に参加をしないということを徹底していただきたいと思います。そして、忘年会と同様に新年会においても、日常的な接触のない久しぶりの方々との会食は避けていただきたいというふうに思います。ここは先ほどと変わりません。同じでございます。以上でございます。ここで今、申し上げたような感染回避行動を一人一人、どこまで届けられるか、お聞いただけいただけるか分かりません。限界もあります。マスコミの皆さんにもご協力いただきながら、(注意)喚起はずっと続けてまいりますけれども、それ次第によって、年明け以降の愛媛県内における状況は本当に大きく変わってまいります。なんとか抑え込んで、命を落とすような方が出ないように、われわれも年末年始も関係者は全力を尽くしますので、一番の頼りは一人一人の感染回避行動にあるということはこれまでどおりでございますので、よろしくお願い申し上げたいと思います。

 それではまず、入退院の状況について説明させていただきます。医療機関に入院されている方は、昨日より5名増えて37名となっています。重症の方は変更がございません。4名でございます。それから宿泊療養施設の方は5名増えて15名になりました。自宅療養の方も3名増えて現在17名でございます。一方で退院となった方はお二人ご回復で増えて350名になっています。そして、昨日ですが、衛生環境研究所のPCR検査を中心に行われた行政検査のみここには出ています。93件。この他に毎度申し上げますけれども、1週間に1回集計で加算いたします、かかりつけ医の先生方が頑張ってやっていただいている抗原検査が、これの他にだいたい1日平均で110件から130件ぐらいあると思います。そういう中でこの数字が出ています。そしてその中で、内訳は77件は陰性でございました。そして陽性だけは、抗原検査をやっているかかりつけ医の先生からも毎日連絡がありますのでそれが含まれている、16件になります。すなわち、この16件のうち2件はかかりつけ医の先生から連絡のあった抗原検査で陽性が確認された人数となります。

 次に、各事例の進捗状況でございますが、まず、この120事例目と126事例目については、濃厚接触者の健康観察期間、国の規定に従ってやっておりましたが終わりましたので、この2例については、封じ込め完了ということになります。次に囲い込みの方ですけども、この116(事例目)と117事例目は、すでに囲い込んでいる中でのケースですけども、双方ともに症状が現れた方が、それぞれ1名ずつ検査しましたが、お二人とも陰性が確認されましたので、こちらは変更ございません。そして121事例目、調査も検査も全部完了しましたので、濃厚接触者の健康観察・自宅待機を残すのみとなりましたんで、囲い込みに今日から入ってます。

 次に、調査中事例でございます。この中で、122事例(目)、123事例(目)、127から128、129、130(事例目)、この六つの事例につきましては、昨日検査はございません。そんなに人との接触がない事例がほとんどでございますが、調査は引き続き行われております。そしてもう一つは、潜伏期間の関係で検査が若干ずれているというのも中にはございますので、1、2、3、4、5、6、7、この(132事例目も含めて)7事例については今申し上げたような状況にあります。

 今日、陽性等々はこの六つの事例になります。まず124事例目でございます。現在も広範に検査が進んでおります。昨日は濃厚接触者等45名を検査いたしまして、8名の陽性がこの一つの事例から確認されました。この事例での陽性者の合計は16名となります。冒頭で申し上げましたとおり、昨日公表したクラスターとは別に、新たな「会食の場」によるクラスターが今治市で確認されました。ただし、昨日のクラスターとは異なり、今回のクラスターは飲食店での会食ではございません。今後は、昨日公表したクラスターを「会食1」、本日公表するクラスター、関連がありますので「会食2」として整理をさせていただきますので、マスコミの皆さんよろしくお願いいたします。なお、「会食1」での感染の広がりが、その後、会食、2次感染として「会食2」へと広がったものでありまして、事例内でつながりがございます。共通の参加者がいらっしゃいます。それぞれの内訳でありますが、「会食クラスター1」では、これは松山市でございます。参加者5名、関係者5名、合計10名が、陽性確認されています。この「会食1」の方ですね、10名が関係者も含めて陽性確認です。本日以降、この関係では、順次濃厚接触者等74名を検査してまいります。追い掛け続けています。一方、「会食クラスター2」、こちらは今治市になりますが、こちらの陽性者は参加者6名、今のところ関係者はこれからになりますのでゼロ、合計で6名の陽性者が確認されております。こちらの方では、本日以降、順次濃厚接触者等19名を検査予定でございます。なお、陽性者の方々は保健所の調査には全面的に協力をいただいておりまして、濃厚接触者等の関係者の特定を進めています。会食の参加者は、職場関係を含め、働き盛りの世代の方々が中心でございます。それぞれの個人の属性については、現時点ではこれ以上の公表は差し控えさせていただきますが、追い掛けている先々で(自宅)待機とかですね、どんどんどんどんやっていただいておりますので、関係者が全力で当たっていることはお知り置きいただきたいと思います。

 次に125事例目でございます。新しく今日、もう一つ認定するクラスターでございます。こちらは昨日、濃厚接触者等20名を検査いたしまして、4名の陽性が確認されました。125事例目では合計7名の陽性確認となりますが、昨日までに公表した3名と本日公表の1名の合計4名は、親族での会食の場に同席をされていたケースでございます。さらに、ここの場所には、県外の方も複数いらっしゃると申し上げてまいりましたが、県外6名いらっしゃいます。それぞれの地域で調査検査が進んでおりますが、そのうち1名だけ検査結果が判明いたしました。陽性が確認されました。残りの方はまだ検査結果の連絡はございません、まだ入ってきておりません。ただこれも、感染力が非常に強いからこそクラスターになってるので、その可能性はある、高いかもしれません。そういうことで、同一の会食で5名の陽性確認があったというふうになりましたので、クラスターとして認定をさせていただきます。なおここもですね、飲食店での会食ではございません。飲食店での会食ではございません。そして、親族での集まり自体はやむを得ない事情がございました。ただそうでも、やはり身内の親しい会食であっても感染が広がる怖さをご理解いただきまして、くれぐれも気を付けていただきたいというふうに思います。(こちらを)「会食クラスター3」とさせていただきます。ここでは県外在住者を含め参加者が5名。そしてまた関係者が3名陽性判定となっています。そして本日以降順次、濃厚接触者等42名を検査してまいります。なお、この事例の関係者3名につきましては、松山市の医療機関の関係者でございます。そちらの医療機関ももう既に対策をこの段階で打っていただいております。現在、さらなる調査を保健所で進めて、幅広な検査につなげていく準備をしています。

 次に131事例目、こちらはですね、既存事例でありますが、20代で中予保健所に届け出のあった方であります。昨日この関係では12名濃厚接触者を検査し、全員陰性が確認されましたので、この段階では広がりは確認されておりません。なお、保健所において調査は続行しております。

 続いて、ここからが新規事例4件でございます。まず133事例目、こちらの方は50代の男性で、住所地は松山市、職業は自営業の方でございます。現段階では濃厚接触者等5名を確認しています。

 次に134事例目、こちらの方は、住所地は松山市の方でございます。現段階では感染者の強い意向がございますので、そこまでに(公表は)止めさせていただきますが、濃厚接触者は今の段階で確認されていません、聞き取り調査では。ただ念のためさらに調査は継続しております。これが134(事例目)。

 次に135事例目でございます。こちらは女性の方で、松山市保健所に届け出のあった方でございます。現段階での調査では、濃厚接触者は5名確認されております。

 最後に新規四つ目、136事例目でございます。こちらは20代の男性、住所地は松山市、職業は会社員の方でございます。現段階の調査では、濃厚接触者等は6名確認をされています。

 以上が昨日の検査の状況でございますが、もう一度申し上げます、あえて。16名ではございますが、今申し上げましたように、新規は散発的なこれまでの傾向と変わらず4件、そして二つのクラスターが新たに認定されましたので、この2事例ではクラスターが三つあるということ、その関係でどんどん調査と検査が進んでいることによって、この2事例で12名が陽性確認された。引き続き、こちらはまだまだたくさん検査していきますので、ひょっとしたらこれクラスターですから感染力が高いので、場合によっては増えていく可能性は十分にあると思っています。

 以上で報告を終わりますが、2日連続で会食によるクラスターが確認されました。会食を控えている皆さんから見ればですね、自分は我慢してるのになぜやったのかと責めたい気持ちになるかもしれませんが、いつでもどこでも感染する可能性はあります。過去の行動をもう批判しても仕方がありませんし、感染回避には何らつながりません。われわれが変えることができるのは過去ではなく未来でございます。今日は具体的に年末年始、この状況を踏まえて、お願いの注意喚起を行わせていただきました。ぜひ医療現場、保健福祉関係者、保健所、検査機関、もう年末年始はこれでもうないと思います。本当にそういった方々の奮闘にぜひ気持ちを向けていただきまして、そのためにも、今日の注意喚起はぜひ受け止めて実行に移していただきますようお願い申し上げたいと思います。以上です。

 

(テレビ愛媛)

 この年末年始の帰省がもう始まっているかと思う。県外ナンバーも多く見られるし、会食等の機会なんかもやっぱり増えるかと思うが、このあたりもさらに踏み込んで会食の自粛を求めるようなことっていうのはあるのか。

 

(知事)

 そうですね。まさに今日の注意喚起が会食の自粛、注意そのものだと受け止めていただきたいと思います。県外から帰って来られる方も含めて、普段会っていない方との会食は避けていただくと。これはまさに自粛そのものでございますので、ぜひ今日のことについては、本当に年末年始によって状況は来年以降変わると思いますので、ここはマスコミの皆さんにもぜひ浸透を図るべく、注意喚起の報道をよろしくお願いいたします。

 

(愛媛新聞)

 125事例目の関係者の方が医療機関の方だと言われたと思うが、具体的にはどういった状況になっているのか。

 

(知事)

 今医療機関の方3名の感染が確認されてますので、もう医療機関は閉じて、対策をしっかりしているという状況になります。

 

(愛媛新聞)

 例えば患者さんとかそのあたりは。

 

(知事)

 そこはまだちょっとこの段階では。いま検査も今日ずっとやっていきますので、例えばクラスター化するということになれば、また協議を進めてですね、公表の仕方は考えていきたいと思っています。

 

(愛媛新聞)

 関係者の方は今、幅広く検査をしているということ。

 

(知事)

 はい。

 

(テレビ愛媛)

 クラスターの関係で利用者、参加者の把握だとか、そういったことはどこまで進んでいるのか。

 

(知事)

 もうほとんどというか全員分かっていますので、(その方たちは)自宅待機。そして検査というスケジュールを今組み立てているさなかでございます。ただ、そこでまた陽性が出たら速やかにその方のまた追い掛けをしなければならないので、ちょっとこれは感染クラスターですから、感染力が高いことも想定しておかなければいけないので、ちょっと今の段階ではどこまで。前回のクラスターもそうだったんですけど、今回の場合は双方、身内の方も多いので、誰がというのは特定しやすいクラスターではあります。ですから全く分からない方が可能性があるというケースではないので、その点を集中的に今、追い掛け作業を進めています。

 

(愛媛朝日テレビ)

 直接今回の感染事例とはちょっと離れるが、いま先ほど知事も年末年始、医療機関の方、非常に頑張られて対応される話をされていたが、他県のようにその医療機関への協力金みたいなこと、協力金(の支給)などの考えというのは今あるのか。

 

(知事)

 医療機関への協力金や看護師さん等々への協力金はもう早くに、4月に愛媛県は立ち上げていますので、そこはどこよりも早くやりました。それが継続しています。

 

(愛媛朝日テレビ)

 年末年始についても。

 

(知事)

 はい。

 

(愛媛新聞)

 冒頭の呼び掛けで、ホストクラブやガールズバー、キャバクラなどに出入りした若い世代の方もというような話があったかと思うが、これは具体例として、そういった事例で感染が広がっているのが確認されているということなのか。

 

(知事)

 一般的な注意喚起ですね。

 

(愛媛新聞)

 具体的な例であるというわけではないということ。

 

(知事)

 ないです。よく言う接待を伴う飲食店の中でも最も密接しやすい、避けられないというふうなことでの一般論でございます。

 それと二つだけ私の方から。(以)前の会見でも申し上げたんですけども、免疫学の専門家の先生の観点から見れば、高齢者が免疫力が低下するのは平均すると50歳を超えてからということでありましたので、注意喚起するのであれば高齢者。高齢者と一言で言うと70歳以上なのかとか受け止められてしまうんですが、免疫学の観点から見れば50歳以上は相当するということでございますので、その点、お気を付けいただきたいというふうに思います。

 それともう一つは若い人たちは無症状が多いと申し上げましたが、これも私も分かりません、ニュースで見ただけでございます。一部のニュースでは若い人は軽症ではあったけども、後になって後遺症が出るケースがあるということが報道されていました。そのことも踏まえて注意をしていただきたいというふうに思います。以上です。

 

(愛媛新聞)

 後遺症についてなんですが、県内では現状、その後遺症について何か新しい情報とかそういうのは得られていないのか。

 

(知事)

 まだ報告はございません。県内にはございません。あくまでもまだ少ないのかもしれませんが、ちょっとここは僕も分かりません。全国ニュースで何回かそういう取り上げをされてましたので、気を付けておく必要があるのかなというふうに思っています。

 

お問い合わせ

保健福祉部保健福祉課

〒790-8570 松山市一番町4-4-2

電話番号:089-912-2380

ファックス番号:089-921-8004

 

保健福祉部健康増進課

〒790-8570 松山市一番町4-4-2

電話番号:089-912-2400

ファックス番号:089-912-2399

Adobe Reader<外部リンク>
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)

AIが質問にお答えします<外部リンク>