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新型コロナウイルスの感染の確認(12月12日公表分)に関する記者発表の要旨について

ページID:0017255 更新日:2020年12月14日 印刷ページ表示

日時:令和2年12月12日(土曜日)15時00分~15時17分

場所:知事会議室

 

(知事)

 昨日は県内でお二方の陽性が確認されましたのでご連絡させていただきます。いずれも新規事例ではございません。既存事例の関係者の陽性確認になります。こういった場合ですね、現場のレクというかたちで公表することにしておりましたが、ちょっと医療関係者等(が関係する事例で)もございますので、私の方からご連絡をさせていただきたいと思います。また、お知らせしたいこともございます。

 本日の説明事項4点で、入退院・検査状況、それから新たな陽性確認も含めた昨日の検査結果、それから新規事業として国が発表したひとり親世帯への給付金の支給についてのお知らせ、それから県内の感染経路の状況について、以上を説明させていただきます。

 まず、入退院の関係でございますが、現在入院されている方は昨日より1人減りまして46人。重症者は変わらずにお二人でございます。それから宿泊療養施設も変更なく5人のままでございます。ただ、この自宅療養されていた方は4人減少しまして10人。その結果、全ての退院者が7人増えまして、この7人の方はご回復でございます。合計で288人が退院者となりましたので、退院者の方は順調に回復されている様子が分かっていただけると思います。

 次に、事例ごとの説明でございますが、まず今追い掛けているのが2事例ございます。昨日いずれも公表させていただいた事例でございますが、まずは松山市の70代男性の会社役員の方のケースでございます。濃厚接触者等が20名確認されておりましたので、20名の濃厚接触者等を検査したところ全員陰性が確認されました。もうひと方、ここ(愛媛県内の状況パネルでは)21人になっていますけども、同じ会社に勤める方で、濃厚接触者までに至らないかギリギリのところなんですけども、症状があるということで検査をしました結果、この方が陽性となりました。なお、この1人陽性になられた事例ですけども、最初に陽性になった方との濃厚接触者等が別途7名いらっしゃいますので、こちらの検査は今日中に実施をいたします。

 そして、もう1人新たに陽性が確認された方の概要でございます。住所地は松山市、30代の男性の方でございます。職業は会社員で、この(102事例目の)最初に確認された方と同じ会社に勤められている方でございます。軽度、濃厚接触者までに至るか至らないか(程度の)、軽度の接触があったことを確認しております。現時点で、この方の濃厚接触者はご家族等4名を確認しておりまして、潜伏期間の関係もございまして、今日4名のうち2名を、そして明日残りの2名を検査する予定でございます。このケースもどんどんどんどん追い掛けて早期の囲い込みに持ち込みたいと思います。

 次に、103事例目でございます。こちらも昨日公表した松山市、80代の方でございます。コロナとは別の疾患で医療機関を受診し、その際の検査で陽性が確認された事例でございますが、昨日、ご家族や医療機関のスタッフおよび生活上の接触のありました濃厚接触者等が22名、こちらの全員の検査を実施したところ、生活上の接触のあった方1名の陽性が確認されました。すなわち、ご家族や医療機関のスタッフは全員陰性が確認されておりますので、この段階で病院での感染拡大は確認されておりません。なお本日、生活上の濃厚接触者1名の検査をさらに行うとともに、明日、軽度の接触が確認されました病院、患者およびスタッフ10名全員の検査を行う予定でございます。その結果によって、病院での状況が判明するのではなかろうかというふうに思います。

 この1名の方の概要でございます。40代の男性、住所地は松山市でございます。職業は訪問系の介護・医療サービス事業所に勤める医療従事者の方でございます。なお、勤務先の会社は別途公表をされるというふうに聞いております。現時点でこの方の濃厚接触者はご家族が2名、それから訪問サービス利用者が11名の計13名を確認しておりまして、本日から順次、検査を行ってまいります。この方は日頃からサービスを行うに当たり、会社の方針もしっかりしておりまして、マスクの着用をはじめ、手袋等々、感染防御対策は徹底されていたとは聞いております。また、現在、松山市保健所でさらに詳細な行動歴の関係者調査が進められておりまして、軽度の接触者につきましても幅広く検査をしていく予定でございます。重症化リスクのある高齢者への感染拡大の可能性もございますので、それを防ぐために迅速に対応してまいります。以上がこの2事例の進捗状況でございます。

 次に、(パネルの)上段に入ってまいります。濃厚接触者の自宅待機、健康観察期間が国の基準に基づいて終了したケースが増えております。今日はこの赤丸(健康観察終了)が付いておりますが、これだけの事例が封じ込め完了となります。その中には雄新中学校のクラスター、こちらも入っております。そして、この中に1件だけ濃厚接触者1名の再検査、これは念のための検査でありますが、実施いたしましたが、こちらも陰性が確認されましたので、この1、2、3、4、5、6、7、8件、8事例については封じ込めの事例の方に明日からは入れさせていただきます。囲い込み事例は昨日は症状の出た方はおられませんでしたので、検査は行われておりません。ということで変更がないということでございます。

 次に、ひとり親家庭の世帯の臨時特別給付金のご案内でございます。国では、コロナ禍において、子育てと仕事を一人で担う低所得者のひとり親世帯の生活実態が依然として厳しい状況にあるということを踏まえまして、これらの方々に対し年内を目途に、ひとり親世帯臨時特別給付金を再支給する方針が示されました。給付額は前回と同じく1世帯5万円。第2子以降は1人につき3万円が加算されるということになっています。この支給事務を進めるのは、県および市になります。ひとり親世帯の方々が安心して新年を迎えることができるよう、県では、市町や関係事業者と支給に係る早急な事務調整を行っております。対象となる方々は、県内、おおよそですけど約1万3千世帯となります。年内に給付金を支給できるよう、手続きを進めてまいります。町の分については県が行います。こちらは12月25日に支給をする準備に入っております。それから市、これは各市で行っていただきますが、市によってスケジュールはまちまちになっておりまして、こちらは市によって12月24日から28日の間に、全ての市が支給するよう、今準備を進めているというふうに連絡が入っております。

 次に、年末でございますので、県から年末年始の注意事項を再度お話しさせていただきます。こちらに掲げさせていただきました。帰省、これはもう感染拡大地域に帰省される方、感染拡大地域から帰って来られる方、両方でございます。十分に注意していただきたいと思います。特に、高齢者、基礎疾患をお持ちの方、いらっしゃいましたらぜひお気を付けいただきたいというふうに思います。

 なお、これは、私はそういう専門ではありませんけど、昨日、免疫学と感染防御学の先生から、いろいろお話を伺いました。その専門家の先生からのお話なんですけれども、高齢者、この場合は高齢者ですね、高齢者、それから基礎疾患をお持ちの方は、お気を付けてという話をお聞きしたところ、通常、高齢者と言うと65歳以上とか60歳以上という感覚があると思うんですが、免疫学の観点から見ると、50歳からどんどん免疫力が落ちていくそうです。ですから、免疫学の観点から見ると、高齢者というのは50歳以上の方に注意喚起したいというお話をされていました。非常に専門家の先生、それをずっとやられていた方なので、非常に説得力のあるお話だったと思います。もちろん、これはあくまでも平均で個人差はあるそうです。60歳になっても免疫力の強い方もいらっしゃいますけど、平均的に見ると、だいたい50歳以降に免疫力がずっと落ちていくそうなんで、この場合の高齢者という場合は、50歳以上の方に注意喚起をされた方がいいんではないかというお話でしたので、参考までにお伝えをさせていただきたいと思います。

 そして、二つ目が県外の旧友たちとの会合に注意ということでございます。特に同窓会、気が緩んだり、ちょっとね大人数になったり、県外の方々との接触機会にもつながりますので、ここはもう十分注意をしてください。それから、年末にかけて季節の行事、人混みが発生するようなところもありますので、そういったところでは十分注意。全てに共通するのはやっぱりマスクの着用、そして手指消毒、手洗い、うがい等といった感染回避行動でございますので、よろしくお願いいたします。

 そして、11月以降の感染経路というのをちょっと分析をしてみました。感染者242名、11月以降いらっしゃるんですが、ただ、クラスターの場合はちょっと異例のケースでございますので、クラスター関係と感染経路不明を除く、76名の内訳でございます。これを見てみますと、家庭内での感染が一番多くなっておりまして30パーセント。それから職場関係での感染が24パーセント。そして、会食での感染が21パーセント。県外に渡航歴、滞在したという場合の感染が17パーセント。その他が8パーセントとなっております。このようにですね、外での外食に目が行きがちなんですが、家庭内の会食や日常生活、職場内での接触ですね、こういったところにも感染リスクがあるというデータになっておりますので、先ほど申し上げました、特に高齢者および基礎疾患の(方がおられる)ご家庭、十分気を付けていただきたいと思います。以上です。

 

(あいテレビ)

 103事例目の関係で、医療機関のところの調査、患者、スタッフ含めて10人という調査ということだが、この施設自体の例えば、他のフロアとかですね、全体的な規模感としては検査どれぐらい広がりそうな。

 

(知事)

 まだ調査進めていますけど、ここは施設ではなく、派遣していろんな所に行かれるケースのそういう訪問の型ですね。ですから、行った先それぞれで今調査が進められております。そして現段階で、先ほど申し上げた接触者が確認されておりますので、そこからまずやっていくと。十分注意されている接触の仕方は確認されておりますけれども、高齢者の関係でもありますので、幅広に調査、検査を行っていく予定でございます。ですから、そこでまた陽性確認等々が出たら、さらに広げていくということになろうかと思います。

 

(あいテレビ)

 もう一つ前の段階の入院予定というか、この病院に関しては全体的な検査予定というのは。今回10人というのが出ているが。

 

(知事)

 それらも含めて全部検査をしていくということ、明日の検査になります。そこでもし医療関係の病院の関係で確認されたら、またさらなる調査が始まっていきますけども、もしそれで出なかった場合は、病院内は食い止められているかなということになろうかと思います。

 

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