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新型コロナウイルスの感染の確認(12月3日公表分)に関する記者発表の要旨について

ページID:0017250 更新日:2020年12月8日 印刷ページ表示

日時:令和2年12月3日(木曜日)15時30分~15時51分

場所:知事会議室

 

(知事)

 昨日は県内で5名の陽性者が確認されましたので公表させていただきますが、既存事例関係で4名でございます。そして、新規事例では1件でございます。まず、感染が確認された方、心からお見舞いを申し上げさせていただきます。一日も早く回復されてください。

 まず、昨日の検査結果ですけれども、昨日は120件の検査が実施されまして、115件の陰性。そして、今申し上げたように5件が陽性でございます。

 次に入退院の状況でありますが、医療機関に入院されている方は64名で変わりません。重症の方も、昨日発表した6名と変更ございません。6名とも中高齢の方でございますが、昨日同様、回復基調の方もいらっしゃいます。今、医療現場で懸命な治療が行われております。医療従事者の皆さんのご奮闘で、本当にケアをしていただいていますので、ぜひ回復されますようお祈りをさせていただきたいと思います。なお、欄外に記載されておりますが、陽性者1名については、県外において入院調整中でございます。宿泊療養施設に入所されている方は7名で、昨日より4名減っています。ご回復でございます。退院した方も、全部で今の4名が退院ということになります。ご回復ということになります。自宅療養の方、医師の判断で自宅で大丈夫という判断ということで、無症状、軽症の方でございますが、入院調整中の方も含めて、昨日より4名増えて70名ということでございます。

 それでは、六つのクラスター、ほぼ同時に発生したクラスターなんですが、ご覧のとおり、昨日はこのクラスターの関係からの陽性者はゼロでございました。43事例目の(スナック)真野さんのケースは、昨日で囲い込み完了と発表させていただいております。そして49事例目の(ラウンジ)おおたさん、こちらもですね、呼び掛けは昨日で、潜伏期間の関係、終了いたしました。連絡もございません。ということで、今日をもって囲い込み完了ということになります。真野さんに続きまして、こちらのおおたさんもですね、店名の公表に同意をいただきました。感染防止のためならばということで、そうした、しっかりとした対応をしていただいたことが囲い込みにつながったと思います。あらためて感謝を申し上げたいと思います。ぜひ、皆さんも温かい気持ちで見守っていただきたいと思います。

 次に、52-2(事例目)、雄新中ですけども、昨日は囲い込みの中で若干症状が現れた方、申請がありましたので検査したところ、陰性でございましたので、こちらは変更ありません。聖カタリナ学園58事例目は全く変更がございません。そして、62-1(事例目)の高齢者施設も、症状出た方もいらっしゃいませんので変更がございません。そして、62-2の事例でございますが、昨日、再検査で陽性となった職員の濃厚接触者3名に加えまして、施設の応援職員も気を付けながらということで頑張ってくれていますが、念のため検査をしましたが、6名とも全員の陰性が確認されております。このことから、この公表されている高齢者施設もですね、保健所の調査で把握している分については、全て調査検査完了しましたので、囲い込みの方に入れさせていただきます。もちろん、新しい情報があったら、再び追い掛けるということは申し添えさせていただきたいと思います。

 こうしたようにですね、一時不安になられた方もいらっしゃったと思いますが、落ち着いて対応いただきましたことを感謝申し上げたいと思います。チーム愛媛で、医療機関、保健所、衛生環境研究所、それぞれがフル回転の対応を、使命感持ってやっていただきました。チーム力で六つの同時発生というクラスター、何とかここにこぎつけることができましたので、本当に全ての皆さんに心から感謝を申し上げたいと思います。

 一方で、この関係、感染拡大の抑え込みになる囲い込みは完了しましたけれども、このクラスターの関連で、まだまだ大勢の方が入院や自宅療養や宿泊施設にいらっしゃいます。特に、医療現場はヤマは全く越えておりません。そういうことで、ともかく、新たなケースも抑えていくことが重要でございますので、高齢の方は治療の期間も長くなるケースもありますので、ぜひ皆さんそれぞれで気を付けていただきたいというふうに思います。クラスターがひとたび発生してしまいますと、もうお気付きのように、医療現場にものすごい負荷が掛かることになります。いつでもどこでも、誰もがかかる可能性があるという前提で対処していただきたいと思いますが、まだこの時点でもですね、公表、公表という声が飛び交っているようなことも耳に入ってまいります。例えば、身近にいらっしゃってもですね、いらっしゃらなくてもですね、やることは変わりません。一人一人が「うつらないよう自己防衛」、「うつさないようを周りに配慮」、「習慣化しよう3密回避」という感染拡大防止の行動を起こしていただくことが重要でございまして、それは同じ町にいようがいまいが、変わらないわけでありますので、ぜひそこに集中をしていただきたいというふうに思います。関係者としては、ともかく事例を丁寧に囲い込んでいくことに集中しておりますので、公表、公表という、例えばそれが地名であっても、住所地であっても、何であっても個人につながる可能性がありますので、こういう公表の仕方になっています。さっき申し上げたように、分かろうが分かるまいが、やることは変わらないということ。そして、公表という声が上がれば、その声は確実に感染された方に届いてしまいます。そのことによって不安を感じて、「調査怖くて協力できない」という現象が生まれます。保健所の職員さんがいくら言っても、場合によってはハードルが高くなってしまう。そこを何とか協力していただこうということで、公表の仕方、細心の注意を払っております。こうした現場に負荷が掛かってしまうことにつながっている。感染者の方々の不安の増大につながっている。そのことによって、調査に支障が来たされ、追い掛け作業ができなくなっていく。それがひいては感染拡大につながる。公表、公表という声がそこまで結び付いていること。多くの、ほとんどの県民の皆さんはお分かりいただいておりますが、まだ届いていない方、もう一度考えてください。ぜひお願いを申し上げたいと思います。そして、根拠のない不安をあおるような情報拡散、これもぜひおやめいただきたいと思います。

 それでは、クラスター以外の事例について説明させていただきます。まず、42事例目、そして45事例目、この2例につきましては、濃厚接触者の健康観察期間も終了で、問題ありませんでした。この2事例は封じ込め完了ということで、明日からこちら(対処事例1)の方に入れさせていただきたいと思います。

 次に49事例目、こちらは今さっき申し上げたラウンジおおたさんでございます。それから62-2事例目も高齢者施設の先ほど申し上げたクラスターでございます。この二つのクラスターに加えて、90事例目、20代の学校関係者。このケースについても同様に、検査、調査が全部完了し、濃厚接触者の自宅待機と健康観察を残すのみとなりましたので、こちらからこちらに上がって、こちらは囲い込みの事例に入れさせていただきます。雄新中学校もさっき申し上げたとおり、2名、症状の出た方がいましたけれども、2名とも陰性ということで変わりません。囲い込みの状況に入っています。

 次に、既存事例の検査状況でございます。既存事例のまず1番目、91事例目でございます。こちらはですね、濃厚接触者3名、昨日さらに検査をしまして、1名の陰性、そして2名の陽性が確認されました。この事例における陽性者は合計で4名となります。この2名の方々ですけれども、1人目は30代の女性の方、住所地は松山市、職業は無職の方でございます。この方に現段階で濃厚接触者は確認されておりませんが、調査が続いています。2人目の方は、40代の男性で、住所地は松山市、職業が自営業の方でございます。こちらの方は現段階で濃厚接触者4名が確認されておりますので、検査が進められると同時に、さらなる調査も同時に並行して進んでまいります。

 それから、次に93事例目。中予地域、40代男性の方(の事例)でございます。昨日は、濃厚接触者1名の検査が実施されまして、この方が陽性と確認されました。で、こちらの陽性となった方は、30代の女性、住所地は中予地域、中予保健所に連絡のあった方であります。ご本人の強い強い意向により、職業は非公表とさせていただきます。こちらの方、現段階で濃厚接触者は確認されておりません。

 次に94事例目。こちらは昨日公表した医療機関に入院中の方の事例でございます。昨日申し上げましたとおり、この患者さんのいらっしゃる同じ病棟、そこにいらっしゃる患者さんや関係する医療スタッフ等全員、計72名の検査を昨日実施いたしました。その結果、71名の陰性が確認され、1名の方が陽性となりました。で、新たに陽性になった方は、50代の男性の方。この医療機関に勤務する団体職員の方でございます。ご本人の意向により、住所地は非公表といたしますが、ただこの方には症状はないと聞いております。病棟の関係はこれでだいたい状況が分かりましたが、今度はこちらの方の調査が始まっています。現時点では、軽度の接触者、軽度です。軽度の接触者しかおられません。軽度の接触者として16名を確認しております。その16名の方々につきましては、今日、明日、潜伏期間の関係もありますので、2日間に分けて検査を実施する予定でございます。既に多くのスタッフや患者の方々の陰性は確認されておりますが、まだまだ予断を許さないというような状況の中で、慎重に、保健所そして医療機関が調査を進めているところであります。なお、この医療機関は、新居浜市の2次救急を担当する病院の一つであるということはお伝えしましたが、周辺の協力も含めて、現時点でこの地域の救急医療体制に支障は生じてはおりませんので、その点お含みおきいただきたいと思います。

 次に95事例目でございます。松山市の40代の男性の方でございます。昨日はこの関係者の方で、こちらの95事例目ですね。濃厚接触者10名、プラス、念のためちょっと接触のあった方11名、合計21名の方を検査したところ、全員の陰性が確認できました。引き続き調査を続けてまいりたいと思います。

 次に新規1件だけ、昨日新規(事例が)ございました。こちらの方は、女性の方で住所地は松山市、ご本人の強い意向がございまして、年代および職業は非公表とさせていただきます。現段階では濃厚接触者は確認されておりません。ただ引き続き、念のため調査は続けているところでございます。

 六つのクラスターの囲い込みまではたどり着くことができましたが、一方で、今日は1件でございますけれども、連日にわたって新規の確認もございます。これも全国どこでも人の移動がある以上は感染の可能性はあるということでございますから、本当にこうしたようにですね、市中にまん延してるという状況でありませんから、ここがすごく大事な時期だと思います。特に、これから年末年始にかけて、帰省、忘年会、職場の集まり、同窓会、そうしたことを含めた会食の機会が多くなってくると思います。飲食店でも、十分気を付けながらの経営をしていただいているとは思いますが、その会食だけでなく、家庭内での会食も感染防止に留意することが大切でございます。ご家族で鍋を囲む機会も季節柄あるかもしれません。そういったときもですね、同じ食器や調理器具を共有しないようにとかですね、細心の注意を払っていただきたいと思います。また、12月に入ってからは寒さも厳しくなってまいります。親しい方同士で感染が広がらないためにも、家庭や職場での会食の場においても、換気、加湿、こういったようなことにも十分気を付けてください。窓を開けて換気をすることによって、空気が入れ替わります。加湿をすることによって、飛沫(ひまつ)の飛ぶ範囲が小さくなっていきます。そういった効果がありますので、そしてまた、外に出るときはマスクを着けていただきたい。ちょっとした買い物でも着けていただきたい。それは自己防衛のためにも、周囲にうつさないためにも、一番効果のある、誰でもできることだと思いますので、ぜひ留意していただきたいと思います。そして、昨日申し上げましたが、万一、体調に異変を感じた時は、躊躇(ちゅうちょ)することなく、かかりつけ医の方に連絡をしていただいて受診をし、必要に応じて検査をしていただきますようお願い申し上げます。特に、高齢者施設ではご苦労ですけれども、お気を付けいただきたいというふうに思います。以上です。

 

(愛媛朝日テレビ)

 94事例目の50代の団体職員の方について、県外滞在歴ありというふうに書かれているが、これはどういった地域に、またどのような形態で行かれたのか。

 

(知事)

 これは先方にはもうお伝えしております。ご本人の意向があって、そこは非公表とさせていただきます。県外の自治体の保健所には連絡済みでございます。

 

(愛媛朝日テレビ)

 具体的にその地域は言えないにしても、感染が広がっているような地域とかに。

 

(知事)

 今のところ広がっていません。この病棟の関係で、愛媛県の関係ですから、愛媛県の調査における範囲では、病棟の方はもう全員の陰性、確認されましたんで。この職員の方以外は確認されましたので、今度は他の病棟で接触のあった方が見えていますので、そちらを速やかに検査する。もしここで陽性が出た場合はさらに追い掛けるということを続けていくということになります。

 

(テレビ愛媛)

 今のところ、そうなると感染経路についてはどのように。

 

(知事)

 分かりません。昨日確認された方は無症状ですし、ちょっとこれは分からないですね。どちらかということも分からないし、(感染源が)他かもしれませんし。まだ検査全部終わっていませんから、今の段階では分かりません。

 

(テレビ愛媛)

 他の病棟について検査広げるということだが、どれくらいの規模で。

 

(知事)

 まずは接触が確認された方を16名、これを行います。この接触が確認された方、16名なんで、その方々が全員陰性であれば、これは広がっていないということが確認できます。ただこの中にもし(陽性者が)いらっしゃった場合は、これは検査をさらに広げていく必要が生まれると思っています。

 

(あいテレビ)

 今回の50代の男性の方だが、昨日公表のあった80代の女性の方とは接点というのはどういった程度把握されているのか。

 

(知事)

 どの事例。

 

(あいテレビ)

 今回の団体職員の50代男性と入院されていた患者さん。80代の女性との接触、接点というのはどの程度あったのか。

 

(知事)

 濃厚接触者ではないということです。

 

(八矢副知事)

 ただ接点があったことは確認されております。

 

(あいテレビ)

 その方の昨日発表された80代女性の看護をされていたとかそういったあたりは。

 

(知事)

 それも含めて。

 

(八矢副知事)

 控えさせていただきます。

 

(朝日新聞)

 関連して、団体職員という発表のことで、この方、医療スタッフの方になるのか。

 

(知事)

 団体職員の方です。

 

(朝日新聞)

 患者さんと接点がある方なのか、別の例えば事務職の方とか。

 

(八矢副知事)

 施設に勤務している方ということで、それ以外については県からの公表は差し控えさせていただきます。

 

(テレビ愛媛)

 新規の事例1人おられるが、これは既存の事例との関係とかそういうことは今のところ。

 

(知事)

 昨日までは(新規の方)複数いらっしゃったんで、ああいう言い方をさせていただきましたけれども、(今回は)1件ですから、ちょっとした情報でも個人の特定につながる恐れがあるんで、ご本人の意向がこうなっていますので、そこは触れないようにしておきたいと思います。

 

(愛媛新聞)

 県外で入院を調整中の方がお一人おられるというのは、これはどういったことなのか。

 

(公営企業管理者)

 県内で発生のあった場合は県内の保健所に届け出がありまして、県内で陽性確認となります。ただその方が現に既に県外に帰っていらっしゃる場合もありますので、その場合は今いらっしゃる県外で入院というケースが出てまいります。このケースはそういうケースです。

 

(愛媛新聞)

 感染の報告自体は県内であったものということ。

 

(公営企業管理者)

 はい。

 

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