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新型コロナウイルスの感染の確認(12月2日公表分)に関する記者発表の要旨について

ページID:0017249 更新日:2020年12月7日 印刷ページ表示

日時:令和2年12月2日(水曜日)15時30分~15時57分

場所:知事会議室

 

(知事)

 昨日は県内で7名の陽性者が確認されましたので、公表させていただきます。内訳は既存事例の関係で3名、新規の事例で4事例4名でございます。感染された方に対して心からお見舞いを申し上げさせていただきます。一日も早くご回復されてください。ただ、この新規事例の中には、昨日のケースもそうですけれども、県外の方もしくは陽性が確認、既にされている方との接点が見えているものもありまして、(感染経路が)確定ではないですけども推定ができそうなケースが含まれています。現在、保健所が調査を進めているところでございます。

 まず、昨日の検査結果でございますが、昨日は62件の検査が実施されまして、55件の陰性が確認、そして7件の陽性が判明しました。

 次に、入退院の状況ですけれども、医療機関に入院されている方は64名で、昨日と比べますと4名減でございます。ただ、重症者、こちらの方が昨日まで5名でしたけれども、1名増えて6名でございます。6名とも中高齢の方でございます。ただ、この中にはですね、回復傾向にある方もいらっしゃるというふうな報告が上がってまいりました。もう本当に懸命な治療が続いておりますので、全員の方が回復されるよう医療機関の皆さん、頑張ってくださっていますので、一日も早い回復をお祈りしたいと思ってます。次に、宿泊療養施設に入室されてる方が、こちらはですね、1名増えて11名。それから、昨日は、退院された方が11名いらっしゃいます。180名になりました。回復でございます。そして自宅療養等、こちらは66名でございます。こういう状況が全体の姿でありますけれども、退院や宿泊療養施設からの退室の方も増えていっておりますので、回復された方々は地域に戻られますが、全く心配ございませんのでよろしくお願い申し上げます。

 次に、クラスター関連でございます。昨日の状況で、このクラスター関連、六つ発生したクラスターの中では2名の陽性が確認されておりますが、いずれも既に囲い込みが完了しておりますので、囲い込んでいる中での陽性判明でございますから、外に広がる心配はございません。

 まず43事例目、(スナック)真野さんのケースですけれども、もう新たな連絡もございませんでした。ということで(検査)ゼロ(陰性)ぜロでございます。昨日で呼び掛けも終了しておりますので、関係者の調査、検査も完了しましたので、(パネルの)こちらの方ですね、43事例目、囲い込み完了ということで、(パネルの)こちらの段に入れさせていただきます。このケースはですね、当初心配しましたけれども、店名の公表に応じていただき、県から呼び掛けさせていただきましたが、多くの方々が医療機関に連絡をいただきまして、早期の囲い込みにつながり、さらなる感染を食い止めることができました。本当に、お店の方、従業員さん、皆さんコロナの被害者でございます。ご協力、全面的にいただいたことに、店名公表の同意も含めて、本当に感謝を申し上げたいと思います。皆さんもスナック真野さんに温かい気持ちで接してほしいと、見つめていただきたいというふうに思います。

 次に49事例目、ラウンジおおたさんでございます。こちらの方もですね、新たな連絡はございませんでした。ただ、既存の陽性者の濃厚接触者、健康観察を行ったところ、症状が出られた方が1名いらっしゃいましたので、自宅待機中でありましたが、検査したところ陽性が出ましたので、この方も完全に自宅待機でじっとされている方なんで、感染が広がる心配はございません。また、一昨日ですか、この関係で念のためということで、2名の方、高齢施設の方の検査を行って陰性ということを公表しましたけども、その他にさらに追加でということも言っていましたが、全員27名行いまして、(既存の陽性者の濃厚接触者の1名を除く)全員の陰性が確認ができました。ということで、この結果、この事例は陽性者が26名になります。内訳は、従業員の方が6名、利用客の方が9名、関係者が1名増えて11名。そして、(ラウンジ)おおたさんも(スナック)真野さんと同様に、全面的に協力をいただき、店名の公表にも同意いただいていますが、呼び掛けは今日まででございますので、該当期間にラウンジおおたさん行かれた方、まだ保健所に(連絡)いっていない方はですね、最寄りの保健所に連絡をし、検査を受けていただきたいと思います。今日まで呼び掛けを続けさせていただきます。

 次に52事例目と58事例目、学校関係でありますけれども、こちらは、52事例目の方では1人検査を行いました。でも、この方は陰性が確認されておりますので、変更はありません。こちらの58事例目の方は、健康観察中ですけれども、全くそうした事例もなく、変わっておりません。

 次に、62-1事例目、こちらも昨日、検査全部終了したと申し上げましたが、その後、健康観察となっていますが、これも症状出た方もいらっしゃいませんので、変更はありません。

 次に、62-2の事例でございます。こちらは、職員の方、施設職員の再検査、いったん陰性が出て、(その後)若干症状が出たので検査したところ、陽性が1名確認されましたが、この方もずっと、それ以降自宅待機を続けておりますので、外との接触はございません。陽性が出たからといって感染が広がる可能性はないケースでございますので、受け止めていただきたいと思います。この結果、こちらの62-2の事例の施設においては、利用者が11名、職員が1人増えて4名で、関係者3名の合計18名ということになります。

 11月21日に店名を公表しての呼び掛けを開始して以降、10日余りで六つのクラスターが発生しましたけれども、特にこのクラスター、飲食店の場合は、利用客が特定できない場合、感染の広がりが把握し切れない懸念もございました。また、学校クラスターは、学業への影響を含め児童生徒や保護者の皆さんの不安も大きかったと思いますし、家庭内感染あるいは学校活動を通じた他校への波及なども懸念されておりました。高齢者施設の場合は、重症化リスクが高いということに加えまして、施設職員の感染や濃厚接触者としての自宅待機等により、施設のサービスの提供に支障が生じるんではないかという懸念もございました。それぞれ、クラスターの中身単位でいろんな懸念事項がございました。そういう中でですね、店名を公表しての保健所への相談を呼び掛けたこと。また、松山市保健所には他の保健所からも応援職員も入りまして連携、保健所同士が連携をして、膨大な作業、特に公表、公表と騒ぎ立てる方がいらっしゃる中で、本当にプレッシャーを感じながら、またリスクを負いながら、調査を丁寧に丁寧に実施をしてくれています。そうした検査実施の努力、こういったことに全力を挙げ、また衛生環境研究所では正確な検査を大量に行っていただき、なんとか関係者の特定、囲い込み、迅速に対応できたと思います。

 また、教育委員会では速やかに学校、私立も含めてですね、学校単位で臨時休業措置を講じていただいたこと。そしてまた、高齢者施設では感染症の専門員の先生に入っていただき、きめ細かい指導いただいたこと。また、「E-WEL(イーウェル)ネット」の活用によって県内の介護施設の皆さんの相互協力体制が行われたこと。いろんな方々が力を結集していただきました。まさにチーム愛媛の総力だったと思います。クラスターのヤマは、クラスターのですよ、ヤマは乗り越えたということだと思います。これまで未経験の高い壁を一つ乗り越えましたけれども、そうは言ってもコロナ全体のヤマは続いていますので、一層の季節的な要因もありますから、緊張感を持って対応していきたいと思います。

 ただ、現在に至っても感染経路不明の割合は1割強でありまして、市中感染のまん延につながる自体には至ってはいないと思います。散発的にはあってもですね、もうそこら中ででまん延という状態ではありません。今後も封じ込め完了まで一つ一つの事例を丁寧に対応していきたいというふうに思います。

 次に、クラスター以外の進捗のあった事例について説明させていただきます。まず、その前に、パネル変更させていただきました。事例が多くなっているので、(パネルの)この上(対処事例1)についてはですね、症状の出ていない濃厚接触者も潜伏期間を考えて自宅待機、健康観察を続けてくださっていますが、それも完了したというケース。いわば事例からの感染拡大の心配、この事例での発症の心配がなくなったということで封じ込め完了の事例が(パネルの)この1段目に集約されています。(パネルの)この2段目には囲い込み完了の事例を集約させていただくことといたしました。こちらのケースは保健所が調査した関係、可能性がある関係者の調査も完了し、その裏で必要なPCR検査も完了し、陰性であるけども、濃厚接触者の方は自宅待機と健康観察に入っていただいているケース、これが増えてきましたので、全部ここに集約させていただきます。ただ、この中で症状が濃厚接触者の方に出て検査をした場合は、陰性、陽性問わずいったん(パネルの)下の方に(事例として)また出します。こちらから上がってきた新規の事例等々、追い掛けている事例で同じような状況まで囲い込みまで持ち込めたケースについて、この新たな部分を赤で出していきます。変更がない場合は翌日から(パネルの)こちらに入れていきます。こういう方法で集約し、追い掛けているケースを(パネルの)ここに出していくという方が分かりやすくなると思いますので、今日からこういうかたちでの公表とさせていただきます。

 まず、43事例目ですね、(スナック)真野さんについては呼び掛けも終わりましたので、こちらの方に入れさせていただきます。

 次に79事例目については、その後の調査が続いておりましたが、新たな濃厚接触者は見つかりませんでした。おられないということで調査も検査も完了ということで囲い込みの段に入ってまいります。

 88事例目、こちらは濃厚接触者5名確認されておりましたが、全員の検査をしたところ、5名とも陰性が確認が取れましたので、こちらでも現段階での調査、検査は全部完了でございます。囲い込みの段の方に加えさせていただきます。濃厚接触者の症状の出ていない方は自宅待機で健康観察に入っている事例でございます。

 次に、進捗のあった既存事例のここから下を説明させていただきます。49事例目はラウンジおおたさんで、62-2の事例、こちらは高齢者施設、先ほどクラスターの中で説明させていただいたケースでございます。

 そこで次の進捗のあった事例が87事例、それから90事例目、こちらは濃厚接触者はこちら(87事例目)の場合は1名、90事例目は濃厚接触者4名を検査したところ、全員陰性が確認された事例でございます。まだ調査は続けております。

 次に既存事例で陽性が確認されたものが1件ございます。これは91事例目。昨日は濃厚接触者7名の検査を実施し、6名が陰性、1名が陽性となりました。この陽性となった方は30代の男性で住所地は松山市、職業は会社員の方でございます。この方の新たな濃厚接触者として3名を確認しておりますので、こちらの調査、検査に入ってまいります。91事例ですね、(パネルの)こちら。

 次がですね、新規事例となります。ここから四つでございます。先ほど申し上げましたね。何らかのこれまでの事例との接点や県外の方との接点も確認されている例も含まれています。昨日は、医師の判断による新規15件検査が実施されておりまして、そしてこの4件、4事例が陽性となりました。

 まず、92事例目でございますが、60代の男性、住所地は松山市、職業はご本人の強い意向で非公表とさせていただきます。現段階でこの方は県外、ここはちょっとややこしいんですけど、濃厚接触者2名を確認していますけども、この2名とも県外の方でございます。この2人については当該の自治体の保健所に既に連絡がいって、そちらの方で調査と検査が実施されます。それ以外の方についてはまだ確認が取れてませんが、調査を継続中でございます。これからひょっとしたら濃厚接触者が県内にもいらっしゃる可能性もありますので、今、調査は継続中ということでございます。

 次に93事例目。こちらは40代の男性で住所地は中予地域、中予保健所に連絡があった方でございます。職業は自営業の方でございます。この方につきましては、現段階で1名の濃厚接触者を確認しております。

 次に94事例目、こちらの方は80代の女性の方で、住所地は東予地域、職業は無職の方でございます。濃厚接触者等については、現在調査中でございます。ただこの方はですね、実は医療機関に入院中に症状が現れまして、検査を行った結果、陽性が確認されたケースでございます。既に入院している医療機関は自ら公表されたと聞いております。そちらをご参照いただけたらと思います。そこで県としては、病院内で感染が広がっていないかを速やかに確認する必要がございますので、現在この医療機関の同じ病棟の患者さん、関係するスタッフ、計72名いらっしゃいます。この72名の検査を今日中に全部やるということで作業を進めている段階でございます。今日の夜遅くになると思いますけど、その時までには結果が出ると思います。この医療機関は新居浜市の2次救急を担当する病院の一つでございますが、今後スタッフ等に感染がもし確認された場合ですね、当分の間、救急患者の受け入れが困難になることも予想されます。そこで、救急医療体制に支障が生じないように、新居浜市やそして周辺の担っていただける関係医療機関、もう既に調整に入っております。連携して対応していくことになります。

 そして、次が95事例目でございます。この方は40代の男性で、住所地は松山市でございます。職業は会社役員の方でございます。ただ、この方は昨日の最後に確認された方でもございますので、現在調査を進めている段階でございます。

 以上が新規でございますけども、冒頭で六つのクラスターを乗り越えるめどは付きつつある状況の中で、一方で既存との接点はありそうだなということも含めて、いずれにしても新規の感染の事例は散発的には続いています。この状況は繰り返し申し上げますけども、全国至る所で感染が確認されている現実の中では、当分続いていく可能性もございます。何とかその中でご覧のようにですね、愛媛県内、何とか追い切れている状況でありますが、やっぱり見えない、見えにくいクラスターというものの存在というのは否定はいたしません。これは軽症者や無症状者、あるいはその中には県外の方も含まれますけども、感染に気付かず水面下で感染を広げてクラスターを生み出していくというもの、こうした状況の場合はですね、保健所の努力でも、もう追い切れない事態となることは大いに危惧をされます。そういう意味では見えないクラスターへの対策は何よりも早期の感染の検知にあります。本県では発表しているとおりですね、県内の多くの医療機関のご協力をいただいて体制が整えられております。診療・検査体制も充実してきていますので、速やかにつなげるよう準備をしておりますので、県民の皆さんにお願いがあるのは、日頃の感染回避行動を十分行いながら生活をしていただくということと、同時にいつ、どこで、誰もが、という可能性ありますから、体調に異変を感じられた場合は速やかに医療機関にお申し出をいただきたい。受診していただくよう本当にこの二つが鍵を握っていると思いますので、よろしくお願いいたします。以上です。

 

(テレビ愛媛)

 病院での感染が確認されたということだが、今の段階でこの病院の機能等に支障が出ているとかいうことは。

 

(知事)

 今のところはないですね。ただもうこの時点で病院ですから、感染防御の体制、今までも取っていますけども、念のため最大の注意を払った体制にさらに切り替わっているというふうに思います。で、その状況を確認するためにも可能な限り早い検査が必要ということで、今日全てやるという方向で、今、関係機関頑張ってくれています。

 

(南海放送)

 この病院に関して、この事例はこれまでの事例と接点はあるのか。

 

(知事)

 この事例は(現時点では)ないですね。今調査中です。

 ここだけちょっと、くどいかもしれないんですが、県としてはご本人の強い意向もあって(この方の住所地を)東予地域として発表させていただいています。ただ病院は自ら公表されていますので、こちらは新居浜市の病院ということでございます。

 

(朝日新聞)

 こちらの病院だが、日頃からそのコロナの患者の方を受け入れられているところではない。

 

(知事)

 いや、ないです。

 

(朝日新聞)

 スタッフの方や患者さん、調査されるということだが、現時点で何か症状が出ているというような話は。

 

(知事)

 今はまだ、聞いていないですね。

 

(テレビ愛媛)

 「Go Toトラベル」の関係で、昨日菅総理の方、高齢者や持病のある方の自粛を呼び掛けたかと思うが、それの受け止めはいかがか。

 

(知事)

 これは全体的な仕組みをハンドリングしているのが国になりますから、例えばわれわれがこうだと言っても、もし感染拡大して止める場合というのは、時間を要するシステムのようなんですが、今のところ本当に大都市以外はだいたい感染は全県でほとんど出ていますけれども、何とかコントロールできる状態ということで、それ以外の例えば、コントロールもできない、完全に市中感染がまん延し始めているというような所について、大都市ですね、そういうところが制限の声を上げている段階だと思っています。もちろんそうなる、ならないの可能性はゼロとは言いませんけども、この段階ではやはりその辺は慎重に考えていく必要があるかなというふうに思っています。ただ、県としては当初の予定どおり、県としての呼び掛け、割引制度の対象はあくまでも愛媛県民の皆さんと四国、中国、九州の一部というふうに限定はしています。

 

(NHK)

 成人式についてだが、県内でもコロナを原因として、松山市をはじめとして成人式を中止するというところも出てきているが、受け止めはいかがか。

 

(知事)

 成人式のやり方とか、規模とか、また、今の状況であるとかいろいろ違いがありますから、一概にどうだということは言えないんですけれども、これは本当に主催、共催をするのが市や町になろうかと思いますので、その基礎自治体単位で判断をしていくことになろうかと思います。ただ、もしやる場合には、その会自体が感染拡大につながらないような十分な配慮が必要だと思いますし、またちょっと気が緩む場でもありますから、それが終わった後の飲食を伴う会食はやめてほしいとかいう呼び掛けもそれぞれで行う必要があるかなというふうには思います。

 

(あいテレビ)

 重症者がまた昨日からさらに1人増えて6人ということだが、現時点では県内全体で救急とか、一般医療というところには支障というか、そういったところはないか。

 

(知事)

 そこまでは大丈夫です。

 

(愛媛新聞)

 先ほどのGo Toの関連で、県としては県民に向けて高齢者や基礎疾患のある方に利用をやめるようとか、そういう呼び掛けまでは。

 

(知事)

 しません。あくまでもGo Toの事業主体というのがわれわれではないので、そこらあたりは国の判断も必要だと思いますね。ただ皆さんがそういった状況も踏まえて、もう1年近く、10カ月くらいか、コロナと向き合う日々が続いているので賢明な選択を、もし行かれる場合もですね、十分な注意を払って、行った先で(感染回避)行動していただけたら感染は防げますので、そういった冷静な対応が今、求められているんだろうなというふうに思います。

 

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