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新型コロナウイルスの感染の確認(37事例目関連、39~41事例目)に関する記者発表の要旨について

ページID:0017231 更新日:2020年11月17日 印刷ページ表示

日時:令和2年11月15日(日曜日)15時00分~15時37分

場所:知事会議室

 

(知事)

 休日でございますけれども、新たな感染確認がございましたので、臨時記者会見を開催させていただきますが、そういう中でお集りいただきましてどうもありがとうございます。

 昨日、今日で、県内で新たに6名の陽性者、県内の陽性確認者としては124人目から129人目になります、6名が確認されましたので公表させていただきます。なお、この124人目の方は新たな事例ではなく、37事例目、奈良県からお越しの方の陽性確認から広まったケースでありますけれども、こちらの濃厚接触者の方で、既に自宅待機、健康観察をしているさなかに、これまでにも事例がありましたように、陽性が確認された方でございます。そして125人目から129人目の方は新規の事例でございまして、事例数としては39、40、41事例目、こちら(パネル)に新たに今日、1、2、3の三つ事例が追加されておりますが、この関係でございます。

 まずは感染された方々に心からお見舞いを申し上げさせていただきます。それでは、現在判明している情報について説明させていただきますが、これまでと同様、1事例ずつ、丁寧に、迅速に囲い込みに向けて全力を尽くしておりますので、県民の皆さん落ち着いて受け止めていただきたいと思います。

 まず、昨日の検査の全体像でありますが、39件の検査を実施いたしました。そのうち3件が陽性、36件が陰性確認されております。内訳は37事例目関係で32件、こちらの関係では1件が陽性、31人が陰性ということでございます。そして、37事例目関連の検査のほか、医師から要請のあった検査が7件、このうち、2件が陽性、5件が陰性でございました。こちらが39事例目、40事例目となります。加えて、本日、つい先ほどなんですけども、40事例目関連として、2件の陽性が判明しております。そして、こちらは全く新たなケースでありますが、こちらも先ほどです。今日の先ほど、41事例目として1件の陽性が確認されております。

 陽性確認をまとめさせていただきますと、37事例目で1件、39事例目で新規ですね、1件、40事例目で3件、そして41事例目で1件、合わせて合計6件を、今日、公表させていただきます。既に陽性者の方と連絡を取りまして、今後の治療内容等を説明させていただき、保健所への調査への協力をお願いしております。ご本人の意向も踏まえつつ、プライバシーに十分配慮した上で公表させていただきます。

 それでは事例ごとに説明させていただきます。まず、奈良県の関連でございます。37事例目。おととい説明させていただきました。(パネルの)これが最初のところですね、そのうちのCの方のご家族の方、こちらが学校関係者ということで、念のため濃厚接触者10名と、それから濃厚接触者ではないんですが、少しでも接触あった方は念のため幅広く検査するということで、31名実施をいたしました。(パネルの)こちらはご覧のとおり、41名とも全員が陰性を確認されました。学校関係者の皆さんは、まずはこのことを受け止めてご安心いただきたいと思います。このうち濃厚接触者と判断された方々は、当面の間は引き続き自宅でお過ごしいただき、健康観察を行っていただきます。こういった点から安全は確保できると判断し、明日16日からこちらの学校につきましては、通常どおり再開という判断をされたということを聞いております。

 そして今回、こちらの37事例目で新たに確認されたのは、こちらのFの方でございます。A、B共通の職場の方が、同じ会社でありますから、職場の関係者で濃厚接触者として判定された同僚の方でございます。詳細は後ほど説明しますが、ご覧のとおり37事例目については幅広く検査を行い、既に囲い込みは完了しております。今回のこのFの方は、(パネルの)この囲い込みの中での、健康観察中のウイルス増加による陽性判定でございますので、既に外との接触のある方ではございません。新たな濃厚接触者はいらっしゃらないケースでございますので、この事例から感染が拡大するということはないということでございますので、冷静に受け止めていただきたいと思います。37事例目は、当初ですね、11日に、会食やいろいろ奈良から来られた方と会食等で接触のあった方を検査いたしました。これは県外の方も含まれております。こちらは県外の方であります。そのうち県内には4名いらっしゃったんで3名が陽性で1名が陰性でございました。これを受け、12日から14日に濃厚接触者と98名、この事例では検査をしておりまして、2名のD、Eの方が陽性となりました。先ほど述べましたが、Dの方の学校関係者41名、全員陰性が確認されております。

 今回のFの方の概要でございます。A、Bの会社の同僚の方で20代の男性、住所地は松山市でございます。先ほど申し上げましたとおり、このA、B関連では、もう濃厚接触者のほか、ちょっとでも接触のあった方は幅広く検査しておりまして、Fの方はこのうち濃厚接触者の方でございました。12日の検査を行った時には症状もございませんでした。無症状で、PCR検査も陰性が確認された方でございます。しかし、その後は自宅待機、健康観察に入っていただきました。一昨日の13日の夜に、37度8分の発熱が症状として出たそうでございます。そこで昨日、再度検査をしましたところ、19時すぎに陽性が確認されたということで、本日、県内の指定医療機関の方に入院をしていただいております。

 現時点で保健所の調査では、この方の行動歴、2週間以内の県外滞在歴はございません。感染可能期間である発症2日前となる11日からの行動歴は、まず11日は仕事は休んでおられます。外出時は買い物と(その時は)マスク着用、その後、Bの濃厚接触者として自宅待機をされておりました。このため、ご家族等を含め、新たな濃厚接触者は確認されておりません。この結果、この37事例目につきましては、必要な検査はすべて終了いたしましたので、(パネルの)こちらの(関係者調査およびPCR検査の)欄が赤丸(接触者特定済および検査完了)となります。現時点では他の職場関係者に症状のある方はいらっしゃいません。今後とも、濃厚接触者の健康観察は丁寧に実施しながら、症状が確認された場合はウイルス量が増加する可能性もありますので、速やかに検査するなどしっかり対応するので、こちらのケースは冷静に受け止めていただきたいと思います。以上が37事例目の説明でございます。

 次に39事例目でございます。125人目の陽性者となります。こちらの方は20代の男性。住所地は松山市。職業はプロサッカー選手。既にクラブ側がホームページで昨日公表済みでありますが、愛媛FCの選手でございます。症状、経過、行動歴等でありますが、この方は、13日の夜から38度9分の発熱があったそうでありまして、頭痛等の症状も感じられていたそうです。そこで昨日、医療機関を受診。医師の判断により、松山市地域検査センターで検体を採取し、昨晩のちょっと遅かったんですけども、夜の7時すぎに陽性が確認されました。本日、午前中に県内の指定医療機関の方に入院をしていただいております。現時点での保健所の調査では、この方の行動歴は、プロサッカー選手として2週間以内に複数回、県外への滞在歴がございます。感染可能期間である発症2日前となる11日も、県外で試合が行われております。現時点での調査で、濃厚接触者としてはチーム関係者が5名、これは選手が4名と関係者が1名の合計5名ということでございます。この方々を確認しています。これらの方々は既に検体を採取し、検査に着手をしておりまして、今日中には結果が出るという予定でございます。なお、この濃厚接触者5名の方の中に、症状のある方はいらっしゃいません。全員無症状でございます。また、濃厚接触者には当たりませんが、陽性が確認された選手と一定の接触のあった関係者は、全て広く検査を行う予定でございまして、こちらの人数は41名、これはできるだけ早く検査の結果を求めて対応をしてまいります。

 愛媛FCの対応でありますが、いろいろ聞き取ったところ、私も昨日愛媛FCの代表者とも電話連絡させていただきましたが、選手やスタッフの方々は、県外滞在中も県内に帰って来られてからも、Jリーグが定めるガイドラインはしっかりと守られております。また、愛媛FCが定めた行動規範も遵守されておられました。選手の方々にそういう意味では全く落ち度はございません。リーグとチームの決まりをしっかり守っておられます。しかし、そうした状況でも選手の陽性が判明し、感染経路が明らかでないという点、そして、いろいろな保健所の疫学的な観点からの調査によると、チーム内での感染の広がりを完全に否定はできないという疫学的な見解がございます。そしてまた、現在チーム関係者が検査中でもあると。昨日の夜のことでありますから、今日実は(午後)1時に試合が予定されておりましたけれども判明してから時間がないということで、全員の検査が終了してるわけではないということ。こういうことが悩ましい問題でありました。Jリーグの関係からすれば規約は守っているので試合をというふうなことも理解ができます。しかし、その一方で調査に当たった保健所の疫学的な見解、これも無視することはできません。そのはざまの中で、県知事としてこういう事情なので試合というのは中止願えないだろうかという要請をさせていただきました。愛媛FC側に強く要請させていただきまして、愛媛FCとJリーグとが協議をされまして、本日の試合は延期ということになりました。判明が昨日ということもあって、試合直前の決定になってしまいました。本当に難しい判断だったと思います。準備していた選手やスタッフ、また試合を楽しみにしておられたファンの方も大勢いらっしゃったと思いますし、特に試合のために甲府からわざわざ愛媛県に来県をいただいたチームの皆さん、そしてまたサポーターの皆さん、こういう事情でですね、直前の中止ということになってしまって、本当に申し訳ないんですけれども、以上のような事情でございますので、やはり何よりもここで、もし広がってしまったら甲府のチームもまたいろんな対応を迫られることになりますので、この点はぜひ賢明な判断でご理解をいただきたいというふうに思います。本当に愛媛県までお越しいただきましてありがとうございました。こういうことでご理解いただきたいと思います。チームの方々の検査も早急に行いまして、気持ちを新たに次の試合に臨むことができるように、県としても迅速に対応してまいります。

 それでは次に40事例目、松山市の50代の男性の方でございます。126人目となります。50代の男性の方でございます。住所地は松山市。保健所の調査には、今全面的にご協力をいただいておりますが、職業に関しましてはご本人から強い意向がございまして、非公表とさせていただきます。本当に調査には協力していただいておりますので、その意向を尊重させていただきたいと思います。

 症状・経過・行動歴等でありますが、この方は11日と12日に発熱、38度台だったそうでございます。そして、喉の痛み等があったそうでありまして、13日になっていったん解熱されておられます。しかし、その後、その夜から再び発熱。これもまた38度台ということになったことから、昨日、医療機関を受診され、肺炎像が確認されたことから、医師の判断により松山市地域検査センターにおいて検体を採取、そして、昨日のこちらも19時すぎ、夜に陽性が確認され、本日午前中に県内の指定医療機関の方に入院をしていただいております。

 現時点での保健所の調査では、行動歴として発症前2週間、県外への滞在履歴はないということでございます。また、感染力があるとされる発症日の2日前に当たる9日以降の行動でございますが、9日と10日には仕事をされております。そして、13日はいったん解熱したため、1時間ほどだけ仕事。今申し上げた以外は医療機関の受診と生活上必要な行動のみで外出時は常にマスクを着用されて動かれたそうであります。また、仕事を含めた移動は公共交通機関の利用はございません。全て自家用車による移動だったそうでございます。

 この方のお仕事の状況は不特定多数の方々との接触のある業務ではないということでございます。濃厚接触者はそういったことから、ご家族1名、その他に接触のあった方、職場関係者13名、合計14名の方を確認しております。

 本日、既に検査に着手をしておりまして、14名のうち症状のあった方が2名いらっしゃったんで、こちらをすぐに検査実施しました。つい先ほど1時間前ぐらいに陽性が確認されたところでございます。残る12名の方々も既に検査に入っておりまして、本日中には結果が判明すると予想しています。また、行動歴等詳細については、まさにこのお二人については1時間前に分かったばかりなので、現在行動履歴等については保健所が調査を実施しているところでございまして、年齢や性別等の公表内容についても、その相談を行いながら同意を得てあらためて公表をさせていただきたいと思います。

 なお、この50代の男性の方は接触確認アプリ「COCOA(ココア)」を利用するなど感染拡大の防止にも日頃から注意を払っておられる方でもございます。多くの皆さんにご登録をお願いするとともに、「COCOA」の通知があった方は遠慮することなく最寄りの保健所や相談センター、これは明日からちょっと検査体制変わりますけども、ご相談いただけたらというふうに思います。

 引き続きこの件についても、速やかに関係者の特定を進めて早期の囲い込みに入っていきたいと思います。関係者の方々ご協力をぜひお願い申し上げます。

 次に41事例目。今のが40事例目で、会社の関係、そして職場の方のお二人の3名ということですね。今度は41事例目。また別のケースでございます。41事例目は、これもつい先ほど、こちらはお昼すぎに陽性が確認されました。詳細についてはそういうことで、先ほどの2名の方と、40事例目の2名の方と同様に、先ほど確認されたばかりでありますので、現在調査を行っているさなかでございます。

 現時点で把握している内容のみ説明させていただきます。概要でございますが、住所地は松山市、職業は松山市立正岡小学校の教諭の方でございます。学校関係者ではあるものの、今回は公立学校の教諭ということでございますので、松山市教育委員会において学校名の公表を行うという考えを踏まえ、県から学校名を公表させていただきます。ただし、性別、年齢については個人が特定されてしまいますので、こちらはその可能性が高いことから、非公表とさせていただきます。

 症状・経過・行動歴でありますが、たった今判明したばかりでありまして、聞き取り中なんですが、12日の夕方から寒気があったそうであります。翌日13日に37度5分の発熱がありましたことから、A医療機関を受診され、症状も続くということで、翌14日はB医療機関を受診。さらに症状が続くことから、本日、C医療機関を受診し、医師の判断により検査を実施したところでございます。そして、先ほどお昼すぎに陽性が確認されました。

 この方の行動歴として、感染可能期間である発症2日前となる10日からの行動歴でありますが、10日、11日、12日は学校に出勤されていることは確認されておりますが、それ以外の行動歴等については、現在調査中ということでございます。

 教育委員会等の対応でありますけれども、教諭の詳細な活動状況や、教諭と接触した可能性がある関係者の調査等は現在、松山市保健所が実施しているところでありまして、松山市教育委員会では同校の全ての教職員および児童に念のための自宅待機と健康観察を要請していると聞いております。そして、本日中に学校の消毒を実施する予定でございます。さらに、明日から安全が確認されるまでの間、同校は臨時休業をすることとしています。なお、学校対応等の詳細については、この後、松山市の方からも会見で説明があると思いますが、今後できる限り早期に調査をし、そして、学校関係ということで幅広く検査も実施し、同様に早期の囲い込みを目指して、チーム一丸となって対応してまいりますので、冷静に受け止めていただきたいと思います。

 今後の状況は予断を許しませんが、数日前から申し上げてきたとおり、全国では過去最多の陽性確認が続いています。全国の感染拡大の傾向が本県にも押し寄せている可能性がございます。10月までは県内では本当に県民の皆さん方のご協力によりまして、本当に感染がほとんど出ず、踏みとどまっておりましたけれども、特に冬場に入って気温が下がる、インフルエンザの季節を迎える乾燥の傾向が強まる。そういう意味ではウイルスの活動が活性化する可能性がございます。飛沫(ひまつ)が長く遠くに浮遊するということも想定しておかなければなりませんので、より一層の警戒が必要でございます。

 連日の複数名による感染確認に不安を感じておられる県民の方も多いと思いますが、コロナの状況が刻々と変化してまいります。私から県職員に対しまして、常に初期の段階より「あわてることなく冷静に」、そして「本質を見極め的確に」、また「変化に対して迅速に」と、これを大事にして対応するよう指示を行っております。しっかりと対応してまいりますので、また、情報も私の方から可能な限り分かりやすく提供させていただきますので、冷静にそれをしっかり受け止めて、過度に恐れず、正しく恐れるということを県民の皆さんにぜひお願い申し上げたいと思います。

 そのためにも、これまで取り組んできた一人一人の感染回避行動がより一層重要になってまいります。また、特に季節の関係でいいますと、換気、あるいは加湿、特にお店等々については気を配っていただきたいと思いますし、また、忘年会等々のシーズンを迎える中でですね、国の分科会が呼び掛けている、そうした会合における注意事項、これは参加者も、主催者も、お店もぜひ受け止めた上で行っていただきたいと思います。そして、感染回避行動、これが一番重要。個人個人が「うつらないよう自己防衛」、「うつさないよう周りに配慮」、「習慣化しよう3密回避」、ぜひもう一度心に刻んでいただけたらというふうに思います。以上です。

 

(NHK)

 今回、愛媛FCの選手が陽性反応が出たということだが、これで県内のプロスポーツに与える影響について、知事はどういうふうに受け止めているのか。

 

(知事)

 そうですね、特に今回陽性が確認されたからといって、慌てる必要はないと。他の球団もですね、おそらく愛媛FCと同じように、リーグの決まり事、そしてまたそれぞれのチームごとの決まり事をしっかり守っていただくということが極めて大事であり、そこに各地域ごとの保健所が疫学的な観点からいろいろ分析しますので、そのあたりをしっかりと捉えながら判断していくということが大事なんだろうというふうに思っていますから、特に慌てるということはないと思っています。

 

(愛媛新聞)

 愛媛FCに強い要請をしたということだが、あまり自治体の方から要請をするということは過去のJリーグの方ではあまりないことだと思うが、その背景と根拠を教えてほしい。

 

(知事)

 そうですね、いろいろあったんですけど、昨日の(午後)7時半ぐらいに陽性確認の連絡がありました。その後すぐに社長さんとも連絡を電話で取りまして、可能な限り早期に動きたいということで、また一方で保健所、これもいざというときのために松山市だけじゃなくて、中予の保健所も参加して協議をし、そこにPCR検査を請け負う県の衛生環境研究所も入り、そして県庁のコロナ(対策)班、松山市の担当等で協議を続けてまいりました。今日の試合がですね、(午後)1時(開始)ということもあるんで、それまでに全員の検査というのは夜の判明でしたから、間に合わないなということが1点。それからJリーグの指針、それから愛媛FCのチームの指針、これは選手関係者の皆さん、本当にしっかり守っています。だからリーグ側からすれば、そこができているので問題なく(試合は)できるんじゃないかという判断もよく分かります。一方で、例えばですね、守ってはいるんだけども、ここでみんな集まってたねとか行動履歴を調査する中で、じゃあここは本当に大丈夫なのかなという保健所としての判断もあります。これもよく分かります。双方の接点というのがなかなか見いだせないとなるならば、誰かが判断せざるを得ないなというふうに思ってましたので、両方よく分かるんだけども、ここは試合前までに全員のPCR検査が時間的にできないということもある以上は、可能性として保健所が判断するんであれば、ここはJリーグさん、ちょっと考えていただいた方がいいんじゃないかなという思いがありましたので要請をさせていただきました。

 

(愛媛新聞)

 愛媛FC側から意見を求められたということなのか。

 

(知事)

 愛媛FCは逆に非常に板挟みの状態ではなかったかなとふうに思います。

 

(あいテレビ)

 金曜日にも学校関係者の陽性が確認されて、本日も教諭の方1名感染が確認されているが、そのあたりの学校現場での因果関係とか、関係性というところはあるのか。

 

(知事)

 今回のですか。

 

(あいテレビ)

 はい。

 

(知事)

 全く関係ないと思います。

 

(あいテレビ)

 それともう一点は、数字で何か慌てることなくということは知事も言われていたが、その感染が落ち着いていた時と比べて、現在、その検査数の増減とか、陽性率でいくと、このところの状況は知事はどのように見ているのか。

 

(知事)

 そうですね、これもよく誤解して捉える方も多いんですけども、今の日本全体のやり方というのは医療現場を崩壊させないということを基本に置いてますから、基本はお医者さんの判断で検査を実施していくというのがベースになってます。その上で場合によっては学校現場であるとか、状況を考えて幅広く検査するというのをケースごとに決めていきます。例えば東京だったら、新宿ですかね、繁華街がすごく発生率が高いと判断して、そこのお店全体(検査を)やろうとかこういうのはあると思うんですね。愛媛県の場合、落ち着いていましたから、(家族内感染の)クラスターも8月が最後で、その後出てませんし、むしろ、全国でも一番感染が9月以降は少ない状況が続いたので、必然的にお医者さんから上がってくるケースも、今年(今シーズン)はインフルエンザも1人しか出てませんから少なかったということで、検査数が少ないからどうだということはあまり関係ないと思っています。やってることはどこの県も一緒で、たまたま学校関係が数多く発生したとか、クラスターがたくさん発生したので、ばーっと検査が増えるということはあると思うので、そこはあまり意味がない議論かなと。この日本方式をやってる間は意味がないなと。ただ、やっぱりそういう中で、(医師からの検査)要請は全部やってますから、陽性が増えてくるとこれはやっぱり人の移動によって感染の拡大傾向が、発生していく可能性が十分にあるという前提で緊張感を高めなきゃいけないかなというふうには思っていますので、しっかりと対応していきたいと思っています。

 

(あいテレビ)

 もう一点、全国的にその第3波の流れがある中で、あらためて県民への呼び掛けをお願いします。

 

(知事)

 はい。コロナはですね、まだまだ専門家によっても解明されていない難敵であります。で、またウイルスも変貌していくような可能性もあると聞いております。ただ最近は全国的な傾向として、人の移動が活発になってきていますから、おのずから感染のリスクの拡大というのは容易に想像のつくところであります。であるが故に、個人個人の皆さん方が本当に基本の感染回避行動を日々の生活の中でお取りいただく、また会社関係の皆さんも経済活動の中でしっかりと組織として、会社として取り組んでいただく、そしてまた、イベントの開催や飲食を伴う営業をされている皆さんにおかれましては、季節的に3密回避の対策については「えひめ版協力金」を数多くのお店が活用して取り組んでいただいておりますが、湿度の問題、気温の問題を考えると、これからはより一層、換気、加湿、これが重要になってまいりますので、その点を十分考えた経営をしていただきたいなというふうに思っています。いずれにしましても過度に恐れずに、一人一人の行動がコロナを乗り越える一番大きな力になりますので、県民の皆さんの毎日毎日の注意深い行動をどうぞよろしくお願いいたします。

 

(南海放送)

 40事例目の126人目の濃厚接触者が家族と職場関係者合わせて14名ということだが、そのうちの症状があった2人が陽性ということで、この2人が、職場関係者から2人出たのか、うち1人は家族なのかというのは現段階で。

 

(知事)

 2人とも職場でございます。この2人だけが症状が若干あったということで、速やかに(検体を)取って、優先的に検査して陽性が確認されて、その他の方も既に検体は採取してちょうどPCRで回っている最中だと思います。その方々は症状は全員ないという現時点での状況でございます。

 最後に、いよいよ明日から検査体制が変わりますので、これまでも周知期間を取ってまいりましたが、まずはかかりつけ医に具合が悪いときは電話で連絡をして相談してください。で、かかりつけ医がいない、どこ行ったらいいか分からない方は受診相談センターが24時間対応しますので、089-909-3483にお問い合わせいただいたら、検査、診察をする病院を紹介をいたしますので、そちらの電話番号に電話していただいて予約を取って行っていただくというのが明日からでございますので、県民の皆さんこちらもどうぞよろしくお願いいたします。

 

(あいテレビ)

 1点だけ、今のその呼び掛けについて関連して聞きたいが、あらためてになると思うが、明日からのその検査体制の変更による意義、そのあたりをあらためて教えてほしい。

 

(知事)

 はい。これはやはりインフルエンザは今落ち着いていますけれども、どこまでいくか分からない状況の中で医療現場の協力を得ながらですね、対応していく必要性が出てまいりました。特にこのかたちでやりますとインフルエンザ、それからコロナ検査、かかりつけ医さんで診察、検査やられるとこは両方できるという、こういったメリットが出てまいります。それとやはり、身近なお医者さんでできるということの方が相談しやすいということもあろうかと思いますので、これらを構築するために医師会とそれから先生方と十分に練りながら進めてまいりましたので、これは「チーム愛媛」で関係者の力でやっていきたいなというふうに思っています。

 

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電話番号:089-912-2380

ファックス番号:089-921-8004

 

保健福祉部健康増進課

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