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令和2年7月豪雨等に関する記者発表の要旨について

ページID:0017196 更新日:2020年7月10日 印刷ページ表示

日時:令和2年7月9日(木曜日)16時00分~16時16分

場所:知事会議室

 

 

(知事)

 突然(の会見で)申し訳ありません。ご案内のとおり、九州では大変な被害が出ている豪雨なんですけれども、被害状況については逐一、皆さんにもお知らせしているところなのですが、昨日、今日で水路の関係で数名の方に被害が出ておりますので、注意喚起をあえてさせていただきたいと思います。各地で県内でも被害が生じておりますけれども、被災された皆さんにお見舞いを申し上げます。またお亡くなりになられた方もいらっしゃいますので、お悔やみを申し上げたいと思います。

 7月8日には、市町から早朝に避難指示が出されるなど、緊急の避難をお願いした中、避難指示、避難勧告、自主避難を含めて600人以上の方々に避難をいただきました。迅速な行動、ともかく無駄足になっても注意喚起が出た場合には、命を守るために動くということが大事でございますので、敬意を表させていただきたいと思います。

 また、これまでの大雨で地盤が緩んでおりまして、気象台によりますと、今日の21時から深夜にかけて南予を中心に激しい雨が降る見込みでございます。さらには、今週末にかけても県内全域で断続的に強い雨が降る場合が想定されるとのことでございます。これは気象台による発表でございます。気象情報に皆さん十分に注意していただきまして、近所の方々と声を掛け合って、命を守る行動を取っていただき、各自治体の指示等を踏まえ、速やかな避難を必要となったらお願いしたいと思います。

 そして注意喚起でございますが、既に報道発表しているとおり、お亡くなりになられた西条市の在住の男性は、自宅近くの水路に転落したことが原因と聞いております。また本日、伊方町在住の女性が同じく自宅近くの水路の中で心肺停止状態で発見されており、さらに、伊予市在住の女性が7日に雨の中、水を見に行くと言われて外出されたまま行方不明になられています。いずれも水路等々が心配で外に出てしまったケースであろうかと思います。これまでもお願いしているところでありますが、大雨や強風の中で、河川や水路等を見に行くこと、これは大変危険な行動でございます。以前にも大雨の際に水路に行かないでほしいと呼び掛けさせていただいたことがありますが、ぜひこれはやめていただきたい。雨や風が激しいときは外出しない、増水した河川や水路に近づかない、また冠水している道を歩くときは足元に注意をしていただきたい、夜になる前に避難する、など命を守る行動を取っていただきますよう、県民の皆さんにぜひお願い申し上げたいと思います。

 このことを受けまして、市町や農業団体等に対して、このことを住民の方々にしっかり周知していただくようにお願いをいたします。今回の豪雨については、梅雨前線が長期間停滞しているため、今後も気を緩めることなく、市町と連携して災害の未然防止と警戒に当たっていきたいと思います。県民の皆さんも、命を守る行動を最優先に動いていただきますよう、よろしくお願い申し上げたいと思います。

 次にもう一つはPCR検査結果についてお知らせします。昨日、医師から要請のあった3件(の検査)については、全て陰性であったことをご報告いたします。これで県内では43日間、感染者が確認されていないことになりますが、既に2回にわたって注意喚起を促させていただきました。東京都では本日の陽性確認が224人に上っております。4月17日に確認されました206人をさらに上回り、1日に確認された東京都の感染者数としては、集団検査もあるということもあるんですけども、一応確認された人数としてはこれまでで最多ということになりました。また埼玉県では、まだ今日の検査結果の公表はされておりませんけれども、昨日48人の感染が確認されているということでございます。こちらも緊急事態宣言が解除されて以降、最多の確認人数となりました。

 7月前半の2回にわたる会見で、首都圏への外出について一層厳重に注意していただくようこれまでもお願いしてきたところでございますが、首都圏だけでなく地方においても、ご案内のとおり、散発的に感染者が報告されてくるような状況になり始めています。本県でも首都圏等からのウイルスの持ち帰りが大いに危惧されているところでございます。

 国によりますと、全国で県をまたいだ移動は解禁されてそのままでございますが、県民や事業者の皆さんにはあえて首都圏への旅行や出張は感染状況を確認した上で、その必要性をもう一度十分に精査していただきまして、やむを得ず首都圏に行かれる場合でも、感染回避行動を徹底するなど、訪問先の3密回避の状況を冷静に判断して行動していただきたいというふうに思います。特に首都圏、感染者が多発している繁華街、キャバクラ、ホストクラブ、風俗店、ガールズバー等々には、決して立ち寄らないようお願い申し上げたいと思います。東京都によるとですね、感染確認の増加は夜の繁華街関係者への積極的な検査を行っている結果との発表になっておりますが、国民の不安感を払拭(ふっしょく)するためには、愛媛県でもそうしてますけども、できるだけ細かい情報の提供、もちろん個人情報には十分に配慮した上での公表をお願いしたいと思います。

 旅行の再開、また、夏休み時期に入りまして、今後首都圏との間での一定の往来は避けられませんが、首都圏に住む家族などを愛媛に呼び寄せることは、例えば愛媛県で基礎疾患をお持ちのご家族がいる場合には控えていただくというような配慮、あるいは、仮に来られた場合には健康観察を行う、あるいは混雑する場所への訪問を避けるなど、くれぐれもご注意を願いたいと思います。

 また、宿泊施設等々には首都圏から来られた方の健康観察や検温を徹底していただくように既に呼び掛けさせていただいているところでございます。空港についてもご案内のとおり、検温を再開したということでございます。また、仮に県内で感染が確認されましても、次の感染へと広げないことが重要でございますので、換気やマスクの着用、体調が悪い場合の自宅待機など、基本的な感染防止対策を徹底していただきたいと思います。

 なお、既にご案内しておりました「えひめコロナお知らせネット」は県独自の接触確認システムで、LINEを使ったサービスでありますけども、明日7月10日の朝9時から運用を開始いたします。システムの概要は配布資料のとおりでありますけれども、不特定多数の方々が集まるイベントや施設等の関係者、これはもしものときに後で追いかけられますので、ぜひこのシステムを活用いただきたいと思います。県民の皆さんも面倒と思わずぜひ利用していただきたいと思います。こちらは二次元コードを読み取っていただくだけで手間はかからず、システムの利用により、行ったイベント(の参加者)等で陽性が確認された場合、すぐに連絡が届くようになりますので、ご自身のみならずご家族や友人など周りの方々を守ることにもつながります。厚労省アプリ「COCOA(ココア)」との併用によって、迅速な関係者の特定やクラスター対策にもつながりますので、「COCOA」のダウンロードも併せてお願いします。

 そして、感染回避行動、「うつらないよう自己防衛」「うつさないよう周りに配慮」「習慣化しよう3密回避」、これを徹底していただきますようにお願い申し上げます。以上です。

 

(朝日新聞)

 東京で(今日の感染確認者が)一応200人を超えて、またたいぶかなり厳しい状況なのかと思われるが、それで今の話だったら一応、県としてはこれまでどおりの注意を促すという姿勢に変わりはないということか。

 

(知事)

 そうですね。今、国では県境をまたいだ移動(を自粛しない)という方針は持続していますけども、ただちょっと不安を感じているのは、昨日あたりから、国の言うことと東京との話の乖離(かいり)がありますので、これはきちっとを統一した対応をしていただきたいというふうに思います。

 

(愛媛新聞)

 県内でも大雨の警戒が続いているかと思う。そんな中、コロナ禍の中での避難に関して不安を感じていらっしゃる方もいるかと思うのだが、あらためて避難に関して呼び掛けたいことがあれば。

 

(知事)

 コロナ禍における避難所の在り方については、県の方でマニュアルを策定し、既に配布して徹底をお願いしているところなんですが、昨日、避難所への避難の指示等を出した市長さんや町長さんに、私の方から全員に直接電話させていただきまして、避難所でのコロナ対策をしっかりやっていただきたいということをあえてお願いをしました。皆さん十分理解していただいて、しっかりとした対応をそれぞれの避難所の現場で取っていただいているということでございますので、その点は皆さんご安心いただいて、必要とあらば避難していただきたいというふうに思います。

 

(テレビ愛媛)

 今回、避難指示や避難勧告が出された対象の中で、600人以上が避難されたということだが、この数字自体はどのように思うか。

 

(知事)

 そうですね。私自身もそれぞれの市町の細かい現場の状況まではちょっと分かりませんので、避難というのはすごく大事なことですから、雨が収まった後にもう少し分析してみたいなというふうに思っています。

 

(テレビ愛媛)

 まだまだちょっと避難する意識が(低いと思うか)。

 

(知事)

 そうですね。ただこれはあくまでも個人的なことなんですけれども、昨日の午前2時ごろに(携帯電話の)アラートが鳴りまして、パッと見たんですけど、かなり大きい音なんで、インパクトがあって、すぐ(避難勧告等が)出たということは分かったんですが、レベル4というのがまず最初にあって、その後に地区名がわーと書いてあって、その下に避難してくださいというふうなことがあって、文字数制限があるでしょうがないのかなと思うんですが、もうちょっと少し詳しく書けないかなと。レベル4とか5というのは行政の立場からすると、それで、今、(レベル)5だったらすぐ動かなきゃとか、いろいろ判断ができると思うんですが、県民の皆さん全員には、この(レベル)4だの5だのということが、まだそこまで浸透できてないと思うんですね。ですから、今の段階では、例えば山間部で土砂災害が警戒される場所にいる方は、ここは絶対に避難してくださいとか、そういうちょっとしたきめ細かいアラートにできないのかなと個人的には思います。ただこれまでも、水路が心配だということで、それを見に行って犠牲になられた方というのは、過去の災害でもありましたので、こう立て続けに、昨日、今日と続くとですね、やっぱりもう一度注意喚起すべきなのかなというふうに思っておりますので、ぜひマスコミの皆さんにも、水路を見に行く気持ちは分かるけど、見に行ってはいけないんだというようなことをですね、(県民の皆さんに)お知らせしていただけたら幸いです。

 

(朝日新聞)

 また、元に戻って恐縮だが、コロナの先ほどの話で、国と東京都の話の乖離というのは、具体的にはどういうところを。

 

(知事)

 ちょっと僕もよく分からないんですけど、やたらネットのニュースなんか見ますと、県をまたいだ行動について、意見の齟齬(そご)があるようなニュースが流れてましたので、そういうニュースが見出しで流れてしまうだけでも戸惑いにつながりますから、そこはしっかりと、どこが今の段階での判断なのかというのは統一していただきたいなというふうには思いますけども。特に東京の場合は影響が大きいですから、ぜひお願いしたいと思います。

 

(八矢副知事)

 都知事の方から都民の方に他県への移動を自粛してくださいとのお話があったり、国としては特にこういうことは求めませんとの話があったり、体調の悪い人は気を付けてくださいというふうなことを都知事がおっしゃったり、そのあたり、調整がうまくいっていないような報道がいくつかありましたので、そのことです。

 

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