文字サイズ
標準
縮小
拡大
色の変更
標準
青地に黄色
黄色地に黒
黒地に黄色

Foreign Language

  • 分類から探す
  • 組織から探す
  • 携帯サイト
  • リンク集
  • サイトマップ

ホーム > 健康・医療・福祉 > 医療 > 感染症情報 > 愛媛県感染症情報センター > トピックス > 後天性免疫不全症候群(エイズ AIDS)の発生状況について

ここから本文です。

更新日:2018年10月12日

後天性免疫不全症候群(エイズ AIDS)の発生状況について

後天性免疫不全症候群(エイズ AIDS)とは

エイズとHIV感染は同じではありません。

エイズは、ヒト免疫不全ウイルス(HIV:Human Immunodeficiency Virus)に感染して起こる病気です。HIV感染後、体の中でHIVが増殖し、身体を病気から守る免疫機能が破壊され、普通は感染しない病原体に感染し易くなり、様々な感染症(日和見感染症)を発症する状態を「エイズ」といいます。

HIVは感染しても症状が現れるまでの期間(潜伏期)が長く、数ヶ月から10年以上も発病しないことがあります。近年、薬の開発が進み、発病を遅らせることができますが、エイズを完治することはできません。

感染を予防することが最も重要ですが、ウイルスの感染を早く見つけ、発病をおさえる治療を行うことが大切です。

HIV感染者及び エイズ患者の発生状況

HIV感染者及びエイズ患者新規報告数の年次推移(図1)

全国における平成29年のHIV感染者及びエイズ患者の新規報告数*(確定値)は1,389件であり、報告数の多い状態が続いています。

平成29年の新規HIV感染者は976件で前年より35件減少しました。新規エイズ患者報告数は413件で前年より24件減少しました。平成18年以降、年間報告数は400件を上回っています。(*血液凝固因子製剤による感染例は除く、以下同様)。

愛媛県では、平成23年は11件、平成24年は10件と2年続けて報告数の多い状態が続いていましたが、平成26年は6件と減少した後、平成27年、平成28年は9件と増加し、平成29年は6件(エイズ患者1件、HIV感染者5件)と減少しました。平成30年は、8月8日現在で、5件(エイズ患者1件、HIV感染者4件)の報告があります。

エイズ

HIV感染者及びエイズ患者累計報告数の地域別比較(図2、図3、平成29年末現在、日本国籍)

HIV感染者及びエイズ患者の人口10万人当たり患者報告数を地域別に比較すると、関東・甲信越ブロックが27.4人と他地区に比べて非常に高く、近畿ブロック(21.7人)、東海ブロック(15.5人)がそれに続きます。中国・四国ブロックは9.5人で、北陸ブロック(8.4人)や北海道・東北ブロック(7.5人)とともに、比較的報告数の少ないブロックと言えます。

しかし、中国・四国ブロックの県別に比較すると、岡山県11.7人、広島県11.3人、香川県10.7人、高知県9.9人、愛媛県9.8人の順で、愛媛県は5番目にHIV感染者及びエイズ患者が多い県となっています。図2 人口10万人対HIV感染者及びエイズ患者累計報告数(平成29年末現在、日本国籍)

図3 人口10万人対HIV感染者・エイズ患者の分布地図(平成29年末現在、日本国籍)

診断時の症状(図4、日本国籍)

HIV感染者及びエイズ患者の診断時点(届出時点)での症状について、図4に示しました。診断時点ですでにエイズを発病していた割合は、全国31.3%、愛媛県40.3%で、愛媛県の方が多くなっています。

症状1

HIV感染者及びエイズ患者の年齢分布(図5、日本国籍)

これまでに報告のあったHIV感染者及びエイズ患者の年齢分布を図5に示しました。
HIV感染者(青色)及びエイズ患者(赤色)数は、全国、愛媛ともに30代が最も多く、20代が続き、40代以上は年齢が高くなるにつれて減少していきます。
一方、エイズ患者の年齢別割合に注目すると、患者数が多いのは、全国では30歳代が28.7%、40歳代が29.0%を占めるのに対して、愛媛では30歳代が26.9%、40歳代、50歳代がいずれも25.0%で、これらの年齢層で約8割を占め、多くなっています。
全国、愛媛ともに年齢が上がるにつれてエイズ患者の割合は増加し、全国では50歳以上の約5割をエイズ患者が占めますが、愛媛では40代の約5割、50歳以上の約8割が発見時に既にエイズを発症していることがわかります

「エイズを発病して初めて感染に気づく」ということは、早期治療・発病予防の機会を逃すだけでなく、知らない間に感染を拡大させている可能性があります。エイズを発症する前に検査を受け、早期に発見することが重要です。

図5 HIV感染者及びエイズ患者の年齢分布(日本国籍)

HIV感染者及びエイズ患者の性別(図6、日本国籍)

HIV感染者及びエイズ患者の性別は、全国(94.4%)、愛媛県(96.1%)、ともに男性が大部分を占めています。

図6 HIV感染者及びエイズ患者の性別)

感染経路(図7、日本国籍)

HIV感染者及びエイズ患者の感染経路は、男性では全国、愛媛県ともに性的接触による感染が8割以上を占めています。女性では、性的接触による感染は全国では8割弱、愛媛県では4割を占めています。

男性では、同性間性的接触による感染が全国で63.6%、愛媛で57.3%を占め、いずれも同性間性的接触の割合が高くなっていますが、愛媛では異性間性的接触が全国よりもやや多くみられます。

一方、女性では同性間性的接触はほとんどみられず、異性間性的接触の割合が高くなっています。

図7 HIV感染者及びエイズ患者の感染経路

感染地域(図8、日本国籍)

全国では国内での感染が83.7%で、愛媛県でも国内での感染が87.6%と8割以上を占めています。

図8 HIV感染者及びエイズ患者の感染地域

愛媛県での傾向

以上のことから、愛媛県におけるHIV感染者、エイズ患者の特徴は、次のとおりです。

  • 30歳代を中心とした20歳以上の男性に多い。
  • 50歳以上で発見される場合は既にエイズを発症しているケースが多い。
  • 感染経路は、国内での性的接触(同性間が多いが異性間もある)によるものが多い。

[ページトップへ]

感染経路 財団法人 エイズ予防財団ホームページ エイズ予防情報ネットから引用

HIVの感染力は弱く、性行為以外の社会生活の中でうつることはまずありません。HIVは主に3つの経路で感染します。

性行為による感染

性行為による感染はもっとも多い感染経路です(感染原因の80%以上)。HIVは主に血液や精液、膣分泌液に多く含まれています。HIVは感染者の血液・精液・膣分泌液から、その性行為の相手の性器や肛門、口などの粘膜や傷口を通ってうつります。性行為におけるコンドームの正しい使用は、エイズや他の性感染症予防にとって有効な手段です。

血液を介しての感染

HIVが存在する血液の輸血や、覚せい剤などの依存性薬物の“回しうち”による注射器具の共用などによって感染します。日本では、現在、献血された血液は厳重な検査により最高水準の安全が確保されていますが、現在の技術ではきわめて稀とはいえ、感染の可能性を完全には排除できません。なお、血液凝固因子製剤については加熱処理が行われているので、現在の血液製剤で感染する心配はありません。

母親から赤ちゃんへの母子感染

母親がHIVに感染している場合、妊娠中や出産時に赤ちゃんに感染することがあります。母乳による感染の例もあります。日本では、お母さんがHIVの治療薬を飲むことや母乳を与えないことで、赤ちゃんへの感染をほぼおさえることができます。

(参考ホームページ)財団法人エイズ予防財団 エイズ予防情報ネット(API-Net)(外部サイトへリンク)

[ページトップへ]

エイズについての相談・検査

エイズについて不安や疑問をお持ちの方は保健所で相談窓口を設置していますのでご連絡ください。またエイズ検査は無料・匿名で実施しています。

県内の保健所

保健所名

所在地・電話番号

検査受付日時(祝祭日、年末年始を除く)

備考

四国中央保健所

四国中央市三島宮川4-6-53
TEL 0896-23-3360(内234)

毎週 水曜日 10時30分から11時30分

検査は要予約

西条保健所

西条市喜多川796-1
TEL 0897-56-1300(内317)

毎週 月曜日 10時から11時

 

今治保健所

今治市旭町1-4-9
TEL 0898-23-2500(内364・228)

毎週 火曜日 10時から11時

 

中予保健所

松山市北持田町132
TEL 089-909-8757(内261)

毎週 水曜日 13時から14時

 

八幡浜保健所

八幡浜市北浜1-3-37
TEL 0894-22-4111(内313・314)

毎週 月曜日 10時から11時

 

宇和島保健所

宇和島市天神町7-1
TEL 0895-22-5211(内257)

毎週 火曜日 10時から11時

 

検査(スクリーニング検査)は迅速検査法により行いますので、その日のうちに結果が判明します。ただし、追加・確認検査が必要となった場合は、結果は後日となります。

エイズ検査はHIV抗体を測定します。感染直後はHIV抗体が十分につくられていないため感染していても検査をすり抜けることがあります。感染の可能性のあった時期から3ヶ月以上たってから検査を受けてください。

松山市保健所でも相談・検査を実施しています。お問い合わせください。

(参考)松山市保健所ホームページ(松山市ホームページへのリンク)(外部サイトへリンク)

検査結果を知ることは、大切な人を守るだけでなく、感染者本人にとっても、早期治療を開始すれば発病を遅らせることができるので大変重要です。

[感染症情報センターに戻る]

お問い合わせ

保健福祉部衛生環境研究所

〒790-0003 松山市三番町8-234 

電話番号:089-931-8757

ファックス番号:089-947-1262

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?
評価

このページの情報は見つけやすかったですか?
評価

ページの先頭へ