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「えひめプラスチック資源循環戦略」の策定について

ページID:0009791 更新日:2020年3月23日 印刷ページ表示

 プラスチックごみ削減対策を計画的かつ総合的に推進するため、『えひめプラスチック資源循環戦略』を策定しました。

 今後は、本戦略に基づき、市町や県民、事業者等との連携、協働のもと、オール愛媛で「プラごみ対策先進県えひめ」の実現に向けた取組を実施していきます。

えひめプラスチック資源循環戦略

 えひめプラスチック資源循環戦略 [PDFファイル/1007KB]

戦略の概要

本県の状況

  • 風光明媚な自然景観を有し、全国第5位の長さの海岸線と全国有数の港湾・漁港数を有し、プラスチックごみによる海洋汚染は、海洋環境や沿岸環境のみならず、水産業や観光等幅広い分野に深刻な影響を及ぼすおそれがあります。
  • 本県のプラスチックの資源循環を総合的に推進するため、「えひめプラスチック資源循環戦略」を策定し、県・市町をはじめ、企業、県民等が、主体的かつ積極的に連携、協働して取り組みを進め、効果的な発生抑制対策や不適正処理の防止を図っていくこととします。

方針

プラごみ対策先進県えひめのブランド化(地域イメージ向上や地場産業の活性化等)

目標 3R(リデュース・リユース・リサイクル)+Renewable(持続可能な資源)

  • ワンウェイのプラスチック製品等の使用を合理化し、無駄に使われる資源を徹底的に減量。
  • プラスチック製品等の原料を再生材や再生可能資源(紙、バイオマスプラスチック等)へ適切に切り替え。
  • できる限り、長時間プラスチック製品を使用。
  • 使用後は、効果的・効率的なリサイクルシステムを通じ、徹底的に分別回収し、循環利用。(リサイクルによる再生利用のほか技術的、経済的に困難な場合、熱回収によるエネルギー利用を含む。)
  • 3Rの取組や適正な廃棄物処理を前提に、プラスチックごみの流出による海洋汚染が生じないことを目指し、ポイ捨て・不法投棄撲滅、清掃活動の推進によりプラスチックの海洋流出を防止。また、海洋ごみの実態把握、海岸漂着物等の適切な回収の推進により海洋汚染を防止。

重点戦略

実効的な、プラスチック資源循環の促進と海洋プラスチックごみ対策の推進

1.プラスチック資源循環の促進

表1
リデュース等の徹底
  • ワンウェイプラスチックの使用削減(普及啓発等を通じた意識醸成)
  • プラスチック代替製品等の開発・販路開拓・利用促進
  • リユース製品等の利用促進
  • 消費者のライフスタイルの変革を通じたリデュース、リユース等の取組の推進
効果的・効率的で持続可能なリサイクル
  • 分別回収・リサイクル等の徹底推進
  • 漁具等の陸域回収の徹底
  • 適切な店頭回収や拠点回収の推進
再生材・バイオプラスチックの利用
  • 需要喚起策(県・市町による率先調達、消費者への普及啓発)
  • 可燃ごみ指定袋などへのバイオマスプラスチック使用

2.海洋プラスチックごみ対策の推進

表2
海洋プラスチックごみ対策の推進

プラスチックごみの流出による海洋汚染が生じないこと(海洋プラスチックゼロエミッション)を目指した

  • ポイ捨て・不法投棄撲滅・適正処理
  • 海岸漂着物等の回収処理
  • 代替イノベーションの推進
  • 海洋プラスチックごみの実態把握
  • マイクロプラスチックの海洋への流出抑制

各主体の具体的な取組

 重点戦略に掲げる取組を実効的かつ効果的なものにしていくため、行政(県・市町)、企業・団体等、県民が、「各主体の具体的な取組」の項目に基づき、主体的かつ積極的に連携、協働し、幅広い取組の実施に努めていきます。

成果指標

 本戦略における施策の進行状況を把握するため、5つの成果指標(「環境に優しい買い物キャンペーン参加店舗数」など)を設定し、進捗状況の点検評価を実施していきます。

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