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ホーム > 社会基盤 > 交通・道路 > 交通安全 > 愛媛県自転車安全利用研究協議会 > 「愛媛県自転車の安全な利用の促進に関する条例」について

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更新日:2015年8月7日

「愛媛県自転車の安全な利用の促進に関する条例」について

条例制定の背景

近年、自転車は、生活の移動手段として通勤・通学や買い物などで利用されるほか、趣味や健康維持から本格的なスポーツ競技まで幅広く裾野を広げており、本県も、しまなみ海道を「サイクリストの聖地」として世界に情報発信するとともに、愛媛県全体を「サイクリングパラダイス」として、自転車を手段とした地域振興に取り組んでいます。

一方では、自転車が関与する交通死亡事故の発生や自転車利用者の運転マナーの悪さを指摘する声が後を絶たないなど、自転車の安全な利用対策が喫緊の課題となっています。

そのため、県では、県民の自転車の安全な利用に関する意識を向上させ、自転車を安全かつ快適に利用できる環境の整備をするとともに、自転車が関与する事故を防止し、自転車の安全な利用の促進を図ります。

施行年月日

平成25年7月1日より施行

平成25年12月1日一部改正

平成27年4月1日一部改正

条例の目的

  • 自転車の安全な利用に関する意識の向上、自転車を安全かつ快適に利用できる環境の整備、自転車が関与する事故の防止を図り、自転車の安全な利用を促進すること。
  • 愛媛県の自転車文化の振興に寄与すること。

条例の特徴

道路交通法等の法令を守ることはもちろんですが、本条例は、さらに高い目標を推進事項として設定し、愛媛県全体で「自転車マナー先進県」を目指すこととしています。

なお、本条例における罰則の規定はありません。

「シェア・ザ・ロード」の精神

 条例では、歩行者、自転車、自動車等の運転者がお互いの立場を思いやる気持ちを基本に、それぞれの責任を自覚して、共に道路を安全・快適に利用する、「シェア・ザ・ロード」の精神を基本理念としています

自転車利用者の責務

道路交通法等の法令遵守

  • 自転車を運転する者は、自転車が「車両」であることや、車両の運転者であることを自覚し、法令を遵守することを規定したものです。

自転車損害賠償保険等への加入

  • 自転車が関係する交通事故に伴って、加害者側が多額の損害賠償を求められるケースが実際にありますので、自転車損害賠償保険等へ加入しましょう。

 

自転車事故の損害賠償例
事例 賠償命令額 事故の概要
1 9,500万円

小学生の自転車が下り坂を進行中、散歩中の女性と衝突。女性は意識不明の重体となる傷害を負った。

2 5,000万円 女子高生の自転車が、無灯火で帰宅途中携帯電話に気を取られ歩行中の女性の背後から衝突。
女性は、歩行困難になり、職を失い生活保護を受けている。
3 5,438万円
禁錮1年10月
実刑収監
信号無視した男性の自転車が、横断歩道を歩行中の女性と正面衝突。
女性は意識不明の重体で数日後死亡。
4 1,239万円 自転車が、信号のない交差点を歩いて横断中の女性と衝突。
女性は顔の骨や歯を折る等の重傷を負った。
5 1,300万円 出勤中の自転車が、交差点を一時停止せず左折しようとした際、直進してきた女性の自転車と衝突。
女性は股関節・肩骨折等の重傷を負った。
  • 自転車利用者の損害賠償に対応できる保険の種類は、次表のとおりです。
保険の種類
保険の種類 事故の相手 自分
生命・身体 財産 生命・身体
個人賠償責任保険※1

×

傷害保険

×

×

TSマーク付帯保険※2

×

自転車保険※3

1個人賠償責任保険は、傷害保険、火災保険、自動車保険などの他の保険の特約として、契約することができる。

2TSマークは、自転車安全整備店で購入又は点検整備を行い、基準に合格した自転車に貼付されるもの。(保証期間は1年間)

3自転車保険は、保険会社により違いがあるが、個人賠償責任保険と傷害保険がセットになったものが多い。

自転車の点検整備・その他交通安全対策

  • 自転車利用者本人や、歩行者、他の車両の利用者などの生命又は身体に対する危害の発生を防止するためには、自身が利用する自転車についての安全性が確保されていることが重要であることから、その点検整備に努めるよう規定したものです。

自転車乗車時に乗車用ヘルメットを着用

  • 道路交通法第63条の11では、「13才未満の児童または幼児の保護責任者は、児童等を自転車に乗車させるときは、乗車用ヘルメットをかぶらせるよう努めなければならない」と規定されていますが、条例ではそれに加えて、「全ての自転車利用者が乗車用ヘルメットを着用する」ことを励行事項としています。

歩道の通行時は、車道左側の歩道を通行

  • 道路交通法第17条の4により、自転車は車道の左側通行が義務付けられています。
    また、これまでは路側帯における進行方向についての規定はなく、道路の両側に設けられた路側帯を双方向に進行することが可能でしたが、平成25年12月1日施行の改正道路交通法において、同法第17条の2により、著しく歩行者の通行を妨げることとなる場合を除き通行することができる路側帯が「道路の左側部分に設けられたもの」に限定されました。

    道路交通法改正については、こちらをクリックしてください(PDF:282KB)
  • しかしながら、歩道においては、進行方向の規定はありません。
    そこで、条例では「歩道を自転車で通行するときは、車道左側に設置されている歩道の通行を推進する」と規定されています。
  • つまり、「自転車が通行することが可能な歩道では、自転車同士が相互に通行することは法律上可能であるが、自転車が自動車と同一の方向に走ることを推進することによって、事故を防止する」ということを目的としています。

歩行者の通行が頻繁な道路では、自転車を押して歩く

  • 道路交通法第63条の4では、「自転車は、歩道を徐行しなければならず、歩行者の通行を妨げるときは、一時停止しなければならない」とされていますが、歩道における自転車と歩行者の事故は依然として多く発生していることから、それを防止するために規定したものです。

条例の概要

条例の概要
条例 項目 趣旨
1条 目的 自転車の安全な利用の意識に関する意識の向上、自転車を安全かつ快適に利用できる環境の整備及び自転車が関与する事故の防止を図り、自転車の安全な利用の促進を目的に条例を定めたもの。
2条 定義 本条例における用語の定義を定めたもの。
3条 県の責務 自転車の安全な利用の促進に関し、市町等と相互に連携及び協力し、その施策に対し助言その他の必要な支援を行うことを県の責務と定めたもの。
4条 県民の責務 県民の責務として、歩行者・自転車・自動車等がお互いの立場を思いやる気持ちを基本として共存する、いわゆる「シェア・ザ・ロード」の推進を定めたもの。
5条 自転車利用者の責務 自転車の安全な利用は、自転車を利用する者が車両の運転者としての自覚をもって取り組む必要があるため、県民の責務とは別に、自転車利用者の責務等を規定したもの。
1道路交通法等の法令遵守
2自転車損害保険等への加入
3自転車の点検・整備、その他の交通安全対策
4自転車利用者の励行事項
(1)自転車乗車時に乗車用ヘルメットを着用
(2)歩道の通行時は、車道左側の歩道を通行
(3)歩行者の通行が頻繁な歩道では、自転車を押して歩く
6条 自動車等運転者の責務 自動車等の運転者の責務として、「シェア・ザ・ロード」の精神と、自転車側方通過時の注意事項を定めたもの。
7条 事業者の責務 従業員が自転車通勤をする場合や、事業活動に自転車を利用する場合があるため、個人事業主を含めた事業者の責務を個別に規定したもの。
1従業員への啓発及び指導
2事業者の自主的かつ積極的な取り組み
3県の施策への協力
8条 関係団体の責務 交通安全に関する団体や、自転車の安全な利用の促進に関する県の施策に協力する団体の責務を定めたもの。
9条 県民に対する自転車交通安全教育 県が、自転車交通安全教育に積極的に取り組むことを規定したもの。
10条 学校等における自転車交通安全教育 学校及び専修学校等が自転車交通安全教育に取り組むことを規定したもの。
11条 家庭における自転車交通安全教育等 家庭における自転車交通安全教育を規定したもの。
1幼児・児童及び生徒の保護者による自転車交通安全教育
2乗車用ヘルメットの着用
3高齢者に対する交通安全対策の助言
12条 広報活動及び啓発活動 自転車の安全な利用に関し、県が広報活動及び啓発活動を積極的に行うことを規定したもの。
13条

自転車小売業者の情報の提供等

自転車小売業者が自転車を購入又は点検もしくは修理しようとする者に対し、自転車の安全な利用に関する必要な情報の提供及び助言に努めることを規定したもの。
14条 レンタサイクル業者の情報の提供等 レンタサイクル利用者に対しては、貸出時における情報提供及び助言に努めることを規定したもの。
15条 自転車安全利用の日 「自転車安全利用の日」(毎月10日)の設置について規定したもの。
16条 道路環境の整備 県は、歩行者・自転車及び自動車等が共存できる道路環境の整備に努めることを規定したもの。
17条 財政上の措置 県は、自転車の安全な利用の促進に関する施策を推進するため、必要な財政上の措置を講ずることを規定したもの。

 

以下、条例に関するデータを添付しますので、ご活用ください。

「愛媛県自転車の安全な利用の促進に関する条例」の概要(PDF:157KB)

「愛媛県自転車の安全な利用の促進に関する条例」(PDF:184KB)

「愛媛県自転車の安全な利用の促進に関する条例」チラシ(PDF:814KB)

「愛媛県自転車の安全な利用の促進に関する条例」ポスター(PDF:789KB)

「ヘルメットの着用で一命をとりとめた事例」チラシ(PDF:248KB)

 

媛県全体で、自転車のマナーを向上し、「サイクリングパラダイス」を目指しましょう!

シェア・ザ・ロード

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お問い合わせ

県民環境部消防防災安全課 交通安全推進係

〒790-8570 松山市一番町4-4-2 

電話番号:089-912-2321

ファックス番号:089-941-0119

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