いにしえの香り豊かな愛媛の誇る名湯「道後温泉」をご紹介します。
こんにちは、愛媛県知事の加戸守行です。
季節は春らんまん、絶好の行楽シーズンを迎えようとしていますが、旅といえば温泉を思い浮かべる日本人は多いと思います。「休みにはゆったりと温泉にでもつかって」という向きの方に、今回は愛媛が全国に誇る「道後温泉」の歴史についてご紹介します。
愛媛や松山は知らなくても、「道後」は知っているという方も多いはず。それくらい道後温泉は全国に名が通った横綱級で、神代の昔の伝説にも登場し、三千年の歴史を持つともいわれる温泉です。
その起源は大国主命(おおくにぬしのみこと)にまでさかのぼり、聖徳太子や斉明天皇など飛鳥時代の多くの皇族が、この地を行幸、行啓されております。このことは日本書紀や風土記などに記録があり、こうした歴史に裏打ちされた、ある種の文化が道後の自慢です。
そんな歴史ロマンを一層かきたてるのが、明治の中ごろに建設された道後温泉本館。優美な三層楼の城郭式建物が特徴で、国の重要文化財にも指定されています。また、この本館には、日本でただ一つ、皇室専用の浴室「又新殿(ゆうしんでん)」があり、一般の方の見学ができます。
来週から始まるゴールデンウイークには、皇族ゆかりの歴史を持ち、日本最古とも称せられる道後温泉にぜひお越しいただき、聖徳太子や額田王(ぬかたのおおきみ)になった気分で、心豊かな愛媛の旅をお楽しみください。
次回は、道後温泉の最近の話題をご紹介します。お楽しみに。
知事が愛媛の“旬のおすすめ”をご紹介します!
この内容は、平成20年4月25日発行の愛媛県メールマガジン「Ehimail(エヒメール)」
第49号に掲載されたものです。
又新殿

道後温泉本館


