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文化交流施設整備構想基本方針(案)パブリック・コメント結果

ページID:0004547 更新日:2018年1月13日 印刷ページ表示

愛媛県文化交流施設整備構想基本方針(案)について、平成13年12月11日から翌年1月8日まで、これをパブリック・コメントに付し県民の意見を募集した。その結果、31件の意見が寄せられた。

(31件を分類要約)

パブリック・コメント結果

分野

主な内容

基本方針全般

(基本方針そのものに否定的な意見)

施設のニーズについて明確な説明がなく、噂されているように、この民有地を県が購入せざるを得ないこととするための整備計画ではないのか。

「まず、場所ありき」で哲学がなく平成13年2月の愛媛広域文化交流基盤整備構想推進委員会の提言の趣旨から変質し、内容も大きく後退している。印象として周辺の低・未利用地の整備活用が主目的のように思える。

財政逼迫の現在、現施設でも十分ではないか。

環境問題を考えれば建物の寿命を生かすべきで、原則として新たな施設を建設しない方が望ましい。

(施設整備の2案<分離案・合築案>に対する意見)

次の理由から案1(分離案)を支持

  • 案2(合築案)の場合、高層建築となり景観や近隣の住環境面で疑問が生じる。
  • 県道より北側をホール、南側を図書館とゾーン分けができ利用者が分かりやすい。
  • 音の出るホールと図書館が一緒の建物の場合、運営上好ましくない。

次の理由から案2(合築案)を支持

  • 施設の集積による利用利便の向上。
  • A地は、B地と比較し市内電車の駅から遠く、県民文化会館自体があまり馴染みがない。そのため県道から北側は利用されにくいと考えられる。

(その他)

県を代表する現在の施設(県民文化会館)の周辺が整備され強化されることは県民にとっても外来者にとっても喜ばしい。

施設の目的・方向性・コンセプトについては、十分練られており適当と考える。

図書館

(施設整備に否定的な意見)

駐車場問題については、適切な場所にパーク&ライド方式で利用できる駐車場を設けることにより解決し、新たに整備する必要はない。

立地的には、道後温泉の観光客をターゲットにした施設の方が良いと考えられるので、現施設の改修で対応すべき。

巨額の経費を投じて整備するほどの利用があるのか、現施設の改造では対応できないのか検討する必要がある。

(施設の内容に関する意見)

<機能についての意見>

ホールから漏れる音の関係などから分離案支持

図書館の個々の機能について運営方針を検討したうえで施設設計を行うこと。

総合目録の充実を図ること。

電子図書館機能の充実を図ること。

平成13年7月文部科学省告示「公共図書館の設置及び運営上の望ましい基準」に則った図書館を整備すること。

児童・一般部門に加え、ヤングアダルト部門を充実させること

広く自由な雰囲気で、自習ができる自習室を整備すること。

提供サービスは、一般社会人をはじめ、主婦、子供、お年寄り、障害者、病人等すべての住民を対象にすること。

ネットワークについては、情報ネットワークと物流ネットワークの両方が重要であり、市町村立図書館や他の都道府県図書館はもとより、大学図書館や学校図書館、点字図書館、その他の社会教育施設など参加機関とのネットワークを整備することが必要。

公文書館は、重要な施設であり、県立図書館の機能に併設はできないので、独立したものとすること。

<検討方法についての意見>

ネットワークの構築にあたっては、関係機関との話し合いを早い段階から行うことが必要である。

運営にあたっては、外部委託でなく県自ら責任を持って運営すべき。

施設整備に関して、日本図書館協会に設計者を紹介してもらう。

図書館の検討にあたっては、他県の良い事例や資料等を十分参考にすること。

「図書館専門部会」委員の選任においては、次のような方にお願いすることとし、メンバーに官職指定をしないこと。

  • 全国の図書館(特に公共図書館)事情に精通していること。
  • 平成13年7月文部科学省告示「公共図書館の設置及び運営上の望ましい基準」を理解し解説できること。
  • コンピュータ及び図書館情報技術に精通していること
  • 愛媛県内の市町村図書館の意見を反映できること。

映像コーナー

巨額の経費を投じて整備するほどの利用があるのか、現施設の改造では対応できないのか検討する必要がある。

単なる無料ビデオコーナーとして利用されてしまうことを考えると、一般への貸し出しを想定したものではなく資料収集にとどめるべきである。

案の内容に加えて、各市町村の産業文化を織り込み、本県の産業文化の交流及び振興の情報拠点としての整備を図ること。

愛媛は、映画人を多く輩出しており、ソフト面を重視した特色ある施設とすること。

文化活動支援型多機能ホール

松山市内の他の文化ホールは、飽和状態とはいえず、整備効果に疑問がある。既存ホールの改造及び今回、計画している他の施設との連携により既存ホールの稼働率を上げることが必要。

施設整備は、県として必要な国際交流センター、県立図書館及び公文書館に絞り、小ホールは市町村に任せた方が良いのではないか。

県を取り巻く厳しい財政事情、小ホールが松山市内にある程度整備されており民間施設を含めると県民の文化活動ができず困っている状態ではないことなどを考えると図書館ほどの必要性は感じない、そこで、一気に全ての施設を建設するのではなく、図書館、国際交流センターを優先し、ホールはその後、コスト計算を十分に行い建設の可否を含めて検討することで良いのではないか。その間、A地は、駐車場として利用する。

可動式・可変式の座席などの施設は、管理する側にとっては、稼働率が上がるため好ましいが、より専門分野の利用者にとっては、不便な施設になると考えられ、賛否両論あると思われる。設計にあたっては、利用が想定される方々の意見をよく聞く必要がある。

国際交流センター

国際交流センターで俳句の会やお茶・お華の会を安価で催し、外国人や一般の人々が仲良く学び合える部屋や機会を作って欲しい。そのような中から自然と互いが仲良くなり国際交流が発展してゆくのではないか。

日本人・外国人を含め、利用する人が限られている。新鮮な各種国際情報の収集及び提供を行うとともに、各種団体が協力し、多彩な国際交流活動などを行う必要がある。

新たな施設のアイデア

愛媛の先達や関係のあった人、歴史、祭りなどを紹介する施設

温泉の成分や効果の知識を広めるため世界の温泉や日本の温泉を紹介する温泉コーナー

温泉記念館・温泉資料館

有名画家に依頼し描いた、愛媛に関する絵画による回廊式の展示コーナー

県民文化会館周辺は食堂が少ない。そこで、愛媛の食文化を紹介するコーナーや各地の名物・名産を味わってもらえる食堂街

砥部焼き、真珠加工、和紙など県産品の創作体験ゾーン

愛媛の物産の単なる展示販売施設でなく来訪者が職人と話したり体験したりできる産業文化交流施設

ITを中心としたメディアパーク、生涯学習センターなどの啓発支援施設

観光協会、物産協会、コンベンションビューローのオフィスの集約

普通の民間の店が何軒か街の中にあるような賑わいのある飲食施設や喫茶店

A地に小ホールと噴水を整備し、若者が野外ライブ等の活動ができて、県内から有名人を輩出することが可能な施設

駐車場

次の理由から駐車場スペースは絶対に必要であり計画に入れて欲しい。

  • 位置的に道後の玄関口であり県外旅行者にも大きなインパクトを与えるが、大会などの効率的な運営の必要から施設の充実と駐車場問題は切り離せない。
  • 現状においても県民文化会館メインホールでの催し物等の日は、駐車スペースが不足し、周辺は大混雑しており、不満の声も多い。
  • 県民文化会館前の民有地にも月極駐車場があるが、順番待ちの状態である。
  • 県民文化会館の駐車場は、少なく他の民間駐車場を考え合わせても足りない。

地下駐車場は、コストが高いため、地上駐車場が良い。

県所有地(A)の駐車場は、現在も駐車場が不足していること、また、景観上からも良いことから、地下駐車場を備えた立体的なものにし、駐車可能台数を増やしてもらいたい。

可能な土地は全部使って、観光客が使えるような駐車場を一緒に作って欲しい。

駐車場は、A地、B地、C地に必要であるが、県民文化会館前交差点の渋滞への影響を考えると県道に面してC地東端を入口、B地西端を出口とする構造とすべきで、C地は、現居住者に協力を願いバスなども駐車可能な駐車場を希望する。

駐車場については、A地の前面道路の一部を地下駐車場進入口とし、県民文化会館の地下駐車場と連結するとともに県道を横断し、B地の地下駐車場とも連結する。また、伊予鉄道の停留所に駐車場及びホールからの昇降設備を検討する。

景観・周辺整備

大都市には、市民が憩えるような公園が多くあり、松山にもそのようなものを作ってもらいたい。

県民文化会館の周辺は、駐車場や空地だらけで、全く文化的な景観になっていないので、今回の整備により一体的な景観整備を期待する。現在の案では、A地とB地を利用した計画となっているが、C地まで含めて文化的な調和のとれた計画とすべき。C地は、利用しにくいとのことであるが、当面、駐車場として利用しても良い。また、歩道や街路樹を統一するだけでも今よりずっと良い景観になる。

道後地域に点在する史跡や古刹、文化施設を回廊するアクセスの確立が必要。県道317号線を単に広げるだけでなく道後ロマンのみち整備構想に沿った個性的で暖かみのある文化の小道並びにサインを設置するなどコンセプトのある魅力的な道にすべき。

道後の活性化

以前は、道後温泉との一体的な開発も検討されていたと思うが、話題になっていた芝居小屋はどうなったのか。松山の観光は、道後温泉の活性化なしには考えられず、そのようなことからすれば、今回の文化的な施設を中心とした整備案も一案ではあるが、道後温泉との一体化の観点からも検討の余地がある。

県民文化会館周辺は、道後温泉と松山城からも近いので、もっと観光のためになるような施設も入れてほしい。

観光協会、物産協会、コンベンションビューローなど各種交流団体の集約によるコンベンション、宿泊、観光への相乗効果により松山市(道後)の活性化を図れないか。

六軒屋・石手線(県道187号線)が護国神社前から東に向かいダイエーグループコーノ道後店の角を通って北へ入る道などは、一般車両を通行止めにして、小型バスで温泉街を循環する案はどうか。

A地は、普段は駐車場として活用し、定期的に「愛媛のお祭り広場」としてイベントを開催する。周辺は、出来る限り緑地を取り入れ、みかん等の柑橘類を植えるなど愛媛のローカル色を出す。

その他

A地、B地間の連絡通路は不要。むしろ、県民文化会館とA地の間には、屋根付歩道橋が望ましい。

新施設は、県民文化会館とは、デザインが違うことになるが、県道を隔てているため武道館のような県産品を使用した木造の建物でよいのではないか。

道後周辺は、道後温泉本館や道後公園の整備など木造建築が主となっているので、県民文化会館周辺も木造の伝統建築で愛媛の文化を強調して欲しい。

県有施設の空き状況についてオンライン予約・紹介システムをつくるなどにより県内の文化施設・交流施設を有効活用する必要がある。

地球温暖化防止活動推進センターを設置して欲しい。

市坪の坊ちゃんスタジアムなどの周辺にも図書館が欲しい。

早期着工を望む。

県が施設整備について一般に公表し、広く意見を求める姿勢に敬意を表する。

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