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平成24年度6月補正予算案等に関する記者発表の要旨について

ページID:0008724 更新日:2014年5月29日 印刷ページ表示

 

日時 24年6月18日 11時から

場所 知事会議室

平成24年度6月補正予算案等記者発表

(知事)
それでは、まず、6月補正予算案等についてですけれども、今年度の当初予算においては、新しい長期計画に基づきまして、やっていく施策展開、また、防災・減災対策を推進するための年間総合予算を編成したところでありますけれども、今回の6月補正予算では、国からの公共事業の内示等に伴う防災関連対策を追加するとともに、雇用対策や東アジアへの営業強化など、当面の課題に対応するための所要の経費を計上することといたしました。
その主な内容といたしましては、まずは、防災関連対策についてですが、海岸保全施設の整備や地すべり対策・急傾斜地崩壊対策の促進を図るとともに、学校などを避難所とする防災キャンプを実施することといたしました。
次に、当面する課題への対応につきましては、1番目に、雇用対策として、緊急雇用創出事業臨時特例基金を活用し、引き続き、雇用機会の創出に取り組むこととしております。
二つ目には、東アジアへの営業強化でありますが、今年4月に県産食品の商談会を実施いたしました。注文もきておりますように、成果も出始めているシンガポールでの日本食専門見本市への出展や、かんきつ等のテスト輸出等による販路開拓を図ろうとするものでございます。
三つ目の農林水産業の振興ですが、松山市が実施する中央卸売市場の施設整備、それから、八幡浜市等が実施する水産関係共同利用施設整備に対して助成を行うものでございます。
4番目は、教育・福祉等の充実ですが、本県独自の英語教育改善プランの策定等による英語教育の充実強化や、障害福祉サービス事業に係る施設整備等の支援などに取り組むこととしております。
この結果、6月補正予算総額は、一般会計で14億805万円となりました。
また、条例等の議案については、法令の改正等に伴う条例改正などを提案する予定としています。
以上です。

 

(愛媛新聞)
6月補正予算としては、この数年でもかなり額を絞っているのかなと思っているが、基本的に当初予算を年間総合予算として、6月や12月補正予算を最小限にしていくという方針か。

 

(知事)
そうですね、例えば市町村と県を比較するとですね、国の内示がはっきりすると、県の予算というのは大型のものが多いので、大体、事前に把握できる、しやすいものがほとんどなんですけれども、例えば、市町村の場合は小さなものの事業も積み上げていきますので、なかなかそういう意味で事前把握が困難なところもあって、その点が県予算と市町予算の違いになっているんではないかなと思います。ということは、すなわち、県の場合は、年間総合予算を立てやすい。よって、加戸前知事の方針を引き継いでいまして、基本的には当初予算であらかたを組むと。今回のように、国の内示が追加等々で入ってきた場合は、こうなっていくということで構わないと思います。
特に今回、当初予算で県独自の長期計画に基づく新規事業、あるいは、防災・減災対策というのを思い切って当初予算の段階で編成していますので、そういう点も含めて年間総合予算という考え方で行っています。

 

(NHK)
今回の予算にかける思いの部分はどういうところか。

 

(知事)
大半が今説明したとおりですね。国の新たな内示、それから市町の要望、まずこれは水産関連施設の補助ですけれども、こういったものが中心なんですが、その中でも抜き出すとすれば、シンガポール等については、今年前半に、東アジアを中心に商談会やりましたけれども、実際に円高という厳しい国際競争状況下の中でも、狙いどおり、経済成長、そして高額所得者の拡大、そして日本食に対する関心の強いシンガポールからは、速やかに注文が入ってきていますので、ここはさらに手を打つことによって、拡大につながる可能性があるということで、あえて抜き出して、日本の食品市、正式名称が日本食専門見本市というのがあるんですけれども、当初では計画していなかったんですが、実態を踏まえていくと、ここは攻めどころかなと思っています。

 

(愛媛新聞)
年明けから東アジア地域の4カ国に行ったが、今後行く予定はあるか。

 

(知事)
特に今すぐにというわけではないですが、台湾はちょっとどうしても、広島県知事と一緒にですね、先般の答礼ということも踏まえて、行こうかなと思っています。それから、中国の西安の方は、別の理由でお伺いするというようなことを計画しています。

 

(愛媛新聞)
台湾はいつぐらいか。

 

(知事)
台湾は9月ぐらいになると思います。

 

(愛媛新聞)
その目的は何か。

 

(知事)
これはジャイアント社の訪問ということと、それから、既に9月には、早速、台湾からの女性の旅行グループの来県、それから、世界支店長会議の12月開催、ジャイアントの各国に展開している支店長、年に1回会議を行うんですが、それも愛媛県で行っていただけるということが決まってますので、そういったことも踏まえて、お礼と今後のさらなるタイアップについて話し合うということで、台湾へ行きたいと思っています。

 

(愛媛新聞)
西安はどうか。

 

(知事)
西安は観光振興なんですけれども、これは可能性があるやに聞いていますので、民間交流もベースにあるので、それと併せて行ってこようかなと。それともう一つは、例の上海便の増便を速やかに実施に移していただけましたので、そのお礼もしっかりと行っていきたいと思っております。

 

(日本経済新聞)
台湾は、松山空港からの定期チャーター便が課題であるが、進展はどうか。

 

(知事)
9月の段階はちょっとまだですけど、布石は打ちに行きます。もちろん。今回、多分11月ぐらいに工事完了と聞いていますから、そこから先の話になると思います。できれば、例えば、今回の影響力があるであろうジャイアント関連のツアーとかですね、こうしたようなものを突破口にできないかなと考えております。

 

(南海放送)
シンガポールのテスト輸出について、具体的にどういう品目を考えているか。

 

(知事)
テスト輸出はかんきつです。

 

(南海放送)
魚などは、シンガポールで好評だったという話があるが、愛育フィッシュの輸出はどうか。

 

(知事)
もう既に始まっています。

 

(南海放送)
今回のテスト輸出では特に。

 

(知事)
これはもう、かんきつがまだなので、ここをちょっと口火を切りたいなと。むしろこの前の商談会のときは、かんきつが品揃えできない時期だったんです。

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