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令和2年度12月補正予算案等に関する記者発表の要旨について

ページID:0008690 更新日:2022年3月11日 印刷ページ表示

 

日時:令和2年11月19日(木曜日)11時02分から11時09分

場所:知事会議室

 

(知事)
 それでは定例会見の発表事項、まず、12月補正予算等についてでございます。横長資料の1ページをご覧いただけたらと思います。今回の補正予算は喫緊の課題である新型コロナウイルス感染症への対応をはじめ、当面措置を必要とする経費のほか、給与改定経費について計上させていただきます。
 まず、新型コロナ対応については、9月補正予算編成後の状況変化を踏まえまして、感染症患者の受け入れ病床確保に係る国の補助基準額が引き上げられましたので、これに対応し、医療提供体制の充実を図ること、また、収入が減少した世帯の資金需要に対応するため、生活福祉資金貸付金の原資を県社会福祉協議会に追加補助するなどの経費を計上いたします。今回を含めたコロナ対策の県の予算総額でございますが、累計で約1,115億円となります。
 また、当面措置を必要とする経費につきましては、一に、本年7月の豪雨で被災したJR内子線の災害復旧を関係市町と連携して支援するとともに、二つ目には、同じく豪雨で被災した農業者の営農再開に向け、農業用ハウスや機械の取得・修繕への支援を行います。三つ目に、私立高校が行います学校施設の耐震改修への支援に取り組みます。四つ目に、北米等への加工食品の輸出促進に向け、国際的な衛生管理基準に対応した設備導入に取り組む事業者を支援いたします。
 次に2ページでございます。給与改定経費については、先般の人事委員会勧告に基づきまして、職員の期末手当の支給月数を引き下げるほか、私をはじめ特別職も同様に引き下げることとし、関係経費を減額することといたします。この結果、12月補正予算総額は一般会計で、51億6,501万円の増額、企業会計で7,312万円の減額、合計で50億9,189万円の増額となっています。
 この他、条例等の議案については、職員の給与を改定するための条例改正をはじめ、来年3月のオープンを目指して準備を進めております、えひめこどもの城ととべ動物園を結びます「ジップライン」の利用料金の上限額を定める条例改正などを提案する予定としています。
 次に縦長の資料、3年度当初予算編成ポイントについてでございます。我が国の経済情勢は、新型コロナの影響により企業収益が大幅に減少し、雇用環境も弱い動きが見られる中で、感染症の収束は見通せず、むしろ増加傾向にあり、景気の先行きは不透明であるとともに、近年相次いでいます大規模災害への対応なども懸念され、現時点で本県財政の見通しを立てることは困難な状況でございます。
 このような中、本県の施策展開として、最優先課題である西日本豪雨災害からの創造的復興をはじめ、公約の3本柱に掲げております施策の深化とともに、喫緊の課題である新型コロナの感染防止対策や、また、世界中で進んでいるデジタル技術の活用等による、新型コロナウイルスの存在を前提とした新たな日常の実現、さらには、コロナ禍で人々の価値観やライフスタイルが変化しており、アフターコロナを見据えた対策を今から手を打ち始めることなど、既存事業の見直しにも、(状況が)変化していますので対応しながら、重要施策を積極的に推進していく必要がありますことから、当面はゼロシーリングで編成作業を進めているところでございます。
なお、現在、国において検討されております補正予算については、早期の内容把握に努めまして、適切に対応してまいります。以上です。

 

(愛媛新聞)
 来年度当初予算の編成のポイントを言われたが、もう少し具体的に、コロナを踏まえてどのように具体的にしていきたいという思いはあるか。

 

(知事)
 そうですね、もちろん、当面するコロナ対策の対応も考えなければいけませんが、ポイントとしてはですね、既存事業を継続して進めているものもたくさんありますけれども、中身によってはですね、社会的な変化によって事業そのものにも変更を加える必要が出てくるものもあると思いますので、まず、その点を各分野で洗い出していくということ。
 それからもう一点は、そのコロナが落ち着いた後にどんな社会が実現するのか、人々の意識がどう変わっていくのか、完璧に予測を的中させることはこれは無理だと思いますけども、知恵を絞りながらですね、ある程度の予測の中で、じゃあこうなった場合はこの分野ではこうした施策が必要になるんではないかということを議論し、そうしたことを新規に盛り込んでいきたいというふうに思っています。今は、具体策についてはいろんなアイデアが出てきてますけども、今絞り込み、検討のさなかでございます

 

(あいテレビ)
 今年7月に豪雨があったJR内子線の災害復旧支援だが、これまで例えば西日本豪雨ですとか、そういった中でJR管内で被災したのを県が支援するというのは、これまでもあったのか。

 

(知事)
 あります。特に、JRは西日本豪雨災害直後は、私も、現場も行かせていただきましたけれども、もう当分の間これは使えないような、線路も曲がってしまったりですね、線路の下の土壌が流されてしまったりという状況もありましたので、その時は速やかに手を打たせていただきました。それ以前にもこうしたようなサポートはしてきた経緯がございます。

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