ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 組織でさがす > 愛のくに えひめ営業本部 > 愛のくにえひめ営業本部 > 「愛のくにえひめ営業本部」の平成28年度第3四半期まで(4~12月)の営業実績に関する記者発表の要旨について

本文

「愛のくにえひめ営業本部」の平成28年度第3四半期まで(4~12月)の営業実績に関する記者発表の要旨について

ページID:0006253 更新日:2017年1月30日 印刷ページ表示

【記者発表資料】

平成28年度営業に係る事業実施及び実績等について(第3四半期まで(4~12月)分)[PDFファイル/191KB]

 

 

日時:平成29年1月27日(金曜日)11時00分から11時08分
場所:知事会議室

 

 

(知事)

第3四半期は4月から12月になります。この間の9カ月間の営業実績、残りあと3カ月ということになります。

商談会やフェア等の開催件数、そして参加企業でございますが、まずフェア等の開催件数は490件でございます。前年度の同期比で1.3倍、目標は550件を掲げておりますので、進捗率は89.1%となります。その参加企業数は、延べで2,954社、これも前年同期比で同じく1.3倍になります。ただ、目標は4,000社にしておりますので、進捗率は73.9%ということでございます。それぞれおおむね順調に推移しておりますが、今申し上げましたように、今後、さらに参加企業の拡大に注力をしていきたいと思います。

また、現時点で営業本部が把握している成約実績は、件数で2,683件、前年同期比で1.3倍でございます。前年度の同期実績が2,054件ですから、約600件以上増えているということであります。成約額は73億2千万円、前年同期比で1.1倍でございます。前年の同期が65億9千万円ですから、上回る実績となっておりますけれども、毎回申し上げているとおり、事業者等によっては、成約内容の公表は差し控えさせてもらいたいというところもありますので、実際の成約額は、今回の発表以上になっていると受け止めていただけたらと思います。

第3四半期におきましては、都市圏での大規模商談会への出展及びその後のフォロー営業、大手水産業者や回転寿司チェーンをはじめとする大口の取引の維持拡大などに継続的に取り組むとともに、昨年度、職員を名古屋地域に常駐するようにいたしましたが、その結果、名古屋地域のホテルや百貨店において、新たなフェアを開催しまして新規顧客の獲得を図ったほか、連携協定の締結先企業や県と縁の深い大手企業における社員食堂での県産食材を活用したメニュー提供や社員向け販売の拡大、さらに10月には、新たな手法として、初めて関東エリアを中心としたテレビショッピングを活用した、これは全国的な番組になりますけれども、この販売活動に挑戦させていただきました。こちらだけでも1億円以上の売り上げがあったと。1億円超えたんだっけ。

 

(営業本部長)

売り上げでは、1億円以上と聞いております。

 

(知事)

1億円以上の売り上げになっていると思います。

何より、県内の生産者や事業者、関係団体が「オール愛媛」体制をしっかり堅持しつつ、一体となって意欲的に活動いただいたところであり、その結果、今年度の成約目標額90億円で設定しましたが、進捗率は現段階で約81%でございますので、目標の達成は、ほぼいけるかなというふうに思っておりますけども、気を抜かないように、関係各位の努力をお願いするとともに、これまでの取り組みに敬意を表させていただきたいと思います。

年度末まで残すところ2カ月余りとなりましたけれども、最終四半期においては、先日のフィリピンでのトップセールスを行ってまいりました。特に愛媛県の産業技術研究所が共同で研究を重ねて製品化したEVプロジェクトに関する事業につきましては、会社の努力によってフィリピン政府からの受注が決まっておりましたけれども、政権交代に伴って、納入が遅れている状況にあります。そういったところについては、直接、エネルギー省と自分自身も交渉してまいりましたので、これも動く可能性が出てくるのではなかろうかと思います。

また、東北地域での県産品フェアの拡充や北関東地域でのトップセールスによる新たな販路開拓に努めるとともに、首都圏、関西圏では、継続取引を維持するためのきめ細かなフォローアップ営業を展開するなど、2年前倒しになりますけれども、今年度中に平成30年度の目標である100億円を達成する気概を持って、最後の追い込みを加速したいというふうに思います。

一方、中期的な視点で成約額の推移を見ますと、今年度上半期実績の発表時と同様、伸びの鈍化傾向が続いている中で、アメリカ新大統領の就任、イギリスのEU離脱交渉の進展など、刻々と変化する国際情勢に伴い、国内経済の先行き不透明感も増しておりまして、従来型の手法だけでは、これまでのように成約額を大幅に伸ばすことは困難でありますので、今後は、マンパワーに頼らない新たな営業手法の確立も模索しながら、より効果的、効率的な活動に取り組むほか、経済成長が著しいアジア地域において、成約をより重視した営業活動を本格化させるとともに、欧米などにおいても、成約獲得の確度の高い相手先をピンポイントで攻める姿勢でスピード感のある活動を展開するなど、海外でのさらなる販路拡大を図ることで、より多くの実需を創出し、県内経済の活性化に全力で取り組んでいきたいと思います。以上です。

 

(愛媛新聞)

この第3四半期の新たな営業活動の中で、今後、伸びそうだなとか、注目しているようなものはあるか。

 

(知事)

そうですね。これ全般的に並行してやっていますから、どれがということはないんですけれども、今後、例えば、すぐにというわけではないんですけれど、大型ブリのアメリカやカナダへの輸出等は十分に可能性を持っているんじゃないかなと思っています。ただ日本のサイズが5キロぐらい、あちらに求められるのが10キロ以上ですから、それを安定的に生産する体制は、まだ技術的にもいろいろと工夫が必要だと思っていますので、来年すぐにというわけではないと思いますけれど、これはぜひ追い求めていきたいなというふうに思ってます。

ちなみにブリは、日本国内だとキロ700円ぐらいですけれど、アメリカ、カナダの10キロサイズになりますと1700円から1800円の価格になって、輸送コストを考えても、十分にターゲットに入ってくるんじゃないかなと思っています。

その他、木材も特に中国や台湾等では、国内での伐採制限が強化されてきていますので、このあたりもうまくマッチングできればですね、十分有望な商品として、成約額の拡大に寄与するのではなかろうかと思っています。

それから、ものづくりについては、先ほどのEVもそうですけれど、時間はかかりますけれども、ひとたび成約の軌道に乗った場合は、かなりの金額が出てきますから、こういった分野については、粘り強くセールス活動を続けていきたいと思っています。

以上です。

Adobe Reader<外部リンク>
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)

AIが質問にお答えします<外部リンク>