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「愛のくに えひめ営業本部」の平成28年度上半期(4~9月)の営業実績に関する記者発表の要旨について

ページID:0006252 更新日:2016年10月20日 印刷ページ表示

【記者発表資料】

平成28年度営業に係る事業実施及び実績等について(上半期(4~9月)分)[PDFファイル/104KB]

 

日時:平成28年10月19日(水曜日)11時00分から11時08分
場所:知事会議室

(知事)
4月から9月、上半期の営業実績について、報告をさせていただきたいと思います。
営業本部では、県内の生産者・事業者の補助エンジンとしての機能を果たすべく、事業者に対するビジネス機会の提供を成果目標として活動しておりまして、今年度の上半期におきましては、商談会やフェア等の開催件数、目標は年550件に設定していますが、上半期で324件、進捗率は58.9%、前年度の同期比で1.6倍の件数となっています。参加企業は目標が4,000社においておりますが、上半期で1,645社、進捗率は41.1%、前年度の同期比では1.3倍になっています。
この参加企業というのは、後期に集中する、だいたい4割前期、6割後期というように推移していますので、まあ、このペースですと、何とか目標を達成する可能性はあるのではないかなというふうに思っています。
また、現時点で本部が把握している成約実績は、件数で1,636件、前年度がこの時期1,309件ですから、1.2倍ということでございます。成約額は47億4千万円、前年度がこの時点で42億円でありますから、金額では1.1倍というような状況でありまして、今年度の成約目標額は90億円に設定しておりますが、進捗率は約53%で、おおむね順調に推移していると思います。
なお、毎回申し上げておりますが、事業者等によっては、成約内容の公表を差し控えたいというところもありますので、実際の成約は今回発表する額以上となります。あくまでも、発表していいというところだけの実績ということになります。
上半期における主な成約事項は、企業間のマッチングサポートや展示会出展後のフォロー営業などによるものづくり、「スゴ技」企業の成約があったということ、そして、大手水産業者、回転寿司チェーンや食の大使館などの飲食店との継続取引による水産物の成約が大きい点でございます。また、大都市部における県産材、木材のマッチング商談会をきっかけとした成約も順調に推移しています。そして、えひめが誇る「すご味」「すごモノ」展示商談会をきっかけとした成約などであり、この成果は、県内生産者や事業者、関係団体が県と一体となって「オール愛媛」体制で、きめ細かなフォローアップや地道な営業活動を積み重ねて、継続取引の維持・拡大をしっかり図りながら、新たな販路開拓にも積極的に取り組んだことが実を結んだものと評価しています。
一方で、成約額の推移を見ますと、今回の第2四半期分、7~9月の3カ月ですけれども、前年度とほぼ同額、1.05倍にとどまっておりますので、第1四半期と同様、伸び率は、まあ前も申し上げましたけれど、一定のところまではぐんぐん伸ばせますけれども、あるところから鈍化することは予想していたところでありまして、現下の厳しい経済情勢の中で、これまでのような右肩上がりの伸びは当然のものとして期待することはできないわけでありまして、今後は、油断をすると前年度割れもあり得るという強い危機感を常に持ちながら、今年度の成約目標額である90億円の達成に向けて精力的な営業活動を展開して、着実に成果を積み上げていきたいと思います。
これからの下半期は、かんきつ、愛育フィッシュなど、本県が誇る農水産物の出荷が最盛期を迎えます。商談会やフェア等の開催も本格化してまいりますので、「愛媛クイーンスプラッシュ」、「伊予の媛貴海」、「愛媛あかね和牛」など、注目度の高いブランド産品を突破口にした営業活動を強化するほか、SNSなどを活用した情報発信やEC販売などにも、より積極的に取り組みたいと考えております。
また、海外では、これまで重点的に活動してきた東アジア・東南アジア地域に加えまして、欧米や中東といった地域における販路拡大にも挑戦をすることとしており、中でも、県内企業が全国で初めて養殖魚のハラール認証を取得いたしました。愛媛だけでございますので、これを武器に新たにUAE、アラブ首長国連邦での商談会に出展し、愛育フィッシュの品質の高さを強力にアピールするとともに、これを足掛かりに、イスラム圏域での市場開拓に向けて積極的な営業活動に取り組むなど、国内外を問わず、県内生産者・事業者との「オール愛媛」体制をさらに強化して、実需の創出につながる活動を展開することで、本来の目的である地域経済の活性化につなげていきたいと思います。以上です。

(愛媛新聞)
海外売上高の6億円については、どう評価しているか。

(営業本部長)
海外の方も今、水産物が伸びておりまして、我々が目標としている最終年度、30年度2倍ということについて、今のところ順調に推移していると思います。

(知事)
それと台湾のかんきつが再開できたことも、これから大きな伸びの要因になってくると期待しています。

(愛媛新聞)
今年度、知事の海外トップセールスの予定はあるのか。

(知事)
今、検討中です。
営業っていうのは日々変化していくので、そのあたりの感触を見極めながら、場合によっては、急きょ出張する可能性はあると思っています。行くからには、必ず成果を出したいと思いますので、しっかり見極めていきたいと思います。

(愛媛朝日テレビ)
UAEでの商談会というのは、どれくらいの規模のものを予定しているのか。

(知事)
まあ、これは突破口ですから。ともかくハラール認証を唯一取得している魚を持っているということを、一番大きな武器になると思いますので、そこのまず認知を広めるということが目的で、ご案内のとおり非常に富裕層が多いというところでもありますから、そこを突破口に一気に持っていきたいなというふうには思いますけれども、今の段階ではともかくハラール認証を取得したばかりですから、まさに旬なときにフル活用するということに重点を置きたいと思います。言わば種まきですね。

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