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「愛のくに えひめ営業本部」の平成28年度第1四半期(4~6月)の営業実績に関する記者発表の要旨について

ページID:0006251 更新日:2016年7月14日 印刷ページ表示

【記者発表資料】

平成28年度営業に係る事業実施及び実績等について(第1四半期(4~6月)分)[PDFファイル/92KB]

 

日時 平成28年7月13日(水曜日)11時00分~11時07分

場所 知事会議室

 

(知事)

 まず、営業本部の平成28年度第1四半期の営業実績が取りまとめられましたので報告をさせていただきます。

 営業本部が成果指標としている商談会やフェアの開催件数は144件。目標は年550件で、進捗(しんちょく)率は26.2%、前年度同期比で比較いたしますと1.3倍の開催件数となります。

 参加企業数は、延べ578社。目標は年4,000社で、進捗率は14.5%ですけれども、前年度の同期比となりますと1.4倍となっています。

 また、現時点で本部が把握している成約実績は、件数では789件。昨年同期実績は695件ですから、前年同期比で1.1倍。

 成約額は23億1千万円で、昨年同期が18億8千万円でしたので、比率で言うと1.2倍となっております。今年度の目標成約額は、90億円に設定していますので、進捗率は約25.7%となっておりまして、おおむね順調な第1四半期としての滑り出しができているのではないかなというふうに思っております。

 ただ、毎回申し上げておりますが、事業者等によっては、成約内容の公表を差し控えたいという申し出をいただいているところもありまして、それは、この成約額には入れておりませんので、実際の成約は、今回発表する額以上のものとなっております。

 例えば、今年上半期に、某飲食関係の会社が全国的に展開した商品がありましたけれども、これは、その会社の意向で公表しないということになっていますので、この成約額には全く入っておりません。そういったところは、ちょっと受け止めていただけたらというふうに思います。

 今期における主な成約事項は、企業間のマッチングサポートや展示会等への出展をきっかけとしたスゴ技企業の成約。また、国内大手水産事業者や飲食店チェーンとの継続成約。県産材マッチング商談会をきっかけとした成約。愛媛が誇る「すご味」「すごモノ」展示商談会をきっかけとした成約等が挙げられますが、これらの成約には、昨年度までの営業活動によるものも含まれており、これまでに行ってきた細やかなフォローアップの積み重ねが実を結び、取引につながっているものと評価しております。

 一方で、成約額の推移を前年度同期比で見ますと、これまでは大きく伸びておりました。27年度は2.3倍、26年度が3.0倍ですから、大きく伸びていたんですが、今期は、先ほど申し上げましたとおり1.2倍でありますので、額が大きくなってきたと同時に、伸び率は鈍化しているのは現実であります。

 これはいろいろな理由があると思いますけれども、現下の経済情勢という要因もありますし、また、前々から申し上げましたとおり、ある一定のところまできますと、そこから先の新規開拓っていうのは、やはり、一つの壁というものが存在すると思っておりましたので、そういったところが、順調にはいっているんですが、伸び率の鈍化ということにつながってきていると思います。

 今後は、先般のイギリスのEU離脱決定に伴う影響、また、為替相場、株式市場、非常に乱高下しておりますので、国内経済の先行きは不透明感がさらに強まってきています。県内事業者等への直接的、間接的な影響も懸念されることから、より一層強い危機感を持って営業活動に取り組む必要があると考えておりまして、引き続き、県内の生産者、また事業者等との「オール愛媛」体制をしっかり維持して、情勢変化に的確に対応しながら、スピード感を持って厳しい情勢ですけれども、実需の創出というものは、これはもう県内経済活性化の鍵を握っているという当初からの方針を貫いて、地に足のついた営業活動を展開し、活性化につなげてまいりたいと思います。

 以上です。

 

(愛媛新聞)

 おおむね順調にきてるということだが、今回の成約の中で、新規や大幅増といった案件はあるか。

 

(知事)

 そうですね、水産物と林業関係が比較的大きな金額を出してますので、これが一つ定着してきているなというふうなことは実感しています。

 これからもですね、こうした特に営業活動と、技術や品質が評価されたがゆえにその成約につながっていると思いますので、研究技術職員のスキルアップ、さらなる営業活動、両方にらみながらですね、しっかりと追求していきたいと思います。

 ただ一方で、さっき申しあげたとおり、せっかく開拓してですね、結構大きな金額を実績として挙げても、先方の都合でちょっと実績に入れられないという、この辺はジレンマでして、本当はもっと頑張っているのに、それを正当に営業部隊の実績として評価してあげたいという思いを持っているのも事実です。

 

(愛媛新聞)

 今期の海外実績についてはどうか。

 

(知事)

 そうですね、海外はですね、マレーシア等、新たな開拓ができた一方でですね、台湾等については、お国の事情、農薬等の基準の変更等がありましたので、その対応に追われているところなんですが、一つ一つクリアしていけば、しっかりと開拓はできるというふうには思ってますけれども、ちょっと気になるのが、やはり為替相場の動向でございます。為替相場の動向次第では、価格競争力が非常に落ちていきますので、その点は懸念材料です。

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