平成11年度 「こんにちは!知事です」開催結果概要


各 地 の 開 催 状 況



「こんにちは!知事です(越智郡島しょ部1)」


日   時 平成11年10月26日(火) 13:30〜15:30
場   所 上浦芸術会館 4階 研修ホール
参 加 者 24名
 地域住民 20名
 県      4名(知事、生活文化部長、今治地方局長、県政情報課長)


  参加いただいた方々
No. 住 所 氏  名 No. 住 所 氏  名
吉海町(幸新田)  芥川 利男 11 伯方町(木浦)  村上 恵造
  〃 (名)  丹下 勝子 12   〃 (木浦)  西部 知香
  〃 (名)  武田 陽子 13 上浦町(井口)  越智 教夫
  〃 (名)  村上 友則 14   〃 (盛)  山本 勇次郎
宮窪町(宮窪)  矢野 昌孝 15   〃 (瀬戸)  藤原 清久
  〃 (宮窪)  藤本 二郎 16   〃 (盛)  高本 美津子
  〃 (友浦)  青野 和恵 17 大三島町(宮浦)  菅  知子
伯方町(伊方)  馬越 義隆 18   〃 (浦戸)  藤原 史宣
  〃 (伊方)  村上  巌 19   〃 (肥海)  永井 政則
10   〃 (木浦)  馬越 良歌 20   〃 (宮浦)  菅  孝司


「こんにちは!知事です(越智郡島しょ部1)」



懇  談  の  概  要


○橋の通行料について
 生活橋ということで位置付けられたと思うが、かなり橋の通行料が高い もう少し地元住民に対して通行料を考慮願いたい。
(知事)
 本州、四国を結ぶ3つの橋は、料金プール制をとり統一料金が定められていて、今の仕組みの中でここだけ安くという訳にはいかない。地元市町村がどんな対応を考えるかということになる。例えば、通勤通学等に利用する場合に、地元の市町村が何らかの形での補助措置を講じるとすれば、県が3分の1か2分の1は協力して応援しましょうということはありうると思う。いずれにしても、その負担は県民あるいは市町村の負担に転嫁される訳で、そういう仕組みをお考えいただくとありがたい。

○海砂利採取について
 砂舟がここ10年位、同じ場所でずーっと掘り続けており、どういうふうにかわっていくか非常に心配である。陸上の環境も大事だが、海中の保全についても、もっと調査して善処いただきたい。
(知事)
 公共事業も進めていかねばならなく、採取の許可をしている。近所の皆様が、生活体験として変わってきているという意識があるならば、是正措置も必要だろう。どの地域で何トン採るのかは、毎年許可をしているので、調整が問題になってくるだろう。しかし、全面禁止という段階にはいかないし、代替財が出てくれば必要なくなるが、それまでには時間がかかる。毎年、採取量は減らすように努力しているが、いっぺんにゼロにはできないという事情をご理解願いたい。

○しまなみ海道に対する今後の援助について
 橋がかかって、広島、愛媛県ともに予想以上の経済効果があった。しかし、イベントが17日に終わったが、イベントのあるとないとでは落差が非常に大きい。もっと絞って幾らかでもイベントの継続をお願いしたい。
(知事)
 イベントの中でも、恒常的に行うような性格のものを拡張してやったものがあり、在来的な形で続けられるものは続けていただきたい。財源の問題になるが、しまなみ海道のような仕組みは来年度以降は考えられないだろう。単発的なものも地域の発展につながるという大義名分が必要だし、何らかの形でこの地域に人が多く来てもらえることを、知恵を出し合って考えることかなと思う。

○しまなみ海道イベントの継続について
 県にイベントの継続をお願いしたい。今、町が、我々民間人を含めて、いろんな方法を考えているが、それに対して支援もいただきたい。また、広島県と協力して、このしまなみ海道自体を愛媛県も考えてるんだということを全国にアピールしていただけたら、それそのものが宣伝になる。
(知事)
 来週、広島県知事とアフターしまなみ'99イベントの問題についての相談をさせていただく。両県として、何が協力できるのか、知事同士での話をすることになっているので、今のご意見を踏まえての対応を考えてみたい。

○吉海町の農業情勢について
 吉海町の農業は非常に老齢化しており、後継者を育成する手段を講じる必要がある。農業公社とか、農業生産法人とかを今後の新しい農村の組織とし、高度な施設農業を中心に集約的な農業を行い、高所得を得るという方向で、若者の定住条件をつくっていくことが必要ではないか。また、優良農地を確保し、公社や生産組合が中心となって受託耕作を中心に進めていくことが必要で、県においても、強力な指導、援助をお願いしたい。
(知事)
 貴重な農山村をあるいは漁村をどう守っていくのかが、県政の中でも大きな課題だと認識している。また、後継者が本当に残りたい、やってみたいと思うような環境づくり、条件づくりが必要で、そういう意味の市町村あるいは県の行政としての支援は当然考えていくべきことだと思う。

○高齢化している地域の農業への支援について
 年寄りでもできるような、軽量野菜とか、花とかいうような施設の導入について、制度資金を借りる場合の条件の緩和をお願いしたい。島嶼部の農業の担い手は70歳というとまだ現役であり、70歳で支払いが終わるようなものではなくて、もう少し余裕をもって償還できるような制度を希望する。
(知事)
 県では、高付加価値、あるいは高品質のものへの品種の変更については、いろんな支援体制、予算措置等を講じている。今お聞きして、例えば、60歳定年のサラリーマンが島へ帰って、あと15年くらい自分でやってみようとかいう場合に対する援助のシステム、今の資金の支援とか融資の問題とか、そういうことは可能だと思うので事務レベルに検討させたい。

○島内道路の整備、道路標識の整備について
 しまなみの道路の整備がまだ十分に出来ていないのではないか。また、道路標識が、ちょっと分かりにくいという声を聞く。開通イベントの熱がさめやらぬ内に対応していただきたい。
(知事)
 生口島、大島の島内道路の整備については、東京へ行く度に建設省へ直接陳情しており、かなり好意的に進んでいる。問題は、用地の問題とか補償の問題等で、こじれなければ順調にいくと思う。
 道路標示の問題は、国道で建設省と四国地方建設局の直轄でやる仕事であり、ご要望の表示の問題等については、県の方から四国地建によくお願いしておきたい。

○吉海町の公共マリーナについて
 吉海町の公共マリーナは、バブル以前は500〜600億の大々的な構想の中で進んでいたが、バブル崩壊後、段々縮小、いわゆる大手企業撤退というような形で、埋立ては現在も進んでいる。県は、今後どういう形で進めていくのか。
(知事)
 平成15年、大体完成を目途として進めている。基本的には、観光船のターミナルであるとか、多目的広場であるとか遊歩道とか、あるいはテニスコート、植物園等々の一応の計画は出来ている。あと緑地の部分が若干あるが、どれだけお金をつぎ込む余力があるかという問題と関連する。いずれにしても、地元や関係機関と協議をしながら、段階的に進めていこうと思っている。

○高校の統廃合、町村合併について
(1) 大三島町に高校があるが、廃校になるとか、分校になるとかいう問題が今でているらしい。統廃合する時には、是非、我々小中学校のPTAに対して、アンケートをとっていただきたい。
(2) 3島5町の地域の過疎化が進んでいるが、今後の町村の合併問題について、現時点での県の考えをお聞きしたい。
(知事)
(1)学校の統廃合は、一番、歴史的に難しいことである。ご意見を聞くのは非常にいいことであるが、聞くと、反対意見が強くて、結果としてできなくなるという問題があるかなという感じはする。
(2)合併問題は国がその方向を打ち出している。県も来年には一応市町村合併の要綱を策定して、モデル的な方向性を示すことになる。最後は、それぞれの自治体のご判断だが、各市町村が、将来を見据えて真剣にどうすればよいかを自分のところを客体において考える時期ではないのか。そのための県として目指す方向としてお示ししたいと思っている。

○農業改良普及センターの存続要望
 農業普及センター伯方支所の存続を願いしたい。橋ができたということで、伯方支所が今治普及センターに合併するんじゃないかといううわさがあるが、今治と島嶼部では、気候風土が全然違うので、伯方支所を存続してもらいたい。
(知事)
 ご意見としては承らせていただいた。ただ、総論としてご理解いただきたいのは、県も行政改革を進めていく必要がある。いろんな事務処理の簡素・合理化ということを考えたときに、全般的に県もスリム化していかねばならず、統合していかなきゃいけない時代に向かうだろうとは思う。

○お年寄りを助けるシステムづくりについて

 介護保険の対象にならないお年寄りの福祉について、「まもる君の家」のようなお年寄りを援護する場所や方法ができないものかと思っているが 県で方策を考えられていればお伺いしたい。
(知事)
 相互扶助システム、例えば、元気なお年寄りが、週1回でも2回でもいいから、体の弱いお年寄りを助けるシステム、あるいはボランティアグループ制度が考えられる。今、県では、タイムダラー制度などのシステムづくりを検討しているが、具体的な施策として出せるのかは来年かなと思っている。お年寄りが安心して住める社会を知恵と工夫で創って行かなくてはならない。

○企業誘致等3島5町の発展について
 イベント終了後も、3島5町の発展、活性化にご指導いただきたい。特に、上浦町においては、企業がなく、助成等県の協力をお願いしたい。陸地部に変わってきたのであるから、アドバイスがあればいただきたい。
(知事)
 イベントは呼び水であり、一番大切なのは水源である。多島美、この景観が、水源そのものである。私は、少しストーリー性を加えて司馬遼太郎クラスの作家により大河ドラマにというようなことを夢見ている。地域振興と考えると、問題は宿泊施設が無いこと。ここで2泊3日の研修、そういったものを第3セクターとして考えては。今の自然美を壊さない形で、どっかの拠点に宿泊施設があるといいのかなと思う。私が申し上げるよりも、地元の商工会なりで共同研究してもらえればいいのではと思う。

○母子家庭への助成について

 母子福祉会として、今、若年部の問題が一番大きい。所得制限で、医療 費のカットや扶養手当のカットとかの問題が起きて、随分しんどくなっているという話がある。今度、これにまた介護保険がかかることになるので 是非、減額とかそういうことを考えていただきたい。
(知事)
 ご要望として、受けとめさせていただく。厳しい財政状況の中での選択肢の問題だと思う。高齢者が増えて生産労働人口が減ったときに、働ける予備軍といえば家庭の主婦で、週に3日でも働いてもらえば、あるいはボランティアしてもらえば、高齢者社会を支える下支えの要因になる。そういうことができるよう、特に母子家庭であるとか、共稼ぎの家庭とかの生活環境条件を整備していくことがこれから力を入れるべき分野と思う。

○海砂利採取について
 宮窪町で漁業をしているが、瀬戸内海研究フォーラムで海砂についての研究発表を聞き、これからの漁業経営が心配になった。海砂は採ればなくなるし、イカナゴなど採取海域の魚は減少している。2年後に息子が漁業を継いでくれることになっているが、ほかの仕事をさせた方がと悩んでいる。砂船は、GPSをつけていないのか採るとこがちょっと違っているようである。採っても良い所、いけない所をハッキリさせてほしい。
(知事)
 仮に採取を禁止したとすると、愛媛県での公共事業ができなくなる。許可水域外での採取とか、許可量以上の採取とかへの対応は可能であり、どこまで監視するかという問題が一つある。許可する際の調査も必要だし、適正な許可があったら、許可条件の範囲内で採取するということの認識徹底が必要だと思う。ちょっと時間がかかるが、この問題は解決の出口というものが見えなくて、県としても大変困っているが、ご意見は十分事務レベルにも伝え、適正な対応をさせたい。

○伯方高校に外国語学科を
 地元に造船所があり、外国人の方がたくさん来られるので、伯方高校に外国語科をつくり、英語あるいは中国語を専門に教えていただきたい。
(知事)
 日本人は、中学、高校、大学と8年間英語を習っていながら、国際会議でなかなか話せない。教育の仕方もだいぶ改善されているが、やはり、会話中心の英語なり中国語が必要だと思う。外国からの指導助手、その他の形で、ネイティブランゲ−ジで教えてもらうのが一番いいと思う。貴重なご意見、教育委員会に強く申し伝えておきます。

○介護保険料について
 国民年金のような取り残しを防ぐために、介護保険は40歳から納めるようになったと言われている。100歳になっても納めるのかと聞いたらそうだと言われた。100歳までずっと納めなければいけないのか。
(知事)
 国の制度で答えにくいが、いろいろなことを考えたうえの事だと思う。年金収入の中で、どれだけ介護保険料の負担に耐えられるのか。それが、全体的にどうこの介護制度を支えていくのか。そういったバランスのうえで判断されていることだろうと思う。100歳まで払わされるのと言われると、私も個人的にはなんとかしてもらいたいと思う。厚生省の方に、こういう意見があったことを愛媛県の希望として伝えさせていただきます。

○大三島、伯方高校の統合について
 大三島も伯方高校も皆、統合されるのではと心配しているが、正直なところ近々に統合する考えがあるのか。
(知事)
 今、検討委員会で検討している。検討委員会から出された意見が、それが県民にとって受入可能なものかどうか、いろんな諸般の状況を踏まえたうえでの判断になると思う。ただ、正直言って生半可なことでは統廃合は進まないだろうなと、よその県の歴史を見ても思っている。ただ、そのツケ、負担はほかのとこにしわ寄せがいく。そういった全体のバランスの中での判断になる。地元の町民としての立場、1愛媛県民として県全体の立場、二つの視野から物事を見ていただくとありがたい。

○しまなみ開通の道路事情について
 しまなみ海道開通後、高齢化・過疎化が進んでいる一部落においても、国道から入った町道なのに、大型バスとか、県外ナンバーの車が非常に多くなった。土、日、祝日になると、今までの生活道が車優先の道路になっている。それまではお年寄りが連れで、老人車を押して、買い物ついでの散歩が見かけられたが、今はそれもできない状態である。そういう光景があるということを頭の片隅に入れておいてほしい。
(知事)
 市町村からの予算要望、陳情も道路が多い。愛媛県の道路整備率はかなり遅れているが、その理由は、本来なら町道、村道であるべきところが、県道昇格している道がかなり多い。県の負担でやらざるを得ないので、県単独事業が膨大な金額にのぼり、財政圧迫の原因になっている。しかも、去年、前知事が、市町村の一割負担を廃止したので全額県費負担となり、また、町村道についても県から約5割近い補助が出ている。今、非常に苦しい状況になっており、本当言うと、町道であるならば町で頑張っていただきたい。そういう意見があったことは記憶にとどめさせていただく。

○高齢化している地域農業へのお助け隊について
 我が町でも、摘果講習とか選別講習とかにいくと高齢者が多い。若い人と同じような労働、力がいるので、農作業のお助け隊というのを作ってはどうかなと思う。
(知事)
 かなり具体的な事例だと思う。これからは、お互いに、地域社会は地域の人たちが助け合うという方向へ向かうべきだと思う。そのための指導・助言・援助は、県としても力を入れたい。

○大三島南部の早期2車線化を
 かなりの方が橋から降りて南部の農業地を走っているが、このしまなみの勢いにのって、早く2車線にして、来られる方がなんの遠慮もなく大三島をぐるっと回れるようにしてほしい。
(知事)
 要望として承らしていただく。地方局長、建設、産業経済部長もいるので、いずれにしても耳に入っていると思う。

○東京宿泊所の建て替えについて
 県東京宿泊所は、建物がずいぶん古くなっていて食事も出ない。県民が東京へ行って気軽に泊まれるように、もう少しいいものに建て替えていただけないか。すごくいい場所に古いままおいとくのももったいない気がする。県も財政が厳しいようで、無理なお願いかもしれないが。
(知事)
 最近は、ビジネスホテルとかいろいろな宿泊施設ができて、利用者が減っている。毎年赤字で運営しており、多額の投資をして、また赤字を続けるということを県民に許していただけるのかと思う。苦しくなってきたときの有効活用を皮算用しているところであり、ちょっと消極的なお答えをさせていただいておく。

○孤島の岩城、生名、弓削に県で橋を
 今日は上島地区の方がおいでてないが、岩城、生名、弓削が孤島のままになっており、是非、県で橋をつけていただきたい。
(知事)
 架けることは可能だが、道路とかの財源をそっちへ振り向けなければならない。結局、優先度の問題に帰着すると思う。いつかの時期には造らなきゃいかん事だとは認識しているが、今、急いでいるのは何かを念頭に置きながら考えねばならない全体の問題だと思う。

○在宅介護について
 総務庁の調査によると、小学生の67%が祖父母の介護は家でするのが良いと答えているなど、子どもたちにお年寄りを最後までみてあげたいという気持ちがあるにも関わらず、便利だからいうことで施設に入れ、家族がバラバラになっていくのかなと将来を気にしながら生活している。大阪高槻市長が、痴呆が出ている奥さんのために市長をやめられたが、賛否両論ある。私自身はよかったと思うが、知事はどのように考えられるか。
(知事)
 家族が面倒を見てあげるのが精神的にもいいことではあるが、要介護者が出るために、人生のすべてが介護で費やされてしまうということが、日本人の生き方としていいのかという問題がある。結局、社会が支え合うシステムだと思うから、家庭での介護であれ、外あるいは行政であれ、ボランティアサービスであれ、手助けをしてあげる、負担を減らしてあげる、そんな仕組みを創り上げるのが今の時代ではないのかなと思う。そういう意味で、これからの県内におけるボランティア活動の充実が、大きな負担を減らす要因になってくれるのではと期待しているところである。

○農業後継者の育成について
 農業で一番大きな問題は後継者の育成である。これから、若い人が子育子どもを養っていくために、もっともっと安定的に生活できるような環境 づくりをお願いしたい。
(知事)
 わが国の農業基盤は堅持しておかないといけない。特に、穀物の自給率は29%で、こんな体質では困る時代が必ず来る。ただ、今の零細農業では経営効率が上がらない。広域農業化、公社、法人化とか、そんな形での持ち方もあるだろうと思う。非常に難しいんだろうが、どうやって生き残っていくのかを考えなくてはいけないと思う。条件整備をしてあげて、夢が持てますよというバックグラウンドがないと、後継者問題というのは難しいのかなと苦慮している。

○国立公園内の個人所有林、伊予鉄電車のバリアフリー化、来島大橋、多々羅大橋のライトアップについて
(1) 瀬戸内国立公園になっている個人所有の山は、自分の持ち山でありながら、木も切れない、処分できない、宿泊施設を作ろうと思っても勝手にできない等メリットが一つもない。持ち主が非常に困っているという現状を知っていただき、県には環境庁に補償金でもと言ってもらいたい
(2) 伊予鉄の電車は段差があり、身体障害者の方は乗れない。停留所を高くするなど、乗るための段差を解消するよう(バリアーフリー化を)県として伊予鉄へ申入れるなり、そこに気を留めていただきたい。
(3) 来島大橋のライトアップは年に何回かするが、いつ点燈するのか分からないので公団に点燈日をはっきりするよう言って欲しい。また、多々羅大橋も点灯して欲しい。
(知事)
(1)大切なのはこの自然景観を保つということであり、ある程度我慢していただく必要はあるが、影響与えない程度のものであればどうかなと思う。ケースバイケースで、県としての口添えも可能だろうと思う。
(2)バスと異なり電車の場合は多額の投資が必要なため、おそらく伊予鉄はやらない思う。少しの経費でスムーズに乗れるような車体の改良とか技術の開発が進めば可能かとは思う。いずれにしても、民間事業のことについて口を出しにくい点があるが、そういう声があったということを伊予鉄に伝達するように事務局に命じておく。
(3)来島大橋のライトアップは、結局お金の問題で難しいが、呼び物の一つにはなると思うので、真剣に公団と相談をさせていただく。多々羅大橋については、上浦町の負担なので町長の方によろしく。

○中小企業への不況対策支援について
(1) 中小企業に対する不況対策をお願いしたい。ビジネスサポートオフィース等の説明会などをどんどん実施し、小さな企業体、商工業者もわかるようにマスコミ等も使ってアピールしていただきたい。
(2) 伊予鉄のバリアーフリー問題を不況対策として是非利用されることを提言したい。県も民間企業がそういう問題に取り組んだ場合、半分まで助成するとか、税制をいくらか免除するとかを考えてはどうか。
(知事)
(1)中小企業対策等のPRについては、行政がやるにしても限度があるので、全て官に依存するのではなく、制度ができたとか、利用したらという活動を民の立場でも、例えば商工会が調査するなり、データを集めて一助としての役割を果たしてもらうとありがたい。
(2)バリアーフリーの問題は、今後、いろいろな形での障害者への配慮がいろんな産業として出てくるであろうし、それに対する国なり、県なりの助成制度もできていくものと思う。皆さんがそういうことにご関心が強いというお話を聞いて心強い。

○国立公園内(亀老山)での規制緩和について
 吉海町亀老山展望台で商工会が商売をしているが、国立公園法により一応撤去するようにという指導を受けている。県の方へも陳情していると聞いているが、今の勢いを波に乗せたいという気持ちもあり、是非、なるべく早く、ご検討をお願いしたい。
(知事)
 途中、亀老山へちょっと寄ってみたが、山を切り開いて何かを造るという話ではなく、私の受けとめてる感覚からすれば、目くじら立てるような事ではないのかなと思う。国民を困らすために環境庁がある訳じゃあるまいしという意識であそこを見てまいりました。県としてもバックアップさせていただきたいと思う。

○父子家庭への支援について
 母子家庭には介護人派遣制度というのがあり、みんな随分便利にやらせていただいているが、父子家庭にまで及んでない。私たちが手助けをすれば、出入りしとると言われやりにくい面があるため、そういう条例を作っていただければ、父子家庭も手助けできると思うので考えてほしい。
(知事)
 県の問題か市町村の問題か解らないが、貴重なご意見ありがとうございました。








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