ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 組織でさがす > 企画振興部 政策企画局 > 広報広聴課 > 平成26年度7月知事定例記者会見(7月24日)の要旨について

本文

平成26年度7月知事定例記者会見(7月24日)の要旨について

ページID:0011198 更新日:2014年7月25日 印刷ページ表示

日時:平成26年7月24日(木曜日)

 11時32分~12時04分

場所:知事会議室

 

(南海放送(幹事社))

脱法ドラッグから名称が変更になった危険ドラッグによる事件、事故等が全国的に頻発しているが、県内での販売実態はどのようなものか。また、東京都では規制強化に乗り出しているが、本県の取り組み状況と今後、規制強化を行う考えがあるのか伺いたい。

 

(知事)

危険ドラッグ、名称が変わりましたので、今後脱法ドラッグという言葉を使わずに、危険ドラッグという言葉で通させていただきたいと思います。これまで県下では、松山市内に3店舗、今治市内に1店舗の計4店舗を確認しておりまして、松山市内の3店舗については、県保健福祉部、県警、四国厚生支局麻薬取締部が合同で立ち入り調査を行い、また、販売自粛要請を続けてまいりました。その結果、松山市内の3店舗のうち、2店舗については一昨年までに閉店または販売を中止しております。また、残る1店舗も今年の4月末をもちまして閉店をいたしました。一方、今治市内にある1店舗は、先週、新たな販売店として確認されたばかりでございます。直ちに、今、販売自粛要請を行っておりますので、また現在、詳細を調査中でもございます。

危険ドラッグの規制については、東京都など6都府県で条例を制定しております。独自の知事指定薬物を定めていると聞いていますが、薬事法による指定薬物は、平成19年には31物質でありました。ところが、現在は1,379物質まで増加しています。また、本年4月から薬事法において所持等の規制強化もなされました。国において改正後の薬事法や、麻薬及び向精神薬取締法による規制により、早急かつ速やかに対応すべきものと考えますが、当県においてもさらにスピーディーに、もしできるとするならば、独自に条例を制定することについて、国の対応を見ながら積極的に検討していきたいと思います。

危険ドラッグは、インターネット通信販売等で安易に入手できる状況にありますことから、県では、販売店等の取り締まりや県内業者によるネット販売がなされていないか監視を強化するとともに、県民の皆さんに対して、これら薬物の危険性・有害性を訴え続け、「絶対使用しない」ことを啓発することが何よりも重要と考えています。

特に青少年への対策として、各地で薬物乱用防止教室を開催しており、先日も夏休みを迎える県下の高校生を対象に啓発したところでございます。「ダメ。ゼッタイ。」を合言葉に、今後も薬物乱用防止を推進してまいりたいと思います。

また、県庁薬務衛生課と保健所に、常設の危険ドラッグの相談窓口を新設しまして、県民の方が早期に相談できるよう体制を整えたいと思います。県民の皆さんも、もし、危険ドラッグに関する情報や相談があれば最寄りの保健所へ連絡していただきたいと思います。

 なお、国の改正によって、その指定薬物も増えてますし、もう一つ変わったのが、指定するまでに、かつては半年くらいかかっていたんです。それでその間、対応ができていないということであったんですが、法律改正によって今は3週間くらいで指定に持ち込めるという状況になったので、6都府県の条例制定時の状況と今とはずいぶん変わってはきています。ただ、その状況の中でさらに打つ手があるならば、愛媛県の条例制定というのを模索していきたいと思いますので、その意味において先ほど「積極的」という言葉を使わせていただいたことを御理解いただきたいと思います。以上です。

 

(あいテレビ)

今治の店舗はどういう経緯で確認したのか。

 

(保健福祉部長)

情報が入ってきたのは四国厚生支局からであり、合同で先般、調査に入りまして、売られていることは確認しています。ただ、これが薬事法の指定薬物に含まれるかどうかは、確認してるところです。今、直ちにこれをもって薬事法に違反すると決まった状況ではございません。

 

(南海放送)

全国学力テストの結果については、先日の県教育委員会で市町別の公表とする方針が決まったが、今年度から条件付きで、学校別の結果が公表可能となったことから、県全体の学力レベルアップにつながるとして学校別の結果公表に踏み切った県もある。市町、学校別の公表方法についての知事の考えを伺いたい。

 

(知事)

学力向上については、県はもちろん、各市町において特色ある取り組みがなされているところでありまして、その成果や課題について、保護者や地域住民への説明責任を果たすことは重要であると思っています。

今回、県教育委員会が、同意を得た市町教育委員会ごとに、市町の平均正答率と全国との差、また二つには、学習や生活の状況の傾向およびその分析結果、三つには、全小中学校の正答率の分布の三つの視点で公表することとしたことは、県民への一定の説明責任を果たすとともに、教育施策の改善や教育指導の一層の充実につながるというふうに期待しています。

また、教育委員会からは、今年度の公表結果を踏まえ、今後さらに望ましい公表方法について、まあ初めてのことですから、当然、こうしたらよかった、もっといいんじゃないかとかいうのがあれば、常に改善というものを念頭において検討していく方針であると聞いています。

それから、なお、学校別の結果公表については、ちょっと難しいなと思ったのは、規模の小さい自治体においては、例えば学校が1校しかないというところもあるんですね。

さらにそこの人数が少ない場合は、個人が特定されてしまいかねないという問題も、正直言ってございます。ですからこれは、個人の成績が特定される可能性は回避しなければいけませんから、市町の教育委員会や学校が、身近なところですね、適切に判断していただくべきものと考えています。以上です。

 

(南海放送)

個人の特定までいかなければ、学校別の公表もありだと考えているのか。

 

 

(知事)

これは、市町単位で決めていただくというのが一番いいと思っています。強制しない方がいいと思います。

 

(南海放送)

市町単位で考え、学校別もオーケーならばどうか。

 

(知事)

それは、そうですね。県下では、20市町のうち19市町が公表の同意をするというふうなお返事をいただいてますので、その中でも、今言ったような問題を抱えているところは、どうするかというのは検討されていくと思いますので、それを尊重したいと思っています。

 

(愛媛新聞)

水問題に関する協議会の幹事会が昨年5月以降開かれてないが、現在の協議の進捗状況と次回開催の日程状況について教えてほしい。

 

(知事)

水面下では常にやり取りが続いておりますので、水問題というのは本当にもらいたい側と出す側で全く利害が反するわけで、かねてから歴史上、水を巡っては国内でも戦争が起こったりいろいろな問題が起こりました。

今はそういうことはないですけども、極めてデリケートかつまとめあげるというのは困難を極めるテーマでございますので、慎重にも慎重に議論をしていくという姿勢をベースに置くということを忘れてはいけないと思っています。方針としてはともかく、水源地である西条市の懸念は一体何なのか、これは加茂川の水を守るということに尽きるわけでありますから。そのためにはどういう対策があるのだろうか、何をすれば良いんだろうかというところを最優先課題として議論するというのは一番のポイントだと思います。このことについては公式な幹事会においても、それから水面下のやり取りにおいても、ずっと続いて議論をしているさなかであります。それが見えてきた段階で、もしその上で余裕があるというならばどうだろうかというのは第二段階に入っていくということになると思いますけれども、住民感情の問題もありますので、そのあたりのやっぱり筋道を丁寧に行っていくということが、結果は別としてどのような結果になろうとも大事なことではないかなというふうに思っておりますので、焦らずじっくりという観点で話を進めている段階でございます。

 

(愛媛新聞)

今の時点で次回開催の見通しというのはまだ立っていないということでよいか。

(知事)

まだですね。もっともこれからいろいろ要因は出てくるでしょうけども、そもそもこの問題は繰り返し申し上げますけども、最初にこの交渉というものをして欲しいという意思決定をしたのが松山の市議会でありますから、最近の報道を見てますと市議会にもいろんなご意見があるようなんで、その辺りを関係者はじっと見つめているということもあるんではないかなというふうに思いますね。

 

(愛媛新聞)

先週、原子力規制委員会が鹿児島県の川内原発の審査書案を了承し、再稼働に向けて、大きな節目となったと思われるが、今後、伊方も関係してくることから、あらためて知事の所感を伺いたい。

 

(知事)

原発は地域によって条件というのが全く異なる面もあると思っています。それは立地場所あるいは周辺の環境、分析していけば津波の可能性であるとか、あるいは岩盤の固さであるとかですね、構造上の問題であるとかいろんな問題あると思うんですね。ですから地域ごとに事情は違いますので、他の原発についての安全審査については、全然そういった他の地域のことはその違いというのを知りませんから、他の原発の進捗状況についてのコメントは特にありません。

あくまでも愛媛県の場合は、今考えられる最高の安全基準というのを国が議論を積み上げてきたわけでありますから、それに基づいた審査が行なわれているというふうに受け止めています。県の立場としては3年前の当初から申し上げているように、原子力政策をつかさどる国の方針が一体どうなのか、それから電力事業者である愛媛の場合だったら四国電力の対応、安全対策に対する対応というもの、いわばその姿勢がどうなのか、それを受けて、それが見えてきた段階で投げ掛けていきますから、国はこういうことを言った、電力事業者はこういうことをしている、その上で議論しようという段階に入っていきますので、今その第一段階の国の姿勢が全く愛媛の場合は示されていませんから、何ら愛媛県がどうだという考える段階ではないと、よって白紙から一歩も出られないという状況にあります。

 

(愛媛新聞)

田中委員長が審査をもって安全とは言えないというような発言をしているが、そのことについてはどのように考えているか。

 

(知事)

そうですね、僕も繰り返し申し上げてきたんですけど、原発も含めて物事に絶対安心ということはないと思います。だからこそ、それを科学技術や人間の知恵を総動員して、どう使いこなすかというのが人類の進歩に直結していたと思いますけども、そういう一般論としての話ではないかなというふうに受け止めていますけども、要は今考えられる知見の中で、最大の安全という観点で作業されているのかなと。

ただ、じゃあこれが100パーセント、0.00001パーセントも隙はないというふうなところというのは、物事にはそういうものはないんじゃないかなというふうに思いますので、そういう意味でのコメントではないかなと受け止めています。

 

(読売新聞)

瀧本さんが松山市長選に出馬表明したが、知事の市長選へのスタンスを教えてほしい。

 

(知事)

と言っても瀧本さんには、僕はお会いしたこともないし、全然、存じ上げてないので、何ともコメントしようがないんですけど。

 

(読売新聞)

野志市長に対しては。

 

(知事)

野志市長は、仕事で県・市共同でもいろんな事業やってますから、本当に一生懸命に市民目線で失政なく頑張っているなという印象を持っています。

 

(読売新聞)

野志市長を応援すると決めているわけではないのか。

 

(知事)

出馬表明を正式にされてないですから。自分は自分の選挙もあるんでどうするか決めてないですね。ですから、どうなるかっていうのは今後ですね。

ただ一方で、僕は前もずっと言い続けてますけども、受けた恩を返すということでありますから、今回、愛媛県下の市長会それから町村会が、自分はまだ決めてはいないですけども出馬要請までしていただいていることというのは自分にとっては大きな思いとして受け止めています。

 

(愛媛新聞)

市長会、町村会からの出馬要請を受けているというのは、知事自身の判断について重く受け止めているということか。

(知事)

現職の市長さん、町長さんが出馬要請してくれたというのは、自分にとっては大変、決めてない段階ですけども、評価していただいたということで感謝しているというふうなことですから、それは一つありがたいことだとして胸に刻んでいるということです。

 

(愛媛新聞)

それは、松山市長選にも影響してくるということか。

 

(知事)

まあいろんなことを考える中で。だから僕は、今はまだその段階には至ってないですけれども。至ってない段階では、何とも答えは言いようがないんですけれども。ただ、今言えることは、恩をしっかりと返すということが自分の生き様であり、その中で、そういう行為というのも一つ胸に刻まれているということ以上のことを今の段階では言えないです。

 

(愛媛新聞)

先日、知事は東京で安倍首相と面会したが、そのときに、知事に対する厳しい言葉もあったかに聞いている。首相の発言についての受け止め方と今後の県政の運営に、首相との面会が具体的に影響をしてくると考えているのか伺いたい。

 

(知事)

まず、基本的にですね、今回お伺いしたのは、さっきの市長会と町村会と同じように、常任総務会まで開いて評価をしていただき、出馬要請まで意思決定していただいた県議会議員の皆さんから、ぜひ東京に総裁に会いに行きましょうというお話をいただいたということがきっかけでございますので、それで一緒に行ったということでございます。

中については、別に厳しいかな。僕もかなり言いましたので。申し訳ないですけれども、自分は県民党という立場であるというふうなことが、多分、政党所属の方とのスタンスの違いということにつながると思うんですね。これは僕もかつて国会議員をやっていましたから、やっぱり首長って違うなということをつくづく感じています。ですから、県民党であるという立場です。

もう一つ申し上げたのは、その中で最大の会派として自民党の県議団の皆さんには、この3年半しっかりと県政の課題についてご協力をいただいてきたと。かつ、国会議員の先生方も、それぞれの得意分野で表に出る、出ないは別として、県政課題の推進に汗をかいていただいていると。そのことは、決して忘れてないし、それを踏まえてですね、しっかりとやっているつもりであるということが一つ。

それからもう一つは、これもはっきり申し上げたんですが、僕の物事の尺度というのは、今は、愛媛県の仕事をいただいていますから、県にとって良いかどうか。そしてもう一つは、受けた恩をお返しする。この二つによって成り立っているので、極めてシンプルでありますと。

ですから、衆議院選の問題についても、その中での判断でやっただけであって、ある意味では、なぜ反自民・反公明になるのかよく分からないんですけど、政権そのものと対峙したとかそんなことでは全くないというふうなことははっきりと申し上げてまいりましたので、それを受け止めて、「じゃあぜひ、県・地元のチームが要請した方が迫力があるんで、そういうふうな連携をしてくださいよ。」ということでありますから。「何も自分は、反政権とか親政権という立場ではなく県民党でありますから、それは当然のことです。」と、「ぜひ連携して、協力すべきは協力していきたいと、連携して、政権与党と協力してやっていきましょう。」というお気持ちも伝えさせていただきました。

ただ、もう一つ言わせていただいたのは、「政策課題によっては、国と地方では正直に言って意見が異なる場合があります。」と。「そういうときは、地方の、さっき言った県をどうするかというのが自分の仕事でありますから、県の立場に立って国と向き合っていかざるを得ない時も出てくると思いますけども。それは安倍首相、政治家としてご理解いただけると信じております。」と言ったら、「もうその通りだ。」ということもおっしゃっていただきました。

 

(愛媛新聞)

県政運営への影響は何かあるのか。

 

(知事)

だから、何か周りがいろいろ言っているんですよ。僕はずっと県のために仕事をしている分においては、しっかりと政策課題を県庁職員とチームワークよろしくこなしていますので、これも一層体制が強くなってくれれば、うれしいなというふうに思っているだけです。

 

(愛媛新聞)

今回の件で、具体的に何らかの障壁が取り除かれたとかそういう認識ではないということか。

 

(知事)

だからよく、けじめとか、何かいろいろあるんですけれど、こちら側としたら、僕も政治家ですから、実はこれも申し上げたんですけれども、「選挙というのはいろいろと立場が違うこともあるけども、それをいつまでも言っているよりは、僕は前向き思考でやってきたので、最近、特に県民党という首長の立場と議員の立場、多分若干違うというところもあるんだなということも感じていますので、それは双方が理解を進めて溝を解消していけばいいんじゃないでしょうか、そんな方向で考えています。」というような話はさせていただきました。

 

(テレビ愛媛)

逆に言うと、これまで国の方に要望活動とかに行くときに、大臣に会えないとか、何か障害とか障壁というのを感じたことはあったか。

 

(知事)

さあ、どうだろう。大臣に会ってますよ。新藤大臣にもこの前会いましたし、それは都合の問題じゃないですかね。僕は別に思いが届けば、それが愛媛県にとって大事なことなので。もし、それが思いが届かない場合は、県知事として言わざるを得なくなると思いますけど。

皆さんそれぞれ国会議員の先生方も、先ほど申し上げましたように、フォローしていただいていますから、愛媛県の予算が政治的な思惑でどうだということは感じてませんから。それは全く問題ないと思っていますけど。皆さんしっかりフォローしていただいているんじゃないかなって、それぞれの立場でと思っています。

 

(あいテレビ)

上甲副知事が、あと1週間の任期となったが、あらためて何か思うこところはあるか。

 

(知事)

そうですね、私よりも人生経験が豊富な方でありますし、特に農林水産関係等が得意分野でもありましたので、愛媛県にとっては非常に大きな基幹産業でございます。僕は、松山市の立場で農林水産もやっていましたけど、どちらかというと商業・観光振興が自分の得意分野でもありましたから、それだけではもう県の仕事はできませんので、こうした愛媛にとっての基幹産業の政策展開については、非常に大きな力を発揮していただいたと思っています。

また、僕は選挙で選ばれてきた立場でありますから、県庁の組織の状況とか、職員さんの仕事の進め方とか当初は全然分からなかったので、当時は補佐官としての立場も含めて、しっかりとその辺りのアドバイスもいただいたと思っています。

また、僕もこういう性格なんで、多少暴れ馬的なところもあるんですが、そういうときにはいさめ役として、よく手綱を締めていただいたこともありましたので、いろんな意味で力を発揮していただいたんではなかろうかと感謝しています。

 

(毎日新聞)

都市対抗野球の松山フェニックスが明日2戦目だが、どのようなことを期待しているか。

(知事)

本当に15年前を思い出して、一昨日は東京ドームで観戦をさせていただいたんですが、夢のようでしたね、彼らがドームのあの舞台に立っているというのがね。本当に15年の思いがよみがえってきました。と同時に、夢破れた先輩選手たち、もう引退した選手たちも皆来てましてね、転勤でいなくなった子たちもいたんですけども、久しぶりに再会できて、本当に喜びを分かち合えたというのも忘れ得ぬ思い出になりました。

試合が終わった後、千原監督がグラウンドでインタビューを受けて、じーっと見てたら、彼が大きな声で「中村知事来てますかー。見てください。」って言ってくれたのが、もう自分はあの言葉一つ聞いただけで15年間、陰ながら大したことはできなかったんですけどね、支え続けてあげたことが全て何かこういい意味で気持ちの中で報われたような温かい言葉だったというふうに思います。

今回、1回勝ちましたけれども、次の相手はNTT東日本であります。これはもうやっぱりレベルが相当上だと、チームとして相当上だということは間違いないです。もうとにかく結果を恐れず、胸を借りて、当たって砕けろじゃないですけど。試合が終わった後、監督にも電話しまして、「結果よりも、明日につながる経験にもなるから、もう思う存分勝負して来い。」というような言葉を掛けさせていただきました。

ただ、フェニックスのピッチャーはやっぱり相当良いと思います。ですからそのピッチングで、チーム力で劣っても、1試合目もノーエラーでしたから、全体的なチーム力で劣っても、ともかく守る、どこまで守れるか、そして少ないチャンスをものにして点を取るか、もうそこだけに注目して、試合を見たいなあ。残念ながら現地には行けないんですけれども。電話なんかでやり取りしながら、試合経過を見てみたいなと思っています。NTT東日本。どう見たって強そうですよ。強いですよ。

 

(愛媛新聞)

赤潮については、先週のまとめで被害額が1億円を超えたが、地域産業への影響をどのように考えているか。

 

(知事)

自然が相手なんで、今後のことはちょっとまだ何とも言いようがないんですけれども、ちょっと今年心配していたのが、濃度が報告で上がってくる段階でも、20万だ30万だっていう大変高い濃度が検出されていましたので、原課に対しては、もうともかく、きめ細かな現地視察とそれに基づいた早めのいけすの移動等を指導してですね、ともかく被害を最小限にとどめられるように頑張ってくれというハッパをかけておりました。担当職員も本当にきめ細かくやってくれてます。

ただ、それでも例えば、特に台風の期間がありましたけど、あのときにいけすの移動がちょっとできなかった時期もあって、その分被害が大きくなっているんですけれども、ただ、これ今までの教訓は十分に生かされていると思っているんですが、いけすの移動なんかはもう本当にきめ細かくやっていますので、もしそれが今まで通りのことしかやっていなかったら、もっと被害額というのは巨額になっていたんではないかと思っています。

まだ、現在でも濃度が3千ぐらいのところがありますので、引き続き緊張感を持ってですね、ともかくキウイと同じです。被害を最小限にとどめるというところに全力投球するということを続けていきたいと思っています。

 

(愛媛新聞)

一時期より濃度が低くなってきていると思が、終息宣言のタイミングとかというのはどう考えているのか。

 

(知事)

これは、まだ全然できないですね。今、いつ終息宣言できるなんていう気持ちは、自分の頭の中には全くないです。


AIが質問にお答えします<外部リンク>