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平成30年6月議会後の正副議長定例記者会見(平成30年7月11日、鈴木議長・村上副議長)

ページID:0012665 更新日:2023年11月14日 印刷ページ表示

議長記者会見

平成30年6月議会後の正副議長定例記者会見(平成30年7月11日 鈴木議長・村上副議長)

 平成30年6月定例議会終了後(平成30年7月11日)の正副議長定例記者会見の要旨について掲載します。

記者会見を行う鈴木議長
300711鈴木議長

記者会見を行う村上副議長
300711村上副議長

(テレビ愛媛:幹事社)

 自民党と自民党志士の会・無所属の会との対立の余波が特別委員会人事や、一般質問での再質問というところでも見受けられたが、それをどのように受け止めているか。

 

(議長)

 お答えの前に、ご挨拶をさせていただく。
 まず、今回の豪雨災害についてですが、今日現在で、26名の方がお亡くなりになり、また、2人の安否不明者がいらっしゃる、本当に甚大な災害が起きてしまった。亡くなられた方々に哀悼の誠を捧げますとともに、被害に遭われた方々にお見舞いを申し上げたい。また、一刻も早く安否不明の方が元気なお姿で見つかりますことを心からお祈りしたい。
 県議会としては、チームえひめとして一丸となって、被害に遭われた方や被災地域の一日も早い復旧を全力で支援したい。
 6月議会については、スポーツ立県えひめの実現や産業の振興、公共事業の追加による景気の下支え、公文書の管理に関する条例制定などを、本会議、委員会で活発に議論していただき、議決をいただいた。議員をはじめ皆さんにお礼を申し上げ、今回の議決をもって、更なる愛媛の発展に尽力していきたい。
 先ほどの質問については、各議員が、議会に対する思いや考えによって行動されたものであり、会派がどうというのではなく、議員個人の考えで行われたものと考えている。
 2月議会で議長に就任した際にも申し上げたが、県議会では、過半数を占める会派がなく、8つの会派と議員でそれぞれの考えがあるので、議長としては各会派のご意見を聞きながら、議会運営を公平公正に進めていきたいと申し上げた。私としては、各議員の考えで行動したのだと思っており、今後も各会派の意見を聞きながら議会運営に取り組んでいきたい。

 

(テレビ愛媛)

 副議長からも。

 

(副議長)

 先ほど議長が総括的にご挨拶を申し上げたので、私からは特に申し上げることはないが、私は当初、副議長として議長を補佐し、事故あるときには私が代理をしなければという思いがあった。この6月議会で議長席に2度座らせていただき、その当日、議会へ向かう車の中で、遅れたらどうなるのか、あるいは自分の体調が崩れたらどうなるのか、そうなれば議長席が不在になるかもということを痛切に感じ、副議長の任務の重さを身をもって感じた。6月議会を議長と一緒に、実りある成果をもって閉会できたことを議長はもとより、議員のみなさんにお礼を申し上げ、県民の皆様にもご報告申し上げたい。

 

(テレビ愛媛)

 各社から何かあれば。

 

(南海放送)

 会派問題について、自民党と自民党志士の会・無所属の会は継続して話し合いをしている中で、会派分裂の問題は解決していないと思うが、議長としてはどのように思っているか。長引いているか。

 

(議長)

 会派というのは同一の考え方を持った人が集まって会派を作っており、自民党と自民党志士の会・無所属の会はそれぞれの思いで会派を組んでいるという認識。議会内の会派と党とは別物であるという理解でいる。
 それぞれの意見を聞き、協力しながら円滑な議会運営、イコール県民のためになる議会運営をしていきたい。

 

(南海放送)

 そういう意味では、議会運営には支障は出ていないと。

 

(議長)

 今のところは円滑な議会運営ができていると思っている。

 

(愛媛新聞)

 自民党と自民党志士の会・無所属の会との一連の動向を副議長はどのように。

 

(副議長)

  就任した際にもお話ししたが、政党としての活動と議会内の会派としての活動というのは、いろいろご意見があるが、先ほど議長が申されたとおり、議会内ではそれぞれが会派として結集して県政のためにという思いでやっており、そのことに対して私は特別なことは感じていない。8つの会派があり、そこでいろいろな発言があって、議会活性化につながる議論ができているのではないか。県民の皆さんにもそういう目で見ていただければありがたい。

 

(南海放送)

 今回、加計学園に対して、県議会としての意思表明があったが、その真意目的は。

 

(議長)

 加計学園に関する問題に対しては、本会議の一般質問でも議員が質問し、それに対して、理事者側が答弁された。また、常任委員会でもすべての委員が発言し、それぞれの思いを述べた。大事なことは、加計学園が文部科学省の審議会での審査を受けて認可に至ったのに、柳瀬さんが、あのような発言をされ、その発言で、我々県側との意見が違っていたという疑問点が出て、それはどういうことかという話で、我々はそれを質したということ。その辺が県民の皆さんには中々分かりづらく、また、100%ご理解いただけなかったところをこの議会で議員が議論をしたという認識でいる。加計学園の議論をしたことで、県議会としてもある一定のことについては、はっきりと相手に申し上げないといけないので、あのような決議に至った。

 

(南海放送)

 説明責任を果たすようにとのことだが、これは加計理事長による記者会見をもう一度開いてほしいということか。

 

(議長)

 決議文のとおり、説明責任、コンプライアンスをしっかりしてほしいということを、我々議会として全会一致で決めさせていただいた。それについて加計学園がどのような受け取り方をするか、そこまでは我々は関知できない。

 

(南海放送)

 県から補助金14億円を支出して、あと2か年残っているが、決議に対して一定の回答がないと今年度分の補助金は審議できないということか。

 

(議長)

 決議はあくまでも加計学園の虚偽報告について県民の皆さんが納得していないので行った。それとは別に予算については、冒頭に言ったように国家戦略特区に申請して、文科省が審議会でしっかりと調査議論して認可をされているので、県議会としては出来たものについてはしっかりと精査、議論し、検討していきたい。

 

(愛媛新聞)

 豪雨災害について、今現在、救出活動が続いている状態だが、これから避難者の方の生活支援など、県議会として今後の豪雨災害に対しての対応はどのように。

 

(議長)

 想像を絶する豪雨大災害で、我々も急遽国に対して、意見書を取りまとめ、今日の本会議で可決した。今は行政、自衛隊、警察あらゆる団体が現地に入って、行方不明の方の捜索を行っている。また現地では水道が結構やられており、衛生面や避難所での暑さ対策などしっかりと対応しないといけない。まずは行政としっかり情報交換を行い、県議会として具体的にどのようなことができるか、被災された方の要望もしっかりと受け止めそれを現実に実行していきたい。今後も県議会として国に対してはしっかり要望していく。

 

(愛媛新聞)

 副議長の方針は。

 

(副議長)

 議長と同じ。平成16年にも議長の地元で被災があり、その時も県議会としては、地元が一定の落ち着いた時期に調査に入った。いま、復旧活動が進んでいる時に行くとかえって邪魔になる。県議会としては、現地の被災状況をしっかりとつかんでくことが大事だと思うので、議長と相談しながら対応していきたい。

 

(愛媛新聞)

 議長が時機を見て県議会として現地に入り、実際に状況をご覧になるということか。

 

(議長)

 これは今、副議長が言われたように、今現在はとても現地に入れるような状況でないし、今現地は人手がほしいというのがある。できれば私も飛んでいきたいという気持ちがあるが、ある程度、現地の状況が分かってきた段階でしっかりと後押ししていくのが我々の仕事だと思っている。各自治体や県の理事者とも相談しながら進めて、スピーディに対応していきたい。

 

(テレビ愛媛)

 以上で質問を終了します。


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