ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 愛媛県議会 > 平成26年2月議会後の正副議長定例記者会見(平成26年3月19日明比議長・本宮副議長)

本文

平成26年2月議会後の正副議長定例記者会見(平成26年3月19日明比議長・本宮副議長)

ページID:0012647 更新日:2023年11月14日 印刷ページ表示

議長記者会見

平成26年2月議会後の正副議長定例記者会見(平成26年3月19日 明比議長・本宮副議長)

平成26年2月定例議会終了後(平成26年3月19日)の正副議長定例記者会見の要旨について掲載します。

記者会見を行う明比議長
260319明比議長

記者会見を行う本宮副議長
260319本宮副議長

(テレビ愛媛:幹事社)

 それでは、定刻になりましたので、正副議長の就任記者会見を始めさせていただきます。
 まず初めに、議長から就任に当たっての抱負など、ご挨拶をいただきたいと思います。

 

(議長)

 先ほどの本会議におきまして、議員各位からご推挙いただきまして、第102代の県議会議長に就任をさせていただきました明比昭治でございます。どうぞよろしくお願いいたします。また、同じく副議長の本宮勇議員もこの会見に臨ませていただきますので、よろしくお願いしたいと思います。
 まず、議長就任に当たっては、本会議でのあいさつでも申し上げましたが、地方にとりまして大変厳しい経済環境とか高齢化・過疎化の問題、社会が衰退をしている、これに歯止めをかけられるような県政の取組みができるのかという大きな課題を踏まえながら、理事者がなされている政策、また、議員からも大いに政策提言をしながら、県民の負託に応え、県政の発展に尽くせるような議会運営、みんなの意見が出せるような議会運営に努めて参りたい、このように思っております。また、皆さん方からもいろいろなご提言等ありましたら、お聞かせいただけたらありがたいと思っております。
 まだ就任早々で大それたことはできませんが、私も本宮議員も市議会を経験しております。また、サラリーマン経験、協同組合の職員を二人ともしており、協同組合の精神に相互扶助の精神、共存共栄の精神というのがありまして、私も本宮議員も同じような基本理念で政治も全く同じだと思っておりまして、そういう気持ちで県民の目線にしっかり沿いながら頑張っていきたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いします。

 

(テレビ愛媛)

 ありがとうございました。続いて本宮副議長からも一言ご挨拶をお願いします。

 

(副議長)

 先ほどの本会議で第99代ということで、一つの区切りの年の副議長に就任をさせていただきました本宮勇でございます。どうぞよろしくお願いいたします。明比議長からご紹介いただきましたが、私も市議会で議員活動を8年間させていただきました。そういった中で気心の知れた明比議長にご指導をいただきながら、精一杯この職責を務めて参りたいと思っております。
 今、県政の課題がいっぱいあるという時でもありますし、非常に大きな問題も抱えている時ではないかと思います。そういったことに議員の皆さんと協議をしながら、県民のために精一杯努めて参りたいと思っております。
 また、県議会においても議会の運営につきましては、議長を補佐して精一杯その職責を全うできるように頑張って参りたいと思いますので、皆さんのご協力をお願いしたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

 

(テレビ愛媛)

 では、ここで記者クラブから代表質問が一つありますので、よろしくお願いします。
 伊方原発の再稼働についての問題ですが、原発を再稼働するという判断は地元の一つの判断としてする場合、議会としてはどのように意思表示をしていくのか、今のところの考え方をお聞かせ願えますか。

 

(議長)

 原発の再稼働の問題につきましては、全国的にも大きな課題でありますし、愛媛県では伊方に立地をしていることから、本日閉会した県議会でも原発問題について議員からも意見があり、討議がなされたわけです。基本的には、安全確保が大前提ということで臨んでいくということは、知事の答弁でも明らかになっておりますし、また、安全確保ができるかどうか規制委員会での審査結果を待って、地元も判断するでしょうし、それらの意見を総合して県としての結論を導く方向には、いずれかの時点で来るのではないかと思っております。いずれにしても、安全が確保され四国電力がそれに沿ってどう実施されるか、情勢を見極めたいと思っております。

 

(テレビ愛媛)

 その他の質問がございましたら、各社お願いします。

 

(毎日新聞)

 議会のこれからのことで、少子高齢化とか経済が厳しい状況の中で歯止めをかけるような取組みをされたいとのことですが、具体的にまずこういうことに取り組んでみたいというようなことがありましたら、教えていただけないでしょうか。

 

(議長)

 具体的な方策としてはですね、それぞれの地域から選出された議員が、それぞれの地域が持っている良さを大いに発揮できるような提言等に積極的に取り組んでいく、そういう意見を出しやすい雰囲気づくりに取り組んでいくべきだろうなと思っております。
 また、政策については、県政は取りも直さず知事から施策が示されるわけで、それらに対しての是非等を審議しながら、やるべきことは知事と議会が一緒になって、県政の両輪として推進していくことが大事だろうなと思っております。中村知事は就任以来、実需の創出ということで、一生懸命いろいろなトップセールスを通じながら頑張っておられ、その姿は私も評価をしておりますし、議会の皆さん方も全員がそのことについては評価している、そういう視点でチーム愛媛というのは、理事者も議会も一体となって、みんなで一生懸命頑張ろうということが地域の活力になるのではないかと思っております。

 

(毎日新聞)

 議員提案というお話がありましたが、毎年1議案程度出ているかと思いますが、これについては増やしていくなどといった方針はありますか。

 

(議長)

 これまで、私も自民党会派に属しながら政策提案をする政策集団でありたいという思いがありました。政調会長も務めさせていただきましたけれども、積極的に提案する議会という取組みをしようということから、本日で9本目の議員提案の条例を制定させていただいたわけです。また、先ほどから申し上げておりますように、二元代表制としても議会は議会としての県民目線での姿勢を出していくということが、一番の活力・活性化につながるという信念を持ちながら、条例制定に皆さん取り組んでいると思います。今後もいろんなテーマでプロジェクトチームを作って、研究課題を持ちながら取り組まれていくと思われますので、一緒になって積極的に取り組んでいきたいと思っております。

 

(テレビ愛媛)

 原発の再稼働について地元の判断が必要になってくると思うのですけども、具体的にこういう形で地元の意見を吸い上げたいとか、こういう形で議会を運営したいとか考えられていることはありますか。

 

(議長)

 最初に申し上げましたように、まずは規制委員会により、安全が担保される確保できるということを見極めることが第一で、その後に皆さんの意見を吸い上げていくということが大事なことでないかと、一方的に県議会が先走って早くやれとかどうかとか言うことはいかがなものか、まずは安全が担保され確保されること、そして地元の皆さん方が、安心感を持って臨んでいただく、その民意を汲むことが大事なことではないでしょうか。

 

(テレビ愛媛)

 民意を汲み上げるために、議会として何か会を開いてみるとか住民に説明する機会を設けるとか、具体的に考えていることはありますか。

 

(議長)

 それは、それぞれの議員活動の中で、皆さん非常に関心を持って取り組まれておりますし、また、それぞれの会派においてもプロジェクトを立ち上げるなり、また、議会でもエネルギー対策特別委員会も設置して、それらを検討する機会がございますので、検討の結果と言いますか検討の推移を見極めながら判断をしていきたいと思っております。

 

(テレビ愛媛)

 知事が(議会の)あいさつの中で、前竹田議長が自転車に乗られるという話をされていましたけども、明比議長と本宮副議長は乗られたりするお考えはありますか。

 

(議長)

 昨年も、我々議員と理事者、20市町の首長さんも一緒になって、しまなみ海道のサイクリングコースを周ってみようじゃないかということが実施された時にも、進んで私も参加させていただきましたし、何と言いましても今年はサイクリングの世界大会、これは大変大きな地域活性化の一大イベントですから、私どもも進んで参加すべきだと思っていますし、多くの県民の皆さん方にも「みんなで参加しようや」ということを呼び掛けるような方向にも進めていきたいと思っています。
 明後日21日からですか、半年余りにわたって「しまのわ2014」のいろいろな行事が各地で組まれますけども、オープニングイベントもあるようですから、これにも進んで知事と一緒に参加させていただく予定にいたしております。

 

(副議長)

 私も、当然地元の行事ということもありますので、参加をしようと思っております。残念ながら昨年は、自転車を購入しユニフォームを購入して、スタート地点までは行ったのですけれども、足を負傷しまして走ることができなかったので、今年はどうしても参加するつもりでおります。
 先ほど、議長からもお話がありましたとおり、しまのわが明後日から始まります。今治市越智郡は合併前の1市16町村のうちの10町村が島嶼部にあります。島嶼部に行ってみて予想以上に空き家が多い、そして高齢化も進んでいる中で、しまのわということで注目もしていただけますし、多くの方々に来ていただけると期待もしておりますので、地元の島嶼部が少しでも元気になってもらえたらいいなと思っております。そういった意味も込めまして、いろんな行事にできるだけ参加をしようと思っております。

 

(テレビ愛媛)

 その他、質問はございませんでしょうか。では、以上で終わります。


AIが質問にお答えします<外部リンク>