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平成25年9月議会後の正副議長定例記者会見(平成25年10月8日竹田議長・河野副議長)

ページID:0012645 更新日:2023年11月14日 印刷ページ表示

議長記者会見

平成25年9月議会後の正副議長定例記者会見(平成25年10月8日 竹田議長・河野副議長)

平成25年9月定例議会終了後(平成25年10月8日)の正副議長定例記者会見の要旨について掲載します。

記者会見を行う竹田議長
251008議長記者会見竹田議長

記者会見を行う河野副議長
251008議長記者会見河野副議長

(愛媛朝日テレビ:幹事社)

 それでは、正副議長定例会見を始めたいと思います。
 まず、はじめに議長から今議会を振り返って挨拶をお願いします。

 

(議長)

 9月議会も本日で終了いたしまして、議長・副議長の定例記者会見ということでよろしくお願いいたします。
 9月議会を振り返ってみますと、いろいろと重要な議会ではなかったかと思います。
 特に9月補正予算では、目下の厳しい財政状況の中、南海トラフ巨大地震に備えた、防災・減災対策をはじめとして、農林水産業や商工業・観光産業の振興、地域医療の拡充など、喫緊の課題に対して、財源配分の最適化を念頭に、的確に対処されたものと思っております。
 なお、今議会においては、ホームページに掲載する本会議等の情報について、閲覧者が欲しい情報を迅速にかつ分かりやすく提供すべく、県民目線に立った見直しを行ったところでございます。
 また、決算特別員会における審査方法の見直しも行いました。この結果、常任委員会との役割分担を明確にするなど、決算特別委員会のさらなる効率的かつ適切な運営が、なされるものと期待しております。

 

(愛媛朝日テレビ)

 ありがとうございました。
 では、代表質問を一つ用意しておりますので、お願いします。
 県内の市議会と町議会で、議長が1年交代の申し合わせ任期を守らないなどとして、議会が混乱するケースが相次ぎました。これらについて、竹田議長の所感をお伺いします。あわせて、地方分権の議論が進む中、議長、副議長の在任期間のあり方について、竹田議長、河野副議長はどのように考えるのかお伺いします。

 

(議長)

 先般、新聞、テレビ等で議会の議長任期をめぐる混乱が取り上げられておりましたが、それぞれの議会の考え方、問題であろうかと思いますので、私はコメントを申し上げる立場にないので、そこは差し控えさせていただきたいと思います。
 また、愛媛県議会においては、今まで在任期間1年でございますが、他の都道府県でも半数以上、具体的に申し上げると24都府県、パーセントで言いますと51.1%が在任期間1年となっております。
 議長の短期交代は、メリット・デメリットがあると思います。メリットを申し上げますと、1年間であっても議長としての経験を活かして議会運営全体に対して指導・助言をできる立場に立つのではないかなと思いますし、また、対執行機関関係においても、経験を活かして対等以上に対応できる議員に成長するチャンスではないかと思います。そういう経験を積んだ議員が増えるということはメリットではないかと思います。
 また、多数党の中の話し合いで、議長候補者が異議なく決定した場合、特に円滑に議会運営ができるのではないかと、そのような点がメリットではないかと。
 デメリットとしては、1年交代ということで形骸化することになり、代表制と指導性を対外的に見れば弱めることになり、対執行機関関係で議会の権威や議長の権威を下げるようなデメリットもあるのではないかと思います。
 いろいろとそのようなことが考えられますけれども、それぞれの議会が事情が違う中、それぞれの議会で考えていかなければならないことで、あえて私が、1年制がいいとか2年制がいいとか申し上げる立場にはございませんので、ご理解をいただきたいと思います。
 また、本県議会では、議長交代の規約や任期に関するルールとか申し合わせもございませんが、結果的に慣例的にそうなっているのではないかと考えています。

 

(愛媛朝日テレビ)

 副議長はいかがでしょうか。

 

(副議長)

 今、議長からお話があったとおりでありますけども、やはり、議長・副議長を経験することで、視野もずいぶんと広がりますし、また、様々な会合に出席しますから、議員の資質も自ずと高まってまいりますし、それぞれ経験するということは、非常に貴重であり大切なことだと思っています。

 

(愛媛朝日テレビ)

 代表質問に対するご質問は、社名と記者名を述べたうえでお願いします。その他の質問もある社はお願いします。

 

(産経新聞)

 議長の任期が慣例的に1年ということですが、議長ご自身は肯定的に捉えていらっしゃるのでしょうか。

 

(議長)

 先ほども申し上げましたように、メリット・デメリットそれぞれありますので、私が1年限りの議長がいいとか2年制にすべきとか判断はできません。

 

(副議長)

 それぞれの議会それぞれの事情でそういうことも起こったのだと推測しますけども、議長もおっしゃったように、愛媛県議会では結果的にこれまで1年で交代していると。

 

(南海放送)

 議長は全国都道府県議会議長会の副会長をされていますが、その活動とその中で議長の任期の話が出たりするのか、お聞かせ願えたらと思います。

 

(議長)

 全国議長会の会合で上京したり、地方での会合に出席したりすることも多くございます。また、会長を香川県議会議長が務めており、四国は一つということで会長からも手伝いを頼まれており、四国のため、都道府県議会議長会のために頑張っていきたいと思っております。
 なお、議長の任期の話というのは、出ていないですね。

 

(愛媛新聞)

 9月議会中に消費税のアップが決まったのですが、議長・副議長それぞれ愛媛への影響を含めてどのように考えていらっしゃるのか教えてください。

 

(議長)

 消費税の増税は低所得者の生活不安につながっていくと思いますが、低所得者や中小・零細企業に対するフォローもしながら、少子高齢化による社会保障負担の増加に対して手を打つためには、それ以外の道はないのかなと考えております。

 

(副議長)

 安倍政権になって景気が緩やかに回復傾向にあると言われております。特に、自動車産業だったり機械だったり、それぞれポイントがアップしているのは報道でも聞いておりますけども、私ども地方議員から言えば、地方はまだ景気回復の波を感じていないと思います。大事なことは、増税によって景気回復が途中で損なわれないような対策は取っていかなければならないと思います。
 また、ギリシャなど世界の国々で財政危機が報じられていますが、日本の財政も健全ではないと言われていますから、日本も財政対策の一方で具体的な経済対策にしっかり取り組んでいるということを諸外国に示すいい機会だとも思います。
 なお、安倍総理も、社会保障制度を健全に維持するためには消費税を上げざるを得ないということをはっきりおっしゃったわけですから、社会保障制度の全体像、それから地方がしっかりと自立できる地方の財源確保を念頭に、施策を展開してほしいと思っています。

 

(愛媛朝日テレビ)

 終了時間が近づいていますが、最後の質問ありますでしょうか。
 では、これで定例会見を終わりたいと思います。ありがとうございました。


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