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議長・副議長

議長記者会見

平成24年6月議会後の正副議長定例記者会見(平成24年7月10日 岡田議長・明比副議長)

平成24年6月定例議会終了後(平成24年7月10日)の正副議長定例記者会見の要旨について掲載します。


記者会見を行う岡田議長 記者会見を行う明比副議長
記者会見を行う岡田議長 記者会見を行う明比副議長

(愛媛新聞:幹事社)
 それでは、定刻になりましたので、正副議長の定例会見を始めさせていただきます。
 冒頭、議長の方からご挨拶をいただきたいと思います。

(議長)
 6月定例会を閉じましての議長定例記者会見ということでありますので、どうかよろしくお願いします。
 今議会は、議長就任後、初めてということでありましたけれども、副議長のお力添えもあって、落ち着いて議事運営ができたのではないかと思っています。
 今回から、委員会審議に、理事者による質問趣旨の確認権や、議員間討議を導入いたしました。本会議に比べ委員会というのは、もともと自由な雰囲気で審議がなされておりまして、その中で、このたびの議員間討議は、違和感なくスムーズに行われたのではないかと思っておりますし、そのように聞いております。
 今後とも、議会改革を進める中で、回を重ねるごとに、益々闊達な審議が行われていくものと期待をしております。
 また、今議会の総括といたしましては、防災関連対策、雇用対策、東アジアへの営業強化などの予算が可決をされ、当面の課題に対しまして、必要な措置が迅速に講じられたものと評価をいたしております。
 なお、最終日、議場で水が欲しくなるようなことがありました。
 請願が全部で156通。中に2つの委員会に付託されましたものがありますので、157の付託という中で、同趣旨のものが100件以上というものもございました。
 これに関しては、請願というものは認められたものですので、そのフォームに則って出てくれば、受理をして粛々とやらなければならない、ということではありますけれども、実は、出てきた請願は、一言一句が違っていれば、別で取り扱うという対応になっております。例えば、紹介議員の方がまとめていただくとか、という形で、効率的なことも図っていくことが必要ではないかな、というような思いがありました。
 以上、簡単ではありますが、6月議会の記者会見の冒頭のあいさつとさせていただきます。

(愛媛新聞)
 ごあいさつに対する質疑は後ほどにしていただきまして、代表質問が1つありますので、事前に確認したいと思います。
 伊方原発3号機の再稼働に関しましてですけれども、関西電力大飯原発3・4号機の再稼働が決定しました。3号機は既に稼働しています。福井県議会では、再稼働についての判断を知事に一任していますけども、伊方3号機の再稼働について、愛媛県議会としてどのような形で今後意見集約を行っていくのが望ましいか、という趣旨です。

(議長)
 今言われましたように、福井県議会では、代表者会議のようなものを開かれる中で、再稼動については、知事に判断を一任するという方向をとられました。
 愛媛県議会といたしましては、やはり、県議会としてしっかりと検討を行っていくというふうにしなければならないと思っています。
 今までも、伊方原発の再稼動問題について、本会議での質問や常任委員会とか、また、エネルギー・防災対策特別委員会を通じて、様々な議論を行ってきたところではありますけれども、国による安全性の確認や責任ある説明、再稼動要請が未だに無い状況にあること、また、何と言っても再稼動問題は、県民の安全安心に関わる重大な問題であるということでありますから、今の段階で拙速な答えを出すのではなく、今後、十分な議論をすべきであり、今は、国の動向や地元の意見、四国電力の対応等を踏まえながら、議論を深める時期であるというふうに思っています。
 このようなことから、愛媛県議会としては、どのような形で意見の集約化を行うかといった、方向づけを行う段階ではないと認識しておりまして、今後の情勢を十分に見極めながら、検討をしていきたいと思っております。

(愛媛新聞)
 ただ今のお答えにつきまして、質問があれば各社の方からお願いします。

(毎日新聞)
 どうやって意見集約を図るかは、今の段階では決まってないけれども、福井のように一任ということはせずに結論は出すという形は、もう決まっているということでしょうか。

(議長)
 実はあのプルサーマルの時も、福井県では、同じように一任をされたようであります。
 愛媛県については、県議会としての方向性を出しました。やはり、今回も愛媛県議会としての方向性は出すべきというふうに思っています。

(毎日新聞)
 プルサーマルの時は、確か決議という形でされたと思うのですが、今回の再稼動に関しても、そういう形を考えていらっしゃるのでしょうか。

(議長)
 そういう形になるのかどうなのかということも含めて、今の状況を見極めたいというふうに思います。
 いずれにしても、知事に一任というようなことはしないということであります。

(南海放送)
 知事に一任しない理由というのは、過去の経緯もあると思いますが、どういったところが一番大きいでしょうか?

(議長)
 我々としても、早速に「エネルギー・防災対策特別委員会」というのを、そのための委員会という位置付けの中で作っておりますし、やはり県民の負託に応える県議会、また、二元代表制の一翼を担うという意味で、県議会としての方向性を出すということについては、必要であると思っています。

(愛媛新聞)
 今議会の知事の答弁でも、当面、四国で原発は必要だというような答弁もありました。結構前向きではないのかな、という捉え方もあるだろうと思いますが、感想があれば。

(議長)
 同じような感想を持っておりますけれども、いずれにしても、今の国の方向性というのが、まだはっきりしたものが出てこない。その中で、知事は四国電力等に対して、かなり剛速球を投げているというふうには思っています。
 ホームランボールを投げて、それを単に打ち返しているというようなことではなく、かなりな剛速球を投げているボールを、四電が打ち返してくれている、というような印象はあります。
 ただ、これはあくまでもそのレベルでありまして、しっかりと国の方向性というのが出てないというのは、そこに一番の問題があるではないかと思っています。
 それとともに、今の伊方に関して言えば、近く、次の段階というような形の中で上がってくる、というような認識もあります。

(愛媛新聞)
 次の段階に上がってくる、というと。

(議長)
 大飯の3、4号機の次の段階に、伊方が上がってくるであろう、というようなことは、想定されるということであります。

(読売新聞)
 それは、大飯の次に、国の再稼動の要請が出るという、決断がされるというふうに考えられてる、ということでしょうか。

(議長)
 その可能性があるのではないかな、というふうに思っています。これは、特別今あるということではありませんけれども。

(あいテレビ)
 知事は、国から要請などが来た時点で、県として判断すると言っていますけれども、県議会としては、どの時点で判断するということになるのでしょうか。

(議長)
 やはり、タイミングとすれば、知事とそんなに変わった形にはならないと思います。ただ、今既に県議会の中には、「防災・エネルギー対策特別委員会」というものが出来ていますので、今の段階でも検討できること、想定の中で検討できるようなことがあれば、検討していただくことはできると思いますが、それは、あくまでも今の範囲でありますので、やはり、国から出てこないことには、踏み込んだ形には出来ないのではないかなと思っています。

(毎日新聞)
 やはり、検討を具体的に進められるのは、特別委員会が中心となっていく感じでしょうか。

(議長)
 そうですね、こう決めているということではありませんけれども、今のある中で言うと、そこでの検討というものが、今の愛媛県議会の組織の中では、一番ふさわしいのではないかと思っています。
 もちろん、そこだけに任せるということではありませんけど。

(共同通信)
 知事が挙げてる3条件の中の、「地元の意向」という中では、議会をある程度重視するような発言をこれまでされていますが、再稼動の判断の非常に重要な部分を議会が担うということで、その時期によっては、例えば臨時議会を招集したりというような可能性もあると思いますが、例えば、定例議会と定例議会との間に国の要請が来てしまった場合に、臨時議会を開くお考えというのは。

(議長)
 今のところ、想定はしていなかったですけれども、今言われるとおり、タイミングがそういうタイミングであれば、開かなければならないということも、あり得ると思います。

(副議長)
 招集権者は知事ですから。

(議長)
 どういう形にされるかということになると、それは知事が判断をして、我々としては、それに対して対応するという形になると。

(読売新聞)
 知事はですね、長期的に見ると、脱原発の道を探るべきであるけれども、当面、原発は必要であると。再稼動というのも、もちろん条件が整わないとダメではあるけれども、必要と思っていると。これまで、こういう考えを表明されているのですが、議長の個人のご意見をお聞きかせいただいてもよろしいですか。

(議長)
 個人ですか。私自身も、自分自身の発信の中で、ほぼ同じような意見を述べています。
 将来的には脱原発をもちろん目指すけれども、今の現状の中で、ベストミックスというのは、やはり原発も含めた形じゃないと難しいのではないか、というふうに思っています。

(読売新聞)
 四国にとって伊方原発の再稼動は必要でしょうか。

(議長)
 私自身、個人的にです。現在のところ、やはり必要ではないかな、というふうに思っています。

(毎日新聞)
 同じ質問を副議長にもお伺いしたいのですが。

(副議長)
 どの部分ですか。

(毎日新聞)
 今の原発の必要性ということを、どのようにお考えになっているかという。

(副議長)
 原発の必要性は、議長も知事も言われていることと同じだろうと思います。
 原発問題もですね、国は、しっかりとしたあるべき姿、方針を示されてないので、国民が非常に不安感を持っていると思います。けれども、やはり、大きく全体で見れば、この国の産業であり、我々の生活を支えていのは、国策に則って進めてきた原発なわけで、これにすぐにそれに取って代われるような方法があれば、そちらにも選択肢はあるのでしょうけれども、今のところはそういう方法が、経済的にも安定的にも見つけられないということであれば、現状を認めながら、安全安心を確認しながら進めていく、ということでやむを得ないだろうとは思っております。
 ただ、今言うように原発事故があって、これだけ国民も不安を持っている。また、一旦事故が起これば、復興もままならない、時間がかかるという、こういう大きな問題がありますから、将来的には無くすような方向で、新しい道を探るということも大事なことだと思っていますから、そちらにも力を入れるべきだと思っています。

(読売新聞)
 副議長も知事、議長とほぼ同じお考えですが、それは全体的なお話と同時に、四国においての伊方の位置付けというのも、そうお考えであるということでしょうか。

(副議長)
 そうですね。それぞれ、地域、地域で色々な課題、違った背景もあると思います。ですから、この夏の状況を見ながら、どのくらいの稼動で原発が生活や産業の基盤を支えるために必要であるのか。また、1・2・3号機を全部動かさなくてもいいのかな、という判断もあろうかと思いますけれども。

(愛媛新聞)
 代表質問含めまして、その他のテーマもあればお願いいたします。

(愛媛新聞)
 6月議会中に、消費税の法案が衆議院を通過しましたけれども、消費税の関係で、地方にも大分配分される法案ですから。参議院での審議も始まりかけていますけれども、感想があれば教えていただけたら。

(議長)
 どの部分の感想かということになるわけですけれども、混乱ぶりという部分の感想ということを言いますと、国民の方々が、国会議員の方々のあの混乱ぶりを見て、「議員は何をしとるんだ。」というような思いを持たれた方は、政治に対する不信感も含めて、多いのではなかろうかと思います。
 そのことが、国会議員だけではなく、我々地方議員、県議会や町議会、市議会の皆さん方へも、同じ議員として、同じような思いになられている国民の方が、中にはいらっしゃるのではないかな、ということで、我々としては大変迷惑をこうむっていると、「本当、シャンとしてくれ。」というような思いが一番であります。
 まあ、消費税の問題は、これは個人的な意見でありますけれども、全体のことを考えたときに、避けては通れないというふうには思っています。
 けれども、タイミングというものの大切さというのも、個人的には思っています。
 今の流れは流れとして、中身の問題ではなく、あり方について、ちょっと苦言を言いたい、というようなところであります。

(愛媛新聞)
 増税は、半分ぐらい決まったという感じはしますけれども、行政改革、政治改革について、知事も普段から言われてますけれども、その辺、議長も思われるところがございますか。

(議長)
 先ほども言いましたように、国民が、議員を見ている、国会を見ている目というのは、そういうものだと思っています。
 ですから、具体的な良し悪しということではなくて、実際、理屈抜きに、例えば議員定数の削減ですとか、そういうことはしていかないと、これが国民の感覚だろうと思っています。代表たる国会議員皆さん方が、余りにも国民の意識との乖離があるという中で、まず、今の1票の格差等の問題があるというような、色んな理屈があるにせよ、「やるべきことはやる」というところの意識が欠けてるのじゃないかな、というふうに思います。

(愛媛新聞)
 本会議でも論戦がありましたが、鬼北の意見書ですね、知事も大分感想を言われてましたし、自民党の西原県議も言っておられましたけれども、もし、鬼北の意見書に関して、議長のご意見、感想があれば。

(議長)
 これは、鬼北の議会の中で、鬼北の議員の皆さん方の判断の中でされておりますので、我々が県議会として色々なことを言うという立場にはありません。

(愛媛新聞)
 県議会の海外派遣が議運で決まりましたけれども、今具体的に、議長のところに計画として持ってきているものがございますでしょうか。

(議長)
 今のところまだありません。

(愛媛新聞)
 他にございますでしょうか。よろしいですか。ではこれで。

(議長)
 ありがとうございました。

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