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| 発生拡大が懸念される 「キュウリ黄化病」の防除対策 |
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【 病 原 】 BPYV(Beet pseudoyellows virus)(CuYV:Cucumber yellows virus) (伝染様式)オンシツコナジラミによる虫媒伝染(汁液・種子・土壌伝染はしない) ウイルスが検出された植物は、栽培キュウリのほか、タチアオイ(アオイ科)、ヘクソカズラ(アカネ科)、キャベツ(アブラナ科)、ムラサキカタバミ(カタバミ科)、ヒメジョオン(キク科)、スイバ(タデ科)、ツユクサ(ツユクサ科)、ケイトウ(ヒユ科)、アカツメクサ(マメ科)で認められた(2003年:愛媛農試)。 【本病の病徴】 初期病徴葉では葉脈間に無数の小点を生じ、進行すると葉脈を残し黄化する。 病徴が進んだ末期の罹病葉では、葉縁が下方に巻き込み硬化してくる。 なお、果実では症状が認められない(表1、図1、2)。
【 発生状況 】 2003年、南予地域での露地栽培圃場において定期的な調査を行った結果、定植時期が早い圃場で発病進展が著しく、定植日が5月8日の圃場では、7月以降急増した(図3)。
【 防除対策 】 (1)媒介虫 オンシツコナジラミ対策 ○ 薬剤防除 ・定植時期及び生育期間中でのネオニコチノイド系殺虫剤の使用が効果的と思われる。但し、成虫に対する散布剤の効果は全般的にやや弱いので注意する。 ・薬剤抵抗性の発現を避けるため、同一系統の薬剤については、連用しない。 ・付近に桑園や養蚕施設がない施設栽培では、ラノーテープを使用する(有効成分が蚕に極めて強い毒性があるので注意する)。 ・農薬使用においては、登録内容を遵守して使用する。 ○ 施設栽培では、サイド部、出入口部を目合い1mm以下の防虫ネットで遮断したり、天ビニールに近紫外線カットフィルムを使用し、侵入防止を図る。 ○ 栽培管理に伴う摘心等で生じた茎葉などは、圃場内に放置せず、圃場外で適正に処分する。 ○ 作付け終了時には残渣処理を適切に行い、周辺圃場への分散を防ぐ。 ○ 雑草上にも生息するので、周辺雑草を除去し、圃場衛生に努める。 (2)その他 ○ 昨年は、5月中旬定植の圃場では7月に、6月上旬定植の圃場では8月に発生が拡大したので、同様な作型では圃場内観察を徹底し、発病株は早めに除去する。 特に、発生圃場周辺地域では注意する。
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