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(平成24年5月18日更新) |
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麻しん(はしか)は、麻しんウイルスによって引き起こされる感染症で、二峰性発熱(高熱)や咳、鼻水といったかぜ様症状と発しんが現れる重症の病気です。肺炎、脳炎などの合併症を引き起こ し、なかには死亡することもあります。麻しんウイルスは非常に感染力が強く、空気感染、飛沫感染、接触感染など、さまざまな感染経路で感染し、免疫を持っていない人が感染すると、90%以上の人が発症します。 しかし、2回のワクチン接種により、麻しんを予防することができます。 WHO(世界保健機関)は、日本を含む西太平洋地域で2012年までに、麻しんを排除することを目指しており、わが国でも「麻しんに関する特定感染症予防指針」を策定し、麻しんの全数報告による発生状況の把握や定期予防接種の追加などの麻しん排除対策に取り組んでいます (→麻しん排除への取り組み)。 |
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| ■ 麻しん(はしか)発生状況 | ||||||||
| (1)愛媛県内の麻しん発生状況 | ||||||||
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第19週(5月7日から5月13日)に、県内で麻しん患者の報告はありませんでした。 過去3年の報告数は、平成21年 6例、平成22年 3例、平成23年 4例と、横ばいで推移しています。 |
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| (2)全国の麻しん発生状況 | ||||||||
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第18週の全国の麻しん患者報告は2例でした。18週までに報告のあった112例の病型は、検査診断例71例、修飾麻しん(検査診断例)20例、臨床診断例21例です。 全国の患者報告数は、平成20年 11015例、平成21年 732例、平成22年 447例 、平成23年443例(3月3日現在)と減少しています。 |
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| ■ 麻しんについて | ||||||||
| (1)麻しんの経過と症状 | ||||||||
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麻しんウイルスの感染後、10日から12日間の潜伏期ののち、38度前後の熱やかぜ様症状(咳、鼻水など)から咳などの症状が現れ、2日から4日続きます。その後、39度を超える高熱と発しんが出現します。発しんの出現する1日から2日前には、頬の粘膜(口のなかの頬の裏側)にやや隆起した1mm程度の白色の小さな斑点(コプリック斑)が出現します(麻しんQ&A、国立感染症研究所感染症情報センターHP)。 |
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| (2)麻しんの治療 | ||||||||
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麻しんの特効薬はありません。症状を軽減する対症療法が中心となります。中耳炎・肺炎など細菌性による合併症があれば、抗生剤が処方されます。 |
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| (3)麻しんの予防方法 | ||||||||
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予防接種が最も有効です。
麻しんウイルスは感染力が非常に強いため、うがい・手洗いなどの一般的な感染症予防では、十分な効果は期待できません。また、マスクによる感染予防も期待できません。 |
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| (4)麻しんの予防接種について | ||||||||
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通常、1回の接種で 95%以上の人が免疫を獲得します。 しかし、数%は 1回の接種で免疫を獲得できない場合があり、周囲で麻しんの流行があると、麻しんにかかる可能性が高くなること、また、1回の接種で免疫ができたにもかかわらず、その後時間の経過とともにその免疫が減衰した人たちの免疫を強化すること、1回目に接種できなかった子供たちにもう一度接種の機会を与えることを目的として、2006年 6月 2日から麻しん風しん混合(MR)ワクチンの 2回接種制度が始まっています( 2回接種が必要な理由『麻しん・風しんワクチン なぜ 2回接種なの?(国立感染症研究所 感染症情報センターHP)』)。 また、2007年、大学生を中心に麻しんが流行したことから、2008年 4月 1日から 5年間の期限付きで、麻しん・風しん定期予防接種対象が、従来の第 1期( 1歳児)、第 2期(小学校入学前年度の 1年間にあたる児)に加え、第 3期(中学 1年生相当年齢)、第 4期(高校 3年生相当年齢)に拡大されています。この第 3期・第 期の予防接種は、乳児期に麻しん予防接種・風しん予防接種を 1回ずつしか受けていない世代に対しての追加接種になります。麻しんワクチンの定期接種は、無料で受けることができます。 詳細は市町予防接種担当課へお問い合わせください。
*第 3期、第 4期は平成 20年 4月から 5年間の期限付きで、新たに加えられた対象者です。
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| (5)学校での取り扱い | ||||||||
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麻しんと診断されたら、解熱後 3日を経過するまで出席停止となります。 |
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| ■ 参考 | ||||||||
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| 愛媛県立衛生環境研究所 愛媛県感染症情報センター TEL 089-931-8757 FAX 089-947-1262 eikanken@pref.ehime.jp |