腸管出血性大腸菌感染症を予防しましょう
O157、O26等に代表される腸管出血性大腸菌感染症が続発しています。腸管出血性大腸菌は、菌が食品や手指などを介して口に入ることにより感染しますので、感染を予防するためには注意が必要です。
平成16年11月には、食肉を介したO157食中毒事例が2例発生しました。
※ 食肉の生食は避けましょう!!
※ 食肉は十分過熱して食べましょう!!
→
食肉による食中毒の防止について
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腸管出血性大腸菌感染症とは?
大腸菌は健康な人や家畜の腸管に存在し、ほとんどのものに病原性はなく無害ですが、このうちいくつかの大腸菌に下痢等を引き起こす病原性大腸菌があり、とりわけ毒力の強いベロ毒素を出して出血を伴う腸炎や溶血性尿毒症候群(HUS)を引き起こすものが腸管出血性大腸菌です。
この腸管出血性大腸菌には、血清の型によってO157、O26、O111などがあります。また、腸管出血性大腸菌は、熱には弱いが低温や酸性には強く、水の中でも長期間存在し、少量の菌でも感染する(感染力が強い)という特徴があります。
腸管出血性大腸菌感染症は、このベロ毒素を出す腸管出血性大腸菌に汚染された食物や水を食べたり飲んだりすること(経口感染)や、感染している人や症状のない保菌者の腸管出血性大腸菌を含んだ便が手や指を介して口に入ること(糞口感染)により感染します。
≪腸管出血性大腸菌感染症の主な症状≫
感染してから発症するまでの潜伏期間は、主に3日から5日、長くて7日以上です。
初期症状として、下痢、吐き気、腹痛など食中毒のような症状がおこり、水様便、血便となることが多く、抵抗力の弱いお子さんやお年よりなどは、溶血性尿毒症候群(HUS)や脳症など重篤な合併症を引き起こすこともあります。
抵抗力の強い人では感染しても症状が出ず気づかないこともありますが、先に述べたように症状のない保菌者からの糞口感染も起こるので、日頃から手洗い・うがい等の感染予防をしっかり行うことが大切です。
感染予防のための注意事項
腸管出血性大腸菌感染症を予防するため、以下のことに注意しましょう。
≪予防方法≫
(1)トイレの後、食事や調理の前には、流水と石鹸でよく手を洗いましょう。
(2)食材は流水で十分洗いましょう。
(3)食品(肉、野菜等)を調理するときは、加熱を確実に行いましょう。(75℃で1分間以上 中心部まで加熱しましょう。)
(4)調理した食品は速やかに食べましょう。また、冷蔵庫で保管する場合も温度を10℃以下に保つようにしましょう。
(5)台所やトイレ等は日頃から清潔に保つよう衛生管理に気をつけましょう。
(6)出血を伴う下痢等、腸管出血性大腸菌感染症を疑うような症状があるときは、早めに医療機関を受診しましょう。
(7)このような症状があるときは、できるだけ飲食の提供をしないようにしましょう。
(8)乳幼児や高齢者等、抵抗力の弱い人は肉類の生食は控えましょう。
家族に下痢等の症状がある人がいる場合には、腸管出血性大腸菌感染症であることも考えて、2次感染を防止するために十分注意しましょう。
≪2次感染の予防方法≫
(1)便で汚染した衣類・オムツ等は他のものと一緒に洗濯せず、消毒剤で消毒してから洗濯しましょう。
(2)トイレの便座・ドアノブ等、汚れた手でさわるような場所や物は、ときどき消毒しましょう。
(3)下痢等の症状があるお子さんはプールの利用を控え、入浴はなるべくシャワーですませましょう。
県内の発生状況
平成21年12月31日現在
区分
17年
18年
19年
20年
21年
発生件数
17
14
16
18
18
患者数
18
12
20
23
37
感染者数
6
4
6
5
31
計
24
16
26
28
68
(注)感染者とは、腸管出血性大腸菌に感染はしているものの、症状が出ていない者
リンク
・
厚生労働省 O157 Q&A
・
O157などによる腸管出血性大腸菌感染症について(愛媛県感染症情報センター)
その他健康についての不安や相談は、
最寄りの保健所へ
〒790-8570
愛媛県松山市一番町4丁目4−2
愛媛県保健福祉部健康増進課
電話番号(089)912-2400
FAX番号(089)912-2399
e-mail:healthpro@pref.ehime.jp
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