- ねずみ、衛生害虫等(有害害虫、不快害虫等)の駆除については、次のように解決法を検討します。
どのような害虫等か
害虫等の種類がわかれば、どこが発生源なのか、どのように駆除すればよいのかがある程度分かります。このため捕獲し保管できれば、しておいた方が良いでしょう。
発生源をつきとめる
被害にあった場所、その他に害虫等が多くいた場所を覚えておくと良いです。
発生源が特定できなければ効果的な駆除ができません。
駆除方法を決める
薬剤を使用する場合はその害虫等に適した薬剤を、適した方法で使うことが必要ですので、薬剤師など専門家に相談することをお勧めします。
なお、自分でできない駆除方法なら駆除業者に相談します。
(参考)愛媛県ペストコントロール協会
駆除方法に従い、駆除を行う
事故予防のため、使用量、使用方法、保管、使用後の処理等には十分気を付けます。
ねずみ、衛生害虫の主なものとして、例をあげます。
1 ねずみ(家ネズミ)
| 種類 |
特徴 |
巣 |
| ドブネズミ |
尾が体長以下 |
主に土中に枯れ草や布きれを集める |
| クマネズミ |
尾が体長以上 |
建物の壁裏、物陰等にビニル、紙を集める |
| ハツカネズミ |
体長が小さい |
調度、積み荷の隙間等 |
いずれも、ねずみの餌になるものの管理、巣の位置、出入りしてくる進入口等を確認し、捕獲器、粘着トラップ、殺鼠剤(クマリン等)により防除します。市町村によっては殺鼠剤等を配布しているところもあるので、お問い合わせください。
2 ハエ
イエバエ、クロバエ、ニクバエ等様々な種類がいますが、近年、畜舎、鶏舎での発生が問題となっています。発生場所が確認できる場合などによっては原因者の協力、依頼を求めると良いでしょう。
3 シラミ
| 種類 |
発生箇所 |
被害の多い時期 |
| アタマジラミ |
頭 |
主に春、秋 |
| コロモジラミ |
腹部等体の柔らかい箇所 |
被害 |
| ケジラミ |
陰部 |
年中 |
アタマジラミについては、学校、幼稚園等で発生することがあります。恥ずかしい病気ではありませんが、発生した際は洗髪をし、髪に固着している卵が見つかれば除去します。いずれもフェノトリン粉剤が有効です。
4 ハチ
| 種類 |
防除法 |
| スズメバチ |
巣の場所、規模等により防除法は異なるので、できれば専門家に相談することをお勧めします |
| アシナガバチ |
ハチ用エアゾール(ピレスロイド剤等)を、巣のハチに噴射し、最後に巣を除去します |
| ミツバチ |
ハチ用エアゾール(ピレスロイド剤等)を、噴霧します |
巣別れで集団移動しているハチは、無理に防除するより放置しておいてください。
また、10月頃の布団干しの際は女王ハチが紛れ込むことがあるので注意してください。
なお、スズメバチに刺された場合、アレルギー反応を起こすことがあります。刺されたら患部を水で洗い流し、抗ヒスタミン軟膏等を塗布し、速やかに医療機関へ行きます。
5 ゴキブリ
チャバネゴキブリ、ヤマトゴキブリ、クロゴキブリ等の種類がありますが、いずれも食品の厳重管理、生ゴミの適正処理等に努めたうえで、捕獲器、ほう酸ダンゴ、燻煙等の方法により駆除します。
6 カメムシ
草刈り、網戸の使用等とともに、フェンチオン油剤の噴霧、ペルメトリオン剤による燻煙等を行います。トコジラミ(ナンキンムシ)も同様です。
7 ドクガ
ドクガ、チャドクガ、モンシロドクガ等の種類があります。主に5月から7月に桜、梅等の樹木に発生し、毒針毛に刺されたら皮膚炎を起こしますので、医療機関へ行く必要があります。網戸の使用、樹木伐採による幼虫の除去のほか、トリクロルホン含有エアゾル剤を噴霧します。この際暴れて飛び散った毒針毛は、ガムテープで取り除きます。
8 ダニ
| 種類 |
発生場所等 |
大きさ |
| マダニ |
野外(林等)に発生し、人に飛び移り寄生します |
数mm〜1cm |
| イエダニ |
ねずみの巣等に発生します |
0.5mm程度 |
| ワクモ |
鶏舎のにわとり等に発生します |
0.7mm程度 |
| スズメサシダニ |
住家営巣性鳥類に発生します |
0.5mm〜1mm |
種類により、発生場所が異なりますので注意を要します。
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