えひめの循環型社会づくり
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ごみ事情
■資源(ごみ)は、このようにリサイクルされています
 皆さんが、ご家庭で分別して出していただいている資源ごみ。実際にどのように流れて行ってリサイクルされているのでしょうか。少し行方を追ってみましょう。
(1)金属類(アルミ缶、スチール缶、その他金属類)
○アルミ缶

 回収されたアルミ缶は、市町村又は委託を受けた施設で、(選別後)圧縮され、再生地金メーカーに運ばれます。そこで、いったん溶解した後固めて再生地金とし、それをローラーで薄く延ばして板にし、製缶工場で再びアルミ缶に、90%以上がリサイクルされています。缶 to 缶が実現できている点で、リサイクルの優等生と言われています。
 回収されたアルミ缶から再生地金をつくるエネルギーは、原料のボーキサイトから新しい地金をつくる時のたった3%ですみ、97%ものエネルギーが節約できます。  

アルミ缶のリサイクルフロー
参照:アルミ缶リサイクル協会HP
www.alumi-can.or.jp/
○スチール缶
 回収されたスチール缶は、市町村又は委託を受けた施設で、(選別後)圧縮され、鉄スクラップとして多くは電炉のある製鉄所に運ばれます。そこで、溶解して、H型鋼や棒鋼となり、ビルや橋などの建設資材に使われています。なお、一部はスチール缶の材料となる薄板をつくっている高炉のある製鉄所の転炉工程で使用され、缶になるものもあります。
 スチール缶も、85%以上がリサイクルされており、原料の鉄鉱石から鋼材をつくる場合より75%もエネルギーを節約できます。
スチール缶のリサイクルフロー
参照:スチール缶リサイクル協会HP
www.steelcan.jp/
○その他の金属類
 やかんやなべ、その他金物類は、鉄、アルミ、銅など単一金属に分けることができれば、きちんとリサイクルできますが、多くの市町村の資源化施設では、磁石で鉄を分離するくらいで、あとはスクラップ業者に引き取られ、最終的には精錬会社に行ってリサイクルされています。
(2)ガラスびん(無色、茶色、その他の色)
○リターナブルびん(生きびん)
 ビールびんや牛乳びん、一升びんは、酒屋さんなど販売店で回収され、メーカーで洗浄されて、何度も繰り返し使用されています。環境のことを考えるのであれば、なるべくリターナブルびんを選択するのが好ましいのですが、近年リターナブルびんの使用量は大きく減少しています。そこで、超軽量リターナブルびんが開発され、普及が図られています。
 なお、一度しか使えないびんは、ワンウェイびんと呼ばれます。
参照 日本ガラスびん協会HP
www.glassbottle.org
○無色びん、茶色びん
 無色びんと茶色びんについては、市町村又は委託を受けた施設で、色選別後、関西方面のカレット業者に引き取られ、びんの原料としてびんメーカーに引き渡されています。
 ガラスを砕いたカレットを、新しいガラスびんを生産する際に原料として使用する割合は、90%を越えています。
無色・茶色ガラスびんのリサイクルフロー
参照:ガラスびんリサイクル促進協議会HP
www.glass-recycle-as.gr.jp/
○その他の色びん(緑、青、黒ほか)
 無色びん、茶色びん以外の色付きびんについては、ガラスびんに再生することは難しいため、カレット化し道路舗装材にしたり、粉末にして発泡させ、水質浄化材や土木・園芸資材などとしてリサイクルされています。
無色・茶色以外ガラスびんのリサイクルフロー
南海産業株式会社の取組み
   
(株)エコシティの取組み
(3)プラスチック類
○ペットボトル
 回収されたペットボトルは、市町村又は委託を受けた施設で(選別後)圧縮され、再生事業者のところに運ばれます。県内にある事業所では、ラベルなどの異物を除去し、洗浄して、フレーク(粉砕)化し、繊維原料やプラスチック製品原料としてリサイクルされています。
 ペットボトルの回収率は、毎年上昇し60%を越えましたが、逆に言うと、まだ多くのペットボトルがそのまま焼却されたり、埋め立てられたりしています。
 なお、現在では、ボトル to ボトル の技術が実用化され、一部は、再生ペットボトルとしてリサイクルされています。
ペットボトルのリサイクルフロー
参照:PETボトルリサイクル推進協議会HP
www.petbottle-rec.gr.jp/
(株)帝松サービスの取組み
○白色トレイ
 回収された白色トレイは、再生事業者のところに運ばれ、リサイクルされています。スーパーで店頭回収されたものも、トレイの納入業者の帰り便などを使って再生事業者のところに運ばれます。
 広島県福山市にあるリサイクル工場では、溶融してペレットにし、再びエコトレイをつくるトレイ to トレイを実現しています。また、別の再生事業所では、色柄もののトレイも含めて文房具や植木鉢、ハンガーなどのプラスチック製品に再生されています。
白色トレイのリサイクルフロー
参照:発泡スチレンシート工業会HP
www.jasfa.jp
○その他のプラスチック容器(玉子のパック、カップめんの容器、お菓子の袋など)
 回収されたその他プラスチック容器は、市町村又は委託を受けた施設で(選別後)圧縮され、広島県福山市にある製鉄所に運ばれ、コークスの代わりに還元剤として利用されています。その他、山口県宇部市には、ガス化して水素と一酸化炭素にし、アンモニアの原料などにしている工場があります。
その他プラ容器のリサイクルフロー
参照:(社)プラスチック処理促進協会HP
www.pwmi.or.jp/
その他プラ容器のリサイクル方法
(4)古紙類
○紙パック
 回収された牛乳パックなどの飲料用紙パックは、四国中央市にある再生パルプ工場などに運ばれ、表面にコーティングしているポリエチレンなどを分離して再生し、ティッシュペーパーやトイレットペーパーになっています。
 スーパーで店頭回収されたものも同様です。
紙パックのリサイクルフロー
参照:愛媛パルプ協同組合HP
www.aipa.or.jp/mcp/milk-recycl.html
○新聞・ちらし
 回収された新聞紙は、古紙問屋ルートで四国中央市などにある製紙工場に送られ、溶解し脱墨処理を経て紙に漉かれ新聞用紙や週刊誌、コピー用紙の原料になります。また、一部は中国などに輸出されています。
新聞・ちらしのリサイクルフロー
○段ボール
 回収された段ボールは、古紙問屋ルートで四国中央市などにある製紙工場に送られ、段ボールの中芯などに再生されています。
○雑誌・その他紙製容器包装
 雑誌類は、古紙問屋ルートで製紙工場に送られて再生され、紙箱などになっています。
 なお、紙箱、包装紙、紙袋などのその他紙製容器包装も、雑誌類と同じ取扱いができます。
 また、一部にはRPFの原料となり、ボイラーの燃料として利用されています。
参照:(財)古紙再生促進センターHP
www.prpc.or.jp/
その他紙製容器包装のリサイクル方法
   いかがでしたか。きちんと分別していただければ、ちゃんと資源として再生されているのがおわかりいただけたでしょうか。
 資源ごみと言うと、ごみのイメージが強いのですが、「混ぜればゴミ、分ければ資源」なのです。
■これだけは守ってほしいリサイクルのマナー
これだけは守って欲しいリサイクルマナー
 
 でも、エネルギーを使ってリサイクルするよりも、何度でも洗って再使用できるリタ−ナブルびんなどを選びたいものです。
  もっと言えば、むだな包装を辞退したり、ごみにしない工夫をする発生抑制の方がもっと大切です。
 
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  愛媛県県民環境部環境局循環型社会推進課
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