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○ダイオキシン類とは ダイオキシン類は、ものの焼却や製造の過程などで非意図的に生成される物質で、発癌性、免疫毒性、生殖毒性など多岐にわたる毒性があると言われています。 ダイオキシン類は、環境中に広く存在していますが、その量はわずかであり、通常の日常生活では健康被害を生じないレベルとなっています。 しかしながら、分解されにくく生体中に蓄積されること、環境中の挙動が未解明な部分が多いことなどから、今後とも、ダイオキシン類の環境への排出削減対策や調査研究を推進していく必要があります。
ダイオキシン類の環境基準値等及び現状の数値
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環境基準値等 |
現状の数値 |
| 耐用1日摂取量[TDI] |
年平均値 4pg-TEQ/体重Kg/日 |
平成11年 2.3pg-TEQ/体重Kg/日 |
| 環境基準値 |
大 気 |
年平均値
0.6pg-TEQ/m3以下 |
平成13年全国平均
0.13pg-TEQ/m3 |
| 水 質 |
年平均値 1pg-TEQ/L以下 |
平成13年全国平均
0.25pg-TEQ/L |
| 底 質 |
150pg-TEQ/g以下 |
平成13年全国平均
8.5pg-TEQ/g |
| 地下水 |
年平均値 1pg-TEQ/L以下 |
平成13年全国平均
0.097pg-TEQ/L |
| 土 壌 |
1,000pg-TEQ/g以下 |
平成13年全国平均
6.2pg-TEQ/g以下 |
○ダイオキシン類の規制 ダイオキシン類は、廃棄物の焼却から約9割が発生されていると推計されており、国では、平成11年3月、「ダイオキシン類対策推進基本方針」を策定し、平成14年度末までに、ダイオキシン類の総排出量を平成9年に比べて約9割削減することとしています。
このため、廃棄物の処理及び清掃に関する法律の改正やダイオキシン類対策特別措置法の制定などにより、廃棄物の野外焼却の禁止や焼却炉の構造基準を改正強化するとともに、1時間当たりの焼却能力が50Kg以上200Kg未満の小型焼却炉に対しても、新たに排出規制を行うなどの対策を講じてきています。
ダイオキシン類の削減目標(ダイオキシン類対策推進基本方針)
| 事業分野 |
削減目標量 (g-TEQ/年) |
平成9年推計 (g-TEQ/年) |
平成11年推計 (g-TEQ/年) |
| 廃棄物処理分野 |
576〜622 |
6,841〜7,091 |
2,320〜2,522 |
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一般廃棄物焼却炉 |
310 |
5,000 |
1,350 |
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産業廃棄物焼却炉 |
200 |
1,500 |
690 |
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小型廃棄物焼却炉 |
66〜112 |
340〜 591 |
279〜 481 |
| 産業分野 |
264 |
454 |
293 |
|
製鋼用電気炉 |
130.3 |
228.5 |
141.3 |
|
鉄鋼業・焼結工程 |
93.2 |
135.0 |
101.3 |
|
亜鉛回収業 |
13.8 |
42.3 |
18.4 |
|
アルミニウム合金製造業 |
11.8 |
21.3 |
13.6 |
|
その他 |
15 |
26.7 |
18.0 |
| その他 |
3〜 5 |
3.32〜5.92 |
3.42〜6.12 |
| 合計 |
843〜891 |
7,300〜7,550 |
2,620〜2,820 |
排出規制値(抜粋)(ダイオキシン類対策特別措置法)
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廃棄物焼却炉 の規模 |
新設 12.1.15〜 |
既設 |
| 〜14.11.30 |
14.12.1〜 |
| 排ガス |
4トン/時以上 |
0.1以下 |
80以下 |
1以下 |
| 2〜4トン/時 |
1以下 |
5以下 |
| 2トン/時未満 |
5以下 |
10以下 |
| 焼却灰・ばいじん |
3以下 |
− |
3以下 |
※単位 排ガス:ng-TEQ/m3(立方メートル) 焼却灰・ばいじん:ng-TEQ/g
○小型焼却炉のダイオキシン類簡易削減技術(えひめ方式) 愛媛県では、平成9年度に県や学校が使用していた小型焼却炉を廃止しましたが、県が実施した事業所の意識調査結果からも、小型焼却炉は民間を中心に数多く設置されており、依存度が高いにもかかわらず、設備や管理面が不十分な実態が把握できました。 これらのことから、愛媛県では、平成14年12月からのダイオキシン類規制強化に対応するため、平成12、13年度に愛媛大学農学部(脇本教授研究室)に委託して、対策が難しい小型焼却炉について、安価で簡易にダイオキシン類を削減できる技術の試験を行い、ダイオキシン類、廃棄物処理などの専門家で構成する「小型焼却炉ダイオキシン類削減試験結果評価委員会」で評価した結果、「燃焼強化・吸着除去併用型」の小型焼却炉の総合的管理システムを「えひめ方式」として提案しています。 平成14年度には、離島で小型焼却炉によるごみ処理が必要な魚島村が、「えひめ方式」の第1号としてごみ焼却施設を整備したので、この実用炉において実際の家庭ごみを焼却した際のダイオキシン類削減効果を確認する実証試験を実施した結果、排ガス、焼却灰などのダイオキシン類濃度が国の基準の100分の1以下となり、専門の管理者や特別な維持管理が不要で、安定した運転管理が可能であることなど、優れた効果を確認しました。
○「えひめ方式」の導入促進 愛媛県では、「さわやかな環境先進県」を目指しており、愛媛発の環境創造の先進的技術である「えひめ方式小型焼却炉」を、今後とも県内外に広く普及していきたいと考えています。 このため、事業者や焼却炉メーカーなどを対象とした技術説明会等の開催、実証試験の公開実施、県ホームページによる情報発信、四国環境ビジネス交流プラザへの出展など、「えひめ方式」のPRと普及啓発を行っています。
「えひめ方式」の詳細をお知りになりたい方は、下記の情報の各ページを御覧頂くとともに、
ご不明な点や更にお知りになりたいことがありましたら、循環型社会推進課までお問い合わせください。
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