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県有施設のアスベスト関係調査結果に関する知事記者発表の要旨について




日時 17. 9. 7
11:08〜
場所 知事会議室

(知事)
 アスベストに関して申し上げさせていただきます。県におきましては、県営住宅、病院、県立学校、警察などを含む1,123の施設全てを対象に、吹付けアスベストの使用されております可能性がある場所を確定いたしますため、現場での目視と設計図書との突合等による調査を緊急に行いました。
 その結果、「アスベスト吹付け」の可能性がある施設が26施設、それから「ロックウール吹付け」の可能性がある施設を54施設確認をいたしました。該当施設名については配布した資料の一覧表を見ていただきたいと思います。また、ひる石やパーライトなど「その他吹付け」の可能性がある施設を145施設確認いたしました。「その他吹付け」についてはアスベストを含有していない場合や飛散性が少ないものも多いわけでございますが、確認のため含有率の分析調査を行うこととしております。これらの重複分した部分を除きますと、全部で179施設、目視あるいは設計図書等で確認をさせていただきました。
 次に、「アスベスト吹付け」又は「ロックウール吹付け」の可能性がある施設のうち県民が恒常的に利用する場所に露出しているものが3つございまして、宇和島警察署、県民文化会館並びに総合教育センターでございます。
 まず、宇和島警察署につきましては、3階から屋上へ上がる階段部分の梁に「アスベスト吹付け」が露出しております。これにつきましては既に該当場所における通行を禁止して、応急的にビニールシートによる飛散防止対策をいたしております。なお、アスベストの含有率については分析調査を依頼中であります。
 次に県民文化会館につきましては舞台の天井部分、それから総合教育センターはビデオ等の編集を行うスタジオに「ロックウール吹付け」が露出いたしております。両施設とも空気中への飛散状況を調べるため大気環境測定を既に実施いたしましたが、いずれも大気汚染防止法の基準であります大気1リットル中10本をはるかに下回っておりまして、使用を継続することが可能と判断いたしております。なお、アスベストの含有率については分析調査を依頼中であります。
 今後の県の対応としては、今回の調査で判明したアスベストの使用されている可能性のある箇所全てについて、含有率の分析調査を行うことといたしております。それから、分析調査によりアスベストの含有が確認された箇所については、大気環境測定を行い、測定の結果、繊維本数に関する基準を上回る箇所については、県民の利用を制限した上で、除去等も含め今後の対応を検討いたします。大気環境測定の結果が基準を下回る場所については、国の検討状況を見ながら、今後の対応を検討したいと思っております。
 なお、ここで言う「除去等の措置」には、除去、封じ込め又は囲い込み等の方法がございますが、これらについては、一度に実施することは現実には困難なことから、優先度等を判断し、計画的な対応を検討したいと思っております。
 こういった考え方に基づきまして、本日公表いたしました179施設については、分析調査及び大気環境測定を行う経費を先程申し上げました9月補正予算案に盛り込むこととしております。また、仮に緊急に除去等の対策が必要になった場合に備え、緊急対策経費についても盛り込んでおります。アスベスト関係は以上であります。

(愛媛新聞)
 ロックウールの位置付けだが、アスベストと同じくらい危険性があるとして調べたのか、それともロックウールの中にアスベストが含有されているんじゃないかという可能性をこれから調べるということなのか。

(知事)
 アスベスト吹付けははっきりしてますね。それからロックウール吹付けの場合に、アスベストが含有されているかいないか分かりませんが、とりあえずロックウール吹付けということで調査をさして、だから、アスベストが含まれている可能性があるということで今調査をした結果ということでございまして、今後含有率検査をしてみればアスベストが使用されてないロックウール吹付けもかなりあるんじゃないのかと思っております。

(読売新聞)
 基本的にこのロックウールとかの分類というのは、文科省の出している基準に沿って、検査をしているということでいいのか。

(知事)
 いえ、国の考え方ありますが、県としての対応は今申し上げましたように、目視とそれから設計図書の中で、ここアスベスト吹き付けてますよ、あるいはロックウール吹き付けてますよということで、ロックウールの中にアスベストが微量、少量含まれている可能性があるということで、そういう視点での調査をしたということでございます。

(読売新聞)
 結果というのはいつぐらいに、分析の方が出るのか。

(知事)
 これも、先程申し上げたように、利用度とか露出度とかいろいろありますので、どれから急ぐかということで、今とりあえず宇和島警察署と県民文化会館、総合教育センターということを早急にしておりますが、それ以外の分野でも人がそこに出入りする確率の高いところから順番にという形でやっていきたいと、一遍に成分検査は大量で時間かかりますので、どの順番でやっていくかということは、感覚的にここから急ごうよという順番でいくことになると思います。

(あいテレビ)
 予算とも絡むが、調査の対象箇所が、アスベスト含有率が500か所、室内大気が339か所ということだが、これは重複しているのか。それと、施設の数というのは、合わせて179施設ということか。

(知事)
 施設で1か所だけじゃなくて、場所がこことAとBとCというのもありますから、複数箇所がかなり含まれております。それから、もちろん含有率調査と大気環境測定とはたぶん同時、同じように実施する可能性が高いと思います。

(読売新聞)
 知事として、露出も含めてアスベストの使用があったということに関しての感想はどうか。

(知事)
 昭和50年代までは、非常に優秀な材料という形で日常使われてきたということがありますから、当然、かなりアスベスト吹付けあるいはロックウール吹付けは予想しておりましたので、ショックを感じたとかそういうことではありませんので、ある意味の想定の範囲内かなと思っております。
 ただ、現実に今までのところ、県民利用状況といっても大気環境調査では問題がないということなので、ホッとはいたしておりますし、そういった点で至急こうしないとという問題ではなくて、万全を期して県民の不安を取り除くという態勢で、早急に取り組んでいきたいと思っております。

(愛媛新聞)
 今後民間施設の調査を指導することを検討しているのか。

(知事)
 これは説明会も開催いたしますし、特に企業の、工場関係というのは、これは当然もう既になさっていると思いますが、可能な限りそういう可能性があると思われることは、実施、やっていただきたいと思いますが。ただ、ちょっと含有量調査の場合、お金がかなり掛かるんですよね、そういった点では、個人が中々そこまで踏み切られるかどうかっていうのがあると思います。



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